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「強気相場は悲観の中で生まれ…懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感と共に(の中で)消えていく」と言う諺があります。カタルは幸福感と共に…と言う方が、言葉として相応しいと感じています。まぁ…どちらでも構いませんが、基本は悲観の中で生まれ…の部分が、今の相場に相応しいのでしょう。そうして…この後は「懐疑の中」で育つ場面になります。この「マザーズの逆襲」相場と言うのは、この相場の格言がよく似合います。

カタルは昨日の大引けでもソフトバンクを100株だけ追加で買い、これで合計、短期口座の持ち株は2000株になりました。そうして…本日も「追撃買い」をしており、寄り値の4768円で500株だけ…買い増ししました。この時点で、平均買値は5013.6円です。年末は、確か…5500円前後の買値に修正したのでしょう。そこから…追証などを経て、持ち株は過去最大かな? でもソフトバンクの2500株は最大か、どうか分かりませんが、兎に角、この3か月間で…一番多い持ち株だと認識しています。

カタルはソフトバンクの孫さんやARKKのキャシーウッドさんと「理念」が共通しています。お金は、「人類の進化」に回すものでしょう。ただ…そのスピードや時間軸の読みは、人それぞれで違います。でも彼らの理念は、よく理解でます。何故テスラが、誰もが批判をするように圧倒的に力が違うトヨタと比較して、時価総額の評価がトヨタを上回ったか? ここに…「市場原理主義の肝」があるように思います。

お金なんか…所詮は「絵に描いた餅」です。基本は「使ってなんぼ」です。

ところが拝銭主義者と言うか…。使わないお金を貯め込む馬鹿が大勢います。日本人の大半は、未来の「希望を失い」…架空の「安心・安全を求めて」行動をしています。コロナが怖いから出歩かない。馬鹿な行動制限を自らに課します。「清貧思想」の極みのようなイメージです。何処にも危険はあり、死ぬときは死にます。

資金循環表(日銀)

3月7日に、日銀から年末の「資金循環表」が発表され、個人の現・預金残は1092兆円だそうです。企業の内部留保のうち現・預金は319兆円です。この数字を観て政治家は、何も感じないのでしょうか?

カタルは3月16日に、こちらの記事を紹介しました。この記事を読んで、何かおかしいな?…と感じなくてはなりません。馬鹿は、いい気になって「空売り」をします。しかし冒頭の格言は、強気相場は「悲観の中で」誕生するのです。

陰の極み、潮目が変わる瞬間をどう感じるか? 

この場面を会得できるなら…株式投資などは簡単です。そうして使えきれない兆円単位のお金を残すことが出来ます。日本人は清貧思想を広め、「悪銭、身に付かず」…と言って「不労所得」を嫌います。しかし…証券マンを長くやっていれば分かりますが、ただ働くだけでお金を残した人に、会ったことなどありません。みんな…株や土地の資産効果によって利益を得た人ばかりです。

カタルは株式投資は心理戦で…非常に難しいと述べています。

だから「自分の力量を守れ!」と何度も言っていますが…、この見極めは非常に難しいですね。だから…カタルは目一杯に買いますが、買っては投げ、買って投げを、繰り返したのです。潮目の判断など…はなかなかできません。

一応、今回のように「ウクライナ侵攻」と「FOMC」を掲げ…どちらも一旦は株価が上がっています。これが本格的な買いに繋がるかどうか…誰も、分かりませんよ。神様でない限り…です。しかし、先人は良い言葉を残しています。「強気相場は悲観の中で生まれ…懐疑の中で育つのです。」

相場が楽しいというレベルに、自分自身を戒めて…「ゆったり」とした気持ちで、相場を眺めれば良いのでしょう。しかしカタルはこう述べています。今までは買って投げ、買って投げを繰り返して、ソフトバンクやBASE、そうして船などで100万単位の損金を計上していました。維持率維持のために…。

いつか株価が上がることは分かっていましたが、仕方ありません。貧乏人だから保険料を払うしかありません。でも…もし買い続けていたらどうでしょう。

この基本は「株価位置」の話です。皆さんの気持ちが動くのは200日線乖離が、かなり「上方乖離」しているときに…この株はどうだ? ○○だから素晴らしい…と絶賛をします。でも長い経験を積んだカタルは、だから、みんなが買ったのでしょう。僕らが手にする情報などは末端の「カス情報」だと言っています。日経新聞もNHKも同じです。内部情報など決して…洩れません。リーマンショックを見れば分かります。日経新聞社は「CDS」の存在を、書いていないのです。ただ住宅バブルと述べていただけです。

