アーカイブ:2024年4月

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「説明がつかない」…下げ方をした米国株は注意を要するのでしょう。何しろ…高い「乖離」です。この背景は、気にしていた「イスラエル」と「イラン」の話で…「地政学的なリスク」の高まりだと言います。お金が債券に逃避して株が売られる…流れです。

S&P500の日足推移

債券を買うのですから、金利は下がるのです。だから本来なら…「金利安は株高」に働きますが、今回は違います。中東の「緊張感の高まり」が原油価格の上昇を招きますから「インフレ懸念」を押し上げるので…本来なら、「金利高」になるのですが、奇妙なのです。

原油価格動向の推移

故に、「説明がつかない」状況だと…言いました。たぶん…この動きで、相場は、一度「アク抜け」をする作業をする確率は高いのでしょう。でも日本は石油が上がると物価が上がるので、「大きな上昇でない」なら好材料に働くのでしょう。何しろ…日銀は物価高を望んでいるとも言えます。あくまで…「適度なら」…の条件です。

昨日の日本株は、非常に強く…「心配は要らない」と思っていますが…日本も米国株以上に、やはり大きな「乖離問題」を抱えています。

「ソシオネクスト」(6526) の日足推移

昨日の相場はチップレットで注目していた「ソシオネクスト」(6526)がストップ高を演じていました。この株は年初から何度も採り上げています。

「半導体」は市場人気を得やすい株ですから…市況の好転を受けて、株は騰がったのでしょう。これを見ても分かりますが…日本株は「決算期のトラウマ」は、完全に払拭していませんが、「海外勢」と思われる買い物により…人気が復活してきています。

裁定買い残の様子

事実、裁定買い残は膨らんでいます。まだ、まだ海外勢の参加は、これからです。

「野村証券」(8604)の 5分チャート

「野村証券」(8604)を観ると…分かります。目先の動きが、分かり易いように「5分チャート」を用いています。911.3円を下値にして…930円割れは買い場になっていました。通常の値動きなら、たぶん上昇波動に入る…確率は高いのでしょう。

「野村証券」(8604)の 日足推移

しかし日足を観ると分かりますが、「野村証券」は今年に入ってから大きく買われており…最も「利食い売り」を「浴びる部類」の銘柄です。

何故なら、「野村証券」は200日線との乖離が未だに43%もあります。「三菱UFJ」(8306)の22%や「三井不動産」の37%より、高い乖離なのです。この理由は日本全体が「名目時代」へ舵を切ったので、「資産投資」が活発化するのです。その対象は「土地」と「株」です。前からの狙い通りなのです。

グロース250の指数の週足推移

一方、カタルの好みの…と言うより、「個人投資家」好み…と言った方が良いのでしょうが、その対象は「新興株」です。このセクターは、殆ど…買われていません。グロース250の指数を観ると分かります。今日は、日足ではイメージが湧きませんから「週足」を掲載します。

如何に…「ジェイドG」(3558)が優れているか? 比較すると…分かるでしょう。本来は指数でもない小型株が、此処まで評価されたのは、田中君が優秀だからです。カタルは一貫して…「新興株」に取り組んでいます。これは、個人の好みの話です。カタルは相場を当てようとするより…「自分の好み」を優先させる…人間です。

故に…今回は反省も同時にしています。

野村証券や三菱UFJなどの「当り」はあるものの…本来は「一流株」を中心にやるべきですが、やはりカタル自身の「性」(さが)の問題です。これは人間ですから自分の性格が出ます。もともと…安全な「三菱UFJ」より「野村証券」を選択した人間です。この選択を見れば分かるでしょう。

故に、皆さんはそれを承知で…レポートを読めねばなりません。

「リクルート」(6098) の日足推移

しかし同時に大きな資本の銘柄も…常に掲げています。最近の成功例では「リクルート」(6098)でしょう。この時価総額は11兆円ですから、日本で13位なのです。それも3000円台からの推奨ですから…マズマズでしょう。やはりリクルートらしく…この株もジェイドGのように…「自社株買い」の「おかわり」組です。

相場を観ていると…やはり「総還元性向」の高い企業、つまり…無駄な資金を抱えずに、一所懸命に頑張っている経営者の株価は、一般的に市場から評価されています。

他には冒頭に紹介したチップレットの「ソシオネクスト」も時価総額は8368億円ですから…まぁ大きな部類でしょう。一応、カタルは「ワンタッチ」程度の関与ですが、レポートに登場させています。後は、皆さんの選択の話しです。

本日はこれから出かけますから、早めに…原稿を書いています。故に、明日はお休みを頂く予定で居ます。日曜日に帰って来るので…夜に雑感を述べる程度にしようと思っています。娘が孫を連れてシンガポールから帰ってきていますから、これからキャンプに出掛けます。最近は「グランピング」と言うテントを使ったホテルのような設備があるそうです。

