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昨日の米国CPIの発表を受けての米国株を観ての印象は、大幅高しましたが…「値戻し」されていました。やはり多くのファンドは「痛手」を受けたままなのでしょう。実際に、人気投信のARKKも、ようやく「陰り」が見えるとか…報道されています。ITバブルの時もそうですが…この2年間とか…「2年半」と言う時間は、人間の「心を変える」のに十分な時間なのでしょう。

基本は、このような「意識変化」が新しい時代の扉を開けます。だから自分の考えが正しいかどうか…。時間をかけないと…市場が、その株価を受け入れるかどうか分かりません。でも逆に…一度、試練を潜り抜けた株価は強くなります。その体験が必要です。

カタルが疑問に感じる株価は、多く存在します。代表事例は「三菱UFJ」(8306)の純資産価格1330円と市場の株価755円のギャップです。普通の常識ではあり得ません。だって確実にTOBをして…資産売却をすれば、投下資金は回収できます。更に…銀行業は既に無店舗でも営業が可能です。悪戯に…資産を抱える必要はありません。どんどん…効率化が進みます。

考えられるのは…経営者の傲慢な姿勢です。稼いだお金は誰のものか? 

株主に半分以上を返すのが当たり前だと思っています。それなのに「使わないお金」(内部留保)をどんどん…貯める「守銭奴」的な経営者が多いですね。日本は一応、金融システムも整った先進国の筈です。

でも今回の東芝のような事例を観ると面白いですね。マレリの失敗が、相当…堪えたのでしょう。だって財務で習うのは自己資本比率が50%以上なら、健全な企業と言う評価基準です。東芝の奉加帳を観ると、この水準です。基本的に他に会社の持っている財産があるのです。それなのに…融資に「二の足を踏む」銀行マンは能力がないというか…。「保身の塊」のような気がします。このモデルが纏められないなら…政策官僚は、国税の配分を担う能力がないのでしょう。

もう何処も彼処も…適正な能力を持った人間が居ない世界に見えます。「赤信号、みんなで渡れば…怖くないという」集団論理の大衆心理だけで、日本は動いているように見えます。テレビの「視聴率争い」という事は、そういう事でしょう。スポンサーは、自覚がないのでしょうか?

カタルは食えない時代から、散々…日本の仕組みを考えてきました。なかなか自分が実際に経験してみないと分からない「矛盾」なのです。表面上は正しいかもしれませんが…でもその我儘が…溜まって、どんどん…おかしな方向性に進みます。株価が正当な評価を受けないようでは…「市場原理」が働かないことになります。まったく…おかしな国です。カタルの考える頭の中の株価が、正しいとは言えませんが…何故、こんな評価なの?不思議です。

今回のG君こと、「グッドコムアセット」(3475)の株価は超割安です。


「グッドコムアセット」(3475)の日足

ただし投資用とも思えるワンルームマンションが主体の会社です。本日も売り上がっています。900円と920円が売れました。でもこれだけの「逸材」ですから…4桁以下は何処でも買い場でしょう。たぶん会員の方も、事前にお知らせしていても…参加された方は限られるのでしょう。何しろ「Jトラスト」で損失を抱えています。でも、このような「時間のズレ」は良くあります。まぁ辛抱なのでしょう。何れ…時間を置いてやれば良いのです。

今回、カタルの使っている証券会社は、「寄り前のクロス」が入りません。システム改良を実施したようです。損出しの年末のクロスの節税が出来ません。たぶん金融庁からの株価操作の指摘があったのでしょう。でもこんな些細な節税まで制限を掛けるなんて…日本的です。

大勢観を見直さないで…細部の些細な現象に目を向ける神経は、やはり狂っています。だから末端のノンキャリア組の職員は、雑用に「悩殺」されます。カタルの友達のノンキャリアで…たぶん最後は課長補佐か…。課長になれたのかどうか…。しばらく会ってもないし…分かりませんが、彼は大蔵省で。最初は文房具屋さんです。省内で使う事務用品の係りからスタートして最後は国家予算の配分をしていました。キャリアなんか…現場の仕事を知りません。やはりノンキャリが支えています。まぁ色々見ると…面白いものです。

