カタル:本日にも、米国の新大統領が決まると言います。楽観視していたイギリスのEU離脱(ブレグジット)やトランプ現象は、一般的には、グロバリゼーションにより引き起こされた「格差」の為の現象と言われています。数年前の日本でも、「3丁目の夕陽」現象と言う昭和30年代を懐かしむノルタルジーが話題になりました。未だに終身雇用や年功序列と言う誤った考え方が、日本でも存在します。だから電通の強制捜査と言う事になります。我々自身が、時代が大きく変化していると言う認識が足りないのでしょう。スマフォが普及し始めて、まだ僅かな時間ですから、スマートコミュニティーと言うIoT時代を認識できない人も大勢存在します。
だからサンダース支持やトランプ現象などが、実際に起るのですね。日本でも夕張市の財政再建団体が存在します。何も、トランプ支持層の鉄鋼業や石炭業の職を失った人達だけが、グローバリズムの犠牲になっている訳ではないのです。パイオニアの指名解雇事件からエルピーダの倒産まで、日本は、永遠と…失われた時代を通じて、Brics躍進の空洞化現象と闘ってきました。電通事件なども、その煽りでしょう。
昨日のNY市場はクリントン氏優勢と言う事で、前日の371ドル高に続き、73ドル高と続伸していました。これで…元の鞘に収まった感覚です。でも仮にクリント氏が大統領になられても大変ですね。米国も、いや世界中で、スマートコミュニティーを前にして、たじろんで…?居ますからね。これは方言かな? まぁ、ニュアンスは伝わるでしょう。如何に早く、新時代へステップアップするか? 幸い、日本は既にキャッシュレス化の素地は存在し、今回のiPhone7には、スイカが導入されました。だから一気に移行できる可能性があります。
皮肉なことに…、このスマートコミュニティーへの扉は、韓国人のソフトバンクの孫氏、そうして台湾人と言うか、中国人の血が混じったホンハイの郭台銘氏が、日本を変える可能性が高いですね。これは面白い現象です。聖徳太子の頃、多くの渡来人を招き、日本は文明改革を実現しました。
昨日の日経新聞によれば…ホンハイはARM社との相乗効果を狙っていると言います。もともと孫氏はペッパー君の開発を通じてIBMのワトソンの将来性を考えていたのでしょう。だから上場企業の宿命で、巨額の開発投資に傾斜したがっていたARM社を口説き落とせたのでしょう。上場企業の宿命で、収益の悪化は毛嫌いされます。どうしても…開発を先行させれば…目先の収益は落ち込みますからね。
でもこの二人の組み合わせは、カタルが考えるスマフォやテレビのロボコン化の道を、一気に躍進させます。だから「シャープ」は、ひょっとすれば…本当に、ヒョッとする器になりますね。今は乖離調整で、直ぐに株価が動く訳ではありませんが、200円以下の株価は、何処でも…安全パイに映ります。アレレ…株価が下げてきましたね。きっとフロリダは、トランプ優勢なのかな? 隠れトランプ現象でしょうか?
