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かたる:三島の作品に「永すぎた春」と言うのがあります。カタルが中学生の頃、彼は市ヶ谷の自衛隊の駐屯地で、自らの理想論を掲げましたが、彼らに受け入れられず挫折して、そこで割腹自殺をします。その事件に、ずいぶん心を動かされ…彼の作品をずいぶん読みました。

確か…この本は、学生と古本屋の御嬢さんと婚約するのですが、時間を置いた為に、二人の仲が失敗する話だったと思います。

株式相場も、時間の大切さが問われますが、この感覚がなかなか掴めません。これさえ克服できれば…と、いつも考えますが、未だに、最後の壁としてカタルの相場術の前に君臨しています。かなり時間のギャップを克服している…とも考えていますが、やはり一人で集める情報量は知れています。

最近、AIの発達なのか…お薦めのニュースと言う項目が出てきて、それは、かなりカタルの興味をそそるものです。ファンドマネジャーなら、誰もが経験する雑誌や新聞などのニュースを読む時間は、かなり苦痛なものです。最近はスマフォで、全てのニュースを閲覧でき、テレビを見ながらニュースを観ていますが、はやく関心のあるものだけに絞って提供してくれると良いなぁ~と思っています。

でも実はショックな現象が昨日はあり…カタルは混乱しています。故に、かなりの建玉を昨日、引け間際に損切りをして…今年の儲けの2割を飛ばしました。かなり信用の枠は空きました。でも本日、売れば、その半分程度は違っていたわけです。

まさにトホホのカタルは、いつもの事ですが…なかなか、あちら側の世界に行けません。こんな時、もう少し実験をする為のお金があれば…と思います。つまり自分自身の力量把握を間違い、実験の途中で中止する事になりました。

まぁ、冷静に考えれば…この展開もあるのでしょう。しかしカタルは認めたくないのです。先日、ある読者から頂いたメールで、「お釈迦様の掌の上…」と言う下りを想い出します。

でもカタルは、いつも可能性は薄くとも…あくまでチャレンジを繰り返す姿勢を貫いています。僅か4%程度の成功率では、物理的に100回チャレンジして4回しか成功しない相場環境です。NPCを観ても分かります。これは成功した部類なのでしょうが…株価は伸びません。

まぁ世界のヘッジファンドが、成績不振なのに…空売りをしないカタルが成功する道理はないのですが…。それでも現実を直視せず、チャレンジを…と思っているカタルの馬鹿行動で、現状の苦境が存在するのです。結局、あの時、考えた3万円のVテクの「カラ売り」が一番の正解でした。でもカタルは自身の力量問題と…信条が心の壁になりました。本当のプロになるためには…やはり「空売り」も必要なのでしょう。

昨日、後場からのカタルの心情の変化には、いくつかあるのですが、直接の引き金を引いたのは「クロスマーケティング」の動きでした。この株、順調に信用買い残も減っており、戻り歩調を歩んでいたのに…僅かな投げを消化できずに株価が急落しました。

カタルは7月4日669円から段階的に買い、昨日は578円まで、一度は買ったのですが、引けにかけ、全部投げたのです。現物は残したままです。あくまで短期運用の信用ポジションの話です。

その布石がSUMCOの動きです。カタルは7月4日に2210円から段階的に2160円まで買い下がったのですが、昨日の相場は、綺麗に立ち上がらず、2196円までで…全体安に押され2157円に引けました。

古河電工も同じパターンです。7月3日が底か…と思っていたら、昨日は出来高は3日の99万から62万に減っているのにも拘らず、新安値でした。

不可解な7月2日の日銀の行動もそうです。あの日は500円近く下がっているのに…ETFの買いがありませんでした。

三菱UFJの長過ぎる下値調べの動きなど…どうもカタルには、実験を続ける勇気を持てず、多くの戦略を…昨日は、一旦、閉じたのです。

でも本日のニュースで明るい事がありました。FRBはカタルが懸念していた「ダリオ時間」を認識していたのです。その事が議事録で明らかになり、パウエルは、馬鹿ではないらしい…と、安心感を抱きました。

もう直ぐ、金利は中立的な水準に入ります。この中立的な金利水準になった時に、債券のフラット化の懸念が消える可能性があるのです。市場は常に未来の形の半年前を進むと言われていますから、そろそろ株式市場は、新しい動きを示す可能性もあります。

つまり…昨日、一旦、閉じたポジションは成功だった可能性もあるのです。もう少し…実験を続けられる力量があれば…どうにか、なったかもしれません。ざっと、カタルの現状を報告しました。全ての謎は、時間とともに…何れ、解消に向かうのでしょう。

昨日は多くの読者から、不安のメールを頂きました。今、吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」と言う本を読んでいます。この本、なかなか優れています。まだ途中なので…感想を書くべきではないのでしょうが…人間の本質を捉えています。

