アーカイブ:2024年4月29日

大敗

一夜明け…衆議院議員の結果が明らかになり…自民党の大敗が決定して、立憲民主の勝利でした。カタル自身は、当初は岸田政権に、批判的な立場でしたが、今の心境は日経平均株価が高値を更新した事と…野村証券の4桁奪回、しかしTOPIX指数の高値更新はなっておらず…単純に合格点とは言えませんが、及第点だろうと思っています。

それにしても「メディア」に誘導される…日本国民のレベルを、嘆かわしく…思っています。今回はある意味で、官僚側の「村社会論の勝利」に見えます。安倍派はこれで「壊滅」するのでしょう。

一方、米国は、此方の報道が今の市場の焦点で、後退した利下げムードは、残り2回の観測から1回まで追い込まれており…中には「ピボット」パーティーは終わったとの観測が強く出ています。

この意味を、どれだけの市場関係者が正しく理解しているのか? 

相場の焦点の一つでもあります。AI革命の進展度合いも絡み…銘柄の選別にも影響を与えます。故に、カタルは「この解説」に力を注いできましたが、この「市場の整合性」のレベルを、理解できる読者が、どれほど…市場に居るのでしょう。

前者は大相撲界を観ると分かります。

何故、「白鵬」と「稀勢の里」の処分が違うのか? 外見では…同じ弟子の不祥事です。村社会論の分かり辛い部分です。カタル自身、いつも考えていることです。リクルート事件もホリエモンのケースも、カタルには「大きな問題」ではないように感じています。このアウトの線引きが「フェア」ではない…と考えています。でも世界ではいくらでも…そんな事例は転がっています。このような疑問を感じないで、生きている人が、ある意味で羨ましくも感じます。カタルは、ずっと…悩み続けて来ました。

このレポートは、その「試行錯誤の集大成」なのでしょう。もう直ぐ…完成できると思っています。今回の失敗も「手痛い打撃」ですが…同時に、「貴重な教訓」を生んでいます。皆さんの知識レベルは、あまりに幼稚で…「情報の取り扱い説明書」が、必要なレベルです。

報道を利用するのではなく、報道に踊る…側です。

新聞には「様々な狙い」が隠されて…報道の中身が違う事も、理解できないのでしょう。今回の地検による「情報操作」は、完全なる「村社会論側の勝利」に見えます。巧みな…情報操作でした。たかが…政策活動費(運営費?)の不記載が、「裏金」認定に変わるのです。安倍派閥も「人が居ない」事を「露呈した」格好でした。次期リーダーも決められない弱体集団でした。付け込まれるわけです。

株式の取引も似たようなものです。

今回の失敗は「教訓」になり…同時に「ニデック」(6594)の立ち上がりを捉えたのは、「完璧なタイミング」でした。なかなか…読者から「お礼のメール」が来ない処を観ると…利用された方は、皆無なのでしょう。少なくとも3人からメールがあったので、かなり…熱を入れて「フォロー」をしたつもり…でした。

「ニデック」(6594)の 日足推移

昨年の9月24日の「会員レポート」で伝えられていますから…たぶん、その時分からの観察株だったのでしょう。「2度目の200日線割れは買い場になる」と言う仮説です。その当時のチャートを載せておきます。

そうして時が経ち…何人かの読者からメールを頂き、カタル自身も、実際の行動を共にしたのが…昨年10月24日に6720円で200株の株を買っています。ここから…解説を本格的にスタートさせました。

その後の… 「ニデック」(6594)の 日足推移

カタル自身は、昨年末の「在庫セール」で、株の処分をしていますが…その処分株価は5510円から5562円、5570円でした。このような教訓が糧になっており、下値を「5500円のライン」と考えて…その「支持線」を皆さんに、事前に伝えています。事実…その後のチャートを観ると…この分析は、やはり正しかったのです。

そうして、これが…カタルが考える「理想的な展開」です。

株屋としては「完璧な推奨タイミング」と、「成果」なのですが…この成果は、これからの結果により決まりますから…まだ「始まった」ばかりの話です。でも…このタイミングなどが、カタルが「目指す」完璧な「予想屋の姿」です。

先ず、株を買うための時間がなくては、上がる株を推奨する意味もありません。

理想は「3か月間から半年」前後なのでしょう。そうして完璧な「上昇波動」です。ご不満に思う人が居るかもしれません。昨年の9月末が推奨なら…その後、株価は下がっており、そのタイミングで株を買っていると、ようやく…株価が戻ってきた処だからです。でも…それは「人により」感覚が違います。金持ちは半年でも、株を買う時間が短いと思うでしょう。「金持ち時間」と「貧乏人時間」は、全く…違うのです。

バフェットは2020年初から、たぶん日本の商社株を買い始めたのでしょう。そうして5%を超えるまでに…半年以上の歳月をかけたのでしょう。あの発表は8月末でした。密かに株集めをする為には、「時間」が掛かります。株価を殺して…静かに「玉」を手当てします。でもあまり長いと、嫌になります。故に、カタルは半年程度が理想で…今は3か月程度を目指しています。

