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いやはや…知りませんでした。昨日の「ルネサスエレク」(6723)の上昇は「業績発表」なのですね。なんと…9時の発表だったようです。通常は15時過ぎですが…異例です。まぁ、なかなか…いい数字でした。やはり高値の2899円の7月の高値を奪回するのでしょう。通常は新高値を超えるのが、普通の「循環買い」物色です。

「ルネサスエレク」(6723)の 日足推移

市場環境は大きく改善し始め…カタルの述べている銘柄は、殆ど上がっていると思います。別に、カタルの相場観が良いわけで…儲かっている訳ではありません。「市場環境」に助けられたのです。この条件が、名目経済の構築です。実質数字より名目値なのです。

ところが…この事を、東大法学部を卒業したエリートもよく理解していません。だからバブル期に…年収の5倍で家が買えると言う願望を持ち出して…地価を下げようとしたのです。年収、つまり給料を上げて、家が買えるようにするのが一般的な名目経済の市場原理ですが実際は、税金を高めたりして…地価を下げたのです。だから不良債権の増加に拍車がかかりました。

この辺りの経済効果を知らない…馬鹿が上に立てるのが「日本」と言う偽物が、跋扈する国です。中国もそうです。「共同冨裕」の考え方は、嘗てソ連が実行した社会主義の考え方と同じです。しかし結果は失敗です。

日本でも共産主義が戦後、流行りました。今の共産党の幹部はみんな頭の良いエリートでした。でも実際は「富める者から、先に豊かになれ!」と言う鄧小平の「南巡講話」の市場原理主義が正しいのです。だから中国は豊かになったのですが…共同冨裕なんか…理想論ですが、人間は「欲望」の動物です。

此方の報道を観てください。株だけで7兆ドルもの時価総額が失われています。土地は、もっと大きな金額でしょう。米国は逆に1日で40兆円の富を生みます。中国は、日本と同じ実質の世界に入りました。先ずは…過剰債務の整理でしょう。

スパイ法など…呆れる展開です。カタルが日本の最高裁の判決や東京地検の動きを批判した理由が、皆さんも理解できるでしょう。村社会論の「総資産経営」を批判して…「ROE経営」と言う国際ルールを、主眼にレポートを綴っていました。「本質」を理解できないと駄目なのです。個別銘柄の判断も理解できなくなります。

今、米国は盛んに過剰なマネーの整理をしており…どの時点で終わるか分かりませんが、乗り切れそうです。しかし流石に…イエレン氏のこの発言を聞くと怖いですね。


Truist Financial Corporation (TFC) の日足推移

この話は昨日もしましたが…米国の「景気動向」と「金利水準」で深刻度と言うか…影響度は、変わります。そこで…カタルが観ている一つの指標は、此方の銀行株です。 Truist Financial Corporation (TFC) と言う銀行です。この株が新安値になるようなら、危ない「兆候」でしょう。

現状の社会現象と株価は、密接に結びついています。これを観る試みが「市場の整合性」の考え方です。「アドバンテスト」(6857)がAI革命により…検査装置の需要が増して、新高値を更新しましたが、まだ日銀は「ETF」を処分していません。

当然の事ですが…同時期に活躍して、未来の展望も明るい…「ルネサスエレク」が高値を更新できないなら、何か…市場の値動きが可笑しいのです。自分が抱いている事前のシナリオを「見直す」必要に迫られます。何度も…何度も「市場の整合性」の話をしていますが、なかなか…読者の理解は進みません。

実は昨日のメールの中に…こんなものがありました。

「BASEの決算良かったです。かたるさんの力の入れ具合がすごかったので、私も追加で買っていました。問題はどのように利益を確定していくかです。私は、今回の野村證券が800円に行く相場も700円台で4/5売ってしまい、1/5しか残らず現在に至っています。ぶつぶつで売るのもなかなか難しいものです。かたるさんは追加で買うと書かれていましたが、どのように行くのでしょうか?以前、メールした際は2倍、3倍にBASEはなると仰っていたので、少なくとも438円くらいまでは我慢しておいた方が良いのでしょうか。アドバイスをお願いいたします。」との話です。

カタルは神様ではありませんから…全く未来は分かりません。貧乏人に…「正解」を求めても無駄な話です。だから普段から「市場の整合性」の話を展開し…いろんな話をしています。

米国の「商業不動産の後処理」は大切な話です。やってみないと…分からないのです。このメールを読むと、多くの誤解があるようです。カタルはBASEの株価は500円が基準値で、場合によれば…「4桁乗せ」の可能性も指摘しています。しかしITバブル期のように…鶴岡君の頑張り次第では、また3000円台の株価になる可能性もあるのかもしれません。だから…ITバブル期のヤフーの動きを紹介し…「損益分岐点」の話をしています。本質は企業業績の推移です。

BASEの業績は、この「損益分岐点」に位置している

株価が3000円になる為には…「ジェイドG」(3558)の利益を超えないと…駄目です。でも…少なくとも今期から、「黒字化のライン」は、誰が考えても確定でしょう。この資料はジェイドGのものですが…非常に大切です。株価が一番「大きく反応をする」のは…赤字から黒字になるタイミングです。

何故、赤字の内に…この変化点を狙うか? 