まぁカタルは、クリントンも、そんなに評価しておらず…、どちらでも、似たようなものだと思っているから…あまり驚きませんが、きっと世間は違うのでしょう。
そう言えば…、グリースパン氏が自説を繰り返しており、最近では、米国債の利回りが3-4%時代になると述べているとか…。この現象が、仮に近々起こるとすれば…それはリーマンショックからの離脱の成功であり、イエレン時間の到来を意味します。今はまだ、ダリオ時間かどうか…混沌としていますからね。果たして、米国大統領選が終わり、すんなりと…、スマートコミュニティー時代を先取りするかどうか…。
そうだ…その候補銘柄の半導体の話ですね。昨日は目先の数字が悪いと言う事で、朝方、新川は、売り気配スタートで、カタルは安い所を買わせてもらいましたが…皆さんは勘違いしています。カタルは、来年だと思っているのです。
確かに半導体市況は、目先は活況です。東芝も増額に動くようです。でも…ね。日本に残っているのは設備投資の絡みですね。まぁ、原材料のシリコンウェハーなどは存在しますが、基本的に設備投資と言うのは、広告宣伝費のような扱いです。それに新川の2Qの受注残は54億41百万円になっていましたね。目先は数字は減額しましたが…為替の為ですね。でも受注残は伸びており、これからタイなどが本格的に立ち上がるのでしょう。これは覚えておいてください。設備投資関連株は業績ではなく受注の推移が問題なのです。成功したVテクを参考にして下さいね。受注した時に、株価が急騰しています。それに…新川の魅力は、変化率なのです。目先の数字など、どうでも良いのです。ただ残念ながら、新川に、仕掛け筋が存在するかどうか…確認されていません。
良い素材を持っていますが…株と言うのは、仕掛け人と言う「黒子」の存在があり、初めて成り立つのです。JVCKWが強いのは、そういう事ですね。クラウドワークスを狙うのは、ドイツ銀行もそうだけれど、カタルはサイバーの藤田さんの手腕と言うか、選択眼を買っています。彼は新興勢力の中では優れています。もともと、麻雀がプロ級だと言う話ですから…マズマズの器なのでしょう。こんな会社の株価など…彼の個人的なポケットマネーで…どうにでもなります。クラウドワークスの吉田さんが、どんな人か知りませんが…ソフトバンクの孫氏も、初めは…法螺吹きだとか言われていました。
今でも、ソフトバンクは、借金が多過ぎるとか…の批判が多いですね。ROEの基本的な概念も知らないから、批判する馬鹿が大勢います。本来は、日銀が応援している訳で、ソフトバンクのような経営スタイルが正しいのです。メディアは、もっと、デュポン式でも勉強すれば良いですね。真剣に経営をすれば…無借金経営の方が馬鹿経営者なのです。
アレレ? 日経平均株価が、今度は、大幅高になっています。さっきまでマイナスだったのに…きっとフロリダの開票予想が変わったのでしょう。本当に…呆れる展開です。日本人の付和雷同の行動姿勢はおかしいですね。カタルが何故、このページを続けているか?株式投資を通じて、自分の行動を見直して欲しいのです。如いては日本全体がやがて変わると思っています。皆さんが、株で儲かったら、友達を食事に誘ってあげて下さい。そうして株式投資の魅力を語って欲しいのです。そうすれば…やがて日本にも市場原理が定着します。
昨日のWBSでは、水道管の破裂を取り上げており、PFIが語られていました。リートはPFIであり、コンセッションだと述べています。何れ…メタウォターと、ケネディクスやオリックスが組んで、社会変革が起こると良いですね。カタルの目指す理想形です。カタルは既に古いかも知れませんが、小さな政府の考え方です。もっと周辺の法整備をして…コンセッションを根付かせることが、スマートコミュニシーを促進させると思っています。
たぶん、半導体はクリントン勝利になると買われると思いますが…カタルは空売りさえ、考えているくらいです。あまり高い所を追うのは、どうかな? むしろ、動きは地味ですが…ケネディクスなどの金融相場関連銘柄の方が、良いのではないかと思っています。今は、お腹一杯になったクラウドワークスに…シャープぐらいかな? 調整波動が3週目のクラウドワークを、更に買い増すかどうか…。ずいぶん買い下がったので、持ち株が増えていますからね。
今度はケネディクスの買い増しでも、しようかな? 実は、カタルの信用買い残は1月までは、利食い圏になって来ました。たぶん…これって、初めての現象かな?僅かな額ですが…。仮に、此処で仕掛けが入ると…みんなヤレヤレと利食いを先行させると思うのですね。だから、ヘッジファンドの仕掛け場面がやって来ますね。果たして、新手の仕掛け筋が存在するかどうか…。10%程度、強引に沈めれば…、一気に育つ場面が、到来している様な気がしますが…。果たして、現実はどうなのでしょう。相場の流れを観ていると、半導体よりむしろ…そんなイメージが強くなっています。それでは…また明日。