銀座の光景を上から見て、豆粒の自動車や人間行動を観察して、その時に、主人公のコペル君は、客観的に、自分自身を観ることを学びます。

メールを読むと…多くの皆さんは、自己中心的な感想なのです。人間だれしも、自分を中心に物事を考えます。つまり天動説の世界なのですが…実際の世界は、地動説なのです。自分の行動は、社会全体の一コマに過ぎません。その一コマ、一コマが集まって、相場が形成されていきます。自分が描いた未来図が、必ず実現すると思っちゃ…大変な目に遭いますよ。

カタルは、ずっと邦銀株の割安感を指摘し続けています。この低迷の理由は明らかで…まぁ、一般的な利鞘問題もありますが、一番は、株式の需給バランスの問題でしょう。株価が安い時に自己資本比率を上げる為に、大量の増資をしました。この金融規制が、ようやく終わりを迎えます。FRBのCCAR(包括的資本分析)からの生まれた進化論です。

カタルは名目時代の確立を、前から述べていますが、世の中には「整合性」が生まれる時間と言う概念があります。ドイツ銀行だけが落第したのですが…この下げは長い歴史の中で、「最後の押し」を入れている様に感じています。

いよいよ本格的な名目時代の幕が、もう直ぐ…明けます。アベノミクスの成否を決めると主張している、「ケネディクス」の株価ですが、もう少しで…長い喪に服す期間が終了します。失われた時代は…長かったですね。本当に呆れています。馬鹿が上に居ると…末端の人間は苦労をします。カタルは30年間も、時間を無駄にしました。やはり1989年から続いた「平成の世」の終りが…新しい時代なのでしょう。

あの時、昭和天皇が崩御され…暗い失われた時代がスタートしました。まぁ、天の摂理とは言え、カタルはお釈迦様の掌で…永遠と時を過ごしたわけです。苦節30年です。ノホホンと生活している人間に、市場を前に戦ってきた人間の苦労は分かりません。ずっと嘆き節を述べ続け、このサイトも20年です。

たぶん…カタルは正しいと思っています。CCARからの進化論の話しです。FRBの議事録はカタルに安心感を与えました。本日は此方の記事を読み、カタルが何故、そんな印象を持っているかの気持ちが共有できれば…と考えています。先ずはWSJのものを…そうしてブルームバーグのものと、ロイターの記事の3本を掲げておきます。

実はカタルは貿易摩擦なんかより…こちらの問題の方が、ずっと大きな不安材料だったのです。その不安が、少し和らぎました。何故、3本も同じ記事を読む必要があるか? 本当は同じ材料を、もっと多角的に検証する必要があります。何故なら、「市場の整合性」と言うのは、様々な事象が合成され、形成されていきます。

日経新聞など…嘘っぱち新聞なのです。昔の時代なのですが…中外商業新報の頃は、総会屋と同じで、会社のネタを材料に広告費をせしめるヤクザな世界だったのです。つまり「ゆすり」です。メディアの本質は此処にあります。まぁ、みんな食うための商売だから、しょうがないのですが…。「野村証券第二事業法人部」を書いた横尾さんは述べています。いい加減な取材をして、憶測で記事を構成している…と。

メディアは、自分達の都合の良いような方向性で、記事や番組を作っていきます。現実の事実を歪曲して構成しているのです。まぁ嘘とは言いませんが、作為的に作られています。だからいろんな意見を読んで…自分でその背景の真実を探るのです。

でも本当の事は、自分の足で探らないと…真実は掴めません。そんな事をしたら…時間など、いくらあっても消化できません。だから僕らは色んな角度で同じ現象を観て、自分なりに真実の背景を推測するのです。分かるかな? 「市場の整合性」の話をしています。昨日はMLCCの太陽誘電だけが買われ、○○が下がるのはおかしいと述べました。

だから此処に大きなギャップがあると解説しましたね。カタルには、様々な謎があるのです。市場の動きが理解できない事もあります。故に昨日は、目先の短期ポジションを閉じたのです。市場の動きに整合性がないから、いつまでも続くのはおかしいのです。

でもカタルの…この行動が正しいとは限りません。 7月2日かな? 140円で1万株買ったばかりの玉を、昨日は123円で売ったのです。そうしたら本日は、案の定…131-151-131-139なのです。つまりカタルの観測は正しかったのですが、この実験も続けることができませんでした。

根が証券マンなので、良い女が見つかると…ついアプローチして、手を出して火傷を負う訳です。まぁこんな性格だから、仕方がないと諦めるしかありません。皆さんもカタルレポートは参考程度にされ、自分なりに消化して下さいね。所詮、まだ駄目な世界なのでしょう。でも東芝は、やはり来ていますね。もう直ぐ7月末を迎えます。それでは…また明日。



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