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カタル:知らなかったけれど…ケネディクスは「自社株買いを終了した」と16日に発表しているんですね。それで…20日は弱含みに推移して、454円まで付けました。これで「地相場」の株価位置が上がるかどうか…。今回は全く人気がなくなり3年間の調整期間が、伊達ではなく、人間心理の変化を感じさせるようで、非常に面白い現象です。何れ、いろんなデータを開示して…その様子を皆さんにも、お見せする機会が来るでしょう。

この株が、上がる条件の一つとして…別にケネディクスだけではありませんが、実質の世界から、名目の世界に移行できるかどうか…は、全ての株価動向を左右します。基本的に株は資産ですから、インフレの世界に対応しています。一方、デフレ色が強いから、企業は内部留保を貯めこんでいる訳です。

麻生大臣は、企業行動に不満なら、どんどんインフレにすればいいのです。そうすれば経営者は、嫌でも内部留保を止め、設備投資などにお金を使うようになります。しかし日本企業のROE水準は、欧米と比較して低く、村論理が色濃く残っています。既に会計はIAS基準なので総合比較が容易です。敵対的なTOBが、バンバン起こるようになると良いのです。紙の業界を始め…小さなパイを分け合うような談合問題も起っていますからね。困った民族です。もっと公正に、ならないと駄目ですね。その意味で、今回の小池知事の就任は試金石の一つですが…果たして彼女だけで、孤軍奮闘できるかどうか…。彼女が指摘している情報公開は、世界の常識で、村論理を打破するアイテムの一つです。富山議会も揺れています。

「流動性の罠」と言い…日本人は、横並び意識が強く、村論理の社会構造がなかなか消えません。株屋を長くやっていると、嫌と言うほど分かります。もう大昔になりますが、カタルはIRのビジネスをやろうと思い、大企業30社程度を回りました。当時は「IR」の言葉がなく…経理部や総務などが担当部署でした。先ずはソニーを訪問しました。広報部長だったかな? その部長さんは他社の動向を知りたがりましたね。カタルは、ソニーが日本を代表するグローバル企業だと思い、最初に訪問したのです。ところが…そのソニーでさえ、他社の動向を気にする始末です。もう20年近く前の話なのですが、これが実体でしょう。

銀行にもMOF担当が居ますね。輪番制で官庁と業界の意見疎通を図るのですが…日本の場合、兎に角、「官と言う組織」が旗を振らないと…なかなか起動しません。このシステムを打ち破るインターネットは、業界の敷居を大きく変えています。構造改革と言うのは、本当に長い時間が掛かるものです。結局、世代が交代しないと…システムは変わらないのでしょう。江戸から明治もそうでした。同じように…今の日本も新しい世界に向け、長い「失われた時代」を経て、構造改革を実施しています。だから黒田さんだけを責めるわけに行かないのです。

一応、イベントが通過したので、動きやすい筈です。でも方向性がなかなか決まりませんね。銀行は早くも反落しています。金曜日の大幅高演出が継続するのかどうか…。米国株は、ナスダックが早くも新高値を更新したとか…。NYダウはまだですが…

カタルは、9日のNY市場の大幅安を観て警戒しましたが…この程度の調整でガス抜きが完了するのでしょうか? 基本的に長く続いた量的緩和からの緩和姿勢は継続されており、米国の資産価格はバブル状態に近いと言われています。だから予防的な利上げを主張する声は大きいのですね。確かに…雇用だけではなく、物価問題からみると、利上げが正当性を得るとは思えず、今回の利上げ見送りは当然なのですが…ナスダック市場のように、早くも高値を更新すると…やはり不安を感じます。

日本の場合は、1985年のプラザ合意から1989年末を頂点とする暴落まで…資産価格の上昇を無視して、金利平価説だけの観点で、日銀は緩和姿勢を継続させてきました。その間に金融機関は不動産融資を始め、特金運用など含め、バブルを形成してきました。それが破たんしたのです。でも米国は、今、金融規制の最中ですからね。天文学的に膨らんだCDSなどの金融デリバティブ市場を縮小させています。

日本は、あまり、この仕組みを利用していませんでした。故にリーマンショックの影響は軽微でした。日本のヤクルトやソフトバンクも、CDSマジックに引っ掛かりました。まさにイカサマ博打に、誘うような仕組みです。誰も、この金融デリバティブの仕組みを解説していませんでした。日経新聞の程度が分かります。

