かたる:カタルの進化論が正しいとすれば…そろそろ新しい動きが出ている筈とのレポートを昨日掲げました。太陽誘電の積層セラミックコンデンサ(MLCC)の足掛かりは、その一つでしょう。更にソニーも高値圏での信用買い残の消化は明かに需給バランスが変わり始めています。勿論、東芝も、その候補です。
この逆に…カタルは売られている株の中から、SAMCOや古河電工、三菱UFJなどを取り上げて解説しています。この進化論が正しいとすれば…売られている株もそろそろ下値を付けて、反転するだろうと事前に推測して、打診買いをして相場を観察しています。
でも、カタルは述べています。基本的に「Sell in May and go away.don’t come back until St Leger day.」と「Sell in May and go away. Do not come back until Halloween.」と言う英国と米国の格言がありますが…競馬の9月の第2週と、ハローウィンの10月末では、かなり時間のズレがあります。でもこの感覚なのでしょう。まだ7月初めなので8月の高校野球を乗り越え、下値圏での時間的なユトリがあるのでしょう。
昨日示した2016年夏から秋の相場を観ても、下値圏で揉み合いを続けていました。ただ今年は11月に米国の中間選挙があるので、9月末程度が…参加する時期として相応しいのかもしれません。故に「買いは遅かれ…」の格言も同時に提示したのです。
でもメディアは、米中だけの貿易戦争だけなく、EUも加えています。自動車製品の関税は、EUが10%なのです。米国は2.5%です。故にトランプの主張も分かります。
6月の数字を見ると、スウェーデンのボルボなどは、過去最高を更新するペースだそうですね。1‐6月期で前年比14.4%増なのです。単価の高いSUVが米国も…中国でも売れまくっています。米国での全体の自動車販売は1‐6月は1.9%増で、6月は5%増だそうです。つまり実際の業績は大きく落ちないのでしょう。年末年始の熱狂は嘘ではないのです。牧野の解説なんか読むと…解説の方が狂っています。
中国は国際ルールとは、程遠い…独自基準があります。此処に来て上海総合株価指数が下がり始め、GDPなどの信頼性を疑った記事を良く見ます。同時に地方政府は過去の数字を修正しています。共産党主導ですから、「忖度」は、当たり前の繋がりがあるのでしょう。
でも中国のスピード感は…他国と比べ比較になりません。やはり独裁政治と言うのはすごいスピードで変化します。市場関係者は7月6日を切っ掛けにして、貿易戦争がどんどん悪化して…世界景気の低迷をガンガン言います。
最近では、アルゼンチン、トルコに続き、ブラジルと広がり…インドネシアまで通貨防衛です。故に、ロシア危機を持ち出すレポートまで登場しています。そうです。ルーブル安が米国のノーベル賞学者たちが興した巨大ヘッジファンド「LTCM」の破たんに繋がった1998年の再来だと言うのです。
株と言うのは実に面白いのです。過去の恐怖を想い出させてくれます。でも株価は市場にある、様々な未来予測を織り込んで動いています。だからこそ、自分自身がしっかりしないと、噂に惑わされ的確な判断が出来なくなります。
その的確な判断を妨げるのは…無理な投資です。自分自身の力量を超えた投資は、絶対にものになりません。精神面の修業が必要になります。株が下がる恐怖を…超えられる精神力は、なかなか養えません。
だからカタルは無理をするな! 追証なら、自分の力量に合わせて建玉を削減しろと述べています。いつも「力量」の話をするのは、その為です。株の世界は、いつも「まさか、真坂、魔坂」の連続なのです。自分が思うような形で…進みませんよ。
貧乏人のカタルは、いつも株を投げています。まさにトホホですよ。買いたい株はたくさんあるのに…資金がないのです。故に比較感を働かせ、投げを交え新規投資をしています。でもなかなか駄目なのです。
まだ時期が来てないのか…ソロソロなのか。難しい場面です。今日のソニーは安く、東芝は高いですね。この所、大幅高していた太陽誘電も、村田の株価も本日は安いようです。この「積層セラミックコンデンサ」(MLCC)の続編のレポートを発見しました。そのレポートは此方です。こんな環境なのに…こんなに太陽誘電が上がるのです。本日は安いですが…本当にびっくりしました。
だって…やれると思っていたNPCは、あの程度なのです。皆さんが考えているより、相当、危ない下げのようです。古河電工を見れば分かります。高値は7230円で、本日は3645円ですから…約半値です。この程度の下げは当たり前のようです。894円を付けた三菱UFJは614円です。こんな大型株で、この下げ方です。まだ業績が伸びるSUMCOも3345円が2150円です。間違いなく…どれも追証ラインです。
このような環境下でも、村田は昨年のボックス圏の高値で推移し、太陽誘電はピンピンしています。その背景がMLCCなのですが、その続報がWSJに載っていました。先日紹介した投信1のレポートと、このWSJの記事は「整合性」があります。