市場を観ると、日経平均株価は43円高ですが…やはり「節税の売り物」が出ているようです。Jトラストは520円を割れそうです。なかなか…「底入れ感」が出ません。確かに「5日間連続の陽線」を実現し…出来高も100万株を割れて来ましたが、買っている形跡があまり感じられません。目先筋だけの買いでは、なかなか…反転はしませんからね。あと少しだと思うけれど…まだ分かりません。一応200日線を覚悟していますが…本日は510円から下に5円刻みで5000株ずつ…3本の買いを用いました。どうでしょう。

グッドコムアセットは920円まで売れましたが…940円は厳しかったかな? 今のところ…高値は935円です。この株は日本紙パルプ商事、つまり社名変更でKPPG(9274)のようなケースを、頭に描いています。だから…たぶん「押し目は買い」でしょう。ただここに来て、一気に水準訂正をしましたから…仕掛け筋の意向次第ですが、通常は高値を取れば…「一服する」のが普通です。

なかなか…「本線の攻め」がみられませんから…やはり、流れは「仕手材料株」なんじゃ…ないかな? つまりエーザイや大阪チタンなどの個別の材料株です。

こんな市況でグッドコムアセットを出したカタルはナカナカです。誰も褒めてくれないから「自画自賛」です。事前告知で…「率先垂範」です。これが本物人間だ!…と言う証ですが、褒められたものではありません。年末に来て…なんと3000万ほどの損失を計上しています。まぁこのJトラ君には「可愛さ余って、憎さ100倍」かな? でも好きだから…仕方ありません。藤澤と言う人間は嫌いではありませんね。結構、良い選択眼をしています。

N君の日足

おぉ、N君は、とうとう…800円台になって来ました。なんと…この株の一株あたりの純資産は1859円もあります。何故、こんな株価なのでしょう。カタルは最高裁などが、あんな判決を出すから…東京市場に、世界のお金が流れないのです。日産のゴーン逃亡を助けたあの軍人上がりの彼は、服役を終えてWSJに日本の「刑務所の待遇」が報道されていました。入国管理の問題も指摘されています。日本の恥部とも言える現実です。この報道の裏には…ゴーン逮捕の不思議さを問われています。

なかなか…改善点は多い日本ですが、仕事をする奴が、何処にも居ないのでしょう。いつだったか? 深川警察署員に、「文句」を言ったことが在ります。「酔っぱらい」のあしらいで、終わりましたが…住宅地での深夜の道路工事は、やはり「常識がない」よね。昨晩もやっていたのです。少し離れているから…音は小さかったのですが…たぶん日本中、至る所で…一般常識が働かない世界なのでしょう。また来ています。グットコムアセットの話です。

このタイミングはベストタイミングです。今回は3つの選択肢を提示したのかな?本日800円台に乗ったN君のチャートを観てください。一度「しゃがみ」…そこからの反発で、下値を、毎日、切り上げています。このような形は「良く表れる」…と前に述べました。

下値を切り上げるのは、誰かが…株を買っている現象です。だから830円の関門は「指呼の間」なのでしょう。ここを抜けると一気に4桁奪回です。それでも純資産は1859円もあり一株利益は120円ですから、株価が1000円でも安いのです。でも「過小資本」で地味な会社です。だから人気がないのでしょう。こんな株は、腐るほどあります。随時、紹介して株価の水準訂正を試みます。

エーザイ(4523)の日足推移

でも過小資本が嫌な人は…やはり「エーザイ」(4523)だろうと思っています。このような右肩上がりの形が、良いのです。当然の話ですが、株価は5000円台から上がっていますから「利食い」もあります。毎日、上がるわけではありません。でも「人類の夢」の響きはナカナカです。しかも認知症は4人に一人が、陥る老人病です。身内に患者が居る人は苦労が分かります。株価が飛んでから…買う必要はないでしょうが、今は「貯め込む時期」でしょう。

レーザーテックと、どちらが良いか…来年になれば分かるでしょう。

こんなところで本日は簡単ですが、これから5回目のコロナワクチンの接種日で…時間がないから出かけます。今晩のFOMCは0.5%の利上げで決着でしょう。これを受け…昨晩は上まで買っていますから、今晩のNYの株価は高いと思っています。ただやはりどうしても「節税の売り物」がみられます。人間と言う動物は、諦めが悪いというか…。いつまでも…グチグチ文句を垂れて…どうしようもなくなって、追い込まれてから仕方なく行動をします。だから…やはり今年も2018年同様の展開も予想され…なかなかスッキリしない展開が続くのでしょう。

でも嬉しいね。久しぶりのヒットです。グッドコムアセットの940円も売れました。嬉しいな。それではこれから出かけますから、また明日。



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