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カタルの推奨株の中で、昨日の相場でも「リクルート」(6098)や「名村造船」(7014)の株価は上がっていました。「リクルート」は、この安値圏で、ほぼ「完ぺき」に時間軸を捉えています。

「リクルート」(6098)の日足推移

しかし…「名村造船」は、かなりの時間軸に、問題があります。何れ…上がるのは分かるのですが…何故、時間軸が「完璧に捉える」ことが出来ないのか? 相変わらずの…謎です。

昨日は「三菱UFJ」(8306)をカタルが証券マンの頃、800円から500円台まで…そうして、そこから更に、株価は300円台に入るのですから、株って、「やはり難しい」ものだと思います。論理的には、あの頃も…三菱UFJの純資産は812円(2008年新春号)の表示になっています。分からないものです。まったく…。でもそのリーマンの煽りを受けて…金融庁は清貧思想を日本に蔓延させました。故に、この「体たらくの時代」が続きます。

日経平均株価の月足推移

だから安倍政権の登場を待つまで…下値圏で低迷を続けることになります。

2010年に「空洞化」のピークである日産自動車、小型車のマーチのタイへの生産移転です。小型車など…利益は、殆どない…と思います。たぶん…5万円程度でしょう。その輸送費を勘案してもタイでの全面生産移転です。流石に、衝撃的な現象です。パイオニアの指名解雇(1992年)から、日産マーチの生産移転(2010年)の18年間は、日本の製造業は「空洞化の嵐」です。

だから「米中対立」=「国内回帰」と言っても、時間が掛かる話でしょう。

最近は再び、中国絡みの報道が増えてきました。何故、カタルが恒大集団の時に真っ先にレポートに取り上げたのか? この悪化を懸念していました。不動産の「碧桂園」の話しだけではありません。昨日はWBSでは地方政府の問題を炙りだしています。本日のWSJにも同様の問題がレポートされていました。

もともと「市場経済」と…中国が掲げる「共同冨裕」の概念は。相反するものです。それを敢えて…鄧小平は「富める者から、先に豊かになれ!」と…南巡講話(1992年)により市場原理を訴えたのです。この時期を観てください。1992年のパイオニアの指名解雇事件と重なっています。歴史って面白いですね。

「面倒くさい労働問題」を抱える日本を脱出して、中国へ生産基地を移転させたから…「中国の躍進」に繋がったのです。ここで…大切な事は「お金が落ちる」ことです。「貨幣乗数」効果です。マネーストックをマネタリーベースで割ります。つまり…何倍、中央銀行が発行したお金が、市場で回っているか? 回転率の話しなのです。海外から続々と…中国にお金が雪崩のように入ります。中国の成功を支えた最大の功労者は「鄧小平」でしょう。

東京地検さん、あなた方は日本でも、優秀なトップ・グループのエリート集団です。この理屈が「正義に勝るか」どうか…「小さな悪」は容認できないのでしょうか? 

日産自動車のゴーンを叩くという事は、習近平氏の「共同冨裕」と同じ理屈です。ハッキリ言って最近、改定されたスパイ法の強化のようなものです。あなた方の「価値観」は違うでしょうが…自分自身の「人間の幅」を広げるために、少しは株式投資をしましょうね。きっと…カタルの「34年間の悲哀」を感じることが出来ます。34年間も…「冷や飯」稼業です。

正義を貫くことが、正しいのかどうか…。「合成の誤謬」と言う言葉がありました。

個別の案件を観れば、正しいのかもしれませんが…東京地検様の行動は「国家の指針」です。カタルは安倍さんが、黒川さんに拘った理由が、何となく…分かるような気がします。

賭けマージャンと言っても…庶民の楽しみのレベルです。それを裏切るのはメディアの人間ですよ。表向きは「情報源は明かせない」…とか、綺麗事を並べるやつらが、人間の根幹を支える信頼の証しである…「友情を裏切る」人間です。カタルの価値観では、最低の「クズ野郎」です。そんな人間に「正義を語る」資格があるのかどうか…これが日本のメディアのレベルです。

カタルは「市場の整合性」を重視していますから、昨日も述べた「ファナック」(6954)と「DMG森精機」(6141)の…不可解な「相反する現象」に違和感を抱き、何故、そんな事が起こるのか? 何処かで、何かが…違っている可能性があります。

個別の能力の問題なら、納得するのですが、あまり大きな数字の違いだと、その理解に苦しむのです。ニデックとNITTOKUと小田原エンジニアリング、スミダコーポなどは一連の動きの筈ですが…やはり「個別の違い」があるのです。このような「不一致」は「時間軸が到来してない」可能性もありますから…行動する場合は「慎重さ」が欠かせません。

