8/14

大手銀行株はかなり「株価の修正」が出来てきました。思えば…リーマンショック後の営業活動で…カタルは「三菱UFJ」(8306)が800円を割れた時に、安いと感じて買い始めたのです。しかし、その後もどんどん…株価は下がり500円台になった時に、流石に500円は割れることはないと思って、馬鹿になって営業活動をして、数十万株の三菱UFJを現物沈潜したのです。

「三菱UFJ」(8306) の月足推移

その想い出深い…顧客に「東京電力」(9501)を1万株か、2万株だったか…兎に角、その株を売らせて、「三菱UFJ」を現物で買わせたのです。その後、東北大震災で、東電は紙屑に(何れ…そうなります)…三菱UFJは4桁を回復しました。今でも持っているかどうか…。チャートを観ると分かりますが、三菱UFJは、その後も下がり続けて…株価は300円台ですからね。果たして、その行動が、良かったのか…どうか。

現状の都市銀行の「経費節減」と言うか…まだ実質経済の環境で、無駄を省いている様子が此方です。この報道にはビックリします。

カタルは、みずほの東陽町支店では「法人の扱いが変わった」ことを認識していましたが…そんな話のレベルではないのです。この報道は、函館から札幌ですよ。これは流石に…異常に感じます。この行動は、「銀行業の変化」を物語っています。でも金融庁の馬鹿行政は、未だに…変わりません。だから銀行に行くたびに時間を費やして…無駄に思えるのです。もういい加減に金融行政を変えるべきです。

結局、その東電から、三菱UFJに切り替えた顧客は、息子さんがその後、海外から帰って来て…その意見が反映されたようで、その株券は「野村証券」(8604)に移管されました。面白いものです。流石に、この時間軸では、顧客は「我慢」がききません。

人間と言うのは、「目先に…溺れる」動物です。ただ、この現実は正しい価値観は、いつか必ず…修正されるのでしょう。日本株は、兎に角、馬鹿みたいに「割安」なのです。PBR0.5倍以下の株なんか…ゴロゴロしています。通常、有価証券報告書が正しいなら、間違いなくみんなTOBの対象です。ここまで株式市場を劣化させた人間は、誰なのでしょう。もう…完全に「狂った世界」ですよ。

現在の市場参加者は、みんな「目先の株価」しか見てないように思います。

日本には、もっと「良識的な投資家」が居たのでしょうが…みんな、やはり「34年間の空白」は大変な事です。

カタルの顧客で思い出すのは、世間が「株が大暴落」…と騒ぐときに、必ず、その顧客は一流企業、まぁ「トヨタ」(7203)や「ソニー」(6758)などの大型株の「一流」と呼ばれる企業の株を買い始めます。最初は1000株、ポツポツと…その方は、兎に角、お金を持っていました。

どの株も、必ず…数か月すると、株価は戻ってきます。そのような良識を持った投資層が、日本に居なくなったのです。だからPBRが0.3倍とか…0.4倍とかの株価が誕生するのでしょう。しかも…それに甘える経営者も狂っています。

冒頭に紹介した実話は、カタルの現役時代の話ですが、今の証券マンは何をやっているのでしょう。まるで仕事が出来ないセールスばかりだから…こんな株価が出現しているのでしょう。だいたい「野村証券」(8604)の社長と言うのは本当に仕事をしたことがあるのかどうか…。

今はお盆休みで、毎年、この時期になると「戦争関連の番組」が増えます。戦後の高度成長を支え「ラッセル」をする人間が、皆、物理的に…消えて行き、その後の2世、3世はやはり駄目なのでしょう。

昨日「ファナック」(6954)が、何故、「減収、減益」か? やはり中国の落ち込みを埋められないようです。しかし…「DMG森精機」(6141)は同じ環境なのに…増収増益です。指揮官と言うのは、やはり重要な役割ですね。

「ファナック」(6954) の日足推移

昔のファナックのイメージは、何処に消えたのでしょう。ロボットがロボットを生産する技術力は、「経年劣化」したように思っています。通常ならファナックの株価は、他の工作機械より高く…今の感覚なら1万円台の株価の筈です。

何故なら…例えば此方の報道です。

なにも半導体だけでなく…「日立」(6501)のクーラーの生産は中国から日本に回帰するそうです。それでも…まだまだ50%程度の話しです。でも米国で起きている現象を観ると…例えば「EV生産の現地化」です。中国外しの構図は、続きます。国内回帰は、これからですよ。「キャノン」(7751)は先駆して、他にどんどん…広がっています。雁行型経済の話です。

ハイ、相場が始まりました。本日は「BASE」(4477)を357円で2000株のお買い上げです。他に下値での買い物を340円まで用いました。「ジェイドG」(3558)は指値が厳しかったかな? でも寄り前の気配値では、楽に…買えるはずの1875円の指値でした。

