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世の中は、頭の良い奴がいっぱい居ます。特にお金に絡む話になると…すごいですね。その最先端に位置するのが、株式市場なのでしょう。資本主義の仕組みを考えると、頑張った奴が、より…いい生活を送れるようになっています。努力をするか、しないか…その違いなのでしょう。しかし…汗水を流し働いても得るお金はたかが知れています。どんなに優秀でも大リーグの年俸は20億円程度でしょう。テニスの大阪なおみ選手はテニスより野外活動と言うか…広告収入などで得る収入が多いと言います。

株式の世界を知らずに、一生、過ごす人も多いでしょう。特に日本人は株式投資を毛嫌いします。「不労所得は悪」と言う概念が強いのでしょう。しかしカタルは一日中と言っても過言ではないほど、情報を集めています。最近はスマフォを片手に、常にニュースをチェックしています。その他に、このように…毎日、原稿を書き、自分の考えを纏め、夜はデータを集め…銘柄研究に2時間程度を費やしています。皆さんが考えるほど…楽な作業ではありません。だから不労所得と言われると、働くって…何? と考えます。

今朝方、朝一番に神主さんから、「ありがとうございました。」との報告を頂きました。彼は船井電機を5000株買っていたそうです。メールを開くと…同様の感謝メールを多くいただきました。共に良かったですね。まさか…またTOBとは…これでカタルはケネディクス、J・TEC、ツクイ、そうして船井電機と…立て続けに4件のヒットです。別に狙っていたわけではありません。単純な発想です。

船井電機の話は、日曜日のコラム「今、流れている潮流は…?」と言う原稿で取り上げています。現預金比率が高い話です。318億円の現金を持っており、借金は11億円です。この現金を発行済み株式総数で割ると…一株当たり880円、でも自社株があり…それを引くと一株当たり932円になります。でも11億円の借金がありますから、TOB価格の918円はほぼ妥当な金額になります。なるほど…ね。

何故、ケネディクスの宮島さんが、TOBと言うかMBOみたいなやり方で、非上場にしたか? この船井電機もTOBと言うよりMBOのような話に見えます。カタルが今の「名目成長時代」を正しく捉えているから、このような発想が活かせたのでしょう。

内部留保475兆円の話を事前にしています。日本人は異常です。使わないお金を貯めることが正しいのでしょうか? お金は使って…なんぼでしょう。カタルは「守銭奴」とは違うと述べています。

証券マンを長くやっていると…「お金持ち」の中には、異様な光景を観ることがあります。これは実話ですよ。あるお金持ちの自宅に行くとティッシュが部屋に干してあります。その理由が、乾かせば…何度か使えると言う物でした。そんなケチケチした生活をして楽しいのでしょうか? 「価値観の違い」を感じます。その反面、マンションをたくさん持っており、悠々自適の暮らしです。何十億円も持っているのに…一方では、そんな価値観です。

世の中は色んな人がいます。所詮、最後は税金に消えますから、その前に寄付をして、自分の理想社会に近づかせるために、お金を使うのが、余程…有意義でしょう。

皆さんは、何度か…カタルの原稿を読んでいますか?

昨日もF君表示で船井電機のことを書いたら、銘柄の問い合わせが2件ほどありました。ここ数日の文脈を読んでいれば、誰でもわかる話だと思いますが…しかし、カタルは上京した当初、ジョージソロスの「相場の心を読む」と言う本を読んだのですが、チンプンカンプンでした。自分に基礎知識がなかったためでしょう。

カタルが使っている言葉の中には一般的でない「ブツブツ投資」(ドル平均法の応用)とか…先ほど使った「名目成長時代」と言葉があります。

毎日、読んでいると、その言葉の解説や背景を説明していますが、時々しか…読まない人はカタルの独自用語は、分かりません。先日は、村社会の「総資産経営」を解説しました。まぁ、毎日読めば…その内、その辺の証券マンより、ずっと経済の知識が豊富になります。その下地がないと…船井電機の良さが理解できず、株を買うことが出来ません。だからこのような…突発的なTOBの恩恵も受けられません。

でも底流に流れている相場の流れを、知れば…野村証券の上昇は当たり前の現象です。だって…このTOBなどのM&Aでは、日本ではトップです。海外でも最近は頑張っていますが…ゴールドマンサックス(GS)とは「雲泥の差」です。船井電機を買うために信用の枠を空けていたのに…TOBで買えなくなりましたから、その野村証券を本日は700円で5000株だけ買い増しをしました。

だって…昨日の続きを書くので、原稿で書く以上、「率先垂範」です。

一昨日の原稿の冒頭に…「事前告知して、率先垂範をして…そうして自分自身が株で儲かり、読者も儲かる」ことをカタルは目指していると述べています。

カタルはいつもそうですよ。本日はロコンドを2130円で500株、2100円で500株買っています。この話も事前にしています。更に本日は東芝の3800円も500株買いました。三菱UFJは指値が厳しく…今のところは買えていません。

