「潮目が変わる」と言う言葉はありますが…カタルには漁師の友達もいませんから「潮流」の意味が、あまり理解できません。しかしこの潮の流れに乗ることが出来るなら航行などもずいぶん燃費が違うのでしょう。良く海水浴に行くと…潮に流されて、あっという間に「沖合に」流された海難事故があります。太平洋側の日本沿岸には「黒潮」が流れており、この流れに「サンマ漁」なども影響を受けていると言われています。
相場も同じだろうと思っています。この「潮流」(相場の流れ)に乗ることが、いかに大切か…。証券マンなら分かると思います。企業業績だけではありません。
市場の「人気株」に乗り続けることが出来るなら、無限の利益と無限の手数料を手に入れることが出来ます。今はどうか分かりませんが、毎週のように訪れると「募集もの」をどう工面するか?
毎月、数千万円の「顧客の利益」を確保できるなら、難なく…投信などの募集枠を消化できます。しかし現実のノルマは厳しく…カタルも苦労をしました。それなのに…いつも他人の分まで面倒を見る、現役時代の苦労は、それをやったものでないと…その気持ちは分かりません。個人のセールスの能力は、それぞれ違うのです。セールスを成功させるためにはいろんな苦労があります。
横浜市長の林文子さんは、現役時代のセールスの能力は素晴らしかったようです。「お~い、お茶」の伊藤園の本間さんも、非常に優れたセールスだったようです。他人の情を理解して「臨機応変」の対応が出来るのでしょう。
やはり「SUMCO」(3436)は上がってきましたね。
この株はカタルの「お気に入り銘柄」の一つでもあります。仕手性を兼ね備えているからです。300ミリのウェハーの技術は、信越化学と…このSUMCOが市場を二分していると言います。なかなか技術的な確立が難しいとされています。
最近の半導体工場の新設を見ていると…当然ですが、最先端工場の割合が多いようです。先日、パワー半導体の東芝の新設工場の話をしました。石川県の能美市の工場で250億円の投資をする話です。本来ならパワー半導体は200ミリでも、良いようにも思えますが…効率を考えて…300ミリ対応だと言います。
こういうニュースを数多く見ると…自然にSUMCOの相場が読めます。
このような事象(現実の事実)を踏まえ…チャートを観察すると「右肩上がり」の「飛び出し型」です。誰でも、買えば…儲かる「良い相場」が続いている訳です。今、空売りをするのは馬鹿ばかりなり…。このチャートの形でカタルの推奨銘柄に選択した好業績の会社のチャートをもう一つ紹介します。P君です。銘柄がイニシャル表示なのは小型株だからです。
カタルがこの株を知ったのは、株が高値に飛び出した後ですが…この高値に躍り出た「切っ掛け」は、好業績の増額修正でした。此方です。一方、四季報の数字を見ると此方です。
故に会員ページで取り上げました。このような企業業績が背景にある株の相場は、やはり強いですね。
さらに参考にするために…「ニッポン高度紙工業」(3891)は、カタルが読者から教えてもらった株ですが、聞いた瞬間に高値でしたが…直ぐに賛同して、自分でも少し株を買い、会員にも紹介をしたように思います。ですが…直ぐに利食いをしたのですが…。その株価位置は、たぶん…この時でしょう。そうですね。22日に増額修正のアナウンスがされて…下のように四季報数字も変化をしています。しかも時代の流行の電池関連(潮流)です。
今回は、このP君が、これから…どう変化するのでしょう。
同じ増額修正で、たぶん…本日は決算発表なのでしょう。この右肩上がりの「下値を切り上げる」株価波動を利用する株式投資のやり方の「確率論」の話です。業績が裏付けにあり…このような下値を切り上げるパターンを観たら…皆さんは独り占めにしないでカタルにも教えてください。一緒にやりましょう。
カタルは、皆さんに「賢い投資家」になってもらうための「考え方」を伝えているのです。あくまでも確率論ですから、絶対…などと言えません。しかしカタルの経験上、儲かるパターンと言うのは、もう決まっているのです。あとは自分がどうするか?
良くこのようにP君と掲げると、銘柄は何?…といつも聞いてくる人がいますが、銘柄は一つで充分です。今は「東芝」と「野村証券」だけを手掛けていれば…今年は、充分だと述べています。その株価波動を、どう利用するか?…の話です。
昨日は「ロコンド」を買った後、思いがけない「逆襲」に遭いました。大引けにかけ一段安しています。理由は分かりませんが…たぶん、「空売り」の仕掛け筋かな?
かなり売っていました。午前中は兎も角、後場からも「売り崩し」が入っていました。3~5万程度なのでしょう。たぶん何処かの空売りファンドかな?