カタルは、「金がない」生活が長かったので…子供たちは、旅館に泊まったことがないのです。夏休み、春休み…いつも休日は「奥多摩」へキャンプでした。何しろ、あの当時は今のようなブームではなく…兎に角、「貧乏人」が、楽しく過ごせるのはキャンプでした。まぁ滅多にない「お休み」を頂きます。まだ場の気配も分かりませんが、日本人は「金魚の糞」で、「自立できない」国民です。故に「米国が風邪を引けば」…日本も同様の展開でしょう。

たぶん…相場は調整を欲していましたから、今回のイスラエルの話は、「良い材料」です。だから昨日も新興株は冴えない展開だったのでしょう。後講釈は、誰にでも出来ます。事前告知が「気になるイラン大使館の空爆」程度では、皆さんは気付かなかったかもしれません。まぁ強気しか…書かない「カタル」です。

あまり「心配は要らない」と考えています。何しろ…海外投資家は日本株を持ってないのです。馬鹿だけですよ。「もってないもの」は、売れないのです。今回は歴史的な大転換がスタートしたばかりです。「ペルーの黒船来航」なのです。だからブラックロックを始め…ブラックストーン、JPモルガンのトップが日本にやって来たのです。

皆さんの多くは、まだ感じてないでしょうが…昨日、イギリスの高級車メーカーのアストンマーチが銀座かな? 新規店舗をオープンしたそうです。東京が、世界でも一番、売れ始めていると言います。一台が3500万円以上する高級車です。この意味が分かるかな? 

ようやく日本でも「資産効果」が出てきたのでしょう。GDPは消費の割合が多いのです。米国は70%程度かな? 日本は60%を、わずかに欠ける程度でしょう。景気の良し悪しは「消費動向」で決まるとも…言えます。

今日は、相場を観ていることが出来ませんから、カタル自身は、大幅にポジションを落としました。冒頭に述べた「不可解な下げ」の為と…「乖離問題」の為です。でも新興株は「アク抜け」をする確率は高いですね。

ようやく…相場の開始です。

やはり「野村証券」は先日の安値の911.3円を割れました。カタルは公約通り…900円で5000株の買い指値はそのまま入っています。一応、来週いっぱいまで「警戒感」を持って相場を眺めます。

誰もが「期待していた」…株の下げの場面が、ようやく来るかどうか…。株価が下げるなら、「利下げ」が早くなります。よって新興株の相場がスタートする可能性があります。カタルは儲かるから…本日は残りの「クックパッド」(2193)1万株を利食いしました。残りは「無料になった現物」の1万株だけです。

しかし…この株は「スター」になる可能性も秘めています。「空売り」がゴチャゴチャ…入るでしょう。意外に…「出世株」になる可能性もあります。「BASE」(4477)も可能性があるのですが…今日は、基本的にポジションを大きく落としました。一応…「維持率」を「追証」が関係ない水準まで…高めました。

何しろ、これまで成功しているとは言えませんが、それでも…かなりの利益です。たまには損をしないと公平ではありませんからね。…と、今は「ユトリ」の発言です。

しかし…こんなカタルの「感情」は、たった一日で、激変をします。まさか…この段階で「ポジションの整理」を強行する羽目になるとは思っていません。昨日まで…と言うか、米国株は始まった時は「微塵」も、考えてない行動です。今朝、目覚めて…丁度、家族で出かけるし、いい機会かな?…と思って、実行した整理です。人間の気持なんかこんなものですね。

基本的に…投資家、それぞれで「力量」は違います。

それぞれ…個人が無理をしないような体制を取って、ノンビリ構えましょう。いつも述べている事です。投資の基本は、いつになっても…株を買える体制を構築することです。何故か…K君は高いのですね。カタルは380円から下なら買い増し方針です。本日も出掛け前に下値に買い物を用いました。

S君か、C君かどっちが正しいのか分かりませんが、この株は時間を要します。ですが下値圏でしょう。だから、この「200円割れ」を、確り…買っておきましょう。王道なら「野村証券」で充分です。そんな所で…本日はお終いにします。

もう一度、明日はお休みを頂き…日曜日は、お約束は出来ませんが、夜には帰って来ますから、ひょっとすれば…簡単な雑感を述べるかもしれません。皆さんも無理をしない体制で…相場を楽しみましょう。何しろ…3か月間も上昇を続けた相場です。少しぐらい…休んでも良いですね。どっちでも、良いような体制で相場に臨みましょう。

それではまた明日ではなく…明後日か、あるいは月曜日にお会いしましょう。またね。



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