実は昨日は…すんなり船井電機が高値を抜くとは考えていませんでした。よって、720円、730円、740円、750円と…1000株ずつ利食いを入れました。そうしたら…新値ですから…レポートの公約通り、「新値を抜いたら買い直す」と述べていたので、成り行きで500株だけ買ったら、その株価は753円で500株を買いました。

大引けにかけ…株価は緩み、今度は買い増しです。737円で500株を買うと平均で745円の買値になるので…そこでまず500株を買い、740円だったか…735円だったか…で1000株を買い、更に大引けでも730円まで1000株を買いに行きましたが、これは733円の引け値で、買えませんでした。だから昨日は4000株を売り2000株を買ったことになります。

カタルは短期投資では、常に場味を確かめるために、「売り買い」を続けています。相場観と言うは、実践を通じて…学ぶものだと思っています。そうしないと場味が分からないのです。机上論では意味がありません。

自分で実際に株を買って観察すると、その株価の動きをよく見ていますから、船井電機など…明らかに、誰かが「関与している」動きは事前に分かります。それは観察力です。たぶん情報が漏れていたのでしょう。

だから…市場では「効率的市場仮説」と言う命題があります。この意味は「株価は全てを知っている」と言う意味です。この効率的市場仮説が基になり…皆さんが好むチャート論があります。テクニカルアナリストなる商売もあるほど…です。

ですが…カタルが上京して、よちゃんと知り合い、彼らのグループの中にはチャートの専門家が居るのです。「チャートの形」を創るのです。そんな話を聞き、カタルはチャートのバカらしさを思った次第です。自分がどんなにチャートを勉強したか…。

昔は株価を基にして、グラフ用紙に自分で書くのです。今はパソコンを開けば…直ぐに分かります。一目均衡表も…いろんなチャートが直ぐに出てきます。

余談ばかりで…昨日の話の続きを書かないとなりません。

何故、野村証券が必ず4桁以上になると…考えるか? 一つは野村総研を売り、自社株買いを実施したこと。そうして野村だけがグローバルの論理で商売をしています。例えば…信用金利が野村証券は0.5%です。ですが大和証券も松井証券も3%以上ですよ。この低金利下で…こんな「いかさま」はありません。

むかし…サラ金が高い金利を、ぼった食っていました。しかし変わりましたね。他社に足並みをそろえる村社会構造の「破壊活動」を、野村証券は率先してやっています。明らかに証券界の「ラッセル」組です。

村社会構造に甘えないで…社会常識に基づき行動するのです。日本人は村社会で、「画一化教育」を受けていますが…誰かが先頭を切ってやれば後に続くのです。怒涛の如く…社会変革が始まります。これが実質成長から名目成長への時代変遷であり、「流動性の罠」から抜けた現象の一つでしょう。見えない糸である、「市場の整合性」の考え方が、分かりますか?

野村は株主への総還元比率を50%と謳い、なお配当性向30%を会社説明会で述べています。社長の公約です。東芝の臨時幹部主総会も背景に流れています。みんな…繋がります。だから野村証券の株を買うことは、正解なのでしょう。TOBに遭遇した船井電機もそうだったのです。カタルは、内部留保475兆円は、おかしいと述べています。

そうして前田道路などの高額配当の話をしています。今回の日本アジアの話もそうだし…少し前のユニゾも同じ流れです。一連の流れが理解できていれば…カタルが船井電機の話をした時に、読者の皆さんは、「ピンと来る」はずです。

今日は、野村証券が「村社会論理」を破る「ラッセル」の話をしました。ラッセル組の最大評価はPER100倍です。一株当たり100円なら株価が1万円。1000円にもならない野村証券が1万円なんて言うと…、お前は馬鹿か…と言われますが、カタル論理はそう囁いています。

だって…家計(個人)の現預金額は1056兆円もあるのに…証券は302兆円なのです。保険や年金は531兆円ですよ。せめて500兆円ほどに膨らんでも良いですね。株式はどんどん上がり…参加者が増え続けます。なるべく…素人にも分かりやすい解説を心がけ…カタルは株式投資の「草の根運動」を続けます。

昨年のコロナ禍の最中…カタルは三菱UFJの株価が400円を割れているときに…何と言っていましたか? 「鉄板相場」だと述べていました。その理由も明確に…金利裁定概念が働くから…儲かると述べていました。

1年間の定期預金で40万円はいくらになるのでしょう。40万、1000円かな?どっちにしてもそんなものでしょう。絶対に…41万円にもなりません。しかしあの時に三菱UFJに定期預金をしないで三菱UFJの株を買っていたら…60万円です。僕らは若くなく…若者に対抗しても体力では既に勝てません。しかし長年、「生きて来た知恵」を使って、そのハンディを補えます。互いに…がんばりましょう。

それでは…また明日。本日はロコンド、野村証券、それに東芝を買っています。他にも広範囲に指値をしましたが…買えていません。カタルはいつも事前告知をして率先垂範を実施して、それで成果が互いに得られるなら、もうすぐレポート屋も、卒業を迎えます。

早く…早く…もう片足は棺桶です。(ここでは村田の安値、ソニーなどにも関心を払ってください。)本日のリンクはこちらが良いかな?



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