理由は6か月前の出来高にあります。10月の決算発表時に好業績でしたが、株価が売られた時に「強弱感が対立して」…出来高が膨らみました。10月15日に326万株の出来高をこなしています。この6か月後の「応当日」が、来週、訪れます。信用で持っている人の「投げ」を拾おうと思っているのでしょう。その為に仕掛け筋が動いたのかもしれません。
相場と言うのは、「仕掛け筋」が動いても、必ず、成功するとは限りません。米国のゲームストップは、この「空売り筋を締め上げろ!」…と先導するネット族に、空売りファンドは血祭り遭いました。ゲームストップは、株価が何倍にも大化けをして社会問題化しました。
カタル言わせると…このような外部環境の時に「空売り」なんて…馬鹿がすることです。だってFRBも政策当局も一所懸命に景気を戻すために政策を総動員しています。しかも日本株は31年ぶりの「名目時代入り」です。時代錯誤も、甚だしい…と思います。今は大衆と共に…買い方に参加するのが筋でしょう。
まるで失われた時代で…株が下がる中、「買いしかしない」カタルのような末路を歩むのでしょう。そう考えます。
仮に株価が下げても、僅かな…値幅でしょう。ですが…カタル君、昨日は2270円まで買っていましたが、3万から5万程度の売りを見て、一応警戒して…大引けにかけ自身のポジションを落としました。高値を買って安値を投げています。(わずかですが…利食いです。)
これはカタル個人の「力量問題」で「安全策」を講じたのです。しかし売り過ぎたために本日は2260円から随時下値に買いを入れましたが、今の所2260円は買えていません。どうなりますか…。
また東芝が下がってきました。本日は4460-4520-4380-4390=3056700=3076900(10:01)です。それでは…昨日、100株を買ったので…もう100株だけ買ってみます。少し待っていてください。ハイ、今4395円で100株のお買い上げです。たぶん…村社会の日本ですから、TOBは、何か理由を付けて拒否するのでしょうが…この決断は日本の岐路です。政策当局は「時代背景」を考えて…未来を見ているかどうか…。
このTOBが成功するなら、世界中から「日本は変わった」…とお金がジャンジャン流れ込み、東京は「国際金融都市」の地位を確立する可能性があります。香港の後釜はシンガポールですが…東京も重要な拠点に変わるでしょう。税収は「うなぎ登り」になります。
目先の村社会を維持するのか?
それともグローバル化に舵を切り、門戸を開放するか?
東芝問題は「黒船来航」なのです。日経新聞が、本当は…大見出しで「黒船来航」日本は門戸を開け!…とカタルが編集長なら世間に訴えます。
日商会頭の三村さんは、村社会に育まれた化石人です。あんな人たちが日本のトップにいっぱい居るから、「失われた時代」になったのです。財務官僚と同じです。大蔵官僚はノーパンしゃぶしゃぶで叩かれても増殖します。今回の総務省と同じで…「懲りない面々」です。厚生労働省は、国民に過重な負担を求めているのに、自分たちは宴会でコロナ感染とか…。情けないレベルです。これが日本の実態です。
早く、早く…本物が活躍する世の中にしないと、「ガラガラポンがやって来る」のです。この流れが始まったら…もうお終いです。今が最後の踏ん張りどころ、東芝なんか…くれてあげましょう。
だって…日本の工場も、会社も海外に持っていけません。中国は積極的に「嘘を言って」まで…海外から資金を受け入れて、投資を加速させて…大成功を収めています。「外資の金は要らん!」と言うのは、日本の「逆賊の考え方」です。
何故、三村さんのような大企業の経営者を勤めた人が、この程度の理屈が理解できないのでしょう。まるでフジテレビの日枝さんのようです。
ライブドアの買収に遭い…「なにを生意気な…若造が」と叩いた構図が、あの粉飾決算疑惑で地検が動いた背景でしょう。これはカタルの勝手な解釈ですから、間違っているかもしれません。リクルート事件も似たような背景があったのでしょう。
だから「失われた時代」に転落して、日本は、米国の1/3の給料水準なのです。貧乏な日本国に転落をしました。意欲ある若者を応援する「寛容な社会」構成を望みます。年金をもらう文句ばかりを言う老人は日本に必要ありません。
そうか…と言っても、カタルも年金生活者の老人ですが…トホホ。もう30年も…上京してから時間が経過しています。この時を永遠に「待ち続けた」のです。ようやく「水を得た魚」になるかどうか…。大切な場面です。だから…カタルは東芝の株が下がったら…TOB派閥を応援して、株を買い続けます。
この考え方が「株式投資の原点」です。自分が望む社会を市場に描くのです。株式投資と言うのは、ただ儲かれば…良いと言う世界とは違います。自分の「意見表明の場」なのです。
もっと投資の「真の理解」を深めましょう。それでは本日はこの辺で…また明日。