アーカイブ:2023年8月

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イタリア政府も、イギリスのような「超過利潤」課税と言う…おかしな選択です。最近は難しい時代らしく、「AI革命」の時代選択は、ますます面白くなってきました。「逆転の発想」が、あり得るような株価の値動きです。米国株は、たぶん完全に調整波動に入っているのでしょうが…何処で、この下げが、止まるのか? 米国は、ずいぶん株価が上がったように感じています。空売り筋の「苦境」報道があります。この手の報道があると…転機が近い可能性もあり…注意が必要なのでしょう。

ただ日本株は、意外に強いように見えるのです。

日本株の裁定買い残の推移

その理由の一つは「裁定買い残」の減少です。此方の報道です。通常、海外投資家の大きなお金が動くときは、先ずは「先物」を買いに来ます。そうして…それを観て、裁定取引が生まれます。現物の株を買って、先物を売る取引です。この僅かな利幅の「鞘抜き」が起こりますから、「裁定買い残」が膨らむのです。でも現状は、その裁定買い残が消えてきましたから、現物株を海外投資家が「実弾」で買っているのでしょう。

冒頭に紹介した「アドバンテスト」(6857)と共に…乖離水準が大きく開いた人気株の「ルネサスエレク」(6723)の乖離調整がどう進展するか?

「ルネサスエレク」(6723)の日足推移

ここがこの場面の見処でしょう。何故なら、ルネサスエレクはM&Aを利用して…「CASE」=「Connected(コネクテッド)」「Autonomous(自動運転)」「Shared & Services(シェアリングとサービス)」「Electric(電動化)」の頭文字をつなげたもの。この最も重要な「繋がる車」への投資が、一気に進んでいます。

柴田社長は、なかなか…の人物ですよ。だからルネサスエレクは此処から、更に「意外高」に繋がる可能性があります。故にこの押し目は拾い場の場面かも知れません。だから注目をするのです。

皆さんは、確り、「時代背景」の基礎が出来ているかどうか…。「34年間の悲哀」の言葉を連発している…「意味」を考えないとなりません。ようやく「実質成長」時代から「名目成長」時代に変化をしている「過渡期」だと思われます。

馬鹿が海外投資家の買いは、直ぐに売りに転じるとか…。時代が見えない報道が沢山…巷に溢れています。メディアは馬鹿ですからね。市場には、いろんな…意見があります。でも時代変化の「過渡期」であることは、よく分かります。

滝田さんの名目時代のレポートは本当に…日経では初めて観たのです。もともと日経新聞社は「総資産経営」の「村社会」論理の会社ですよ。だって…日経新聞の電子版の契約をしても他の日経新聞の報道は分社化されており「別料金」です。情報の「切り売り」です。組織を拡大させ…「薄利」なのです。しかも日経産業新聞を最近読んでいますが、この内容は昔の日経産業新聞と…比較するとペラペラの評価です。昔の報道の方がずっと格段に優れていました。

ROE経営は、「効率化」ですから「売上高利益率」を高めるのです。規模の拡大ではなく「利益率」で勝負をする世界です。この辺りの経営方針が間違っているから、日本企業は皆、世界競争に勝てません。一点に集中して「誰にも負けない世界」に特化すべきです。これがROE経営で、しかも非常に…「自分自身」を追い込むのです。競争は厳しいものです。

そもそも…元総理の森喜朗が実践をした「ゆとり教育」などの選択が間違っています。だから現代の人間の資質が劣っているのです。何をやらせても…半人前です。教育の現場にお金を投じないで…何故、世界競争に勝てるのでしょう。もう狂った「選択の連発」が続いて、凋落した日本になったのです。ここから立て直さねば…あとは、もうないのです。

ようやく…今は「軌道」に乗り始めたことを描いたのが、武者さんの先日、紹介したレポートで分かります。

だから海外投資家は「日本株」を見直しているのです。基本的に「実質成長」時代から「名目成長」時代へ、日本の時間軸は変化をしています。カタルはどうも…これまで、相場の「解釈」を、間違っていたように感じてきました。

お船の「過去の利益」を買う相場は、おかしい…と述べてきました。「未来の利益」を買うのが「株式投資」と解説してきましたが…。仮に…「時代変化」を主眼に置いて、お船も「割安株」投資の一環で…ブラックロックなどが、船株を買っていると言う解釈なら…論理がスムーズになります。

