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カタル:何が、幸いするか分からないので…カタルは追証懸念が生まれつつあるので、利食い出来る半導体株を売り、「働き方改革」に、どんどん傾斜している自分を感じています。それほど電通への強制捜査は、ショッキングな出来事なのです。電通は、わが国を代表する広告業の会社で、二番手の博報堂などを大きく引き離しています。大学就職ランキングでは、常に上位の会社で…皆の憧れの会社なのです。それが…この有様です。これまではすき家、ABCマート、ドンキホーテと問題とされるブラック企業は、たくさん存在していました。でも一流域の会社は大丈夫だと思っていたのですが…実態は違うのですね。

労働の考え方には、ただ職があると言う段階があり、やがて…好条件に変化して行きます。だから労働問題が専門だと言うイエレンFRB議長は、雇用の質に拘り、時間当たりの賃金上昇率を問題にしてきて、利上げを、なかなかしなかったのです。これまでの認識では働く場所さえあれば…それで「良し」と言う事で、雇用者数や失業率などの数字だけを捉えていました。

でも実際は、違うのですね。ハローワークと言う所に、足を運んでみると分かります。好条件の会社は殆どありません。兎に角、離職率の高い会社が応募するわけです。カタルは新聞配達をしましたが、僅か6か月間でしたが、この間に労働条件が3回も変わるのです。その場凌ぎの対応で、目先体質です。おそらく上場企業も同じなのでしょう。

東芝の不正会計、三菱自動車の不正処理など…絶対に考えられないモラル水準が窺えます。振り込め詐欺が、何故、なくならないのか? 中国人かヤクザだけかと思えば…最近は一般人の人達も、関わっているようです。

「失われた時代」と言う「清貧思想」の価値観は、本当に正しいのでしょうか? カタルは長く歩合の世界に身を置いていたので…社会変化に気付きませんでした。でもカタルが食えなければ、証券会社が潰れるわ…と、和光証券の元副社長、小川さんに、心の中で啖呵をきったのが、現実になるとは…。何しろ、2年続きで年収が120万円の世界なのです。

何故、厚生労働省が、お仲間企業の電通を、ターゲットにしたか? 彼らには、もともと北欧型の働き方改革が念頭にあるのでしょう。労働のシェアと言う考え方ですね。残業を止めて、労働をシェアする考え方です。その分、時間が余りますから、他にやる事が出来るようになります。家族の為に遊ぶ時間も増えるし…色んな使い方がありますね。

オランダで実験されると言うベーシックインカムは、人間の尊厳を考え、未来の生活です。スマートコミュニティーが進展すれば…あらゆるビジネスがロボットに置き換わります。医者など必要ないですね。AIで問診をして、検査をすれば、人間が判断するより的確な診断が出来ます。既に東大で実証されています。

故にカタルは「文化の価値」が、高まると思っています。豊かな時間を過ごせるようなビジネスですね。地方でも…色んな試みがなされています。単に生活するために稼ぐ時代は終わりを迎えます。もともと仕事と言うのは、多くは成果主義なのです。カタルは証券マンの現役時代、ノルマを出来ない社員の分を、いつも被っていました。でも給料などはほとんど変わらず、ボーナスで多少の差がある程度です。それなのに…毎日、毎日、出来ない奴の時間に合わせる為に、「付き合い残業」を強いられるのです。だから資格が取れた10年の営業生活を終え、直ぐに歩合給の世界に飛び込みました。

興銀の常務を紹介してくれたKさんは、いつも言っていました。「能力があるなら、いくらでも稼げる世界だよ。」でも…会社を辞める少し前の好調な時に思いましたね。特別査察官に税務調査され…彼らの基準が、この世界の「ものさし」で、実際に使ったお金を、交際費とは認めないのです。そりゃ、多少の私的流用もありました。高島屋で年間を通じて、多額の買い物をすれば…駐車料金など、すべて無料です。でも後で、全て追徴されるのです。それも悪くなってから、査察を受け、予定納税やら…なんやらで、家計は火の車…。挙句の果てに、税金を払うために、わざわざサラ金から借金をして800万のお金を払ったのが…カタルの場合は運の尽きでした。

