アーカイブ:2024年4月

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カタルが「米国株」を丹念に観察するようになって…1年ほど経過するのでしょう。この理由は「大阪チタン」(5726)から生まれた疑問です。何故、企業業績は向上を続けるのに…株価は下がるのか? と言う疑問です。

事実「大阪チタン」は決算の度に…その数字を「増額」してきました。この一株利益は最終的に200円前後になると、早い時期の…前から一貫して述べています。しかし…あの時は、最初は「やり過ぎだろう」と思ったのですが、途中で考え方を変えたのです。

「大阪チタン」(5726) の週足推移

「野村証券」(8604)が相場に取り組んでいた時です。全体の相場から観て「仕手戦」があるのかもしれないと思ったのですが、「エーザイ」(4523)と共にこの構想は沈みました。

その結果、ある結論を得たのです。

「ボーイング」(BA)の 日足推移

日本株は、米国株との連動率が高い…と言う仮説です。そこで…親会社に近い「ボーイング」(BA)の株価を観ると…冴えない動きです。なるほど…これでは、単独では「大阪チタン」だけが、上がる道理がないと思ったのです。これは、飛行機のトイレなどを提供する「ジャムコ」(7408)に対しても…同じ見方です。

この両者は、「必ず」大きくなるのですが…今は駄目なのです。だから「時間軸」を温存して…「観察銘柄」になっています。何れ、必ず、株価は大きく上がりますが、今はその時期ではないと言う話です。この経験から、あれ以来、ずっと丹念に…米国株を観察しています。米国も、日本と「同じ考え方」で良いのです。株式投資の考え方は…世界共通です。

そうして昨日はGDPの発表です。GDP速報値は、前期比年率1.6%増-市場調査での全予想を下回ると発表され…何故、米国株は「大きく下がって」始まっているのか? 不思議な想いで観ていました。

米国のGDPとコアPCE価格の推移

どうも…株価は、「PCEコア価格指数」が3.7%上昇し…四半期として、1年ぶりに「伸び」が加速と言う見方に…大きく影響を受けたようです。そうして…米国金利が上がり、株価が下がったという図式です。しかし…最近は、このような報道があり…利下げ期待は、そもそも…最初から「間違い」ではないかと言う観測も、多くみられるようになっています。事実、昨日は沈んだと思っていた「AI革命」株が終始…高かったのです。

「ピボット」パーティーは終わったと言う利下げ期待相場が、完全に消滅したと言う見方です。彼らに言わせると…一般論の9月から「年2回の利下げ」もないのだろう…と言う見方です。

事実、「ARKK」のETFから、大量の資金が流出しており、あれほど…市場を席巻したキャシーウッドさんは、今は、「苦戦」を強いられていると言います。彼女とカタルは同じ思いを、ずっと…抱いてきました。基本的に大きく下がった新興株は、「また戻る」と思っています。コロナから発生したバブル状態は、この3年から4年の間に株価を大きく訂正させました。

しかしカタルは思うのです。

M7の「成長を支えてきた源泉」は、技術革新にあると思っています。基本的にベンチャー投資が「株式市場の原点」だと思っているのでしょう。資金力があるなら、ある程度の成功は確約されています。

「ニデック」(6594)の永守さんは、「中国企業はフェアではない」と述べています。政府から補助金などを受け取り…補助金による「高い競争力」を元にして、「市場のシェア」を奪っているからです。だから…バイデン政権は中国に対抗して…半導体などを中心に、完全に中国に支配されないように…「チップス法(正式名称:Creating Helpful Incentives to Produce Semiconductors and Science Act)は、2022年8月に成立した米国の半導体産業支援策です。」を制定しました。

株と言うのは、大きなお金が動きますから…その背景を確り理解してないと「間違った判断」では、ムードに流されます。高く成れば株を買ってワイワイ…騒ぎ、安くなると自分の責任ではなく、いつも「他人批判」に終始します。

日本人は与えられた環境が正しく…いつも「正解」があると思っているようです。自己判断が出来ない人種です。これは「画一化」教育の弊害です。株式取引には、正解がありません。政策によって正解が変わるのです。特に日本の場合は「村社会論」です。「大相撲界」を観るとよく分かります。未だに「株」制度です。これは江戸時代に生まれた特権階級を守る制度です。

しかし世界はグローバル競争です。

此方の報道に…「トヨタ」(7203)グループは、どういう…回答をするのでしょう。4兆円も稼ぎ、たった…1000億円の自社株買いです。これが日本村社会論です。日経新聞社も同じ…NHKも似た者同士です。株式取引を長くやっていると…色んな報道を観ます。その視点は、全然…違うのです。世の中は「様々な意見」があるのです。こんな「一般常識」が理解できないのが…日本人なのです。

