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アフガニスタンと米国の「覇権主義」、中国の世情変化、ブレグジットに…米国第一主義から、最近の流れは「コロナ禍」から「ペントアップ需要」が起こり、自動車も半導体も見込み生産観測が大ハズレで、極端な半導体不足に陥りました。不幸にも…半導体工場の火災や地震なども影響を与え、ここに「地政学的リスク」(安全保障問題)が加わっています。

この事前観測の読みが外れたのは、何も自動車だけでなく…全てにおいて予測が間違っていました。 理由は…予期せぬコロナ感染の「デルタ株の反乱」もこの動きに加担します。ここに…今回は「類を見ない」海運市況の暴騰が絡みます。まさか…と思います。港湾設備だけでなく鉄道、トラック輸送も同じです。人員の確保に「四苦八苦」し…イギリスの人件費は高騰を始めています。この現象は米国も同様です。

故にパウエルFRB議長の「一時的なインフレ」と言う表現の「信憑性」が問われ…更に、バイデン政権の「失業給付金」の上乗せは、「悪政」だった可能性もあります。事実、雇用問題にも、人件費の上昇懸念が、垣間…みられます。

米国より…最近は気になるのが中国の動向です。

此方の記事は…今後の参考になります。更に…こちらの話題も今後の未来の「市場の整合性」に影響を与える「素材」です。

カタルは相場観を考える上で…常に多くの世の中の現象(事象)に注目して、その現象が何故、この時期に生まれたのか?…を考えるようにしています。

人間の行動は複雑で、行動の原因と言うか、その要因は様々なものが複合的に絡み合っています。事件の「切っ掛け」は些細なことが引き金になって、重大事件が起こります。その「切っ掛け」が直接の原因ではなく、今までに蓄積された「心の鬱憤」が爆発して…犯罪などの行動に走ります。経済活動も同じです。

その経済を映す鏡の役割を担う株式市場は、世の中の現象に敏感に反応します。多くは…目先の流れを追います。時間軸を伸ばした冷静な判断より、「朝三暮四」なのです。このような行動は「間違っている」場合がありますが…この時間軸の見極めは難しいのです。自分がその時間を決める訳ではありません。市場参加者全員の総意で、株価は決まります。目先は市場が間違うことは良くありますが、中長期では…概ね正しい道を歩みます。

その海運市況が、今の相場のラッセル組の「旗印」です。此方の記事は昨日発見しましたが、以前リンクを張った焼き直しです。ですが…カタルがITバブルの話を持ち出し、更に市況産業の相場を解説したように、最低でも…株価は、安値から10倍以上になるのでしょう。いつまで続くか…は、定かではありません。言えるのは…カタルはITバブルの時にソフトバンクを大推奨しておきながら…「肝心要」の相場の時には、既に「離脱組」になっていた事実です。人間の欲望に限りはなく…底知れないものです。あの時、大型株のソニーが連続ストップ高して、年末のソフトバンクは97800円でした。

ITバブル期のソフトバンク(9984)の日足推移

カタルの記憶によれば…1万円を超えた辺りで…もう高いと思って、戦線から離脱したのです。3月頃の春の話です。その株価から僅か9か月間で株価は更に10倍になり、翌年の2月には…更に2倍になります。つまり20倍ですよ。

仮に、もし…ITバブルと同じように海運株が、同じ時間軸を歩むとしたら…そのイメージ図を作りました。このチャートは、当時のソフトバンクの動きです。論理的には、どう考えても…PER5倍以下と言うことはないと思っています。つまり一株利益が3000円なら株価は15000円という事です。いくら一時的な利益だと言われても…過去の事例はそうです。ハイ今、「川崎汽船」(9107)を5160円で200株買いました。本日は買い気配から始まり…下げてきました。

しかし昨日発表された三市場残では…売りが49万増えて145万株、買いは6万株増えて329万株でした。あまり「買い残」は、増えていないようです。やはり急激な値上がりの影響で「利食い」が入るのでしょう。何しろ…この株価乖離です。

常識的に考えれば…誰でも「利食い」をしたくなります。事実、カタルも昨日、商船三井を利食いしました。たった400株ですが…。ですが直ぐに買い戻し…利益だけを抜いたのです。この行動が正しいかどうか…分かりませんが、カタルは短期の「雪だるま」投資が正しい戦略のようにも感じています。ですが…目先は失敗した「エーザイ」のケースもあり、サッパリポンです。

