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先日来から…何度か、取り上げている「DMG森精機」(6141)は、やはり上がって来ましたね。カタルは買っていませんが…「日本製鉄」(5401)のような「響き」を持っている株ですね。

「DMG森精機」(6141)の週足推移

この「響き」…と言う表現は、どう言ったらいいかな? 

経営者の資質が優れています。リクルートの柳井さんもそうですが…橋本さんも、森さんも、流石…です。何故、「オークマ」(6103)より、若干ですが…割安なのでしょう。そもそも工作機械は、半導体の「レーザーテック」(6920)と比較して…割安ですよね。「ファナック」(6954)や「安川電機」(6506)は正当な評価でしょうが…工作機械はPERが10倍以下です。不思議なのです。

株価が上がっても、「日本製鉄」は、何故か…触手が動きません。やはり意外性がないからかな? それとも…カタルの性格か…。最近の相場で上がっている銘柄を観察しているとどれも割安株です。例の東証の「PBR改革」発言が影響しているのでしょう。

通常はTOBをされても…仕方ありません。そもそも…経営者が、持っている会社の「経営資源」を無駄にしているから「割安」なのです。逆に、効率的な会社は大きな評価を受けています。レーザーテックなどは…「根強い」人気です。半導体市況が、これだけ悪化しても…この市場評価です。

「ソフトバンク」(9984) の日足推移

基本的に割安株と言うのは、未来に対する「夢がない」ものが多いのです。だから人気がありません。本日は久しぶりに「ソフトバンク」(9984)を5500円(結果は5492円)まで200株を買いに行きました。久しぶりです。この株を買うのは、本当に…久しぶりです。チャートを観ると、一度…200日線を超えて割れています。ここから買い場でしょう。

実は昨日、読者からのメールで…「現在大変に調子を悪くしております。「メルカリ」(4385)の決算が意外に良いと思って買い下がっておりましたがどんどん下がって止まりません。どうしてこんなに下がるのかわかりません。メルカリに関してカタルさんのご意見をお聞きしたいです。」と頂きました。

この読者のメールが、ヒントになって…最近のカタルの相場観とも合っているから、カタルはソフトバンクを選択して買ってみました。たった200株です。貧乏人ですからね。そんなに儲かるとも思っていませんが…常に、カタルは実践派です。この手の株に中では「BASE」(4477)を、ほぼ毎日…株を買っています。たった1000株ですが…それでも毎日に近いのです。

この読者の方は、カタルの原稿を読んでいる筈ですが…何故か…あまり相場を理解してないようです。新興株と言うか…未来産業のハイテク株と言うか…。株価位置を理解してないように感じます。

メルカリ(4385)の四季報予想

メルカリの業績が良い? 利益も出てないのに…2300円台の株価ですよ。日本製鉄は、株価が上がって、今では3000円台に入りましたが…一株利益は700円台です。しかも利回りは5.76%なのです。比較をすれば…メルカリは、赤字からようやく…今期の一株利益が28円予想なのです。比較して…どっちが割安かは明らかです。

日本製鉄(5401)の四季報予想

カタルは現在、日本株はようやく…「名目成長時代の資産投資」の流れになって来ていると話しています。

日本製鉄の物色の主眼は「金利裁定」です。金利裁定と言うのは、お金の流れの基本です。同じ品物なら…安いものを買います。安全性が同じなら…高い金利を貰えるところにお金が流れます。ようやく…東証のPBR改革も…配当利回り投資も始まったばかりです。つまり…日本はようやく「普通の国」になっているのです。

日本のGDPデフレーターの推移

これを、先日はGDPデフレーターのグラフで…各国を比較しました。だから米国株は下がっていますが…日本株は「横ばい」です。

折角、カタルは相場の「潮流」の話をしています。様々な選択肢があるとして、色んな流れを説明しているのに…何故、このようなメールを貰うのでしょう。株で損をする人は自己愛が強いと述べました。常に自分が正しいと思っているのでしょう。