「クックパッド」(2193)の 日足推移

その意味で…今回の「クックパッド」(2193)の初参加のタイミングは、「褒められる」タイミングでした。そうして…これは、タイミングよく「自社株買い」の発表です。だから株価は「大幅高」して、「第一ラウンド」は終了しましたが、まだ、この「ドラマ」を終わっていませんよ。「本当の闘い」は、ここから…「始まる」のです。

段々…精度が上がってきており、カタルはもう直ぐ…「卒業式」を迎えられるかもしれません。実は今回の「ジェイドG」も短期口座では集中させており、二階建てと言う横暴な戦略を採用したために、あっという間に転落です。その模様はこんな感じです。

3/29日のカタルの短期口座の成績

3月末の段階で…清算をしたと仮定すると、1800万円のお金は798++566+370+46=1780ですから、約…既に、2倍のカタルの目標を達成しているのです。しかし…今は、大きく「マイナス」に転落しています。この口座だけで2000万円近くの損失なのでしょう。ハハハ…「臍が茶を沸かす」とは、この事です。偉そうに…解説も出来ません。

でも他で持っているジェイドGは、現物の2000株だけでした。だから他の口座は、ほぼ「無傷」で残っています。多少、利益を減らしました。でも事前に「決算期のトラウマ」があったので…警戒をして、珍しく…「現金」を引き上げもしていました。

カタルの「真意」が、どの程度、読者に伝わっているか分かりません。

でもカタルは、赤裸々に…自分の実践例を伝えながら、その実績を残しつつ…あることは事実です。時間はかかりました。まだ十分な成果とは言えません。

本当は、おばちゃんが亡くなったので…お金を、もう無理をして作る必要はないと思っていました。それ程…今回の経験は「ショック」だったのです。自分で1週間に2回~3回、老人ホームに行ってみると分かります。誰も…「老い」には勝てないのです。お金と言うのは、無駄使いをするなら、ある程度は消化できます。しかし「株の世界のお金」って…桁違いです。

先ずは、200万円も用意できるなら、あとは時間を掛けて…普通に増やせば、20年もすれば、そろそろ…「使い切れないお金」の量になります。カタルはまだ途中です。

今は、ようやく「種銭」が出来たかな? 普通の投資金額になって来ました。途中で元本は引き上げました。今までは500万ですが、もう10万円を引き出して…今回も300万にすれば合計では800万のお金を引き上げたことになるのでしょう。そのお金が、今ではたぶん…失敗した現在も5000万円ほどはあるのでしょう。ここに来て…3000万ほど飛んでいます。でもようやく…ここまで来たのです。

でもみんな、最後は「人間動物園」へ向かう仲間なのです。

働く意欲が失せ…ぽっかり心に穴が空いた形でした。でも折角、京都に行こうと思ったのに…駄目だったのです。仕方がなく…どうしても、もう1億円ほど…作らねばなりません。もう残された時間は少ないのに…自由に時間を使えないのです。親が貧乏せずに、東京に、あのまま住んでいれば…と思います。カタルのお爺ちゃんの墓は、世田谷区にあります。小さいころに、何度か行き…上京してから2回ほど…墓参りをしました。

だから…もう一度、モチベーションを高めています。

そんな中で…予期せぬ巡り合わせです。「チャンス」かどうか…。もう直ぐ…分かります。ひょっとしたら、このまま…現状の持ち株水準を維持するだけで、来年後半は、京都に旅立つことが可能かもしれません。たった3万株を保持するだけで…3億円になります。その内1億円を京都のマンションに充て…あとは歴史探索など…ノンビリと「大化の改新」の世界に染まることが出来るかもしれません。カタルは前も述べましたが…「黒岩重吾」と言う作家が好きなのです。

黒岩重吾の世界(1)から(4)まで、あり…

貧乏生活の「どや暮らし」と言えば、大阪の釜ヶ崎や飛田商店街を連想します。東京では「山谷」ですね。一般的には「スラム街」とも…言います。そうして、彼は難病にかかり…苦労をした作家ですから「小説」はなかなか…良い物語ばかりです。

その影響が強く心に残り…「京都への想い」になっているのかもしれません。白川道も好きな作家でした。彼も変わった人生を歩みます。新潮社の中瀬ゆかりさんの「ひも稼業」です。でも波乱万丈の人生ですね。面白い男でした。

まぁ人間と言うのは、実際に「付き合ってみない」と、なかなか…本音は分かりませんが、カタルらしく…もう少し生きようと思っています。

実は本日まで…なのですが、半年に1回だけの「会員の応募」を受け付けております。詳しくは、土曜日の原稿の下の方に内容などが載っています。一度読され、納得の上で…皆様からの沢山のご応募をお待ちしております。それでは…また明日。



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