12/28

祝!「10兆円の時価総額」の達成です。

「ジェイドG」(3558)と同じく…2度目の自社株買いである「おかわり銘柄」の「リクルート」(6098)の話です。

「リクルート」(6098)の 日足推移

先日、名前が出てこなかった山本清治氏の話で登場するのが、バブル期に不動産不況で苦しんだダイエーの中内さんの話です。中内さんが支援をしたリクルートは、期待されていた会社でした。リクルートコスモスと言う子会社株の上場に際し…株を配ったことが問題視されて…政財界を巻き込んだ汚職事件に発展しました。

この「リクルート事件」も、「ライブドア事件」も…今回の安倍派閥の「政治資金問題」も、カタルには、あまり理解できないのです。この話は何度か…既にしていますから止めますが、そのリクルートの時価総額が昨日の引け値で10兆円を超えました。

江副さんは、「失意の中」で「失われた時代」の中で…亡くなられました。彼は「やり過ぎた」面もあったのでしょうが、有望な若者でした。日本的な「出る杭は打たれる」と言う代名詞のような人物です。その遺産企業は今でも健在で…残っています。

ダイエーが不況に喘ぐ頃、山本清治は、当時、リクルートを上場させれば…ダイエーの借金は返せると述べていました。山本清治さんが上京して、証券会館で講演をした時にカタルは一度、お目にかかりました。憧れの相場観を持つ人物で「好きなタイプ」の男でした。カタルより、20歳ほど上なので、まだ生きておられるか…どうか分かりません。

お金って不思議なものです。どうにでもなると思う時もあれば…全く歯が立たない時もあります。株屋は、常に…「時代の流れ」に翻弄されて生きています。知っている人は知っているし…知らない人は過去の話です。

何故、山本清治さんが出て来たかと言えば「リクルート」で思い出して…そうして、このような男のタイプが、カタルの好みなのです。よく「任侠もの」は人気になります。やくざ映画では高倉健などのタイプです。ヤクザと「任侠」は大きく違います。

「任侠」を調べると…「男の面目を立てとおし、信義を重んじること。 弱きを助け強きをくじき、義のためには命も惜しまないといった男らしい気性に富むこと。 また、そのような生き方をする人。」とネットに出てきます。

このタイプの小説では、少し異色の作家ですが、花村萬月の「ワルツ」が好きです。登場人物は終戦直後の場面に登場する特攻隊崩れの主人公を描いた作品です。もう一人、同じタイプでは…此方は一般的でしょうが白川道ですね。「流星たちの宴」でデビューして「天国の階段」などが代表作かな? 彼の人生もハチャメチャです。最後は新潮社の中瀬さんのひも稼業です。彼女も良い女です。良い男に、良い…女です。

さて…昨日の宿題の報道は此方ですね。

この原稿の中で…カタルの知らなかった部分が書かれています。「田中氏自身は創業者ではなく、戦略コンサルティングファームのマッキンゼーに在籍しながら経営のサポートのような形でジェイドグループに関わっていた。しかし、ほどなくして同社が経営危機に陥り、親会社のVCから「あなたが経営を担うなら5億円追加出資する」と持ちかけられ、2012年に代表取締役兼共同創業者に就任した。」との…くだりです。

田中君は、初年度は12億円の赤字を計上し…引き継いだ会社を立て直すのです。そうして2度目の自社株買いを発表するタイミングは、株価が大きく落ち込んだ時です。

ジェイドGの日足推移

11月に3Qの進捗率の話をする時も、株価が危なかった時でした。この二つのタイミングは、「株価に注意」を払って…常に、株主と一体になって…経営をしているという事です。この心が、「侍」を感じさせるのです。冒頭に紹介した山本清治さんも、そのタイプの男です。ワルツに登場する特攻崩れの主人公の城山もそうです。仁侠心があるのです。ただお金ではなく…「心」で動くタイプの人間です。

そもそも…「ソフトバンク」(9984)の孫さんも、似た面を持っています。あの金額の自社株買いは、絶対にサラリーマン社長はしません。しかも…あのタイミングです。自社株買いをする企業は、沢山ありますが…肝心な事は「タイミング」なのです。

株って…不思議なもので…超えては駄目な「ライン」があります。カタルが2万株を投げた1400円前後は、非常に…「危ないタイミング」でした。あの時に、アクションを起こさないと助かりません。「負の連鎖」が始まります。際どい時に…株価の下落を止めたのです。だから信頼できる男だと思っており、市場は彼を応援して助けねばなりません。

もっと「大きな器の仕事」をさせる為に、市場が、彼を応援して株価を上げるのです。来年は公募増資をしても…良いのです。ただし「理屈」が合うなら…です。末永く…見守りたい経営者の一人でしょう。

株価が2400円台復帰すなら…5000株程度は現物で保持してそのまま…観察です。未来の株価は1万円を超えます。本当は1万株を寝かせても良いと思っていますが、どうなりますか…。

ここで昨日も…本日も5000株ずつ買っている「野村証券」(8604)の話です。

「野村証券」(8604)の 日足推移

この奥田健太郎と言う経営者はクズです。だってアルケゴスの当事者と面会をしているのです。通常は責任を取って辞職をすべきです。それに事件が発覚したその期に、全部の損を償却せずに、翌期に持ち越しています。2期連続で処理をしました。