カタルは、その読者に…「いつもご愛読を賜り誠にありがとうございます。基本路線は、「新興株」は底入れを「確認する」段階です。米国のテスラ株と同じです。現状はソフトバンクを観ても分かるように…この手の株式は、どれも下げています。仕方ないのでしょう。

業績が良いとは思っていません。この株価水準に合うレベルの利益は出ていませんからね。日本製鉄が買われる相場ですから…配当利回り株などが主体ですから完全に流れが違います。それに…決算を観て誰かが株を大量に売っているようです。

メルカリ(4385)の日足推移

最近は目先狙いの「買いつき」が在ったので…調整波動入りは仕方ないのでしょう。チャートを観れば…一度、200日線を上回り、そうして割れています。たぶん…二番底の「確認作業」でしょう。

あの時は2000円割れでした。その辺りまでの「買い下がる覚悟」は必要でしょう。米国金利が下がるようになるなら…この手の株式は復活します。」と回答しています。

このメールが、切っ掛けになって…ソフトバンク「5000円割れ」と思っていましたが…本日から買い始めました。

何故、メルカリが2000円を割れる可能性があるのに…ソフトバンクを買ったか? 同じグループです。BASEも同じことです。付け加えるなら…最近買い始めている「ロコンド」(3558)も同じことです。

ロコンドの板状況

このロコンドは昨日、珍しく…カタルが買った985円に5000株の買い物が入り…昨日は買っています。そうし本日は「こんな感じ」で…同値に1万株の買い物が用いられました。下手糞ですね。カタルなら1000株単位で「付けろ」買いをします。「付けろ、買い」と言うのは、その株価なら…いくらでも買うと言うものです。

証券会社に頼めば…売り物を用意することもあります。幹事証券に50万株ほど欲しいのだが…売ってくれないかな?…と頼むのです。大手証券なら日経平均採用銘柄なら大概は用意する筈です。小型株は在庫がありませんが…。そんな話は、どうでも良いか…。

基本的に、場に買い物を晒すのは…素人です。ロコンドを買いたいなら、先ずは成り行きで1万株程度を買います。そうして…時間を置いて、株価が「鎮静化」したら、また1万株…そうやって、株と言うものは下値で集めるものです。だから…「アイサン」(4667)などは注目しておかねばなりません。

もう買い方も、売り方も、分からない…素人ばかりの市場に成り下がっています。話が逸れてゴメン。

つまり同じグループは、同じ時間軸で動きます。「三菱UFJ」(8306)や日本製鉄、「野村證券」(8604)が動いているときに、新興株が売られるのは当然でしょう。順番がありますからね。

メールの返信に書いた2000円割れは極端な事例ですが…「最安値を買う覚悟」で、最初から取り組むべきです。メルカリの安値は1850円かな? それを割れても…大丈夫と思って買うのです。ブツブツ投資という事は、そういう事です。

カタルはBASEを買っていますが、まだ底入れしているかどうか分からない…と思っています。だから…「二番底の話」を、何度もレポートに書いています。メルカリもソフトバンクも分かりません。たぶん…大丈夫だと思っているからBASEやロコンドを買っていますが…。

だって…米国の金利のターゲットが、最近の経済指標を観ると上がっています。0.25%ずつあと3回がコンセンサスです。あるいは、次は0.5%とも言われています。こんな環境で、新興株と言うか…未来産業の株が上がるかどうか…。メルカリが本格的に上がるときは、割安株は下がる筈です。

まだ3月の「配当取り」があります。つまり新興株は早い…可能性があるが、「敢えて」チャレンジをしているから「2番底の話」をしています。ソフトバンクもメルカリも同じチャートです。相場の潮流が、同じですから当然です。

