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本日のメインは、此方の報道でしょう。これまで…散々、カタルは「日本株が、何故、騰がるか」…その基礎条件を述べてきました。企業の内部留保516兆円に、個人の現預金1116兆円が動き出す背景を、具体論を交えて語って来ました。「キャノン」(7751)の国内回帰はTSMCの半導体工場の誘致に繋がり、貨幣乗数効果の話を解説しています。お金が動く…「切っ掛け」の一つが、コロナ禍からの物価上昇であり、サプライチェーンの問題です。

期待インフレ率の推移

そうして…この「期待インフレ率」の上昇は「投資心理」が変わる話です。カタルが編集長なら、この解説を日経新聞の一面に据えます。価値のある話題なのですが、一般の人はなかなか…その価値に気付きません。同じニュースを見ても、分かる人と、分からない人が居り、判断が出来ても…行動が出来る人と、出来ない人が居ます。

「ソフトバンクG」(9984) の日足推移

先日、カタルは「エヌビディア」のAI革命の話を聞いて…それなら「ソフトバンクG」(9984)の株価を連想しました。その前にはSVBの報道を聞いたときにも、確か…ソフトバンクGを挙げていたような気がします。極めつけは、S&Pの格下げの時です。あの時にソフトバンクGは5000円を割れるのか?…と思ってみていましたが、割れずに頑張りました。

同じ情報でも、利用できる人と、出来ない人が居り…情報の価値観は、人により様々です。「三菱UFJ」(8306)は再び4桁に乗せており、もう「4桁割れ」は買えないかもしれません。

野村証券」(8604) の板状況

本日は追加で…「野村証券」(8604)を5000株、買ってみました。寄り値は554円でした。これで…合計1万株の持ち株になりました。その内、随時、持ち株を増やそうと考えています。本日、金融株が高いのは米国の影響でしょう。FRBのパウエルの議会証言を受けたものでしょう。ですがカタルは、どちらかと言えば…日経新聞の「期待インフレ率」の上昇を観て野村証券株を買おうと思ったのです。

イチイチ…理由を語るのは大変ですから、あまり多くを語りません。

カタルレポートは、あくまで「ヒント」に過ぎませんよ。この利用は、皆さんが決める事で…皆さんの自由なのです。野村証券は貸借株ですから、「空売り」が自由に出来ます。基本は様々な情報の中から、自分が何を感じて、その影響を行動に、どう反映させるか? 

この判断は自分自身が決断をするものです。その結果の責任は、自分が負うのです。成功も失敗も全て自分の責任です。親のせいでも…周りの環境でもありません。自分が決めるのですよ。

与えられた餌を食べるのは動物園の人間です。この基礎教育が日本人には欠けています。終戦後、マッカーサーの管理下で、日本人は「ロボット教育」を受けています。だからメディアの報道も、疑いを持ちません。ですが…ロシアのウクライナ侵攻でも、様々な意見があります。まぁ、与えられた自分の環境下で、人生を「楽しく」生きるのが一番でしょう。あまり難しいことを考えても、結論は得られず、選択した行動が成功の場合も失敗の場合もあります。それぞれ…その結果も楽しめるようになれば、大人の対応でしょう。

昨日は、仕方ないので…「エーザイ」(4523)を大引けで100株だけですが…買いました。これで1500株になりました。まだ25日線は9446円ですが、割れない場合もありますからね。逆に下押したら、またその時に考えます。

本日は、既存のシナリオに沿って…「BASE」(4477)の買い増しをしています。279円で指値を用いて、275円でも5000株ずつの買いを用いましたが、両方とも買えました。279円は276円の買いです。何故か…ラッキーです。まだ信用の「売り期日」があるのでしょう。きっと…。

BASEの日証金の買い残と株価の推移

その三市場の信用買い残は、まだ877万株ほどありますが、日証金残を観ると、僅か…36万株になっています。カタルは、ソロソロ…「順番がやって来る」と思っています。ただ、確かにジェイドGの田中君と比較すると、鶴岡君は若いために…経験値は乏しく、失敗をする可能性もあります。しかし…どうしても、あれだけの人気株の素質は捨てがたく、何処かで大きく変身する素地を持っているように感じています。

相場としては、プロが選択する要素を備えています。人気株になる為には素質がないと駄目なのですね。まぁ…カタルは、ノンビリやります。

人間と言うのは面白いもので…日経平均株価がガンガン騰がると…自分だけが取り残されたような気分になります。「疎外感」を抱きます。でも…じっと我慢です。「ジェイドG」(3558)も、あの時に、一所懸命に…このラインで株価を止めようと…ずいぶん1800円の所を、買いました。1830円まで、何度か…買ったのです。