このラインを超えると売り上げの伸びが…利益に繋がります。普通の製造業では、原価率が高いですが…BASEなどの経費は、社員の人件費だけでしょう。売り上げの伸びに対する利益は、どんどん…増えます。

だから…コロナの時に10810円で…公募増資が実行できたのでしょう。その後1:5の株式分割ですから公募価格は、今の株価では、2162円です。その後? 株価は3000円台かな? 公募のお陰で…現金の保有率が高いのです。

カタルに「株価の行方」など聞いても…無駄です。分かりません。だって時間軸の設定もないのです。それに「読者の性格」も分かりませんから、アドバイスなどは出来ません。だから…対面営業の手数料は、高いのです。3%を取るのですよ。

本日は残り1000株の野村証券を810円で追加しました。これでクロスを振ったおかげで持ち株が45000株から50000株に増えました。最後までやるかどうか…決めていませんが、仮に野村証券が、本当に短期間で…あの一里塚の980円を抜いて4桁に載せるなら…かなり儲かるのでしょう。

事実、この1月だけで1000万円が1700万に膨らみました。ちょっとオーバーかな?…でも昨年の秋からは、そういうお金の増え方です。仮にBASEが500円になり…更に4桁になるなら10万株で7000万ほど…お金が増えるのでしょう。お金なんか簡単に増やせます。

「ルネサスエレク」でも良いですね。なんでも構いません。要するに「名目経済」になって来たのです。だから「市場要因」が大きく改善したから…カタルレポートが述べているような展開になっています。

観ていれば良いのです。必ず…「ジェイドG」は2400円ラインになります。そうして3000円台の株価になるでしょう。あの時に、カタルはこの辺りなら…大丈夫と思って現引きをした株価が2400円なのです。

だから1000円割れも買っていたのですよ。でも皆さんは、如何ですか? 株価が下がったら1000円のジェイドGを買いましたか?

「野村証券」の時も、同じことを述べています。500円割れの野村は「何れ、上がる」…と述べていました。でも皆さんは、その時間軸にやられます。人間ですから…「当たり前」です。この時間軸を乗り越えられる強靭な精神力が必要です。バフェットは未だにコカ・コーラを持っているのでしょう。彼は強靭な精神ではなく「狂人」です。通常の人は、その時間が耐えられません。

ルネサスエレクの落ち込みを…買いましたか? 

カタルは2250円の時に「買い場」と述べて…実際に株を買っています。今、下げている「ニデック」(6594)も「ファナック」(6954)も、また株価は上がって来ます。

「クックパッド」(2193) の週足推移

下値を丹念に買ってジッ…と我慢を出来る人が下値を買えば良いのです。このタイプの銘柄に「クックパッド」(2193)も紹介しています。この株なら100株単位ですから…僅か1万2000円から開始できます。下値を丹念に買い続ければ…何れ、華が開くかもしれません。

基本は国家戦略なのです。

岸田さんは、なかなか…なのです。此方は日経新聞にも出てないように思います。カタルもビックリしました。かなり「重要な出来事」です。日経新聞は劣っています。名目成長が大きく加速する可能性があります。

はやく…自動運転などの技術革新を促す…取り組みが必要です。事故があるのが当然です。死者も出るでしょう。メディアは、ちゃんと説明をすべきです。悪戯に不安を煽り、世間を間違った方向性に誘導するから…失われた時代になったのです。本当に…能力が劣る人間の下賤な集まりですね。

何が…「報道の自由だ!」他人のあら探しをネタにして…不倫などの正義感を訴えます。政治資金問題も同じ発想です。カタルには「政策活動費」と同じ次元に見えます。それを「裏金」扱いです。

最後に…報道の読み方の話を提示して…お終いにしましょう。本日も株価が高いソフトバンクの話です。実は、心配をしていましたが…このような報道があり、ホッとしていると同時に、カタルには「心配な面」も見えます。それ程…ソフトバンクは資金繰りに困っていた可能性があります。

だから…虎の子の「ペイティーエム」を売らざる得なかった…のかもしれません。しかし、ここに来て「Tモバイル株」などの「幸運」も生まれています。この現象は、通常、此処まで契約に盛り込まないでしょう。流石です。金融マジックの覇者です。だから新興企業の人は、大きな成長を狙うなら…金融の専門家を雇うべきです。たとえビックリするくらい報酬が高くても…金融力は大切です。

今、下げて来たBASEを355円で2000株だけ買い戻しました。ここから下値を買います。しかし…本日は「大幅な売り越し」です。カタルにも株価などは分かりませんから、無駄なメールをしないようにしましょう。誰も、未来の株価など分かりません。自分が利食いしたいと思ったら…売れば、良いのです。自分の気持ちに正直に動きましょう。それでは…また明日。



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