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かたる:余りに下げ過ぎた観点と…電力の自由化を迎え、やはりエナリスが賑わってきましたが…(おそらく大きな相場にはならない。二番煎じだから、ワンタッチの筈です。)この時期に同時に買われたアドウェイズの方はさっぱりです。どちらかと言えば、一昨年末は、アドウェイズの方が主役でしたね。しかし現在は鳴かず飛ばずの動きに終始しています。あの時期、カタルが批判した新興御三家相場のトリオです。これにコロプラが加わるのですが…。

今回の下げ相場でも影響がなかった銘柄は、やはり業績動向が良いのでしょう。一度だけ、夏に大林組を空売りしたカタルですが…建設株全般に、企業業績は良いようです。更に東レなども…その口なのでしょう。きっと…。炭素繊維などの素材が好調なのでしょう。素材が置き換わるチタンですが…、もともと素材と言う市況ものは、利益の伸びが違います。故に当たれば大きく、人気が高いとも言えます。だから先日、増産報道が伝わった大阪チタンは、割高にも拘らず、あの時期に、高値圏に持ち上げられたのでしょう。

ところが…素材は駄目になると、トコトン割安水準に放置されます。合同鉄鋼など観れば分かると思います。本来なら建設受注はオリンピックを控え好調の筈で、棒鋼は良い筈ですが、中国の過剰生産設備の影響か? 全く、人気になりませんね。最近サッパリなのが東京製鉄ですね。非常に健全な会社で、「電炉の雄」として、長く活躍してきた会社ですが、田原工場かな? 電炉からの転換を図り高炉を建設し、数年前に…確か、大幅な減価償却損を計上していました。この会社は、何処かのヘッジファンドが、手を入れていたと思います。現在の株価は685円なのですね。

この市況もので…久しぶりに先頃、相場になっていたのが、「高橋カーテンウォール」、カタルの好きな会社です。確か…バブル期の株価は、1万円を大きく超えていたはずです。ビル建設の外壁を手掛けている会社ですね。実は100円台で放置されていた時に狙っていたのですが…色々ありまして、貧乏人故に、買えなかった会社です。買いたい会社は山とありますが、なかなかカタルの想像通りに…相場が動かないのが実情ですね。ケネディクスなどは、その最たるものの一つです。今頃、4ケタ相場のイメージなのです。このイメージと現実の違い感じる次第です。

冒頭のエナリスも、先日、動意づいたアジア投資もそうですが…、追っている(ウォッチ)銘柄が、買ってないのに、突然、人気付くことが良くあります。実は、既に100円ほど上げていますが、SMKなども、その口です。そうだな…この確率は、どの程度でしょうか? カタルの場合、市場で人気がない時に、事前に惹かれるのです。最近時々、採り上げているクラウドワークスなども、その口です。そう多くないのですが…気に入っているので、時々、買います。最初は僅かな株数ですが、いつしか膨らむケースがありますね。アークなども、その口ですね。下値で買って置けば、どの株も、大体、いつしか上がるものです。

折角、1年近くも追っているのに…、その事前の兆候は分からないと言うか…、最初の時に思い切って買うべきかどうか…非常に悩みますね。ケネディクスだってそうですね。カタルは、まんべんなく自分の力量が許す限り、買っています。でも期日がありますからね。来月、渡来する期日は、500円前後の買いのようです。きっと、先日買った449円の100万株近い玉は、目先筋なのかも知れませんね。既に投げたのかも知れません。外部環境はノルウェイ年金などの市場新規参入もあり良い筈です。今期で会社側の言葉を借りると…レガシーアセットの処分(含み損不動産)が終わります。安倍政権の方向性は正しく、政策発動が鈍いようにも思いますが…、この程度の方が丁度いいのかもしれません。カタルの期待通りに…相場が動かないからと言って、間違っているとは言えませんからね。

本来、カタルが一番惹かれるパターンは、赤字からの急角度の業績変化です。カタル銘柄の多くは、この変化率に期待しています。ケネディクスは、既に黒字で復配、そうして増配ですからね。本来は、もっと変化率を出そうと思えば、いくらでも出る筈ですが…それは経営者の判断ですからね。不動産業界などは、本来、やくざと同じようなもので…、いい加減な世界です。言葉が悪くてごめんなさい。土建屋などは、みんな昔はヤクザだったのです。日経新聞の昔は「ゆすり」が横行していたと言います。総会屋のような記者がゴロゴロしていたと言う話です。

段々、経済が豊かになり、食えるようになると…、モラルが重視され、規律が重んじられます。三井不動が販売した傾いた横浜のマンションなどは、氷山の一角なのでしょう。今度は現場監督が目を尖らせますね。残念ながら…姉歯の違法偽装問題は、教訓としての価値がなかったようです。あれは10年前の事件ですからね。貧乏が長い(失われた時代)と…いろんな問題が起きます。歪が生まれますね。

環境汚染も、そうですね。京都議定書などは、結局、反故にされ、最近になって、米国や中国は環境問題を取り上げています。VW問題は、人類の進化に繋がる可能性がありますね。フランスでは実際に走行して、テストしていると言います。原発問題もそうですね。問題があり改善するわけです。故にカタルは規制など最小限度にして、あまり設けずに、当事者同士が納得するなら、好きなようにやらせれば、良いと思っています。誰にでも迷惑を掛けるわけではないのです。事件が起きた時に対処すればいいのです。カタルが良く批判する粉飾決算の扱いも、最近は変わって来ましたね。ライブドアは…ある意味で見せしめ的な事件でした。国策逮捕とか言われましたが、何が基準か…長く、いろんな経験をすると分からなくなってきますね。

カタルが純資産価値に拘るのは、論理的に公認会計者が間違ってなければ、TOBが掛けられるはずです。だって買収して資産を売却すれば、儲かりますからね。黒字企業なら、事業価値が、それに必ずプラスされるはずです。三菱UFJなど…、どうして、株価が決められているか? いい加減ですね。日銀は、それこそ、純資産以下で売られる浮動株を全部、買えば良いのです。そうすれば…デフレが完全に止まります。指数で株を買うべきではないですね。600兆円のGDPが目標なら…資産価格は必ず上がる筈です。世界中からお金が集まりますね。本来のお金の性質は、そういうものです。儲かる所に群がるのです。

昨日、賑わっていた東電ですが…あの潜在的に膨れ上がっている発行済み株数は、一体、どうやって処理をするのでしょうか? カタルの頭の中では、さっぱりわからない現象が色々あります。まぁ、だから奥が深く、相場の読みは面白いとも言えます。昨日の下げなどは、サッパリ理解できませんからね。やはり日本郵政の動きは、かなり影響しているのでしょうか? 三菱UFJの年末の株価は、4ケタに乗るような展開になるのでしょうか? 急騰し…現在休んでいるVテクやパイオニアの今後は、どうなるのでしょう。やはり想像は面白いですね。当たるも八卦、当たらぬも八卦か…。自分の信じる道を、ただ進むだけの話ですね。それでは…また明日。



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