4/4

本日も「続編」を…例のNHKの番組です。「ジャパン・リバイバル」と言うものです。

カタルはメディアの存在が、日本国民を「駄目にした」と思っています。現実から、遠くかけ離れた…幻想を国民に押し付けており、故に、政治家も役人も劣化して…政策を誤った方向性に導いたのでしょう。

これが「失われた時代」の実態で、嘗ては日本価格が存在し、国内の雇用を守る為、世界基準から、かけ離れた価格の「鎖国制度」(代表事例はコメの価格)を導入して、本来なら、合理化努力で…その価格を下げる必要がありましたが、パイオニアの指名解雇事件のように、制度改革を拒んで…従来の「村論理を維持」しようとしました。それが終身雇用であり、年功序列です。

だから、あの時に…メディアからパイオニアが叩かれて、そうして…消えました。

そもそも…が、「逆」なのです。終身雇用などの雇用形態をグローバル論理に合わせる必要があったのです。今もそうですね。総資産経営をやめてROE経営です。それを怠ったツケが「失われた時代」です。

この番組の中で岩手の「縫製工場」が出てきます。カタルが上京した頃…江戸川周辺(西葛西)と中央区(銀座、築地など)を新規開拓しました。その中の一人が、江戸川区の篠崎と言う所で、小さな縫製工場を営んでいました。その社長を落とそうと…何度か、通いました。彼は、テレビに出てくるような縫製工場を、東北にも持っていたのです。その頃、彼は、苦労していました。メーカーの引き取り価格に合わせようと必死だったのです。

トヨタも同じですよ。下請け工場に毎年…ひどい時は半年ごとに…製品価格の引き下げを通知します。1次下請けはどうにか…成長できますが、2次、3次は悲惨です。2円、3円のネジの単価を毎年、値下げ要請です。でも…やはり中国には敵いませんから…東北の縫製工場は消え…大田区などの町工場も消えて行きます。

その中で生き残った東北の縫製工場(久慈ソーイング)の中田社長の言葉が印象的でした。「海外から出せないという事で…回帰してきて、本当に都合のいい話だなぁ~」と思います。この言葉の意味の背後には「他人に言えない」苦労を感じます。カタル自身、34年間の悲哀を味わっていますから、より一層、心に響くのです。

このNHKの番組は、明後日の深夜0:35分から1:25まで…再放送をするそうです。ネット時代は便利ですよ。受信料を、日本国民なら皆さんが払っている筈ですから、ネットでその番組を観る事が出来ます。今、観ることが出来ます。此方です。23分過ぎに…この岩手の縫製工場の社長が登場します。この「国内回帰」は自然の流れです。故に日本にお金が落ちますから…貨幣乗数効果が期待できます。

TSMCなどの半導体工場が九州で作られていますが、この地区の地価上昇はすごいですからね。これが…お金が落ちて回る現象です。

なにも九州だけでなく、日本中、至る所で…国内回帰現象が始まっています。だから設備投資の「DMG森精機」(6141)であり、人材の「リクルート」(6098)なのです。でもこの時間軸は、皆さんが考えて「目先で儲かる」ものではなく…現物投資をして、「いつの間にか」…株価が2倍、3倍になっていた。そのような時間です。

「日本製鉄」(5401)はあの時に、1800円で買えましたが、今では3126円です。「アイサンテクノロジー」(4667)はあの時に、1500円で買えましたが、今では2602円です。

カタルが「市場の整合性」の話をして、この「時代投資」の考え方を述べています。

何気ない…NHKのスペシャル・ドキメントから、多くのヒントが得られます。良い番組です。でもメディアなら…もっと踏み込むべきです。海外からの投資が大切なのです。それなのに…東京地検は、日産自動車を立て直して、数十万人の生活を維持した…ゴーンを逮捕したのですよ。呆れる倫理観です。あの時には、誰も手を上げず…日本村は日産を見捨てたのです。異常な倫理観です。

最高裁の今井功はブルドック事件のTOBに異議を唱えました。フェアなルールなのでしょうか? 最高裁の林道晴裁判長は、東京機械の「後出し」ジャンケンを認める判決をしました。これで…海外からお金が入りますか? 世界から投資をされる国にすべきでしょう。そうすれば、お金はジャンジャン…回ります。外国資本でも、構いません。

海外からの投資の割合

最後に、こちらの資料を観ましょう。海外からの投資の割合を示しています。このような…村社会論がある為に…いくら株価が安くても、怖くて日本に資金が向かいません。

東京地検や最高裁は…国の根幹を築くところですから…目先のルールではなく、「日本国民の幸せ」を考えて…行動をすべきです。カタルなんかより、ずっと…頭のいい人達ですが、このような政策の積み重ねが、「失われた時代」を作り…結果的に時間闘争になりました。政策の方向性は、非常に大切です。

アララ…原稿を書いている場合ではありません。「エーザイ」(4523)を、買いそびれたかな?