そもそも…情報に対し、日本人は正当な「価値観」を持っていません。故に太平洋戦争でも敗れるのです。ワーテンローの戦いでナポレオンが破れ…ロスチャイルド家は、一大資産を築きます。これは正確な情報を、いち早く手に入れた勝利です。本物の情報と言う観念が、剝脱しているのでしょう。

資産形成は、一所懸命に働く以上に価値があります。金融の仕組みを知っている人間と、知らない人間の差は、社長と平社員の違いに匹敵するのでしょう。バブル期に無理をしてローンを組み、住宅を買った人間は悲惨ですからね。ところが日本には「悪銭は身につかず」とか言い、お金を区別します。不思議な国民です。でも、お金の価値は変わりません。

東芝は社運をかけて3Dフラッシュメモリ投資をしていますが、サムソンは2兆円規模で、東芝は5000億円ですから、果たして競争に勝てるのかどうか。でもDRAM価格はここに来て底入れしており、急速に改善しています。エルピーダを買収したマイクロンのDRAMシェアは業界3位で、一位がサムソンで46.4%、二位はSKハニックスで27.1%、そうしてマイク論は18.5%と言われています。この3社で世界シェアの9割以上を占めています。

少し資料は古いですが…これは2014年かな? NAND型のフラッシュメモリのトップはサムソンで30.8%、東芝は20.5%、サンデックス19.7%で、マイクロンは12.9%、SKハニックスは9.5%、インテルが6.6%になっています。業界3位のサンデックスはウェスタンデジタル社に買収され、このHDDのウェスタンデジタル社を、中国の紫光集団が買収するとか…断念するとか…話題になっています。

実は最近まで、半導体業界は四苦八苦の有様で市況が大きく低迷していました。しかし今年春ごろから…この夏にかけ急速に市況が改善しています。DIX指数は8102なのです。5月末の頃は6000を割れていました。

何故、こんな話をするかと言うと…実はカタル君、投資対象の新しい銘柄を探しており、色んな勉強をしている訳ですね。その為に下準備をしているのです。レポートに書くことにより、自分も勉強して業界の知識を補っています。半導体はエルピーダの坂本さんが好きで…惚れていた時期がありました。結局、そのエルピーダはマイクロンの傘下になりました。300ミリウェハー対応の工場は広島にあり、カタルの息子が、今は、広島に住んでいるので馴染みを感じます。

昨日は日証金リストの中で、気に入った銘柄が出てきました。気になったので調べてみたら、行けるかもしれないので、本日は1000株だけ打診買いをしました。この株が半導体に関連しているのです。先日、カタルは、こう述べています。IoT時代になると半導体が大量消費され、足らないかもしれないと…推測しました。単なる発想です。VRの生産は活況を迎えており、この出来も関係するでしょう。金融規制克服論からIoTの幕開け、そうして半導体の流れは、自然に受け入れられます。果たして、この思い付きが、本物の相場に発展するかどうか…。その可能性を探っているのです。その為に自分自身の勉強の為に、本日はレポートを作成しました。

さて…今日の相場は、どうかな? 意外に…強いですね。日経平均株価は22円安です。三菱UFJは10円安水準ですね。金曜日は38円近く上昇し2億台の出来高です。現在は7500万ですね。マズマズの出来です。カタル銘柄では、IoTのユビキタスが1444円までありますね。良い感じです。クラウドワークスは金曜日に10万株を割れましたが、本日は既に87300株で1061円です。良いチャートですね。このチャートの形は、既に一段高が確定している様に見えます。一気にボリュームがアップして…上場来高値を狙うのでしょうか? カタルは調整が欲しいと思っていますが、このタイミングでやるとすると、11月の数字が相当良く、高値圏で好材料が出現するパターンにも見えますね。まぁ、仕掛け人様の実力次第です。ケネディクスは3円安ですが、小さなコマが連発しており、強弱感が対立していますが、全体は金融相場の流れですからね。

SUMCOなどの半導体は…売りに押されています。3Dに絡むトリケミカル、大阪チタンなども、良い感じの休憩と言う感じですね。みんな悪く見えませんね。全体の日経平均株価も下値ボックスを抜ける準備中に見えます。200日線は16854円です。現在の日経平均株価は16792円ですからね。相場は明らかに…いろんな面で金融相場の特徴を示しています。金融相場の3点セットは、昔から決まっており、銀行・証券・不動産なのです。さてそれでは…また明日。最近は、雨ばかりで…気は滅入りますが…心は、晴れつつあります。



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