カタルは、本日は「ジェイドG」(3558)を余分に買った分を、売り上がっています。絶妙です。このやり方で…一度1500円台に入るなら…ひょっとすると、ひょっとします。あの「下げ」は、株を買うために「演出」の可能性です。

実は、良くあるのです。先ずは株を買う前に、大きく下げるのです。もともと…

今、売れました。1500円のジェイドGが…これで可能性が出て来ました。先ずは「おめでとう」…カタルは本日が「天王山だろう」と思っていたのです。明らかに…誰かが株を買っています。これで…「急騰ライン」の路線も出て来ました。

本当はもう一度、「下値に振れば」…完璧と考えていたのです。

1200円割れの演出です。そこから…一気に上げるパターンです。ここから…「戻り売り」のヤレヤレ…の「売り物」を攫うのが「プロ集団」でしょう。カタルは本日の売り、約8000株かな? これで…余分に買った分も整理が完了して、残り全部を「現引きする」体制が整いました。もう「気が楽です」ね。あとは「野となれ、山となれ」…なのです。ノンビリ構えられます。

株式投資の基本は「ノンビリ投資」です。

株価なんか騰がるばかりではなく…下がっても良いのです。むしろ、株価が下がった方が、持ち株数が揃って、面白いです。今回は、流石に熱くなり…連日、6000株ずつ買っていました。たぶん…今の持ち株が、カタルにとって、「適正値」でしょう。この水準は人により変わります。

ネットの手数料は安いですが…経験値から適切なアドバイス料金を兼ねた対面の証券マン相手の手数料が高いわけです。多くの投資家は、「自己制御」が出来ないものです。顧客と喧嘩をして…注文を断る営業員に出逢えるなら…最高でしょう。

カタルは、最後は…みんな、他所の証券会社に預かり資産を移管してもらったのです。非常に、我儘なセールスでした。最後に残った顧客は、みんな「イエスマン」です。説明をし始めたら…解説は良いから、早く注文をしてくれ…とお願いされるのです。

まさか、あの時に、リーマンショックの「第二弾」があるとは思っていません。最初は「サブプライムローン」問題だけだったのです。住宅が担保だから、可笑しくなるとは思っていませんでした。

まさか…「影の銀行システム」が存在するとは思っていません。日経新聞は、一言も触れられてなかったのです。いい加減な…取材能力です。まぁウォール街でも、一部の人間しか知らなかったのでしょうが…。さて…またまた…手が空いて、空いてしょうがありません。もっと、株価が下がればよかったのです。…と余裕のよっちゃんです。

このジェイドGの株価が上がることにより…「次の戦略」が可能になります。

それでは…試しに「BASE」(4477)を5000株だけ…買い直しましょう。やはり…カタルが買った途端に、「269円買い」になりました。カタルは16000株程度の売り物の内、たった5000株しか…買ってないのです。このような値動きを観ると…下値は限られているようです。これが実践論から…来る「相場観」です。実際に自分が動かないと分からないのです。机上論では意味がありません。

実際に、「上値にある売り物」を、買ってみるのです。

もう「評論家」様に、騙されるのは止めましょう。実践と机上論では「雲泥の差」があります。このような「積み重ね」が…経験値になって行くのです。ジェイドGは、本日、天王山の時に一度は「1500円台」に入ったので…あの「売り仕掛け」が、買うための…「演出」を含め、相場の未来に「明るい兆し」が見え始めました。株を安く上手に買おうとするのは素人です。

プロは、流れが確定してから、株を買うのでしょう。「ニデック」は、確かに絶妙なタイミングでの推奨ですが、この後の下落から取り組むもの一方です。

「鞘抜き」が株式投資だとは思わないで下さい。カタルは本物の投資家になる為に会社を、自ら…辞めました。当時に年収は悪かったのです。それでも減ったとはいえ…1000万程度ですから、何とか…食えたのです。

ブツブツが辞めた時の年収は2000万円程度だったと言います。それを蹴って…「投資稼業」に転じたのです。色んな仲間が…ようやく…「待ちに、待った」時間を迎えました。まぁ、ノンビリやりましょう。そんな事で…本日は、お終いです。

でも良かったですね。本日の値動きでジェイドGに…「未来の希望」が生まれました。カタルは、1万株程度の利食いが「出来る」という事は、株は、上がるのでしょう。まぁ無理をせずにノンビリ、のんびりです。早めに「現引き体制」を整えましょう。それでは、また明日。



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