かたる:「希望の党」が主張する「お仲間クラブ」の理由が、東証の東芝への態度で分かります。全く…呆れる村論理は、変わりません。「島国根性」とは、良く言ったものです。この日経一面の報道は、狼煙で…アドバルーンなのです。批判が少なければ…実施されます。その打診です。
一方、米国では「P&G」はアクティビストの株主「トライアル・ファンド・マネジメント」の取締役派遣が注目されていましたが…否決され、会社側の勝利になりました。一方、ITサービス大手の「コグニザント・テクノロジー・ソリューションズ」(CTSH)を「エリオット・マネジメント」が4%の株を取得して株主還元を求めました。この要請に対し、同社は株主還元を実施し、日本企業が嫌う従業員の解雇にも…応じて利益率を上げています。米国は面白いですね。この会社は、カタルの理想形を実施している会社です。従業員の75%はインドで勤務をしているそうです。
分かるかな? 吉田さん…。カタルは貴方に期待して、貴社に投資をしていますが…、なかなか貴方は行動を起こさないようです。故に、株価は低迷しています。しかしカタル君は、昨日と本日は、貴社の株を、再び買い始めました。本日は、今の所…825円の高値も500株だけですが…買いました。時代環境を活かすか、活かさないかは…企業経営者の努力に掛かっています。いくら条件が揃っていても、経営者に驕りがあり、やる気がなくては、株価は上がりません。市場は常に…積極的に頑張る経営者を応援します。
一方、島国根性から脱出する様子が、日経新聞に書かれていました。「三菱UFJ」はようやく海外利益が、国内を上回って来たそうです。もともと三菱は、UFJを飲み込み…中国の支店網も充実しています。更に米国でも、ずいぶん昔に小さな銀行を買収して、業容を拡大させています。カタルはアセアンの金融を、制覇するべきだと考えています。この地域の成長率は高いのです。金融の基本はGDP成長率の高い地域を、狙わねばなりません。保険もそうですね。
今では、信じられない話しでしょうが…過去、日本でも、保険業は「超成長株」だった時期があります。カタルが入社した当初、その証券会社には、大金持ちが二人いました。その内の一人が、保険会社の増資で大儲けしました。カタルが入社当時の話で…その時は、既にヨボヨボのお爺ちゃんですから、相当…昔の話です。経済の原理を、知っていれば…お金は、なんなく稼げます。
ただ…日本のような馬鹿政策を採用すると…駄目です。デフレを煽る実質経済など…馬鹿な事を思い付いたものです。宮澤喜一は、所得を上げるのではなく…地価を下げて年収の5倍以内で、家が買えるように政策変更したのです。彼は東大でも優秀だったそうですが…物事の原理を、理解してなかったようです。その点、田中角栄の方が実践的です。
メディアは、21年ぶりの日経平均株価上昇を語っています。カタルは前回の会員向けレポートでこの事を述べていました。実質時代と名目時代の境目に、僕らは位置していると述べています。その様子を日経平均株価で解説しています。そのチャートが此方です。
基本は、イエレン時間が…順調に経過している為と思われます。しかし時代は、簡単に変化しません。東芝問題でも分かります。とうとう…「アディーレ法律事務所」が挙げられましたね。2か月間、本人は3か月間の業務停止だそうです。
面白いですね、市場は…。「アコム」の本日は、買い気配スタートでした。一見すると、繋がりが、見えにくいと思いますが…テレビCMを打つほどなのです。サラ金行政の行き過ぎが分かります。カタルは、過去、武富士を倒産まで追い込む、最高裁の今井判事の判決を批判しました。全て…村論理の揺れ動く、曖昧な裁量基準です。
日本と言う国は、「原理原則」を大切にしません。島国故に…いつも利害調整に動きます。諫早湾の判決が、良い事例です。片方では開門、もう一方は、閉めたままの判決です。一体、どっちが正しいのでしょう。日本人でも、サッパリポンです。
冒頭に掲げた「アクティビスト」(モノを言う株主)は、社会の還元剤です。ブルドックも日本空港ビルも、考えの違う正論を、日本は受け入れるべきです。「ハゲタカ」ファンドなどと…感情論に訴えるやり方では、いつまでも…グローバル化は達成できません。東証さん、分かりますか?
