本日は相場の対処に忙しく…書き出しが遅れました。カタルの心の中では、昨日の大幅安を見て、「やはり来たか」…。との感想です。 何故、カタルのような「行け行けドンドン」の人間が、昨年末から保守的な態度になっていたか?
基本的には年末に、東芝と野村証券を掲げた辺りで…何れ、コロナ後の立ち上がり相場からの調整をイメージしていました。基本的に2月に入ると、全体の相場は「調整色」を強めたように感じていました。そうして日本の4月を迎え…少し保ったようですが、やはり駄目のようですね。でもそんなに心配はしていません。
幸い、本日は船井電機を利食いしたために、大幅な利益になり…その儲けでロコンドや野村を売りました。 全部ではないですよ。ほんの少しです。…目先対応を急ぎました。でも1700円の指値で1000株、ロコンドを売り、1670円と1645円で、500株ずつ買い直すなどの…基本的には「損出しクロス」です。カタルの短期口座は、常に相場価格に連動させるようにしています。
でもみんな…何れ株価は戻るのです。だから別に売らなくても良い相場です。
難しいですね。やはり証券マンの出身の為か…常に、株の売り買いをしてないと面白くないのですね。
「儲け」と「楽しみ」の…どちらを優先させるか? の試練です。
儲けることなんか…簡単です。しかしその忍耐が続くかどうか…。カタルは我慢強くありません。本日は、このロコンドも野村も最近の安値を更新しました。ある意味で仕方ありません。両社とも…目先は負け組の信用買い残が多い株ですから、こういう相場になれば…空売りの買い戻しぐらいで…新規の買いの手は引っ込みます。
さて予てから…米国金利高の話をしていますが、この話の解釈は難しく基本的に時間が必要になります。結果を見るまで分からないのです。
謎なのは雇用統計値です。求人数は過去最高水準で812万人だそうです。此方です。何故、ミスマッチが生まれたのでしょう。たぶん、失業対策が行き過ぎているのです。この失業給付金は9月まで続くそうですから、8月にならないと改善されない可能性がありますね。バイデンは間違っており、共和党が正しかったのです。このカタルの読みが正しいかどうか…も、わかりませんよ。
昨日は金利が上昇しているのに、ナスダックは下がっていません。面白いでしょう。一般認識と違います。この現象を見ると、たぶん…様々に市場で言われている懸念は、間違っているのでしょう。カタルは昨年末から今の状況をイメージしている訳ですから、一流どころのファンドは、とっくに対策を終えています。今、慌てているのは、素人集団に近いセミプロなのでしょう。
まだ大衆は、「あぁ~どうしよう。困ったな」…の段階でしょう。ここから一流どころは「買い場」を探すのでしょう。ようやく…ムードが「調整整色」を強めてきました。まだ株価は下がりますが…心配は要りません。だから村田製作が基準になるのだろうと思っています。ソニーでも…構いません。何故か?
昨日の相場でも、本日の相場でも、機関投資家が買いたいと思っている株は、あまり下がりません。例えば「デンソー」(4902)…如何でしょう?
基本的には前から何も変わっていません。株は上下をさせて…「大衆を騙す」ゲームです。バフェットが述べたように…仮想通貨やSPACなどの現象を観れば、調整は避けられないのです。だから投げやすい株を、中心にカタルは展開してきました。
東芝は、まったく下がりません。野村だって、まだ利食い圏です。まぁ、読者の中にはカタル同様に、高値圏で買っている人も多いでしょうから、おれは損をしていると思っているかもしれませんが、カタルの最初の買い値は537円なのです。
この米国の謎解きの結果は秋までかかります。夏になると…ボチボチなのでしょう。昨日、村田製作は、あと200円と述べました。ソニーの1万円割れ水準と…まだ当面はノンビリなのでしょう。
故にNPCの選択で…カタルは本日も690円で2000株を買ったら、簡単に割れました。次は645円どころかな? その辺りから本格的に買おうかな?
今、また野村の指値売りの560円が1万株が売れました。損をするのですが…良いのです。買う方が、それ以上に下げています。もっと下がれば良い。ワハハ…。野村だから恐くない。何故、今年は野村と東芝だけで充分だと述べたか? その内、カタルの心理を理解されるでしょう。本当は東芝も、売っても良いかな?…とも思い始めています。
本日は、またS君を3505円で200株、3495円で300株買いました。昨日の「日本ケミコン」(6997)が悔しいから…その「敵討ち」を狙ってみましたが、果たしてどうでしょう。まぁ、僅か500株ですから遊びです。当面は馬鹿になるのを止めましょう。ですが…2018年の古河電工と違い…今回は景気循環が上昇に向かっていますから、しぶとく買い下がれば…大儲けになるのでしょう。カタルは…何と言っていましたか? 「デフレの出口」の話です。
心の中では、この水準が「防波堤」だろうと、前から考えていましたが、まだ日経平均株価は1300円ほど…上に位置しています。27270円ですね。たぶん…28000円割れで本格的な動きが見え始めると思っています。
何故、損出しクロスが出来るか?
船井電機はこれまでのTOB組で一番強かったのですが…成立しました。 だから残りの7000株を、昨日2000株、そうして本日5000株売りました。最近、カタルの「モチベーション」が下がっているために、奮起をするのです。積極果敢に取り組むために、短期投資も活発化させようかな?…と思っています。ですが…儲かるとは思ってないのです。
カタルは相場が良ければ、必ず…と言っていいほど、かなり儲けられますが、逆風下には弱いのです。何しろ、空売りをしたことがありません。どうせ…やっても、あまり儲からない相場なので…本当は旅にでも出て、少しお休みするのが筋なのでしょう。皆さんも年がら年中、儲けようとせずに…ノンビリやりましょうね。
どうせ…下値は限られています。もう決まっています。この水準から200日線を割れて…下方乖離になる村田製作を丹念に買っていても、かなり儲かります。8000円程度が下値じゃ…ないかな? 基本的にあれは11月だったかね…実際の村田の高値は1月かな? 多くの他の銘柄は2月が高値です。その応当日は8月ですから、やはり11月なんだろうな…と思っている自分が居ます。
もう一度、繰り返します。2018年の古河電工と違います。あの時は明らかに景気循環が後退期でしたが…今回は上昇期です。しかし当面は多くの株が買われても大きく株価は伸びません。たぶん…その先兵隊はNPCじゃないかと推察していますが…果たしてどうでしょう。まだまだ早すぎますが…ここから下値を注目していてください。また…明日。