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多くの読者は自分が持っている株しか見てない為に、全体相場の感覚がありません。全体相場が駄目なのに…どうして自分の持っている株だけが、どんどん上がると思うのでしょう? そんな事はあり得ないことです。

昔はこのような閑散相場になると…何か個別材料株の仕手株相場になりましたが、最近は根性がない、相場のアヤを取る目先筋のディラー感覚の人間が増えた為に、ZOZOのような銘柄がフラフラします。でもZOZOは既に成長が止まっている様に…カタルには見えます。

カタルは一度、ZOZOを買おうか…と考えたことがあります。でも見送ったのは…成長率が落ちた株としての評価を考えた場合、一株利益70円でも…1600円台の株を正当化できるかどうか…自信がなかったのです。でもその後、ZOZOの株は確かに上がりました。でも時間が経過しても…カタルの感覚は変わりません。前澤さんは好きなタイプだから応援をしたいけれど…この株価ではカタルの心は動きません。

東証一部売買代金の推移

話しは逸れましたが…常に全体相場の体温がどのくらいか?…を判断する一つのバロメーターは、やはり売買代金でしょう。東証一部の売買代金を此方のサイトから見て下さい。このサイトは2017年、2018年も…その体温が分かります。今年のグラフを借用して載せておきます。やはり2兆円と言う水準は、一つの判断価値がある金額になります。

今の相場は、これから新しく始まる…村田製作の株価(相場)が一つの指標になるでしょう。本日は売り気配でスタートしましたが…直ぐに寄りました。この押しがどの程度で、今後、この株価がどういう形を追うかは一つの指標になります。ファンドマネージャーは絶対にポートフォリオから外せません。此処から数年かけて1万円の大台に向かうものと考えています。

でもカタル向きではないから…普段は触れません。カタルの個性に合わない値動きなのです。HOYAもダイフクもそうでした。リクルートもそうでしたね。カタルが巨額のファンドのマネージャーなら…これらの銘柄を組み入れるでしょう。横河だって…地味な銘柄ですが、それでもいつしか1745円です。でも読者の中にはお金持ちも居るでしょうから…時々、ちゃんとした銘柄?も提供します。

たぶん多くの読者は、もう古河電工を持ってないと思います。でも此処からが本番ですからね。昨年は、ほんの「遊び」の打診買いの期間でした。値動きを実感するための経験です。本番は早くて年内から、でも本格化は来年でしょう。故に下値があったら拾っておいてください。まぁ、ZOZOを継続して売り買いをするより、村田の方が相応しいでしょう。全個体電池から始まった今回の予兆は、これから本格的な相場に向かいます。

先ず、機関投資家が浮動株をファンドに沈める時間が必要です。この期間が半年か…1年か…この辺りの時間は参加人数により変わります。でも絶対に中核に据える銘柄です。多くのファンドが5-10%程度は、組み込むのでしょう。3兆円とすれば…3000億円の買い需要が生まれます。既に村田は多くのファンドが株を持っていますから…ファンド同士の入れ替え戦が始まります。

こないだ…カタルも100株だけ現物で買いましたから、数年間、株を持ってお金持ちに成った時の準備をしておこうかな? この手の株価の値動きに慣れないと…本当の投資家とは言えません。実は、カタルはこの手の銘柄が…苦手な分野なのです。だからいつまでも貧乏なのでしょう。

そう言えば…2000株だけ、数年間、Jトラ株を持ったら、1億円になると法螺を述べたJトラストは500円を割れています。本日は501-503-497-498=46100(9:41)です。本日は495円に2000株の買いを入れてあります。買えなかったら…後場にでも又考えます。実は千代化も下げて来たので283円で1000株だけ買い物を用い、その下の280円も1000株の買いを用いました。入るかな?

正直に言えば…今、あまり買いたい衝動に駆られる銘柄がないのです。先日まで買っていたT君も100円、株価水準が上がり…多くの株が水準を上げた所です。下がれば…買っても良いと思う株はあるのですが…無理をして上値を追うような相場環境とは違いますからね。 僕らは賢い投資家を目指しましょう。月曜日に慌てて買った村田の寄り値は5200円です。でも今なら5000円割れでいくらでも買えます。同じ村田なのに…何故、5000円割れを買う人が少ないのでしょう。面白いでしょう。

さて話は変わりますが…こちらのサイトを読んで、違和感の在った最近の米国の動向が納得できました。皆さんも面白い意見ですから、是非、読んで置かれると良いでしょう。米国の本質が理解できる話題です。

韓国への徴用工問題からの半導体材料から発展したホワイト国問題。カタルは当初、違和感を覚えました。故に、あの時にカタルなら…このような選択はしないと述べましたが、この米国のレポートを読むと、なるほど…と思います。世の中は生存競争の面もあります。利害関係が生じた時にどうやって解決するか。この精神面がカタルには欠けています。

成功した友達などの性格をみると…意外にドライな感覚の人が多いのです。仲良しクラブでは…発展が難しいのでしょう。終身雇用もその一つ、最近は年功序列体制が崩れ…所得も変化しています。出来る奴が分配を勝ち取るのは当たり前、だからカタルは歩合の世界に身を投じました。いつも、いつも他人の「尻拭い」を強いられ…その還元はボーナスで給料の1カ月分程度の違いです。ご褒美の海外旅行や報奨金では、努力に合わないと…社員時代いつも考えてきました。故に歩合の道を選択した面もあります。

そんなカタルですが、意外に心は繊細です。壊れやすいのでしょう。自分の心の変化は自分しか分かりませんから、投資にあたっては、無理をしないことですよ。今は外部環境が追い風ではありません。だから…思ったような成果が得られないのは当たり前なのです。この環境下で自分の成績がプラス圏なら「良し」なのでしょう。高望みをしないことでしょう。もう直ぐ…本当の相場が始まります。嫌でも、どんな馬鹿でも…儲かるような相場になります。まぁ、楽しみに待っていましょう。

あらら…さっきまでマイナスだった千代化の283円は買えないようです。どうかな? 今は284円買いが、僅かに14200株です。もう少し待ってみるか。 Jトラもまだ買えていません。上を買っても良いのですが…。まぁ、無理をせず、のんびりやりますか。

カタルの故郷の山本五十六は…「やってみせ、言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば人は動かじ」と名言を述べています。しかし…その続きがあることを知りませんでした。その後、「話し合い耳を傾け承認し、任せてやらねば人は育たず、 やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば人は実らず」と続くそうです。郷里、長岡藩の藩風には「常在戦場」四文字があります。

閑散相場でも「相場の観察」は確り…と、しておかねばなりません。必ず、何か…「市場の整合性」が存在する筈です。それでは…また明日。



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