あれれ…川崎汽船を買った途端に5000円を割れました。トホホ…どの船株の下げてきましたね。まぁ、当たり前の現象でしょう。既に4週間目になりますからね。利食い玉も溜まっています。

もう一発、買うかどうか…それとも時間を置くか…難しい。でもカタルは市況株の検証をした時に思いました。安値より10倍は、当たり前だろうと思っています。商船三井の株価は15000円超えるまでは…強気に対処しようと心に決めました。肝心な事は、ここです。

誰も未来図は分かりませんから、自分で「腹を括るか」どうか…の問題でしょう。昨日はロコンドも、また新安値を更新しましたね。なかなか「底入れ」が確認できません。

仕方なく…また投げました。もう今までの儲けもなくなり…完全に、損に転落しています。いやはや…あばずれ女の「魅力」も困ったものです。カタルは弱いのです。この手の女性に…「猪突猛進」と言う言葉がありますが…カタルの性格は、「見境なく」溺れます。故に40億円も飛ばしたわけです。

読者の皆さんは、カタルの性格も分析しなくてはなりません。

こういうバカがレポートを書いている訳です。自分で考えないとなりませんよ。自分の力量は自分だけにしか分からないのです。もう論理的な解説なんか意味はなく…最後の株価動向は感情だけで動きます。

「見えない恐怖」という言葉があります。

株価の未来図なんか…誰にも、分かりません。川崎汽船は5260-5320-4920-5060=2556000(9:36)良い動きです。こういう乱高下があると…仕手株らしい動きになります。空売り派も、買い参加派にも…こういう値動きをされると人気になります。どうも…今回の海運株は、地味な川崎汽船が選択されるのかもしれませんね。場中に乱高下すれば…適度な「ガス抜き」になります。

ただカタルには、どうしても謎なのです。

こんな利益が本当に生まれる現実が正しいのかどうか…。故に株価が50倍になった「三光汽船」の事例も紹介したのです。船株相場と言うのは、謎が多いのです。

冒頭に世界情勢の分析を書きましたが…ブロック化の動きは本来の姿ではないようにも感じています。リカードの比較優位説があるように…グローバル論理は正しいと思うのです。ですが現実の社会は「奇々怪々」です。中国の政策変更は、裏返すと…貧富の差が増大し…その「ガス抜き」とも、思われます。誰もが「上海女子図鑑」や「北京女子図鑑」のように…上を向く「向上心」が溢れる人間ばかりではありません。

そこに…「寝そべり族」が登場しました。この構図は競争に敗れて…諦めた構図です。

明らかに「社会分断」が生じているところに…IT企業への規制強化、そうして子供の教育と言う…塾まで「規制」の対象です。何も…「ゲームは阿片」と言う現実だけではありません。余程、共産党幹部が焦っている様子が伺えます。この時期に中国も大きく関連する船株相場が生まれた意味は、別の隠された未来図の暗示かもしれません。だから…取り敢えず…何でもいいので100株だけ買ってみましょう。

日本郵船でも…商船三井でも川崎汽船でも何でも構いません。ただし…昨日は他の関連銘柄、名村造船から乾汽船や共栄タンカー、飯野海運など…に波及していますが、あくまでもこの3社以外は、買う根拠がありませんから、この3社に絞るべきでしょう。川崎汽船なら僅か50万円です。

本日、寄り値で生贄を捧げたロコンド君、たまにはプラスになって欲しいものです。

それでは…皆さん、無理をせず、互いに頑張りましょう。まだ当面は先が見えません。たぶん…船株相場が、核になって全体相場も引き上がると思っていますが、未だに難しい展開に思えます。何故、カタルが資金を引き揚げたか? 

その資金もロコンドの損金に消えていますが…カタルは当面、難しい…と、春と言うより、年初から述べています。この意味を理解される方が、どの程度、居るのでしょう。本日のロンドンの賃金の上昇は、米国にも…言えると思っているのです。故にここで時間軸を延ばして…金融株の選択もあるかもしれません。でも早過ぎます。故にカタルは「博打」を承知で…船株相場の短期の「雪だるま投資」も視野に入れています。

それでは本日は、この辺で…また明日。先ほど…4920円まで売られた川崎汽船はカタルが買った5160円を抜いて5200円を付けました。どうなるのでしょう。このワクワク感が堪らない。カタルはハイリスク人間です。



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