更に今年は「リストラ経費」を、今頃…計上するのでしょう。だから今期数字の環境は好調ですが…実際の数字は大きく伸びません。来期に、この「リストラ効果」が出てきます。目先を「取り繕う」…「偽物」人間に見えるのです。日本的な経営者です。株価が出遅れて見えるのは…その為でしょう。

一方、田中君は「進捗率」問題で、株価は下げたのですが…彼は、毎年、かなり無理をした数字を「期初に」掲げています。目標数字を発表しているような面があります。

ここで「東邦チタン」(5727)のケースと比較すると分かりますよ。東邦チタンは「あり得ない」数字を「1Qの段階」で発表して、その後、直ぐに「増額修正」をしています。如何にも…「自分は頑張っている」という言い訳を、最初に盛るのです。

通常、日本人の感覚として、期初の1Qの段階で、高い目標数字を掲げません。通期の増額修正は、早くて…3Qの実際の数字を観て通期を増額します。それでも…この3Qの段階でも、「控えめな数字」を打ち出す輩が、大勢います。それが日本です。自分で様々なケースを観て数字を追ってみると分かります。

カタルのように「事前告知」で、「有言実行」をすることが…なんと大変か? 

実は、寄り前に…230円で5000株の買いを「BASE」(4477)に用いていたのですが…よく見ると、枠が「目一杯」で…ジェイドGの「現物株」を買う「ユトリ」が消えるのです。

仕方なく…事前告知を実行するために「BASE」の買いを取りやめたのです。これで…事前告知通りの行動が出来ます。本日の寄り付きの買いで、丁度、現物株は1000株になりました。あと500株です。

この「BASE」も、上がると考えています。魅力のある会社です。

「BASE」(4477) の日足推移

このような「仕手性」を理解できない証券マンは、勉強が足りないのでしょう。明日が最後になりますが…何故、「ジェイドG」の株価が上がるのか? 明日は、その「外部環境」の話をします。ジェイドGを説明するのは、なかなか…大変です。一見すると、靴のEC販売? そんなもの…となります。

そうして…テクニカル面を掲げましたね。昨日の動きには、少し…驚きました。可能性はあったのですが…まだ残存の売り物があると思っていましたが、「チャート通りの動き」になっています。故に…昨日の2001円を付けたら…2010円まで500株を買う逆指値の注文は2004円で200株、2005円で200株、2006円100株のお買い上げでした。

まだまだ…カタルは買い続けます。

本日も既に寄り付きで少ないですが、既に買っています。田中君に負けないように「事前告知」で「有言実行」です。常に高い目標を掲げての挑戦ですが、今年も失敗して…「3年続き」です。でも辛うじて損はしていません。だから…カタルが損をするような場面で買うなら…大概は、株で儲かります。

このBASEも持ち株は、たぶん…10万程度まで膨らんできました。本日は「メルカリ」(4385)も上がっています。この辺りの外部環境の話は、明日です。

だんだん…2000円割れのジェイドG は買えなくなります。2000円までは、「何処でも…買い場」です。昨日のような場面が、まだ…あるかもしれませんが、通常は、来春「ロケットスタート」でしょう。株を、枕に…「年越し」です。

やはり「野村」を誰かが、買っていますね。そろそろ新しいステージに向かい株価が動く時分です。このチャートは素晴らしいのです。ジェイドGもそうですが…形は違いますが良い形です。余裕のある人は買っておくと良いのでしょう。

博打では…「ジェイドG」を筆頭に…「BASE」に「メルカリ」などですが、「野村証券」は王道銘柄です。時価総額が膨らんで来た「リクルート」(6098)は好調ですよ。常識で考えましょう。

先ずは「インバウンド需要」で…旅館などは手が回らずに…営業日を減らしています。おもてなしが出来るラインに集客を控えています。そうして…「2024年問題」は、待ったなしの戦いです。人件費はどんどん上がります。更に…更に…九州地区、北海道と半導体産業の集積化が進み…貨幣乗数効果が発揮されています。この半導体の本番はこれからです。人手の需要はうなぎ登りですから…リクルートの株価も上がります。

だから10兆円規模の評価になっているのですよ。こんな事は…みんな「常識の話」です。ジェイドGなんか…過去最高の業績を「ばく進」します。何故、4180円の高値を奪回できないと考えるのでしょう。その方が、むしろ異常な考え方です。

通常は、業績の数字どおり…PERは20倍~通常は30倍の評価です。15%増益を続けていますから、潜在成長率の計算ではPERの評価は「40倍」が妥当な計算です。故に、外部環境が変わると…大きく株価も動きます。この話を明日します。また…明日。

でも株を売りたい人はジャンジャン…売りましょう。上がれば休むし…休めば上がるのが普通なのです。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

関連記事

  1. 2024.05.31

    5/31
  2. 2017.08.22

    8/22
  3. 2022.02.02

    2/2
  4. 2018.01.11

    1/11
  5. 2022.12.21

    12/21
  6. 2017.08.23

    8/23
2024年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
株式投資関連の本