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昨日は「太陽誘電」(6976)や「村田製作」(6981)など…のアップル関連と呼ばれる銘柄の株価が上がっていると言います。

村田製作は昨年の夏からかな? カタルのお気に入りの銘柄で、時々…取り上げています。好きですね。本当は…村田の様な会社を、カタルは常時、売り買いをしたいと思っています。 しかし貧乏人には、値嵩株は、なかなか「ブツブツ投資」に向きません。

村田製作(6981)の日足推移

「ユビキタス」(3858)と資本提携をする辺り…なかなか実質的な本物を見抜く力があるのでしょう。今回も、自動車関連を早くに育てています。前回は「メトロサーク」の量産化に失敗し…相場がなかったので、今回は5ケタ相場に、何れ…なると思っています。

一方、太陽誘電は、「仕手性」のある株で、昔はよく野村証券が営業隊で手掛けていた株です。この仕手性と言うのは、「市場の総意」で得られる特性です。カタルは仕手性のある銘柄を好みます。「強弱感」が対立しやすい株です。この強弱感がないと相場は育ちません。

株が、何故…上がるか? 

買う人が、後で…出て来るかどうか…なのです。株価が上がるエネルギーは銘柄が良いから、株価が上がるのではないのです。分かるかな? 「フェローテック」(6890)がこの時期に人気になっていますが…今は、面白くありません。こんな糞株を、買うバカは居ません。所詮は3流です。でも内容はなかなか良いのです。堅実な経営です。でも尖った魅力はありません。

これじゃ…人々の気持ちは動きません。

誰もが買わない、コロナ禍のなかで…野村投信から玉を移して、ガンガンやれば面白かったのです。だからあの時期に「救済候補」に指定しました。IIJと共に…。

IIJも普通の株です。あの後、仕掛け筋は手を抜きました。自分達が逃げるチャンスだと思ったのでしょう。小型株だから当然の判断とも言えますが…あれじゃ、いくら良くても興味が薄れます。ですが…IIJは良い銘柄です。依然、5桁候補銘柄なのでしょう。これから始まります。目先の業績も落ちないし…「未来の希望」もあります。ですが…あまりにまとも過ぎます。

みんなが分からない時期に早めに仕掛けると…相場になります。カタルは2600円前後で買った現物株を200株だけ持っています。カタル銘柄に指定した時に買ったものです。

果物に旬があるように…やはり時期になった時に、早めに仕掛け…株価が高値になると更にやるのが難しくなります。その時に、材料が出るタイミングでやるのです。高値圏で、更に株価が上昇する材料が出ると…どんどん大きな相場になります。果たして、ロコンドが、そうなるかどうか…これから楽しみです。

ユビキタスは、今の所は、この株の良さが、一般的には見えません。だからガンガンやれば面白いのですが…カタルには、その力がありません。本当は少し早いと思っています。だからこそ…魅力があるのです。

今、残されたラッセル組の「G君」は、そのタンミングかもしれません。危ないイメージがあります。しかし本当にひょっとすれば…この株は、本当に…10倍以上になります。

日本を大きく変える素質を秘めています。何処かのファンドが、同業で日本に参入しました。先日、日経のトップでした。あの時に、まったく…このG君は反応していません。本当に相場心が分かる人間が、市場に居なくなったものです。寂しいですね。

通常の速度でやるか? 早めに仕掛けるか? まぁ、やる側の資金力にもよります。色んな条件があるから、一概に言えません。もう少し洗練された市場になると面白いのです。そうだ…本日は珍しく、下げずに、変わらず…の寄り値だったT君、そろそろ売り物が切れたのでしょうか? 

期日など…色んな理由で、売り物が出るなら、下値で、株を買い続ければ良い訳です。別に上を買う必要はありません。

良くメールで、何故、株が下がったのか?…を聞かれます。馬鹿な質問は止めて下さいね。カタルに、株価が下がった理由が分かる訳ありません。

そんな事は、売っている奴を探して、何故、株を売ったのか? 聞くしかありません。物事には常識があります。神様でない限り、株価の上下の理由など誰も分かりません。良くテレビで解説者が、知ったかぶりをして…解説をしています。

呆れますが…そんな事が分かるなら、テレビで解説などしている筈がありません。だって仕事をせずに、株でいくらでも…お金を儲けられるはずです。所詮、彼奴らは素人なのです。そんな奴の話を聞いて、「右往左往」しても、しょうがないと思います。

何度も言っていますが、いろんな話…レポートなどの情報を聞いて、自分がどう考えるか? ここが一番の問題なのです。

昨日も話しましたが、個人の力量により、時間軸も様々です。貧乏人の時間、金持ちの時間、色んな時間があります。そんな常識も理解できないようでは…株は止めた方が良いでしょう。自分が、その株価を観て、安いと感じたら…買えば良いのです。高いと感じたら…売ればいいのです。人それぞれ…の感覚で、株価が成り立っています。それが「市場の総意」です。

このT君の時間は、たぶん来週から再来週でしょう。そのタイミングで動くはずです。

「変化日」と言うか…そんな時間に見えます。でもそれはカタルが考える時間であって、正解ではありません。カタルは上がる株は分かるが…そのタンミングが分からないと述べています。

このフェローテックは、コロナ禍の安値の時に、もう4ケタ奪回は決まっていたのです。だって…それだけの内容です。本日、株価が下げている「石油資源開発」も安過ぎます。3000円程度が、妥当株価でしょう。現状を考慮しても…です。