希望の党の小池さんも、森友、加計学園ではなく、東京国際金融都市実現の為に、票が欲しいと訴えれば…いいのです。メディア論理である「他人批判」は、どうでも良いのです。批判をしても、何も、生まれません。築地の豊洲移転の二番煎じは国政では通じません。もっと建設的な展開を望みます。そうすれば…心を揺さぶられるのです。
僕と一緒に…読者の何人かは、ユビキタスに参加したのかな? 一番、きつい時間が、そろそろ消えます。もともと小型現物株ですから、1000円以下で買った連中の利食い玉は、そう多くない筈です。連日30万株を超える商いをこなしていたので…まもなく消化するのでしょう。これが、名目時代です。たぶん早ければ…来週にも1285円の奪回場面が、見られるかもしれません。
カタルが…読者から、「トーセイ」の問い合わせメールを貰い、初めて…不動産の活用と言うアイテムに、触れました。そのメールを観た時に、カタルはケネディクスの新高値を確信しました。一昨日に669円抜き、昨日は673円です。株と言うのは、だんだんスピードが上がるのです。加速度が付くのです。何時だったかな…。
その時は、読者に対し、レーサムの方が…と思ったけれど四半期決算の影響かと思いますが…レーサムは収益化が、期ズレになったようで株価が低迷し、トーセイが上の株価になっています。でもサンフロンティアは、群を抜いています。やはり、ここでしょう。本日も高値を追っていますね。
不動産を、まともに積極運営していれば…、宮島さん、今頃、株価は4ケタを奪回しています。分かるかな? あなたは、ようやく経営姿勢を変えたけれど…、もっと早く、積極的に取り組むべきだったのです。でもAUM残高は、伊達ではなく…格が違います。これまでの努力が活きます。
この感覚と同じのが…「人材不足」です。
カタルは「夢真グループ」に取り組んでおり、「夢テク」(2458)に力を入れています。昨日も、買い増しをしました。でも一昨日のリクルート、パソル、パソナの一斉高を観て…ケネディクスの時に、感じていた…同じ感覚を夢テクにも、感じています。此方も、間違いなく上場来高値更新でしょう。楽しみです。でもまだ、しばらくは…揉み合いだろうと考えています。でもカタルの推測なんか…いつも外れますからね。
基本は「名目時代」を、感じるかどうかです。このレポートを、読者が読める後場寄りに、一発だけ、ユビキタスを、買い増ししてみます。カタルは貧乏人なので500株だけです。今の株価が1170円ですから…1200円までの指値で後場寄りに買いに行きます。
この高値水準を買うのは…初めてです。果たして…実験は、成功するかどうか。富が富を生む「名目時代」が確立されているか、どうか…の実験です。イナゴ族も…機関投資家も、みんなが楽しめる「カタルレポート」を提供して行きたいと考えています。
機関投資家さんは「リクルート」で良いのです。保守的な選択なら、「アコム」でも「小野薬品」でも良いですね。
政策が正しければ…みんなが、未来に希望を感じられる名目時代にドンドン変化し…プライマリーバランスも、時間の経過で、達成できます。何故なら、年金や社会保障費より本来は経済活動の上がりである経済の活性化による効果が大きく、この金額は雪だるま式に増えるからです。
デフレの実質時代の継続は、ドンドン疲弊して行き、ブラック企業が溢れる閉鎖型社会なのです。寛容な希望が溢れる名目時代よ、こんにちは! 株価は、雪山をラッセルする先駆者なのです。それでは…また明日。