かたる:昨日の米国市場は、上下しながら…落ち着きどころを探っているような展開です。金利上昇からゴルディロックス相場の終焉で、逆金融相場と言う次にステップに移行した過程に、過剰な反応を示したNY市場ですが、カタルの感覚では…当たり前の利食い調整と言うイメージです。むしろ…此処での調整は歓迎です。
本来、株式相場はITバブルのように、一本調子で上がるものではなく、この年末年始の相場は、まるでITバブル期を彷彿させる展開でした。年末年始のカタルレポートを読むと…その事が良く分かります。安川電機の高騰を取り上げ…年始は、時価総額の大きなファナックの異常な高騰ぶりをレポートしました。
たぶん…トランプ減税が通過した為、過剰な期待感に市場が包まれ…多くの投資家が利食いを忘れたのでしょう。その為に未来の好調さを過剰に評価したために、市場はスピード違反を犯しました。カタルは、米国市場の「燃え尽き症候群」を強く懸念していました。ようやく…馬鹿の熱狂グループが、自分達のやり過ぎに気付き冷静になったのでしょう。ビットコイン騒動のようなものです。ITバブルは…もっと凄かったですからね。
カタルは、あの年末に連続ストップ高するソニーを見て、異常な展開を感じていました。でも2月にはその熱気も続かず…今度は、逆にストップ安の連続でした。光通信など、株価が、何日も…成立しなかったのです。今回は、その前に「市場の良識が勝った」調整だろうと考えています。
でもアマゾンは…全く、下がっていません。一体、どうなっているのでしょう。「シンギュラリティー」以外に、この現象は、説明が付きませんね。仮に新時代の覇者なら、この株価は正当化されるのでしょう。それほど…ジェフ・ベゾスと言う人間は優秀なのでしょうか? ただ市場の期待に応えた成長を成し遂げているのも事実です。
彼は離婚した母子家庭に育てられ、母親はベゾスが5歳の時に、キューバ系のアメリカ人と再婚したそうです。母親が相続した牧場で、青春期を過ごしたと言います。年齢は54歳です。
更にイーロン・マスクです。昨日は、スパースXの「ファルコンヘビー」の打ち上げが成功し…壮観でしたね。メインエンジンが帰還する映像を見ると…ワクワクします。
何故、名目時代が正しいか? 人々に希望を与えるからです。
昨日のニュースで実質賃金が0.2%の減少だと報道されていますが、名目賃金は0.4%伸びています。基本的に両者ともプラスになり、名目が実質を上回る現象が正常なのです。常に名目が実質を上回り、前値比でプラス圏に入れば…良いのです。名目賃金の伸び率を、もっと増やせば良いのです。トヨタは、市場の指標になるので…しっかり賃上げをすべきです。
昨日のニュースでは…ドイツ労組IGメタルは「4.3%の賃上げ」に合意したそうです。3%なんて言う基準は、世界基準ではありません。NYのランチは2000円ですよ。何処まで…馬鹿をやれば、気が済むのか…。
やはり三菱UFJが800円を割れる筈ですね。この程度のガラで、簡単に800円を割れると言うこと事態が…まだ「流動性の罠」を完全に抜け出てない現象です。ケネディクスの株価が…もたつく訳です。でもようやくケネディクスは26週線に…到達しました。強ければ…このラインから反発します。果たして…どうでしょう。
他人批判するメディアの論調は、いい加減にしなくてはなりません。プロジューサーは猛省すべきです。あなた方、メディアが世論を誘導します。日本人はロボット教育に汚染されていますから、自立できないのです。あと一歩の印象です。今回は、日本主導で世界経済を引っ張るチャンスなのです。NY市場の動向を、気にしている場合ではありません。
カタルは常に、時代と株式市場を対比させながら…相場を観ています。トヨタ売り、日産自走車を買う裁定取引が成立する可能性が高いのです。何しろ、世界一の中国市場で、日産は大規模投資をします。もう一つは、ソニーか、パナソニックを売り、シャープを買う裁定取引も成り立つかもしれません。シャープのテレビは、中国でバカ売れしているとか…。経営者次第で…大きく変わる実例です。能力のない馬鹿経営者は早く退くべきです。
時価総額をどんどん増やす経営者が正しいのです。最近、M&Aの活用も目立ってきましたが…みんな小粒です。小野薬品が武田を買収する逆転劇があっても良いのです。市場原理とは、優秀な経営者が、勝ち組で、あり続けられる世界のことを言います。悪戯に…メディアや地検などを使って、村論理を維持する事ではありません。でも貴乃花は、あまり好きではありません。骨肉の相続争いを演じるような奴に、資格があるのかどうか…。
