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8月15日の終戦記念日が、日本株にとって目先のボトムを付けたように感じています。果たして通常の状態に戻るかどうか…。それともまだ「危機警戒態勢」を継続させるべきか。難しい判断です。NY市場の株価は関門である25900ドル、その後25600前後に大商いを演じており…既にその地点を上回り反発しています。

ドイツのGDPがマイナス成長に陥り財政出動観測が浮上し、昨日は中国でも金融緩和の追加処置により株価は持ち直していました。いずれも…景気悪化に対する政策支援です。予防的とはいえ…FRBは金融緩和を既に実施しています。そうしてここに来て、ドイツの財政出動や中国の景気刺激策です。

世界景気の減速から、既に1年程度が経過していますが…政策指導部は適切な対応を始めたようにも感じています。

パウエルFRB議長は、会見で継続的な利下げを否定して、0.25%を引き下げましたが、景気動向は明らかに減速しています。遅行指数である労働指標に目を向けるべきではないのでしょう。その点、トランプ大統領の方が正しい見方だと思っています。パウエル批判は正しいと思っています。

ここに来ての景気刺激策がコンドラチェフの波である「シンギュラリティー」に繋がるかどうか…。

この動向は5G投資を観ると分かります。しかし…明らかに遅れています。時代革新は目の前に迫っているのに、今一つ、盛り上がりに欠けます。米国などは光ファイバ網の普及率は低いのです。代わりに衛星を使った整備の開発が進んでいます。しかし実現には、まだ程遠いのでしょう。

これら新しい投資は、成長力と密接な関係にあります。成長率が高いなら借金の回収は確実化します。成長率が落ちると不良債権化します。この辺りの見極めは非常に難しいです。

基本的にお金が潤沢にあれば…時間スピードは速まります。逆にお金が少ないと開発期間は長引きます。道理ですね。一人で研究開発すれば…雑用に追われ開発スピードは落ちます。一人より二人、二人より5人、10人です。この開発要員を100人、200人体制にすれば時間がドンドン早く開発が進みます。

つまり成長力と投資資金の関係は、密接な繋がりがあります。近年は未上場の段階で大規模な資金が提供されています。ウーバーのケースを見ると分かります。でも実際は売り上げの伸びが落ち、最近はもたついている様に見えます。45ドルで売り出されたウーバー株の昨日は34.61ドルです。シェアエコノミーの代表格ですが…市場の評価は低いのです。

実はアマゾンも成長過程で、同じような現象の繰り返しでした。その度に…赤字体質を批判されています。テスラも同じです。

中国は兎に角…スピードを重視して、政策を運営してきました。共産党政権ですから、新時代の産業を支援します。その為に一部の企業は、世界トップを走り続けます。でも末端の底上げは、なかなか進みません。中国程、二極化している国はないのでしょう。既にキャッシュレス化は進んでいます。監視カメラ画像のスパイ監視?も最先端です。まるで映画のSFの世界です。

先日紹介した…リーマン危機以来、順調に景気拡大を続ける米国景気への漠然とした不安。14日の日経新聞に寄稿されたラナ・フォルーハーのレポートは、前から言われている景気循環論の不安説です。

でも彼女は、少し古い考えに固執し過ぎではないかと思っています。ここに来ての在庫のキチン循環は当たり前なのです。リーマンショックで米国は極端に自動車販売が減りました。通常は1600万台なのですが、リーマン危機の影響で1000万台を大きく割れ900万台水準も割れていました。

つまり本来なら、更新時期を迎えるのだが…リーマン危機で生活が苦しくなり車の買い替えする余裕がなくなり、需要が潜在的に溜まっていたのです。だから景気が回復すると自動車販売はドンドン伸びました。そうして現状は1700万台ラインが長く続き…普通より少し上の数字になったので、リーマンショックで貯まった特需が消え、もう多くの人が車を買い替えました。当然のことながら、米国での車の販売は増えないのです。

このような停滞が至る所で起っています。つまり景気は、前年比で比較するので落ち込んでいるように見えます。でも実際は…人々のお金の使い方も変わっているのです。ところが経済学者は、いつまでも過去のパターン通りだと考えます。