どうも…この路線でしょう。カタルがこれまで…「間違って解説」していたようです。ゴメンね。

「三菱UFJ」(8306)の日足推移

こう言う観方なら「船株」がこの時期に買われるのは分かります。三菱UFJや日本製鉄などと「同じ選択」の流れです。しかも…「三菱UFJ」のように高値を買っても、下値を丹念に買っておくと、また再び高値を更新する相場なのですね。「日本製鉄」もそうですよ。いずれも超が付く大型株です。この意味をよく理解してないと…ここからの「選択」を、間違うのです。

「日本製鉄」(5401)の日足推移

株式市場は既に実質経済から、完全に離脱をし始めており…新しい世界の「名目成長」時代に入っているのですね。これまでは…「薄利多売買」の選択でしたが、ここからは「雪だるま投資」の選択なのです。ここの理解が不十分だと株式投資で儲けることが出来ません。

最初の「エーザイ」(4523)は高値を取れずに…まぁ、株価は上がったのですが不発のような消化不良でした。「メルカリ」(4385)も…綺麗に立ち上がらずに…消化不良です。最近の「大阪チタン」(5726)もそうですね。まだ先着一名様限りの実質成長の時代の色彩が強かったのですが…「BASE」(4477)は初めて…綺麗に「在庫整理」が完了しました。そうして…新たに高値で買っています。

実は昨日の大引けでも短期投資の口座は目一杯で、買えませんが…他の口座で、BASEの高値の大引けで2000株を追加で買っています。捕まるのを覚悟で、相場が続く限り…高値を追い続けます。ただし…カタルの理想株価の500円までしか…買い増しはしません。仮に株価が4桁に入っても、今は買わないつもりです。買うのは500円まで…と考えています。

同じように…昨日は「ジェイドG」(3558)に変化が生まれました。

「ジェイドG」(3558)の「1分足」の推移

誰かが、この高値圏を買っています。しかも昨日は「新規のファンドの買い」の可能性があります。観ましたか? 大引けの買いは10万株でした。たぶん…この買い方は、誰かが…「たぶん海外投資家)、株式部に玉の集めを依頼して最後で引き取りのですね。故に継続する可能性があります。通常は50万株程度、買うのでしょう。

ジェイドGの板状況(9:46)

今の板状況です。それではこの1840円で500株を買ってみます。ハイ、全部、買えました。それでは担保の空きがあるので…もう500株を1840円で指値をしてみます。まだ買えません。しばらく…待って買えなければ、仕方がないから、さらに「上」を買い向かいます。そんな心配はありません。やはり1840円でもう500株のお買い上げです。

更に…もう500株、同じ1840円で指値を入れますね。また1840円買いになり、やはり売って来ませんね。このように…断続的に売り物を拾います。誰かが売って来たら、また買いに向かいます。カタルは、2000円以下の株価なら買うつもりでいます。

PER20倍の評価が「妥当だろう」と思っているからです。ハイ、買えました。これで本日は寄り付きで500株買っており、下値に買いを入れましたが…入りません。1810円も1800円も1790円も買えていません。 仕方がないから、もう500株を1840円で、追加で入れます。今度は上値に売り物が出ており、直ぐに買えました。

ジェイドGの板状況(9:57)

それでは下値の買い指値を1835円まで、引き上げましょう。此方が今の板状況で、1835円の買いもの2000株のうち、カタルの買い物は1500株です。

「ラッセル」をするのです。たとえ一人旅でも…「自説を信じて」その仮定の下で、「有言実行」です。実質成長時代は、先に「動いたものが負け」でした。「一人旅」になります。しかし…名目時代は、先に動いたものに「追随する相場」に変わります。

BASEの相場の時は、大阪チタンが下がっており…担保に余裕がなくて、仕方なく…儲かる玉を売りましたが、今はこのジェイドGの株価上昇のお陰で「評価損」が少なくなっており…多少、株を買えるようになっています。本日は、他に「大阪チタン」を寄り値で、合計で500株かな? 他に出遅れているS君を285円で5000株を買いました。

昨日は野村証券株を538円で5000株、追加で買っています。常に事前告知をして、有言実行をして…これで儲かるなら、カタルもレポート屋稼業を卒業できます。もう…「のんびり」と引退が出来るかどうか…。もう残された時間は乏しく…いい加減に神様、カタルに微笑みを…下さいな。それでは…また明日。

ハイ、1835円が300株買えましたね。あとは1200株です。良いですか…名目時代は雪だるま投資に変えるのです。これまでは「薄利多売買」でしたが…今度の時代は「雪だるま」です。



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