アーカイブ:2024年4月1日

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一見すると…市場展開は、なかなか…良い相場に見えます。

米国の金利上昇にも拘らず、実体経済は、未だに「強さ」があるからです。しかし…既に多くの企業は「レイオフ」を実施しています。それにも拘らず…肝心の「経済統計」数字は、なかなかの強さです。

もう一つが「商業不動産」問題です。一般的には20%程度の毀損率の認識ですが、中には50%近いものもあるようです。先日、その事を述べたのですが、その記事が何処にあるか分からずにリンクをしませんでしたが、発見をしたのでリンクを張っておきます。

どうも…処理を急ぐと言うより「我慢比べ」をしているように見えます。だから一気に「堰を切る」ようなイメージで、何処かで「問題が表面化」する可能性があります。つまり陰に隠れた問題が、一般化する可能性もあるのです。その時期の可能性として、考えられるのは、「FRBが利下げを実施した時」でしょう。

一般的には、「利下げ」は商業不動産問題にとって、問題を解決する糧になりまから…「好材料」ですが、その時に、過去の「膿」を出すのが、プロの感覚です。一気に市況を悪化させて…安く買い叩くのです。

「ニデック」(6594)の 日足推移

丁度、相場が始まる前に、株価を下げる動きに似ています。最近では…「ニデック」(6594)のやり方です。上げる前にまずは「下値を叩きます」。買うために…株を売るのです。そうして一気に「株を買う手法」です。この手法は、ファンドが「株を集める」時に、利用するやり方です。たぶん…時間軸を「ずらす」なら…「ニデック」も良い相場になる可能性があります。何しろ…プロの「仕掛人」が関与したのです。だから「ニデック」の押し目は、買い場なのです。

脅すわけではありませんが…自分の成績がいい時には、やはり同時に「警戒心」も持たねばなりません。自分の成績が良いと言うのは、全体の「市況」に助けられたイメージです。現状は未だに…「物色範囲」は横に広がっていません。

どちらかと言えば…先駆した「一流株」が、未だに市場を引っ張っているイメージです。強い相場なのですが、そろそろ…「脇への広がり」をイメージしています。仮に、その広がりがないと、相場としては短命になり…「調整波動の覚悟」も必要になります。

さて…相場が始まりました。


「クックパッド」(2193) の日足推移

金曜日にストップ高した「クックパッド」(2193)は、安いようですから…下値に買い物を用いました。カタルは自分の相場観を大切にしており「155円で安い」と感じたので…そこから下値を買い始めますが…果たして買えるかどうか…。このチャートの目先は「150円台」なら…買い場でしょう。「空売り」があるから、一旦は、185円を抜いて200円前後を目指すと思っています。

ですが「仕掛け筋」の関与はなく、単に…「自社株買い」の発表だけなのでしょう。「仕掛け筋」が関与すると…面白いのですが、果たして…どうでしょう。

4月は日本人にとって「新営業年度」ですから、早めに「利益を確定させる」動きがある筈です。「ファストリ」(ユニクロ=9983)などの指数株は、高いようです。日経平均株価は216円高です。不思議ですね。たぶん下がるのかな?

「野村証券」(8604)の日足推移

この指標株の一つとして、観ているのは「野村証券」(8604)です。先日の安値は958.5円です。チャート上の乖離は大きく…やはり「調整波動」は免れないのでしょう。しかし…どの程度まで…「押し」を創るのか? この辺りが分かりません。

カタルは950円を待っていましたが、駄目なので…金曜日は元の持ち株水準の55000株に戻しました。上の「窓埋め」辺り…かな?と、今は考えています。高値水準で横ばい波動を維持できるなら…かなり強いのでしょう。

つまり…やはり「3点セット」(銀行、証券、不動産)の基本波動は、続くのでしょうが、どれも同じようなものでしょう。だから「物色の転換」が必要だろうと思っていますが、この「横への広がり」が、まだ見られません。「クックパッド」は「売り気配」から相場がスタートしました。これを観ると…まだ個人投資家は、それほど…潤ってないのでしょう。

株を買ってみたいのは、やはり「ジェイドG」(3558)かな?

「ジェイドG」(3558) の日足推移

いいチャートに見えます。2択の選択肢なら、間違いなく「買いに分」があるのでしょう。株と言うのは「慣性の法則」が働きます。だから…「だんだん良くなる法華の太鼓」なのです。2690円の指値は、結局、買えなかったのです。

「野村証券」が下げてきました。955.7円まで来ています。あと5円ほどで…カタルの「買い指値」に届きます。果たして買えるかどうか…。多分、買えるのだろうと思っています。今、相場をザっと見ましたが…物色範囲が「絞られている様子」はありません。やはり難しそうですね。「クックパッド」の下値は162円まで…のようです。目先なら、仕掛け場面ですが…果たして関与する筋が居るのかな?