「ジェイドG」(3558) の日足推移

本日は、ようやく…市場がその感覚に追い付いてきました。何れ…4180円の新高値挑戦だろうと考えていますから…1500円台で買った玉は、株価が2400円台になったら、現物に変えて、そのまま保持しよう…と今は、思っています。やはり自社株買いの効果で、浮動株が消えているのでしょう。目先の高値(1929円)を抜くと…一気に、「駆け上がる」可能性もあります。何しろ…この数字です。四季報も新しくなり「新規の買い需要」も増えるでしょう。

ジェイドGの株価上昇で、評価損が消えて行き、余力が生まれましたから…大阪チタンを2980円で、もう500株だけ買い指値をしてみます。今は2990円前後なので買えるかどうか分かりませんが…この株も低迷しています。不思議です。

大阪チタン(5726)の日足推移

此方の報道があります。航空機市場は「バブリー」だと言います。でもこんな受注残なんか…今のところはボーイングもエアバスも納入実績を問われている段階です。エアバスもなかなか…計画通りに納入が出来ていません。ボーイングだけの問題とは言えません。他に… エア・インディア エアバスは250機でボーイングが220機のようですね。

ボーイングの株価は、新高値を更新した後に休んでいます。

あるいは疑っているのが「公募増資」ですが…この場合でも株価は上がると思っています。最近の「スミダコーポ」(6817)のようなものですね。1290円の公募価格で買えるのです。そうして今は1442円ですよ。如何でしょう。先日、カタルは自分自身でも1300円絡みを買っています。直ぐに売っていますが…。EVの量産なのに…モーターのコイルが売れない筈がありません。

皆さんの多くは、株価を観て判断をしています。自分で、ちゃんと背景を調べて自分の考えで判断をしているのでしょうか? 

株価を観て…目先の株価の上下に、心が動くのは誰も同じですが…確りした背景を理解しているなら、気持ちはブレません。エーザイが7000円前半の時にカタルは追証問題で苦しんでおり、買い余力はなかったのです。カタルの場合の課題は、この「力量」問題の話です。

ハイ、2980円の大阪チタンを500株、お買い上げです。ジェイドGの1500円台の時にもこのように…語っている筈です。今は1800円台に戻りました。カタルの主観は、なかなかブレません。BASEも「500円の器」だと思っているのです。

場合によれば…上手い「仕掛け筋」なら「4桁奪回」かもしれません。その時が来るまで下値で、確り…「玉拾い」です。証券マンは、株価が下値の時に…基本は200日線割れの段階で…確り「玉を沈める」ことです。BASEクラスなら1000万株程度を入れるのが仕事ですね。1000万株と言っても、たかが28億円です。

これが成功するなら、28億円が50億円ですから、もう一段上の仕事が出来ます。証券マンらしい商売をしましょうね。大阪チタンを100万株程度、沈める「沈潜」活動をしても良いですね。支店長は部下に模範を示さねばなりません。「率先垂範」です。

しかし…野村の奥田さんは、駄目な…出来ない人間です。これだけの条件を上手く活かすことが出来ないのです。日本中、どこも彼処も…「偽モノ」ばかりなり。フジテックの内山さんのような人が多いようです。情けない人間です。

海運株が強いのは、ブラックロックが株を買っているようです。何故、2年前にやらずに、今頃、買うのか? 世界のブラックロックと言うのは、意外に保守的な対応なのです。やはりみんなお金持ちは、カタルのような選択はしません。カタルだって、お金持ちなら…三菱UFJを買い続けるのでしょう。やはり…自分の地位などの力量で、銘柄選択も変わりますね。

裁定取引残の推移

海外投資家の買いは続いていますが、裁定残にも目を配っておく必要があります。先物から先駆して「アドバンテスト」(6857)は2万円台の株価になりましたが、やはり乖離問題が重く…株価も19000円を割れましたね。カタルは空売りをしませんが、相場の潮流を上手く捉えないと…なかなか成果が生まれません。

今は、エーザイが一番、早いような気がしていますが…果たしてどうでしょう。大阪チタンの200日線割れも長く…カタルは此処で買い始めていますが…上昇を待ってから参戦したほうが良いのかもしれません。この辺りは難しい判断ですね。

「メルカリ」(4385)の成長力は高く、数字次第では一気に上昇波動入りする可能性があります。この新興株市場の相場も捨てがたいですね。やはり「良い相場」なんです。色んな…選択肢がありますが、みんな「正解」に見えます。まぁノンビリ相場を楽しみましょう。

こんなところで本日は、この「期待インフレ率」の話が、最重要でしょう。自分なりにこの報道を読んで…色んな勉強をしておくと良いのでしょう。この状態なら38915円は「指呼の間」です。また…明日。



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