カタルは野村証券などが、良く見えますが、GPIFなどが動いているのかどうか? カタルに大きなお金を動かせるようになれば…もっと面白い相場を創れます。

所詮、上がるのです。本日はY君? U君かな? …を856円で1000株だけ買いました。自動車のスミダHDは、結構、株価が戻りましたが…この株は相変わらずです。何故なのか? やはり見ていると日産系は駄目ですね。経営者がボンクラなのでしょう。だから部品株も出遅れています。でも中国は凄いのです。

カタルは本日、T君の下値555円に5000株の買い物を入れましたが…寄り間際に。いつものように売り物が出て来たので、550円にも5000株の買い物を入れようとしたら…買い物が入って来て…実際は変わらずで、寄りました。このような些細な値動きが、そろそろ売り物が切れたのかな?…と判断する材料になります。

証券マンはデータを集めて…観察を続けてから、顧客に薦めなければなりません。本当は自分でも一緒になって買うべきです。カタルは顧客に株を勧める以上…たとえ僅かでも必ず、共に買っていました。

よく顧客に言われました。「そんなに良ければ、お前が買えば良い。」…と、その言葉は真実です。共に栄えるべきでしょう。

カタルは歩合給になり、本当に年収が120万円から1億円越えを経験しています。100万と1億と言うのは100倍違います。それほど…相場環境に左右されるのです。企業業績の同じです。

好調な環境の追い風で、企業業績が良いのは当たり前です。問題は逆風下です。今回のコロナ禍ででも、コーセーは黒字を維持しましたが、同業の資生堂は赤字計上でした。決算期が違うので一概に言えませんが…魚谷さんには期待感があっただけに、少し寂しいです。その点…ロコンドは、魚谷さんが感じたことを実践して…既に成果を上げています。この違いが経営力の違いです。

人間も企業も同じです。逆境の時こそ…その人、企業の真価がわかります。常に精一杯に頑張るかどうか…。内部留保を積み増して…使わないお金を貯めることが経営ではありません。株価が大きく下がったこの時期に、ソフトバンクの孫さんは大量の自社株買いを発表しました。これが本物でしょう。

つまり…その業界、企業が置かれた環境が、如何に大切か?…なのです。

自動車は早期に立ち上がるでしょう。この産業は幅広い業界にその恩恵を与えます。きっとユビキタスは…この時期に上がる背景があったのでしょう。カタルは残り少なくなってきましたが…意外に調整期間は短いかも知れません。ですが…たぶん、このラインで…少し休むのかも知れません。

その代りに…今度は「J・TEC」(7774)の方が、よく見えます。同じようなチャートです。

J・TEC(7774)の週足推移

それでは…このJ・TECは少し安いので、800円で500株だけ指値をしておきましょう。買えなければ上を買います。そうだ…T君の話しでした。本日は今の所566-572-562-568=111200(10:11)です。

この会社は7240万株の発行済み株式総数ですから…ユビキタスの1045万株のおよそ7倍です。つまり1000万株程度、出来る株だと言う事でしょう。ですが…ユビキタスの浮動株は45.6%ですが、ツクイは意外に特定株が多く、浮動株は4.9%です。つまり意外に値動きは軽い株です。故に「仕手性」があるとも言えます。ユビキタスの株主数は8627名ですがツクイは7倍ですが、たった6057名です。

このような情報は、四季報に掲載されています。皆さんは、そのような公になった情報を活用していますか? いちいち情報の活用の仕方も指導しなければならないほど…証券マンの資質は劣化しています。普通は先輩から教えてもらう話です。しかし長く続く失われた時代で…相場の技術伝承も疎かになっています。毎日、カタルレポートを読んでもらえれば…その内、身に付くでしょう。本日は「浮動株率」や「株主数」の比較と言う知識を得ました。

単に…四季報の数字を見るだけではなく、様々な知恵が四季報には詰まっています。それを活用しましょう。

今、J・TECの800円が500株買えました。それではもう500株追加で入れます。ハイ、また買えました。それでは…もう500株を入れます。こういう買い方を「付けろ買い」と言います。本当に株が欲しい時は、下値に買い物を晒さずに…売り物が出るたびに、買えば良いのです。そうして時間を待ちます。自分が100万株を買おうとしたら、場に出すのは…売る為の買い物です。

昔、大御所さんが、是川銀蔵からホンダ200万株の買い注文を貰い、買い気配が付いたので…もっと後で、上手に…下値で株を買えますから、注文をやめましょうか?…と電話をしたら、怒られたそうです。彼は、野村から売り物を出していたようです。これは実話です。

自分が注文を出して…何度も何度も…下値を買っても、株価が上がらないようなら、駄目なのです。目立たないように…株を買う事が大切です。

こんな事は常識ですよ。板を観て買い物が厚いから、買うと言うのは素人です。だから大きな塊の売り物の場合は、少しだけ買うのです。逆に大きな買い物があるなら…持株数にもよりますが、一度、その買い物に売りをぶつけてみるのです。相場の強さを測るのは、色んなやり方があります。「相場は相場に聞け」と言うのは、そういう事です。

こんな技術解説をしていたら…もうスペースがありません。乱高下しているロコンドは、本日は2Qの決算発表日です。どちらに転んでも良いような体制づくりが必要です。それでは…本日はこの辺で…。また明日。ここで確り…800円割れのJ・TECを、しばらく買ってみます。どうなりますか…。



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