株式市場の暦は、本日から来年の成績です。昨日までが本年の最終日でした。実は昨日までカタルは、年末、恒例のポジション調整をして…買い単価を調整しています。
毎年、出ている利益を年末にかけ…何度か調整をしますが、今年は昨日まで、その作業に追われました。だから…ある意味で2018年に似ていた環境なのでしょう。ですが…あの時ほど酷くはなく、ほんの微調整で…単価調整をしなくても良かったのですが、ソフトバンクなどは、安値水準ですから、その作業に追われていました。
残念ながら「倍増」目標は無理でした。今年の運用額は1300万円からスタートしましたが…今年の儲けは900万を超えるあたりで着地です。そこから税金が200万ほど…引かれますから実際は700万ぐらいの儲けです。きりが良いように端数は資金回収して、来年は2000万と言いたいのですが、既に200万円の資金を、珍しく…危ないと思って春にお金を回収しています。だから来年と言うか、今日から1800万からのスタートになります。
ですが…本当はロコンドだけの口座はマイナス分が残り、その分を埋めると儲けがあるとは言えません。損はしていませんが、気持ちは大きく負けた一年でした。故に、偉そうに相場を語る資格もないですが…カタルの成長の証しとして、その過程を綴ったレポートです。失敗も多いので…各自、読者がカタルの原稿を鵜吞みにせずに賢く利用してください。
昨日の締めくくりは、ようやく「掉尾の一振」と言う相場でした。カタルはこの言葉はあまり好きではありません。でも株価なんか…気持ちの問題なのです。未来に希望があるなら、悪材料を軽視して…好材料を評価するようになります。米国はいつもポジティブです。逆に日本は、いつも悲観的な観測ばかりです。失われた時代において…日本人は、常にマイナス面ばかりを観るようになりました。もう完全に負け犬です。
世界競争をする前に、既に、戦う前から負けています。だから「ちゃんころ」(中国人)にやられます。差別用語かな? だったらゴメン…カタルは育ちが悪いのです。やはり政治家はサラブレッドが良いと思います。一般的に人間が変わるのは3代必要だと言われます。初代が成金で抜け出して、2世、3世になると、まともな人種になるのでしょう。
カタルの場合は、基盤がないですからね。親父は東京の次男坊ですが、侍の分家で…明治のころから百姓だったようです。ですが…開発の過程で東急電鉄の五島 慶太に騙されて土地を取られたと言います。晩年は借金の保証人になり…貧乏な一族になったようです。
五島 慶太は別名で強盗慶太と言われるほど…あくどい手口で勢力を拡大したと言います。そうして、貧乏をして…オヤジが東京で食えなく地方に逃げて、おふくろと一緒になりカタルが誕生します。
オヤジは、すし屋の職人でした。だから短気な性格です。だいたい河岸やは、みんな短気な気質ですね。そう言えば、昨日、現役の頃の顧客のマグロやから、またマグロが届きました。毎年、彼は律儀に…カタルの所にマグロを送って来ます。もう現役を離れ…10年以上が経過するのです。
このマグロやは、気風が良い奴でカタルの好きなタイプの顧客でした。負けても「しょうがない」ですからね。勝てば、勝ったで…奥さんが「子供に送り迎えに車が欲しい」と言うと、「分かった。じゃ…良い奴を買ってやる」と言い、カタルはてっきり真っ赤なランボルギーニのカウンタックだと思っていましたが…先日、その話を彼にしたら、ポルシェだったそうです。 911カレラなど…色々ありますからね。そんな車で、奥さんが子供の送り迎えに利用できない…とこぼしていたそうです。
笑えます。本当に一時はカタルの顧客は、皆…狂っていました。マンションを買う奴や船(ヨット)を買う奴も出てきます。そりゃ、1000万か2000万程度のお金が、あっという間に1億、2億になりますからね。皆、狂います。
その時に3億円の預かり資産が40億円に膨らみました。毎年、盆暮れは、贈り物ばかりが送られてきます。河豚にマツタケに生きたエビとか…マンションの知り合いに配るのが大変でした。でもあの「京都のタケノコ」は美味しかったですね。普段、食べる筍とまるっきり味が違います。毎回、高級なワイングラスなどを今でも、使っています。あれはマイセンのワイングラスです。この顧客が一番やられたのかな?
10億円まで行かないと思いますが、数億円はベンチャリでやられました。カタルは買い続けていましたからね。もともと…ベンチャリは、この顧客は持って来た話でした。こういう話があるけれど…と言われ、最初は100円台の株だったのです。それから馬鹿になり500円台でも、カタルはその「未来図を信じ」自分でも1万株を高値で買っています。当時の給料は1000万円単位です。500万ほどの株代金は、何とかなります。
また…話が脱線をしました。そう言えば、昨日のメールの中で…会員の中で未だに「フェローテック」(6890)を持っている人から、メールを貰いました。買値は482円だそうです。本日の株価は75円高い4045円です。良く持っていられるものです。感心をします。
失敗も多数ありますが…同時に、こんな成功事例もあります。故に、皆さんは無理をせず、自分でカタルのレポートを賢く利用してください。反面教師として利用しても良いし…賛同されても良いのです。その選択は…皆さんの自由です。
日経平均株価が高いと思ったら59円安の29010円なのですね。あれ、まぁ~でもカタルが買っている銘柄は、みんな高いのです。だからてっきり…カタルは、本日は300円から500円程度、高いのかな?…と思ったのです。そんな印象です。本日は個人好みの株式が、みんな高いようです。マザーズも1000ポイントを回復しました。
商船三井は8590円まで…ありますね。高値を順調に追っています。日本郵船は8820円までですね。8940円奪回が待たれます。川船は7000円まで…ですね。果たして船株の謎が解消されるかどうか…ここがカタルの「相場の焦点」でもあります。
ソフトバンクも高いようです。昨日は買い単価を調整しており、平均買値は5258.4円まで下がりました。ソフトバンクはアリババが下がったので連動して下がっており、その話が大きく伝わっています。
ですが…実際は関連グループで28%と9月に報道されています。そうして中国の割合は36%だそうです。でもアマゾンのPER60倍台と比較してアリババはPER16倍ですから…常識で考えると、かなり…いい株価水準でしょう。100ドルを割れる可能性はありますが、割れても…もう下値は知れています。自分で調べると良いのです。メディアの報道は誇張されています。
アリババの株も2014年に上場されたようですが…安値に近い水準で、ここから下がっても知れているでしょう。つまり上がる可能性は高く…下がる可能性は小さいようにカタルは思います。あとは皆さんの判断です。カタルは6800円より下値は買い場だと思っています。
たぶん来年は、日本株の「新しいスタート」になると思っています。新しい資本主義とは違います。何しろ…世界の金融界の基準であるFRBが金利を上げるのです。この風は村論理の為に、実質経済を実行して…名目時代を軽視した日本にとって、大変…大きな追い風になります。米国の不動産は20%近い上昇を続け、賃料も上がっています。つまり簡単にインフレは収まらないでしょう。どんな株も上がりますから…ノンビリやりましょう。
それでは…本日は忙しく、この辺で原稿を閉じます。また…明日。