最近、好業績の筈ですが…何故か、「メルカリ」(4385)が崩れました。

この傾向は、何もメルカリに限った事ではなく…「大阪チタン」(5726)も同じです。決算数字は良い数字ですよ。昨日は「Jトラスト」(8508)は、まるで…双六のような「ふりだし」に戻る「籤」を引いたような現象です。これが今の市場の温度計です。体温が暖まってないのでしょう。みんな…「超目先」の動きをしています。もっと、ゆったり構えましょうよ。

「アドバンテイスト」(6857) の日足推移

指数銘柄で、代表的な「アドバンテイスト」(6857)は、この程度の調整で抜け出すことが出来るのかどうか…。カタルは懐疑的に観ており、むしろ…「ルネサスエレク」(6723)の押し目に軍配を挙げます。

皆さんは、自分が持っている株しか相場を観ておらず、全体像を観ようとしません。米国株もそうですが…最近は「ETFの関与」比率が高く、全体相場の「兼ね合い」を考えないと、無駄なエネルギーを使います。資金にユトリが在ってTOBをかけるなら話は別ですが…。

それにしても…最近の「伊藤忠」(8001)は凄いですね。商社の中でも…他に一歩、先んじて…時代を「先駆している」ように見えます。基本は「ラッセル」をする人間、企業が「未来の覇者」になるのです。果敢に…「困難に向かう」気持ちがあるかどうか…。ここが重要です。

今の市場は「BASE」(4477)の仕手戦、「ジェイドG」(3558)の小型現物株の評価…なのでしょう。ハイ、ようやく1840円を500株だけお買い上げです。

昨日の1875円の買いは高過ぎました。カタルの「心情の表れ」です。昨日はなかなか…下値が買えないので、後場からも断続的に1850円を追加で買っています。でもよく見て居れば分かります。まもなく…株価は飛ぶ筈です。

「ジェイドG」(3558) の板状況(10:35)

この理由は、板状のバランスを観ると分かります。そうして…あの8月9日の大引けでの10万株は、単に「クロス」なのかどうか…。それとも…「新規のファンド」の買いなのかどうか…。

まぁ、新規のファンドでなくても…何れ、時間の問題で綺麗に抜けるのでしょう。ノンビリやれば良いのでしょう。今年一杯、ノンビリ構えて…買い増しをすれば、来年は楽しみです。


裁定買い残 の推移

そろそろ指数銘柄も…「オークマ」(6103)などを観ると、良い株価水準に来ているような気もしています。仮に…海外投資家の継続買い、この可能性は裁定買い残の減少具合から観ると明らかですから…時間軸は「意外に早い」可能性があるのです。

今年は、兎に角…いつもの年と違う展開なのです。ひょっとすれば…ひょっとします。故に今はBASEとジェイドGの2銘柄に注目しています。大阪チタンも良いのですが…こいつ等はイマイチの…2番手に見えます。「ラッセル組」の関与が余りなく…目先の鞘取り連中だけの相場のようにも見えるのです。よく分かりません。カタルなら、そろそろ…大阪チタンを買い始めます。

「エーザイ」(4523)はようやくこの水準までやって来ました。9600円台の攻防ラインです。たぶん現物株比率から見て、仮需の関与はあまり見られず…力強い先導者の登場なら、一気に15000円台に向かっても良いと思うのですが、よく分かりません。

ハイ、昨日、間違って買ったBASEが360円台に入りました。力があるなら一気にやりますが…売り方も「付和雷同」組で、こいつ等は、直ぐにヘナヘナ…します。400円台になると…「一気の踏み」相場になりますが、それでは…面白くなく…ここはやはり「お船の相場」なのでしょう。このジワジワの形しか…市場の体温がまだ上がってないようです。

良い銘柄が、なかなか伸びません。みんな目先筋に株価が押されています。まぁノンビリやりましょう。

ジェイドはやれば…出来ると思っています。この理由は「小型現物株」だからです。貸借株とは違います。この辺りの違いが、分かる人がどの程度市場の存在をするのか? 一度、ストップ高まで一気に、買ってみれば分かります。でもカタルにはそんな力はなく…50万株程度…成り行きで「10万単位」で、買うなら…成功できるでしょう。みんな提灯ばかりなり…。そんな所で、本日はお終いです。また明日。

今、読み直していたら…1835円も500株のお買い上げです。この分だと1830円も買えそうです。嬉しいやら…悲しいやら…貧乏人のカタル君の心境は微妙です。またね。



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