何れ…日経新聞に載ることは、間違いない事実でしょう。その村田は、先日、昨年の増産投資に続き、再び新工場の建設を発表して…来年、新工場が稼働します。EVの需要は、うなぎ登りなのです。テスラは、週5000台の目標をようやく達成しました。その途端に週6000台に目標を上げています。
あとは…株価との整合性です。そろそろ○○も動意がある筈です。たぶん、このグループの中で、一番潤うと思われるからです。だから、かなりの大きな相場が期待できます。この年末年始、太陽誘電も村田も昨年来の高値を更新していますから、それ以上の相場になると…カタルは密かに思っています。
本日は再び、駄目押しを入れているような動きです。昨日のSUMCOに似ています。下値調べの動きは…大きなファンドが関与しているのでしょう。後は出来高などの条件が揃うかどうかでしょう。
ファンドは買う前に売るのですね。昨日のSUMCOも、そうかな?…と思っており、買い下がったのですが、思ったより下がりましたね。実は昨日も買ったのですが、本日も買っている株も…600円を割れました。此処は鉄板でしょう。
此処に来て急落しているような株、業績に不安がなく…株価が下がる理由が分からない株は…このようなファンドの介入が、あるのかもしれません。大きなファンドが株を買う場合、大概、先ずは「売り」から入ります。買うために…先ず、売るのです。これは常套手段なので…良く頭に叩き込んでおきましょう。
上値もそうですよ。空売りするために、株を買いから入り、大きく飛ばしてから、値惚れの買いを誘いながら、売り続けます。だから高値圏の株が、急落したら…安易に買っては駄目です。古河電工を見れば分かります。カタルさえ失敗しています。やはり8月まで待つべきだったのでしょう。でも株屋は、いつも食わねばなりません。駄目でも仕掛け続けるのです。NPCは残念でした。
今、このMLCC関連の素材を提供する材料メーカーの○○は、一番カタルが惹かれている株です。何しろ「恋は盲目」と言います。カタルは馬鹿だから「抑え」が効きません。心が叫べば…周りが見えなくなります。暴走型人間なのです。だからこそ、名目時代に生きたかったのです。失敗しても失敗しても、雑草のように這い上がります。今に見ていろ、僕だって…頑張れ、カタル銘柄、
馬鹿論理に怯えることなく、日銀はETFの買いを、増やせばいいのです。何しろ…無限の資金があるのです。昔はPER100倍など…当たり前の時代が長く続いたのです。
このWSJの追加記事の読めない人に…この記事はソニーのPS4のゲーム機が部品不足で増産が出来ない理由として、このMLCCが手配できない事を述べています。その理由としてここでは自動車は3050個、テレビは820個、コンピュタは760個、スマフォは400個のMLCCが使われると書かれています。
でも先日の投信1は、自動車がEV化が進むと1万個ものMLCCが必要になると言うレポートです。1000億円市場に育つそうです。現状の材料費は200億円未満の数字なのでしょう。部品ですから利幅は余りなく…材料費は、相当のウェートを占める筈です。しかも利益率は既に3割を超えいます。
この投信1のレポートは5月31日に出ていますが、この中の内容通り、村田は6月8日に新工場建設の発表をしています。そうして7月2日WSJのPS4の増産が出来ない理由です。このような事象が生まれ、株価の整合性は、太陽誘電などが示しています。
現実の動きと株価の動き、ところが材料を提供している○○は株価が安値圏なのです。どちらの言い分が正しいのでしょう。カタルは、このようなギャップを発見して、このギャップの修正を待つのです。市場は、必ず適正な反応をします。ギャップが大きく開いている状態は、長く続きません。必ず…移動平均線に追随します。
分かりますか? カタルが、この所、展開している「市場の整合性」と言う話を、具体事例を用いて解説しています。現実の動きと市場の株価にギャップがあるかどうか…。太陽誘電は今年の高値圏なのですね。だから当然、○○も高値圏にあるべきだと思っています。このような大きなギャップが存在するから、世界中のファンドが、この美味しい現象を見逃す筈がありません。故に株価が時間の問題で、大きく株価は修正されるのでしょう。
でも貧乏人は、先導者ではありません。900円の株が1385円を超えてから、参加しても良いのです。どうせ2000円以上になるのでしょう。難しい所で、リスクを取らずに、打診買いだけをして置き、ファンドの参加を待って…相乗りしましょう。
ギャップを見つけて…打診買いをして、確認してから相場に参加する。そうすれば…仮説(推測)が外れても、大きな痛手になりません。まだ7月に入ったばかりなのに…年末年始の話をしているカタルは、やはりアホなのでしょう。それでは…また明日。
本日も抑えきれずに…また○○を買ってしまいました。トホホのカタルです。