真実からの推察

それにしても…日本人は劣化した国民に成り下がったと思っています。いつも思うのですが…円高で輸出企業の採算が悪化し株安になると言う構図は、何かおかしくないですか? 

日本の輸出依存度は14.3%です。ドイツは39.3%、韓国は37.7%と高く危惧するのは分からないでもありません。でも日本はたかが14.3%なのです。でもほぼ同程度の輸入量があり、円高は決してマイナス要因とばかり言えません。

外食向けに輸入肉を卸している「スターゼン」など、円高になれば潤う企業も多いでしょう。日本ハムなどの食品会社の多くはプラスでしょう。それなのに…何故、円高、円高と言い、過剰に騒ぐのでしょう。

そりゃ、スターゼンのCMなどは観たことがなく、日本ハムも時々見るかどうか…です。だからトヨタのCMに比べ、テレビなどのメディアがトヨタに肩入れするのは仕方ないでしょうが…既に日本は輸出型で経済成長をする国ではありません。

詳しい数字は此方…この数字は一般社団法人日本貿易会のものです。輸出は81兆7300億円、輸入は83兆520億円なのです。(この数字は通関貿易のものです。) 基本的に第一次所得収支、つまり海外からの利子や配当金ですね。この数字が大きいので、経常収支は黒字になっています。

円高気味になるのは…日本人の内向き思考の為でしょう。海外子会社の利益を日本に還流させているのでしょう。でも米国などは、海外にプールしたままグローバル化を加速させています。正しい認識の事実に基づき…株式相場を考えるべきだと思います。

米国の関税の引上げが、まもなく発動されますが…日本のメディアは米中貿易摩擦を過剰に騒ぎ過ぎている印象を抱いています。だって、仮に本格的に米国が中国と対立して…一番困る企業は、何処なのでしょう。

アップルの株価推移

誰が考えても、やはり「アップル」でしょう。世界の生産基地化で、ファブレス企業のアップルは、ホンハイやペガトロン、ウィストロンなどの中国に生産の多くを依存しています。移転に伴う経費も莫大だし…自動車産業程でないにしろ…サプライチェーンの再構築は大変です。 簡単にベトナムに工場を移転させれば良いと言う問題ではありません。此方が参考になります。

ところが…当事者のアップルの株価は比較的、堅調な展開を続けています。それなのに、日本人だけが米中貿易摩擦を過剰に懸念しています。上海総合株価指数は2900ポイント前後を行ったり来たり…、馬鹿メディアの洗脳で、日本人は何も考えない国民なのでしょうか?

カタルにはサッパリポンの事実ばかりを突き付けられます。本当に扇動に弱い国民です。間違った方向性の解説を鵜呑みにして…知ったかぶりをしてワイワイガヤガヤ…。今はインターネット時代ですから、様々なデータがネット上に転がっており、それを利用して自分で調べればいいのです。

この所の日本の経済成長を支えているのは、トヨタの輸出ではなく…内需振興策でしょう。インバウンド需要も大きいのでしょう。観光業界など安倍政権に足を向けて眠れません。つい最近まで閑古鳥が鳴いていた地方の旅館は、廃業の瀬戸際にあったのです。それが、しばらく見ないうちに…家に来たパンフレット(山楽)を見ると…いつの間にか傘下の旅館などが増えていました。

インバウンド需要の推移

まぁインバウンド(訪日外国人旅行)は代表事例でしょう。GDPの500兆円から見れば…この僅かとも思える数字ですが、この新たにプラスされる効果は大きいのでしょう。

もとから日本には多大な消費需要が潜在的に存在します。経済が逆回転していた為に、百貨店などの売り上げは、毎年マイナス展開でした。実質経済を重視した間違った政策の悲劇です。ようやく…所得は曲がりなりにも2%~3%ずつ…毎年、上がるようになり、国内消費も戻りつつあります。