まぁ、他人のことは言えません。カタルも、馬鹿をやってきた人間ですからね。トホホ…。
さて…その小野薬品は、本物展開の路線を歩んでいます。本日は2850円で指値買いを入れましたが…なかなか買えず、先ほど2877円で僅かですが…買い増しをしました。昨日は売り上がったのです。まさか…2900円が売れるとは…思っても居ませんでした。それほど…有望なのでしょう。市場のコンセンサスも得られつつあります。やはり簡単に壁を抜け、新高値を目指すのかも知れませんね。
一方、昨日まで持ち高調整をしたケネディクス、本日は663円で2000株を、今、買いました。下に656円、650円で2000株ずつ…買いを用いました。この26週線ラインはチャンスかもしれません。自社株買いも…終了したそうです。平均買値は697円との事ですから、このラインより下で買えば…儲かる筈です。過去…全てそうなのです。
ソフトバンクの自社株買いから、株価は、およそ2倍になりました。小野薬品はこれからですが…これも自社株買いの価格を上回っています。基本的に企業は、自社の価値を良く知っています。それは当たり前です。なにしろ…2兆円も、収益不動産を保持しており…しかも、すべて売却対象です。故に、地所より有望だとカタルは思っています。
必ず、4ケタ以上になると思っており、追証懸念が消えれば…カタルは買い増し方針です。
まぁ、負け組のカタル君が、何をほざいても…「馬の耳に念仏」かな? その負け組から復活になるかどうか…。小野薬品の出来高が膨らんできましたね。ようやく200万株ライン乗って来ました。この株は1000万以上、出来ますからね。
機関投資家さん、あなた方の出番です。昨日、2900円で20万株ほど売った、馬鹿機関投資家の真似をせずに…儲かる投資をしましょう。この環境下で…新高値に躍り出るのです。この意味を、よく考え…行動する事でしょう。
証券マンも、はやく一流域になりましょうね。何故、カタルが、昨日、銘柄の「入れ替え」を提唱したか? 何れ、引っ掛かった株は、損切りを強いられます。それなら…こんな場面は、ある意味でチャンスなのです。この環境下で…新高値ですよ。
仕方ありません。皆さんと一緒に、後場寄りで…先ほど、成り行きで200株しか、買ってないから、もう300株を、後場寄りで買いますね。下手糞です。今の株価は2925円ですよ。でもカタルは、いつも有言実行です。これはカタルの信条問題です。皆さんと一緒に、いつも行動を共にします。いくらで買う事になるかな?
ただ、まだ追証懸念のある人は、無理をしないように…大波乱になる展開も在るかも知れません。それは「ダリオ時間」の復活ですね。前回のFRBでは、より一層、厳しい自己資本規制を求めています。どうも、これが切っ掛けになり、株価が大きく下げたのかも知れません。ドイツ銀行は、依然、大変なのです。
今は…好調さと綱引きなので…FRBなどの政策当局の裁量は、非常に「さじ加減」が難しいのです。遅れれば…インフレ圧力に負け、後追いになります。これは恐いですよ。逆に強すぎると…若干の可能性ですが、ダリオ時間の復活もあり得ます。
日本が、そうだったのです。あの時にマネタリーベースを大きく減らしました。リーマンショックと重なったとはいえ…落ち込みが、より一層…深くなりました。今の米国も、世界経済も、基本は…自立できない金融機関の上に乗った「砂上の楼閣」のような印象です。まだテーパリングも道半ばなのです。この辺りの懸念を、メディアは、あまり伝えていません。
カタルは一応、此処で警告しておきます。でもたぶん大丈夫でしょう。
三菱UFJを、何故、カタルが買ったか? 市場の体温計だからです。常に相場に参加しないと投資家の気持ちは分かりません。こんな良識がない馬鹿評論家が、偉そうに…相場観を語る偽物国家ですから、国民は苦労します。皆さんも…他人の意見を聴いて…正しい決断をして下さい。自分の行動は、自分しか責任が取れないのです。他人が尻拭いなどしませんよ。
それでは…また明日。後場から300株だけ小野薬品を、追加で買ってみますね。もう新しい展開が市場で生まれていると考えています。果たして…来週にも3251円の第一関門が突破できるかどうか…楽しみですね。