ハイ、今、1875円の「買い指値」が買えました。ここで複数の口座からパラパラ…2000株程度を買ったのでしょう。下がれば…また買います。

あちゃちゃ…今、「Jトラスト」(8508)を買いに行こうとしたら、間違えて…「BASE」を375円で2000株お買い上げです。トホホ…

Jトラの寄り付き後の「売り気配」を観て、慌てて「買い」に行き2000株だけ421円で買ったのですが、この水準なら更に買おうと思って、また、買いに行ったのです。そうしたら…「BASE」の株式コードを打ってしまいました。トホホ…。

この失敗が、上手く行くかどうか…。まぁよくある「間違い」です。Jトラは、500円で買った株の期日の到来で…本日は2000株だけ現物に変えました。あと3000株も現引きをする予定です。500円以下は、何処でも…「買い場」だろうと思っています。皆さんも、注文入力の際は「焦らず」に…よく確かめてから発注しましょう。

「Jトラスト」(8508) の板状況(10:14)
読み直し作業の後で挙げたから、時間がズレています。

だって…寄った途端に、あんな「売り方」をする奴がいるのです。失敗しました。あまり枠がないから余分に買えないのです。貧乏人は困ったものです。やはりJトラの421円は、いくら何でも…安いよね。今の440円でも安いと思っています。

実は、何処かの口座で、金曜日も…Jトラの株を買ったような…。調べてみないと分かりません。実に「いい加減な」人間です。たぶん…Jトラは「OK」だったかな? あのファンドの「個別事情」が影響しているのでしょう。別に「決算でどうの…こうの…」と言う数字ではありません。カタルは、枠が空くなら…買い続けます。

やはり「エーザイ」(4523)も来ています。皆さんは「75日線ライン」で、株を買いましたか?

「エーザイ」(4523) の日足推移

この株も昨日、解説した「循環株物色相場」の事例の一つです。高値を買っても良いのです。その後の下値を買うかどうか…の話です。カタルの推奨株を観ていると…みんな、その後の「下げ」を、丹念に買っていると…必ず、復活していると思います。名目時代になると、この「循環物色」が続きますから、基本的に空売りではなく、買いに「歩」(ぶ)があります。

担保がなくて…今、ジェイドGが下げて来たので…1840円で400株だけお買い上げです。更に買いに行きます。少し待っていてください。今、余分に買ったBASEの下値の買いを365円の成り行きで売って、買おうと思ったのですが60万円分しか担保が空きませんからね。困ったな。貧乏人は…他の口座で株を買うか…。


「ジェイドG」(3558)の板状況(9:37)

ハイ、パラパラ…と、また1000株ほど買いました。今の板は、こんな感じです。カタルは1830円以下なら…買っても良いと思っています。この1830円の株価は、あの時にカタルが「何度かトライ」をして…駄目だった「壁」なのです。毎日、実際に「小まめに売り買い」をしているから、分かる株価の感覚です。

そのシコリ玉は、既に金曜日に売り買い直しています。基本的に「クロス対応」で期日の延長です。少し利益を抜いて…「買い直す」作業です。本当はこんな面倒な事はせずに、現物投資で買い続ければ良いのですが…カタルの場合は、貧乏ですから、常に信用取引に頼っています。皆さんは、カタルの真似はせずに…ノンビリ構えましょう。「野村証券」だけで良いのですよ。名目成長時代の基本は、株が下がったら買うのです。「ゆったり」…構えましょう。

カタルの投資スタイルの基本は、目先の「鞘取り」ではありません。それは証券マンあがりですから…目先の売買も多少は交えてます。しかし本物投資を目指しており、本当は現物株投資が基本です。信用などの利用は、馬鹿がやることでしょう。通常は利用すべきではないのです。

カタルのような貧乏人が、「博打覚悟」でやる作業です。皆様はノンビリ構えましょう。先ほど…紹介しました。

現物投資で、メディアが「株が大暴落」と騒ぐときに…現物株で1000株、2000株と買い続けるだけで、人生の中では晩年には使い切れないお金が残るのです。これは本当の話ですよ。顧客名だって言えます。目先、上手に立ち回ろうとせずに…ノンビリ構えれば良いのです。ここに良い「バロメーター」が居るのです。

カタルが追証になるような株価水準に成ったら、ポツポツ…株を買えば良いのでしょう。基本的にカタルが損をしているような株を買えば…全部とは言いませんが、大概は儲かります。簡単でしょう。

毎日、分からないでも…退屈でも…カタルレポートを読み続けるなら…そのうち、その辺の証券マンより、あるいは経済学者様より、ずっと現実的な知識レベルになるでしょう。

カタルは苦労をして、苦労をして…ようやくこのレベルです。皆様は、その時間を節約できるのです。まだしばらくは「続けて居る」でしょうから…カタルが続けているうちに…そのエキスを吸い取って利用しましょう。

だって…曲がりなりにも、歩合セールスで高額所得者になって、税務署に追われた人は、そう「数」は居ません。その一人です。だから…「何か」得るものがある筈です。そんな所で本日は、お終いです。また…明日。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

関連記事

  1. 2016.10.06

    10/6
  2. 2017.05.26

    5/26
  3. 2018.11.15

    11/15
  4. 2023.11.20

    11/20
  5. 2017.06.13

    6/13
  6. 2020.04.01

    4/1
2024年5月
« 4月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
株式投資関連の本