人間は考えて行動をします。

消費税の引き上げなどは、良い事例でしょうか? 今回は2%の引上げですから、あまり駆け込み需要の話を聞きません。軽減税率の適用もあるからでしょう。

でも基本的に人間は、明日から値段が上がるなら、今すぐ、必要もない商品まで買いだめをします。これが名目経済の仕組みです。必ず…今日より明日、あるいは来年に価格が上がるとすれば…早めに消費をします。この循環を定着させることが、購買意欲を高める必要条件です。

地価もそうです。家の価格は毎年上がる状態を作り出すのです。そうすると…必ず、仮需が生まれます。値上がり率を期待した行動です。この仮需は経済の潤滑油のようなものです。大き過ぎるとバブル崩壊に繋がりますが…適度の潤滑油がないと、円滑な取引が縮小してしまうのです。株式市場の信用取引もそうです。

カタルは「ボルガールール」の改正が成立したので、実際は再来年からになりますが、いよいよ世界景気にも、この潤滑油が注がれると思っています。

世界中の中央銀行がジャブジャブに資金を投じても…なかなかインフレに移行しません。一つは銀行への規制が厳しくなって、この仮需が生まれにくい為に、需要が盛り上がらない面もあるのでしょう。更に…この理由は、たぶんスマートコミュニティーへの進化が主眼だからでしょう。物への需要だけではないのです。この仮説が真実なら、トランプ政策は間違っています。

でも彼は、これを出汁に…中国の基本姿勢を問う腹なのでしょう。そんな馬鹿ではないと思っています。一帯一路の進行は覇権主義の押し付けです。香港の事例を観ると分かります。だからこの機会に叩く必要があるのでしょう。必然的に生まれた貿易摩擦問題にも思えます。

このように…株式相場を真剣に考えて行くと、色んなことを考え、実験が楽しくなります。Jトラストは円高を利用したグローバル化の推進を試みています。それに引き換え…スルガ銀行事件が、何故、起こったか? 

今回のかんぽ問題もそうです。この力の方向性を人口が多く、昭和30年代を迎える新興国が集まるアセアンに注げば、成長路線は確定です。韓国、モンゴル、インドネシア、カンボジアに力を注ぐJトラストにとって…円高は飛躍の玉手箱になり得ます。

外部環境が良いなら…いくら方向性が間違った馬鹿社長でも、ある程度の成長路線に乗れます。東急や森ビルの成長と、ケネディクスの成長力を比較すると…最初の2年の遅れは大きいですが、もう内部留保が必要ないから、株主に利益を還元する姿勢は素晴らしい。

今、ケネディクスから配当金が届きました。クリスマスショックの為に期日が到来し、仕方なく現引きした株の配当金を郵便局員が持ってきました。ありがとうケネディクス。3%水準の配当金ならマズマズでしょう。これで…毎年50億円の自社株買いを実施するなら、時価総額は1000億円程度ですから、5%がさらに上乗せです。合計8%なら…素晴らしい経営者とも言えます。10年間、株主を貫けば…8%の複利終価は2.159です。つまり1000万円は2159万円になるのです。

カタルは三菱UFJを1000株しか保有していませんから実感がわきませんが、10万株程度持っていたら、5000万で250万円ですからね。老後の年金資金になりますよ。まぁ、税金はそこから引かれますが…。それでも大きな金額です。10万株を買って、毎年、配当をもらったら、孫と共に、家族で海外旅行が楽しめます。

野村証券のセールスって、本当に仕事をしているのでしょうか? カタルが真剣に仕事をするなら、いくらでも顧客に沈めることが出来ます。それも10万株単位で…いくらでも、買う顧客は居るでしょう。そう考えると…証券株と言うのは、魅力的な存在にも見えてきます。

本日は円高の話から…米中貿易摩擦のアップルの株価を観ました。カタルは皆さんに、賢い投資家に育って欲しいが…為に、草の根運動を推進しています。日本のメディアが騒ぐように…貿易摩擦を理由にアップル株は安値を更新していますか? 

自分自身の頭で、物事を考えましょう。それでは…また明日。



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