慌てて…担保がないから「東芝」(6502)を利食いと損切りを交え…「エーザイ」を買いに行きました。でも指値は間に合っていません。トホホ…まぁ、良いか…。

昨日は、この7400円で100株ずつ、合計200株を買いました。大阪チタンも大引け間際の3330円で300株を買って、本日は、寄り付きの3340円で200株、そうして3335円でも500株を買いました。ついでに「ロコンド」(3558)を1090円で500株ずつ、合計1000株を買ったところです。

たぶん…時間軸は、しばらく株価上昇の期間でしょう。原油の減産報道などがありますが…心配はないと思っています。

米国M2の変化率推移

問題はパウエルです。やはりM2の価値が失われているとはいえ…あの急激な変化はバブル期の日本を、どうしても…連想します。

為替が円高に振れ…金利平価説でジャンジャン後先考えず利下げを実行、空前規模の銀行貸し付けで、地価が高騰していき…120%融資を実施したのです。そうして…三重野で引き締めです。通常は、頭金が30%程度のものでしょう。70%程度の融資が自然でしょう。初めてのマイホームなら…85~90%かな?

でもバブル期は、誰も…その事に触れてなかったのでしょう。メディアは「円高、円高」と大合唱です。もう狂った馬鹿が、日本のこんな「体たらくの姿」にしたのです。

株式投資をしているなら…カタルのような馬鹿でも、異常な形態に気づきます。メディアの報道を観れば…おかしいもの。何故、「振り込め詐欺」が多発するのでしょう。基本は「食えない」からです。

トヨタの下請け叩きは「下賤な経営」のやり方です。力で下を叩くなど…何が、かんばん方式だ…ですね。テスラの評価とトヨタの評価が違う訳です。世の中には「適正利潤」と言う概念があります。安ければ、良いと言う訳ではありません。「分相応」と言うか…。

最近、掃除機が壊れました。2年ほど前に買ったダイソンのものですが…故障が多いのかな? 修理費が22000円でした。でも便利でした。ヤマト運輸が製品を引き取りに来て…2日間で修理が完了して配達です。素晴らしい仕組みです。

でも…その時にかみさんは、新しい製品の割引価格での提供を受けたそうです。たった2年で壊れるの? たまたま…かもしれませんが、「ダイソンは」…と思いました。中国のハイセンスなど…はすごいです。このNHKにも、確か…登場していました。

街を歩けば…何かを感じます。まだ寒い時に…河津さくらが咲き、モクレンの白い花は、桜の前に消えて行き…今はハナミズキの花が咲き始めてきました。でも昨日の木場公園は、桜がまだ残っていました。今は、バーベキューが盛んです。

アララ…エーザイは「プラス表示」が見えてきました。大阪チタンもプラスです。時代投資を手掛けていれば…アイサンテクノロジーのように…時代は、後から応援をしてくれます。日本もレベル4を認めるそうです。事故があっても良いじゃないですか…失敗をしても「前を向く」精神が大切でしょう。

何もせずに…ワイワイ・ガヤガヤと「成田闘争」をするより、早く決断をしているなら、東芝の株価は5200円ほどで…決着しました。何故、結果は分かっているのに「ゴネル」のでしょう。やはり日本人に欠けている精神が「時間」なのでしょう。この時間軸は、カタルの「最後の壁」です。

大阪チタンは、果たして…5月中旬に予定される決算発表の時に、4850円を奪回しているかどうか…。カタルはその時間軸に挑んでいます。

エーザイは7月です。ロコンドは、既に上昇波動に入っているのでしょう。だから…4日連続安の1090円は、たぶん…お買い得でしょう。BASEも買いたいし…Jトラストの400円割れも買いたいし…お金があればなぁ~。貧乏人は、何かに「絞らないと」なりません。当面、大阪チタンの手持ち2万株が目標かな?

カタルはいつも「有言実行」です。事前に理屈を説明して、実際に行動をしています。これで結果が伴うなら、本物人間に成長できるのでしょう。テレビの偽物ではなく…本物を目指します。

「市場の整合性」は誰も唱えていませんが、ごく自然な原理です。「起承転結」に繋がります。人間の感情は、突然、降って湧くものではなく、その多くの行動は、長年の蓄積から生まれます。様々な原因があるから…何かが「切っ掛け」で爆発をします。その兆候を探るのが、株式投資のプロセスでしょう。いろんな角度から検証して、カタルレポートに登場する銘柄は決められています。あとは、自分が自分の力量の範囲で…どう行動をするか?

その前に、自分の頭で考えましょう。日本人が、苦手な分野です。カタルの意見が正しいわけではありませんが、その辺に転がっている証券マンやテレビの解説者より、苦労をして現場を味わっているから、マズマズの分野だろうと思っていますが、でも未だに、レポート屋ですからね。トホホの人生は続きます。そろそろ…卒業式を迎えたいなぁ~。

青空が広がり…犬を連れて、これから釣りに行けるような身分に早くなりたいものです。そんな報告が出来るかどうか…大阪チタンは、そろそろ…「出発時間」でしょう。先ずは…先日付けた3905円の奪回です。また…明日。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

関連記事

  1. 2019.10.31

    10/31
  2. 2022.11.15

    11/15
  3. 2020.12.17

    12/17
  4. 2015.08.25

    08/25
  5. 2021.04.22

    4/22
  6. 2021.10.06

    10/6
2024年5月
« 4月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
株式投資関連の本