確かに…株価は34年ぶりに新高値ですが、昔は、もっと色んな「仕掛け筋」が、多くいたのですが…今は「仕掛ける」と言うより、「鞘取り」に終始しているイメージです。これじゃ…本物の相場のイメージとは違いますね。やはり…指数は上がったけれど、あまり儲けに繋がってないのかもしれません。

「クックパッド」もそうですが、「グッドコムアセット」(3475)なども上がった株価を維持できずに…本日は株価が下がっています。この辺りの現象を観ると、なかなか…物色範囲の広がりを期待するのは、難しいのかもしれません。

そうなると…主軸株の動向です。

野村証券が「横ばい」を維持できるかどうか…などが見処になります。昔…「鉄板のジンクス」があります。

一度、野村証券は2013年の高値980円を抜いて1006円を付けています。でも大引けでは一度も4桁に乗っていません。このような「ザラバ」、「大引け」でも、良いのですが、一度4桁の乗った株が「下がった場面」…今の「野村証券」ですが、この株は、目先は「狙い目」になります。カタルの記憶では、今までに「間違った…試し」がありません。必ず、4桁が地相場になりますから、丹念に…下値を集めて置けば、報われるのでしょう。

本当は主力が休む場面で「脇役」と言うか…物色動向の広がりがあるのが強い相場です。故にカタルは「ジェイドG」(3558)から「BASE」(4477)の流れを考えて…相場を観ていますが、なかなか鮮明な流れになりません。

金曜日にストップ高した「クックパッド」が、その185円をクリアできず、下がったままです。この株は300万株ほど…三市場で「売り」を抱えています。面白そうに見えますが、今は「やる人」が居ないようです。まだ分かりませんが…今はそう感じています。

相場観とは…色んな銘柄の株価の繋がりを観て、形成されて行きます。これが「市場の整合性」の考え方です。

この「クックパッド」や「グットコムアセット」が、値を消す中で…「BASE」は変わらずを保っていますから、なかなか…「強い部類」です。このようにして…目先の相場の時間軸を読みます。目先に拘るなら…強い銘柄を、よく観察することです。

「野村証券」(8604) の板状況

例えば…板状の観察の中で、今は、「野村証券」の963円の所に20万程度の売りが用いられています。この売りを、誰かが買うかどうか…を、観察します。逆に買う奴が居らずに、株価が下がるなら…直ぐに相場は反転せず、やはり調整波動が続くと思わねばなりません。板状況の観察は、大きな売り物を、買う奴がいるかどうか…逆に売り物が切れるたびに「付けろ!買い」が継続するようなケースです。

先日の「クックパッド」は、135円の所で感じた…カタルの感覚です。

つまりクックパッドは、当面は135円以下には、ならないのでしょう。下値が確定していますから、買って失敗しても、「僅かな損」ですから、普通なら…150円台は無理でも165円でも買い場でしょう。それでは…なかなか155円は買えませんから。165円まで…その5000株の指値を上げてみましょう。今、165円に訂正をしました。果たして買えるでしょうか?

「クックパッド」 (2193)の板状況

基本的に、このような感じで、「板状況」を見ながら…売買をします。やはり「BASE」も結構、強いですね。325円変わらず…なのです。金曜日は11円も株価は上がったので…「クックパッド」や「グットコムアセット」など…金曜日人気になった株価は崩れているのに…BASEは崩れていません。

このような観察の積み重ねが「相場観の形成」に繋がります。言葉で説明をしても、なかなか…難しいでしょう。実際に、自分自身が経験を積まないと駄目なのでしょう。

先ほどの「野村証券」の20万株ほどの売り物を消化できず…再び960円を割れて来ました。上手く行けば…950円の指値買いが、買えるかもしれません。カタルは再び「持ち株」増やす予定で…います。

ざっと…本日は相場状況を見ながら、未来の相場を読む「事例」を解説しました。まぁカタルのやり方が、正しいわけではなく、正解とは言えませんが、何か…得るものがあるなら…それで良いのでしょう。

原稿を読み直していたら…165円の「クックパッド」が、5000株だけですが、買えました。通常なら…「仕掛け筋」が、関与する場面です。それでは、また…明日。

野村証券の950円も買えましたね。嬉しいな…次はいくらで買おうかな?



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