かたる:今月は昨年末の損切りクロスの期日が重なり、カタルの場合はケネディクスを600円台で売らずに、この水準で実質的なクロスを実行していました。この期日分は本日で消滅しました。まぁ、正確に言うと…先週末で終わり、本日の1500株売りは来月の期日分ですが、もう完全に峠を超えました。持ち株は増やしたのですが、あまり上手い取引とは言えませんでした。
本当は…下がることが予想されていたので、先ずは全部を売り、そうしてポイントで買えば良かったのです。しかし…思い入れが強い為か、新たな買い手が買ったらどうしようと…何時も頭の中は、急騰相場をイメージしているから、結局、安く売って、高く買っている様な繰り返しでした。
だから、もっとユトリを持ってクロスをすれば、良かったのでしょう。貧乏人の性、故に、いつも全力投球で勝負しようとします。これじゃ…うまく行くわけありません。トホホ…。本日も下値に買いを入れてありますが、入るかどうか。先週末の安値の525円が買えたので、相場は、弱いかも知れません。でもこれ以上、下値を叩けるかどうか…。
カタルなら…今度は一気に、607円の新高値更新を狙います。そうして、もう一度、振ってから、今度は、本当に…「昇り竜」相場です。まぁ、僕がやっている訳じゃないから、当たらない予想は意味がありません。本当は、本日か…この2日~3日の間に500円割れの示現が理想です。でも上手く行くかどうか…。
相場と言うのは微妙なもので…事前予想は、常に変化します。良く、現状はこんな状態で…何故、そんな株が良いの?…と聞かれます。
確かに…現状は、そうなのでしょう。しかし会社も時代も変化を続けています。経営者に能力があるなら、常に時代の流れの先の行動をとります。だから現状ではなく、会社が将来、変化するのです。この未知数の部分は、現時点では判明しません。例えば、上手く成功したVテクを、事例にすると分かりますね。こんなに受注が舞い込むとは…誰も、あの時点では想定していませんでした。
しかし中国の政策支援があり、一斉に設備投資が動き出しました。故に、思わぬ受注が舞い込み、日本精工の買収が活きた訳です。未来は見えないのですが…時代の追い風があれば…必ず、将来、良くなる速度が増してきます。だから時代の読みが、必要なのです。株は、いつも言う事ですが…現状を評価している訳ではありません。カタルは、いつも言っています。変化を買うのです。変化を生むのは、何か? それは時代性ですね。時代の流れが、変化を加速させるのです。この辺りの読みが、株式相場の醍醐味なのです。株は現状を買うのではないのですよ。
ケネディクスの場合だと…カタルが、いつも言っている「眠れる獅子」の存在ですね。GDPを上回るお金が、待機しているのです。これが爆発するイメージを描けないと…株価が4ケタになる事が、イメージできません。横浜の開発は2年か3年後の筈。この時に、その時代が始まっていると…2割から3割は違うでしょう。100億円で30億円ですよ。あの開発は大きく、数百億規模で…ケネディクスの単独ではないのでしょうが…地上げから開発が、一番、利益が上がります。カタルは、経営者に不満に抱いていたトロイ行動が…今回は良いかも知れません。なかなか「流動性の罠」からの脱出が、明確になりませんでしたからね。
人手不足問題は、日本のネックです。だから関連株は、上がり続けています。日経新聞がクラウドワークスを取り上げるのは何故か? この背景を考えれば、時代の先が見えます。アマゾンが成功をおさめ、1000ドルの株価示現が、何故、可能になったか? なぜ、テスラが赤字にも拘らず、GMの時価総額を抜くのか? 日本人は馬鹿ですよ。名目時代を否定しては、駄目なのです。どんどん世界競争に遅れますね。政策は、常に名目目標なのです。
インフレ率が5%を超えるなら、あっという間に、国の借金も目に見えて減っていきます。社会保障費の負担も増額をしなくて済むのです。インフレ対応だけで充分ですね。全ての日本の問題点が、解決に向かいます。
わざわざ、こども保険などを議論して創らなくても…インフレ率を加速させれば、所得の再分配は進みます。老人大国になり、老人が働かず、旅行三昧して、遊んで暮らせる社会から、すこし働く子育て世代に、所得を再分配するためにインフレにすれば良いですね。簡単です。
まもなく…株式市場は、その先行指標の動きを示します。(スイート・スポット)日銀が、かなり浮動株を吸い上げていますから、簡単に株価が上がりますよ。いよいよ、「眠れる獅子」が、慌てて動く段階に来ます。不動産各社の業績推移をみて御覧なさい、ようやく売り上げが大きく伸びますね。これは不動産が動いているからです。
もし…期待はしていませんが、小池さんが大勝して…都民ファーストが力を付けたら、東京金融都市構想が、本当に実現するかもしれません。しかし大蔵は、反対しますね。文科省の前川さんの問題は、此処に結びつきます。
カタルは、何故、加計問題が起こるのか? サッパリポンです。政治家は、国民の投票で選ばれます。役人が本当に公正なのでしょうか?それなら何故、「失われた時代」が生まれたのですか? 何故、規制改革が必要なのですか?
あんな…糞役人が居るから、日本は散々、苦しんでブラック企業問題まで追い込まれたのです。メディアの主張が、間違っています。安倍さんは多少、強引だったかもしれません。多少、個人の感情が入ったのかも知れません。しかしカタルは選挙民によって、選ばれた政治家の意見が、役人より優先されると思っています。だって役人は審査できません。でも政治家は嫌なら選挙で落とせばいいのです。メディアの論調は何処か歪んでいます。
もし東京金融都市構想が、本当に実現すれば…地価は間違いなく倍増します。そうして、一気に眠れる獅子が暴れますね。そんなタイミングですよ。しかし…大蔵は、間違いなく抵抗します。何故か…。現状しか見えないからです。金融の減税が、他に波及する事は見えませんからね。
早く…キャッシュレス社会にして、一気にスマートコミュニティーに移行しないと…だんだん離されますね。もう中国に、後れを取っているように見えます。中国は実質的にキャッシュレス化していますね。株式市場は時代を創るのです。未来の時代を創るのですね。市場と現実は、相関関係にあります。市場が期待に応えれば…現実も動き出します。現実が実際に動くと、この動きを見た市場評価が変化します。そうしてPER10倍のものが、20倍、30倍に変化します。全体が、段々加速して行きます。
昨日の話ですが、10年掛かって5億1200万ですが…、あと5年続けると…163億84百万になります。5億と163億円ですよ。えらい違いでしょう。しかも掛かる年月は10年と5年なのです。これが市場原理です。
だから株価が、最後になると…急騰するのです。最初はジワジワ…焦れるほど良いのです。やがて…焦れる段階が終ると…一気に急騰相場に移行します。この辺の感覚は、成し遂げた者でないと理解できないのでしょう。カタルは入り口まで行って挫折しました。
今度こそ…実現させたいものです。上がる株など…事前に決まっているのです。あとはそのタイミングをどうするか…。此処が、また難しい。もう少し情報力があるとか…。分析能力が髙ければ…、データの活用も、基本は経験がモノを言います。
株式投資で大切なことは、現状分析ではないのです。未来の変化を、どう読むかなのですね。運が良ければ…その変化が追い風になり、更なる追い風が生まれ、株は舞い上がります。未来の変化が生まれるか? その兆候を株価は感じて…動いているのです。微妙な変化を感じて取って欲しいのです。
それでは…また明日。