車を買っていた人は、今度は車を手放し、ウーバーを利用するかもしれません。このお金の動きは、今までの経済指標の概念では拾いようがありません。

何しろ、新しいサービスが続々と誕生しています。音楽の定額料金サービスなどが代表される「サブスクリプション」モデルを、どうやって…昔の経済指標に反映されるのでしょう。このお金の動きは既存の経済指標には反映されていませんね。

このような時代革新の時に、漠然とした在庫循環論で経済を推し量ろうとする学者は、時代を観察していません。このような時代革新は、しばらくして…経済産業省などのデータを集めている人間が、時代の変貌を見てから、新しいデータを作ります。でも僕らは現在進行形で株式投資をしています。

分かりますか? 基本的にコンドラチェフの時代革新のような波は、なかなか認識されないのです。一般化しませんね。だから、いち早く変化に気付き行動している人間が、その成果を受け取れるのです。それがGAFAの創業者達です。

時代革新、時代をラッセルする人間が新時代を築き…その果実を独り占めできるのです。だからROE経営を早く定着させて、利益率低い昔の産業にしがみ付くべきではないのです。

日本は産業再生機構など…村論理が蔓延し組織論を優先させています。でもこれじゃ…時代の変化に遅れるばかりです。せめて日経新聞の記者が、早く時代変化に気付き…国民教育せねばなりません。ROE経営はその道具の一つなのです。

この時代革新を推し進めるには、経済の確りとして足取りが必要になります。その前提条件が「名目時代の確立」なのです。それなのに…日本のメディアも役人も森・加計問題をいつまでも引きずり、足の引っ張り合いばかり演じています。馬鹿メディアです。時代の焦点をスマートコミュニティーに向け、邁進すべきなのです。先ずは名目時代の確立です。

この3日間、ケネディクスを…明らかに何処かのファンドが買い続けています。この連中が、どの程度の規模なのか分かりませんが…日本に必要なのは、先ずは名目経済の確立です。 PBR1倍割れなどの現状から抜け出すのが、基礎的な必要条件です。確実に名目時代を定着させ…それからスマートコミュニティーへ邁進するのが筋でしょう。

筋論を語っていますが、読者の皆さんは理解が進んでいるでしょうか?

「市場の整合性」の話を展開しています。 必ず、繋がりがあるのです。密接な繋がりが在って、人間の行動は決まっていきます。つまり時代の進展は合理的な判断で成り立っています。その時代の流れに先行して、僕らは動くのです。そうすれば…後追いしてくる連中の上前を撥ねることが出来ます。

でも早過ぎても駄目だし…遅すぎても駄目です。この速度調整は、なかなか難しい。Jトラストなどは、方向性が正しいから…何れ、華が咲きます。でも早過ぎても…市場の支持を得られません。一般の人が感じる少し前の時間を探らねばなりません。時間軸を頭の中で、調整しなくてはならないのです。

やはり…株式投資は難しいですね。特に貧乏人には、時間軸の僅かなズレが、追証に繋がります。先ほどの成長と借金の話です。

8月11日の日経ヴェリタスには中前さんのレポートが載っており、今の米国の商業ビルの相場は、借金である新興企業の需要で賄われていると言う観測です。そう思うならウーバーの赤字を見て、ソフトバンクを空売りすれば良いのです。論理的にはそういう事です。

AIに賭けるソフトバンクが10兆円を新たに集められるか? それとも社会の批判にさらされ…資金を得られないか? ここに来て世界の政策スタンスは変化をし始めており、株価も回復するかどうか…。同じ流れなのです。最先端の相場の読みを、カタルと共に楽しんでください。

世間一般が新しい時代を認知するのは…もう直ぐでしょう。そうなれば…先行きの読みが、正しい奴が勝利を収めます。市場で勝利をすると言う事は、兆円単位のレベルを指します。何か、市場動向を見ているとワクワクするでしょう。500円を割れた三菱UFJの株価は、どう考えてもおかしな話です。

それでは…また明日。早く…野球観戦をしないとなりません。あまり高校野球には興味がなかったカタルですが、奥川君のピッチングだけは、やはり観たいのです。 カタルも日本人なのです。高校野球にスターが誕生するように…株式市場にもスターが欲しいですね。何故か…こちらの記事は新鮮に映ります。

また…明日。



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