馬鹿でも、何十年も掛けて…顧客の金を何十億円も飛ばせば…多少、世の中の仕組みを理解できるようになります。心配だから…買うのです。その時は、誰も買いません。

ロシアの株式は、面白そうですが…どうでしょうね。「きわもの」好きは、色んなチャンスがあります。今、ロシアにドルを大量に持ち込んで株を買い漁り…しばらく「ほったらかし」にして置いたら、どんな価値になるのでしょう。しかし人間は、この時間闘争に勝てません。理屈は分かっていても、現実は…なかなか行動できません。

さて相場は…僅か7円高の26660円です。

カタルはデフレの出口の27270円が基準だと思っていますが…果たして回復できるかどうか。何しろ、岸田さんですから…ね。

本日はソフトバンクを寄り付きで買いましたが、他にはBASEを435円、昨日は買えなかった430円が買えました。更に下値に買いを用いてあります。川船の8600円にも200株だけ買いを入れました。今のところは8610円まで…です。もし日本郵船が下がるなら、また11700円前後なら買いたいなぁ~と思っています。買っても100株でしょうが…。

ファナックは、再び…事業の拡張だそうです。この手の株では、安川電機は割高ですが…川重などもあります。しかし…世界ではスイスのABBと中国のKUKAなどがリストに挙がります。意外性があるのはFUJI(6134)昔の富士機械製造です。

カタルは内部留保をみて、「株主還元相場」から「設備投資」の流れを、時間軸は長くなりますが掲げています。まぁ、機関投資家向けの時間軸かな? ついでに…資産インフレの野村証券を始め…不動産株も掲げています。何れも時間軸の問題です。

今、ソフトバンクの板に4850円の所に102300株の売り物が出ています。本日は、一度は消化しています。今の株価は4768-4875-4700-4848=8155800(10:21)です。

基本的に大きく下値圏から跳ねた株価位置などで、「ヤレヤレの売り物」をかぶります。BASEも、同じですよ。全ての株がそうなのです。このヤレヤレの売り物は、時間軸により…消化されます。この後の飛んだ株価の後の推移が、チャート上では重要です。まぁ、出来高次第なのです。やはり…先ほどの10万株は消化されました。今の株価は4863円です。

基本的に、ここは「ヤレヤレ」…心理が働く株価位置です。

ナスダック指数の推移

追証だった人は無理せずに外すべきですが…基本構造は「懐疑の中で育つ」とカタルは考えています。だからナスダック指数のチャートも掲げておきます。そうしてカタルは、なんと言っていましたか? 必ず…「200日線を株価は超える」だろう…との事前観測の下で、カタル自身は、この仮説を元にして…本日も株を買い続けています。もう評価損が消えたので…ここから更に買える量は限られます。

「マザーズの逆襲」で掲げた「ソフトバンク」(9984)「メルカリ」(4385)「BASE」(4477)に「サイバーダイン」(7779)を、みんな持っています。

どれが良いの?…と聞かれてもカタルには分かりません。しかし一番多いのは、やはりBASEでしょうか? そうして最近はソフトバンクを、買い始めています。今までは1000株程度だったのです。今は2500株です。

でもサイバーダインが良く見えています。

サイバーダイン(7779)の日足推移

また買ってみようかな? それでは…今は355-365-355-364=400500(10:33)ですから、364円で2000株だけ…アララ、誰かが365円を買いました。1万株以上も売り物があったのに…トホホ。仕方ありません、本日の高値の365円で2000株だけ追撃で買ってみます。通常、このようなチャートから下値圏の揉み合いを離れて…上昇相場に移行します。

ただ…このサイバーダインは人気になると一昨年の末の時のような…株価上昇を示すことがあります。この材料は米国のM&Aです。自己資本比率は高く…87%もあります。有利子負債は僅か7100万円ですが、現金は67億円です。時価総額が大きく783億円もありますから…人気になっても、その資金を吸収できると思っています。

基本は此処です。株と言うのは「売り物」が出てこないと相場になりません。BASEは一度517円を付けて下げている過程で、信用買い残が増えています。800万株ラインから1300万と500万株増えています。この連中が「ヤレヤレ」…と売りを出しますから、玉が揃います。

しかも…ソフトバンク、メリカリは先の安値を割れて、今回が新安値でしたが、このサイバーダインが、一番、相場としては「強かった」のです。今回の下値は3月8日の320円でした。この株の下値は1月20日の307円です。この相場環境で、誰が下値を集めていたのでしょう。基本は、「仕掛け人」が存在するかどうか…なのでしょうが、そろそろ仕掛け開始の狼煙が、上がっても不思議ではありません。

ここでは…様々な選択肢を掲げています。自分の趣味に合う株を手掛けるのが良いのでしょう。それでは…皆さん、また明日。相場が楽しいと感じるポジションが適正値でしょう。無理をしないことです。



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