07/15

かたる昨日、新聞を纏めて読んでいたら…、7月3日に日経産業新聞に、シャープが出遅れていたタッチパネル(インセル型)の量産を始めた…との報道を目にしました。アップルが新工場建設資金を供与し、ジャパンディスプレイに発注をしたのですね。技術面で後れを取った分野ですが、ようやくシャープも追い付いたようです。記事の内容ではシャープが優位なのか、どうかは分かりません。しかし技術的に難しいとされているノート型パソコンの17型にも、対応すると記事は述べていました。どうも出来高などの背景を見ると…この報道が切っ掛けになり、シャープの反騰が、始まったように思います。シャープの問題点は、液晶工場の稼働率問題に尽きますね。中国はスマフォの伸びが鈍っており…今までの爆買いとは…状況が変わってきたようです。

昨日の取り組み内容など…心配だったのですが、なかなか良い形での推移のようです。要するに…株価を上げることは、お金さえあれば、誰にでも出来ますが…どのような演出をするか? 此処に、相場の技術が必要になります。当面は一進一退の動きで…何処かで早くなる筈です。問題は、実際の業績推移が読めるような形になるかどうか…。今、カタルが、もっとも「ワクワク」を感じている銘柄ですね。ただ非常に危険なので、一般向きではありません。

昨日の動きを見て…今の相場が分かるというものですね。アコムには驚きました。先日、こう述べました。今の相場は機関投資家の相場、故に、一流銘柄が好まれ、アイフルではなくアコムなのではないか? サラ金業界は、時間の経過で過払い問題が収縮に向かい、相場は久しぶりに上昇します。勿論、オリコなども範疇でしょうが、今の主役構造を見ると、アコムかな?…と思っていますね。しかしそれにしても、この4日間の爆買いは、欧州系のファンドの買いなのでしょうか? 明らかに…何処かのファンドが組み入れている動きです。

小野薬も先日、そろそろ整理が一巡すると述べましたが…14000円台に入りましたね。何れ…超値嵩株になるのでしょう。のんびり…と、やれば良いですね。この夏は株価を保てればたいしたものです。日経平均株価のチャートを見ると、75日線を下値に相場は形成されているようです。昨日の野村証券の動きを見て…久しぶりに野村らしい動きだな…と思いました。先日、ダメか(6/10)と思ったところから…、日経平均株価は一気に新高値を更新して、相当、玉が沈んでいると考え、建玉を増やしたのですが…、結局はこの6月10日の感覚は正しかった。…と反省をしましたが、昨日の野村の動きを見る限り、やはり玉の沈み方は、半端ではないように思います。

完全に管理相場ですね。強い銘柄は25日線を上回っている銘柄で、三菱UFJも881円の25日線を、辛うじて維持しているようです。当面はこの水準を挟んだ上下を繰り返し、200日線の上昇を待つのが、自然の動きですね。時間調整は150日ほど必要のようで…秋の本番には間に合いません。故に見切り発車になるのでしょう。だから秋の本番は天井が限られますね。前回は5割高でしたが、今度は、せいぜい3割以下なのでしょう。1200円をめざし、4ケタを維持できれば良しなのでしょう。

この25日線を上回るリーダー達は、市場におよそ200銘柄ほど存在します。全体の7%程度ですね。ただ爆発を期待するのは…どうでしょう。株価が下がらなければ…良し、との想いでいるのが、良いんじゃないかな? しばらくは狭いレンジでのボックス相場なのでしょうね。やはり気になるのが「コーポレートガバナンス」の問題ですね。トヨタのAA株は、やはり「村論理」に見えますね。同時に、同規模も自社株買いを実施しているので、批判は和らいでいますが、マジックで経営権を保護するやり方は、狡いですね。上場したなら、私物ではなく公器です。市場が求める成果を出せないなら、経営から外れるべきですからね。現在の日経平均採用銘柄のROEは、およそ9%です。これを12%~15%に高めることが出来るかどうか…。そうしないと、世界から認められませんね。

日経平均株価10万円への道は、この企業統治問題を克服して、更にピジョン化と言うグローバル化を急ぐことですね。そうすると…東京は世界の一流企業の出店ラッシュになりますね。それともアジア地域に近い、九州辺りが望ましいのかな? カタルは九州に行ったことがなく、イメージがなかなか掴めません。でも自動車の集積基地になっていますね。記憶によれば…確か、商船三井は、ベトナムに港湾設備を自前で作りましたね。東西経済回廊などが整備され、物流網も、確り整備されつつあります。中国の爆買い需要が一巡し、船舶の過剰問題から、船株は低迷を余儀なくされていますが…カタルは非常に有望な株式と考えています。TPP交渉が始まり物流基地の整備から、市場の一体化は自然の流れです。故にこの辺りにも…相場の芽は存在します。

期待している設備投資がらみの銘柄は、未だに発見できていません。皆さんも気付いたら教えてくださいね。メールをお待ちしています。シャープのような株価位置の株が良いのですね。皆が、良いというような株は、カタルの好みではありません。相場が育つ過程で強弱感が対立する要素を持っている株が好きなのです。だからトヨタやファナックが主役になる相場は、自分に合いませんね。根が貧乏人なのでしょうね。本当は仕手系でも小野薬のような株をやりたいですね。それがケネディクスでは…ね。倒産を噂され一時は100円割れになった株ですからね。シャープでさえ…100円を割れてないのですよ。

あとは失敗し、撤退したグリーにも、再び興味を持っています。整理と言うのは、やはり、この程度の時間を要するのでしょう。今度は完全に新しい相場になりますね。カタルは田中君と言う人物に…興味を持っています。他にはGMOの熊谷さんも、なかなかですよね。サラ金を買って瀕死の重傷に陥りましたが、今は復活してきましたね。しかし2012年に米国穀物大手ガビロンの子会社化を発表した丸紅が統合作業に戸惑っている様子が新聞に載っていました。3年も掛かるのですね。カタルがユニデンを調べた時、中国からベトナムに工場を移転しましたが、なかなか黒字化せずに…ようやく、利益を計上できるまで、これも確か2年程度は必要だったと思います。

M&Aは時間を買う動きですが…実際には、かなり軌道の乗せるまで時間を要しますね。ソフトバンクの戦いは、どう推移するのか…見ものですね。古河電工、板ガラス、そうして最近ではリクシルなど…駄目会社を高値で買い、その後、損失を計上している事例は、三共ばかりではなく、多く存在します。相手が売りたいわけだから…何か、落とし穴があると考えるのが普通なのでしょう。さてゴタクも此処までですね。こんな形は、あまり面白くないかな?

全体が沈む時ほど、輝く銘柄は、要注意ですね。この経験則は絶対です。閑散相場で輝く銘柄に注意を払って下さい。何か、いい銘柄が見つかったら、一声かけてくださいね。当たるかどうか分かりませんが、カタルが診断します。それではまた明日。



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