精一杯、頑張っても限界があるのです。歩合の世界等…せいぜい頑張っても、1億から2億の世界でしょう。だって物理的に不可能ですね。朝から晩まで、電話をして、相手の了解を取って、伝票を流しますが…立会時間は限られるのです。本当に休む暇がなく…立会時間中は、電話と伝票を書きっぱなしです。そうしてパソコン入力ですね。馬鹿らしい世界です。まぁ、株式手数料の上限がカットされ、Kさんの時代とは、違うので仕方がないかも知れませんが、とうとう月間1億円の目標は達成できず、7000万円止まりでした。これが現実です。

一体、働くって、どういう事なのでしょう。サッパリポンですね。プロ野球で優秀なら、年間20億円レベルが可能です。おそらく市場経済下では、この水準が世界水準でしょう。でも投資の世界は無限ですね。バフェットにしても、ソロスにしても、挑円単位を動かし、国家予算を上回るのです。あらら…また下げてきましたね。ちょっと待っていてくださいね。買えるかどうか分かりませんが、クラウドワークスの1200円に指値を入れました。あれ? 今、できましたね。あらら…1184円です。

昨日は、新川を売って、本日は売った新川を670円の指値は666円で、660円も買えましたね。不思議ですね。人間と言うのは…。下がると売りたくなり、上がると買いたくなる動物なのですね。何故、カタルがクラウドワークスに傾斜して行くのか…電通問題が起きた為ですね。本当は、こんなに持ち株を、増やそうとは思ってなかったのです。でも毎日買っていると…最初は僅かでも、どんどん、持ち株は増えて行きますね。本当に困った性格です。ベンチャリで、40億も飛ばした人間ですからね。限度と言う言葉を知りません。

でもカタルは思うのです。ようやく日本の労働の在り方に、メスが入ろうとしていると…パイオニアの指名解雇事件は1993年です。今は2016年ですね。実に23年ですよ。終身雇用や年功序列と言う、間違ったシステムを維持するために、どれだけ犠牲を払えばいいのでしょう。

結局、NECや日立から分離したエルピーダも倒産するのです。雇用を優先するために、無理をして無理を重ね…最後が最高峰の電通事件ですよ。既に、この仕組みは終わっていますね。だから働き方改革の「クラウドワークス」(3900)に惹かれるのですね。

カタルは…。自身が歩合の生活に身を置き、日本の不合理を、散々味わってきました。銀行にお金を借りに行けば…最初は年収が低すぎるからと断られ、次は年収が高過ぎると断られたのです。そうして、みずほに行ったら、お金を1000万円貸してくれました。サラ金ですね。そうして税金を払ったのです。そうしたら…翌年に今度は、住民税も追徴です。まったく呆れる仕組みです。

世の中、マニュルア外の世界で生きている人間も、たくさんいるのです。それを認めようとしない日本の仕組みは、やはり何処か狂っています。だから電通のTさんのような悲劇が生まれるのですね。初めから成果主義を、認めればいいのです。

市場経済下では、成果主義が当たり前です。だからカタルは、ネット時代になりクラウドソーシングの「クラウドワークス」と言う会社を育てることが、市場の使命に思えてならないのです。カタルのこの発想が正しいなら、間違いなく2100円の転換価格を上回る事になります。上場初値は1316円で、サイバーエージェントへの割当価格は1101円なのです。そんなに高い株価位置とは、カタルは思いません。

だって…その間に企業業績は大きく伸びていますからね。これからも社会が、このような働き方を求める訳で、終身雇用の世界に戻る事はないのです。カタルと同じことを考えている報道を、本日、発見しました。此方を読んでください。そうして本日のレポートは終了です。新川の決算など…明日以降、書きますね。カタルは、本日は買っています。僅か1000株ですが…。666円、660円で500株ずつのお買い上げです。昨日は売ったのです。寄り付きで500株だけですが…。半導体は、直ぐに上昇はしないと思っています。だから…Vテクのチャートを、敢えて掲げたのですね。良くカタルの真意を…理解して、行動して下さいね。それじゃ、また明日。



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