でもカタルがBASEを、買っているという事は、メルカリも買い場なのでしょう。でもまだ「2番底」を確認していません。テスラもアップルも同じです。

時間軸を待つのが苦手なら…今の相場の「潮流」の銘柄を狙えば良いのです。しかし…たぶん、まもなく流れは変わります。今、BASEを273円で5000株だけ…利食いました。馬鹿でしょう。…あの304円で利食いをしなかったのです。でもずっと買い続けていましたから…手持ちが増えすぎたので…利食い圏だから売ったのです。それだけの話です。薄利多売買です。

最近の三菱UFJも、なかなか…4桁に入りません。日本製鉄は、かなり…の上方乖離です。いつ休んでも不思議ではないのです。大阪チタンの2750円が買えましたね。本日から更に増やします。このラインで300+200+200だから…合計で700株のお買い上げです。

もっと下がれば良いのです。短期運用の持ち株は、これでようやく…4000株になりました。何しろ…4190円から買っています。カタルは下手糞なのです。「空売り」の時に買っています。何処かで…300円安ぐらいの場面があって…大きく出来高が膨らむかもしれません。どんな形の底入れになるか…楽しみです。「エーザイ」(4523)も駄目ですね。

今日は…読者のメールを題材にしました。

相場の潮流の話ししていますから…自分の性格に合った時間軸を選択しましょう。時間を待つのが嫌なら、株価が上がってから、買えば良いのですよ。「川船」(9107)のケースでは200日線を超えてからです。そう言えば…この川船の質問メールもありました。カタルに聞いても分かるわけがないですね。だってカタルは恐くて、とっくに…株を売って反省をしています。

でも…今度は「間違った解釈」で、割安だと思って…市場は、株を買う場合もあります。その報道もありました。スポット価格は、確かに下がっているが…実際の相場はそんなに下がっていませんから、今年の数字も中間期も、なかなか…の場合があるのです。

本当の空売りの踏みは、そこからです。あるかどうか分かりませんが、ストップ高を交えて上がるケースもあります。それが仕手戦です。単に需給の問題です。博打株になります。

日本製鉄(5401)の日足推移

今は、そろそろ…「潮流が変化する」可能性があります。割安ですが…日本製鉄の上方乖離を観ると、かなり開いています。この大型株で38.9%も…上方に株価は乖離しています。持っている人は、利食いを始めましょう。何れ、この乖離は消えます。

大阪チタンの4000円台のイメージです。当然の事ですが…三菱UFJなども反転が近いかもしれません。植田さんが、正式に就任して…その時が目先の「華」かな? まさか全面高はないと思いますが…こればかりは分かりません。

だってここから…「値上げ」は、本番を迎えます。つまり名目成長率は加速します。GDPデフレーターの話をしています。そうなると…全面高もあるかもしれません。一気に3万円台の株価です。アララ…売ったBASEは280円です。まぁ良いか…。やはり…時間なんじゃ…ないかな? リンクを張った報道は、それぞれの未来の潮流を示しています。

良いですか…自分が、どの潮流を選択しても自由です。自分の力量を過信せずに…無理をしない投資を勧めています。故に上がると思っても…本日はBASEを5000株だけですが、利食いをしました。だって…この280円から買い始めたからです。260円まで買っています。売った分以上に買っているから…安全をみて、売ったのです。自分の力量はそんなに大きくないのです。ただ…それだけの話です。

「リクルート」(6098) の日足推移

日経新聞だったかな? 何処かの報道機関で…「リクルート」(6098)の話が出ていました。時間軸は延びますが…間違いない銘柄でしょう。

だって…常識で考えれば、必ず、日本も「人手不足」になります。故に就職サイトは買い場です。おそらく…今から下値を丹念に…「半年程度の時間」をかけて買いましょう。100万株と言う単位で…買える株です。全く怖くありません。

カタルレポートは、「機関投資家」も対応できる銘柄も紹介しています。自分がどれを選択しても自由です。自分の性格に合った銘柄をやりましょう。そうして無理をしないことです。

やはり…BASEは二番底の可能性がありますね。だって…280円を一気に超えましたからね。そろそろ…「期日の売り物」も枯れる時間です。そんな事で…本日は、お終いです。また明日。



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