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カタル:先日まで、三菱UFJの板はかなり薄かったのですが…、先ほど板状況を観ていたら、100万株を超える売り物が板に出ており、30万前後の板で664円前後をやり取りしているようです。ようやく空売り筋の買戻し第一陣が、ポジション調整を終了したのでしょう。加えてWSJには金融規制緩和懐疑論が出ています。この辺りの動向が、どうなるかにより…全体の方向性が、ガラリと変わる可能性があり…予断を許せません。

カタルは既に新しい相場がスタートしていると考えており、主力が休んでも時価総額の大きなシャープやオリコが、材料株として選択されると思っていますが、主力の勢い次第です。仮にカタルが考えているような展開、金融規制の緩和からの過剰流動性相場がスタートするなら、このまま大型株を責め続けるのが、正解になり、トランプ政権の動向を見ながらの展開なら、時間を掛け新しい方向性を探る事になります。

その場合は、相場の流れが小型株の物色にも及ぶことになります。昨日の日経新聞の夕刊の一面には「フリーランスの契約額上昇」の囲い込み記事が掲載されていました。この記事にランサーズの話が載っており、1年で2割程度の案件増加となっています。クラウドワークスの顧客評価などを基準にした、認定制度の人員が4割増えたと報道されていますね。

本日は失業率のデータが発表され、失業率の3%割れの定着が、外注費を増やすことになり、何処かで、この伸び率が爆発的な増加になる可能性が捨てきれません。ここ2四半期、クラウドワークスの企業業績は、カタルの期待値に届いていませんが、やはりヤフー並みの成長期待は存在します。故にクラウドワークスからは、目を離せませんね。株価は調整過程にあり、まだ下値が確定したわけじゃないのですが…。成長銘柄の期待度は、相変わらず、高いままなのでしょう。

本来なら三菱UFJの高値調整が続くなら…大型株の材料株が物色されます。その最有力候補はシャープだろうと思っています。既に仕掛け筋の参入が確認されており、彼らの手腕の見せ所です。本日は、日経18面に液晶パネルの価格動向が載っています。減産調整が軌道に乗っている様子です。加えてパナソニックの記事も掲載されていますね。近年の技術革新により液晶の優位性が増しています。

シャープの週足推移

シャープの週足推移

有機ELは歩留まりも悪く、なかなか生産効率が上がらないのでしょう。もともと試作と量産の技術格差は非常に大きなものがあります。実際に量産化すると…歩留まりが期待値に届かずに、大幅な赤字を計上する事はよくある事です。ここに来てシャープの優位性が増しているように感じています。チャート上も高値も見合いを抜けるかどうかの重要なポイントです。此処が重い所ですね。この関門を抜けると…株価は、一気に300円の壁に飛ぶのでしょう。短期的に魅力のあるポイントです。

同規模のクラスでは、オリコの復配も有力候補です。アコムなどの数字変化を観ると、既に確定しているのでしょう。カタルはアコムを継続的に追っていますが、オリコは初めてです。この株価もケネディクスと同じ株価波動なのですが…、期待度が増しています。もともとサラ金は、高収益会社だったのです。でも懲罰的な最高裁の判決を受け、その為の過払い請求が重荷になり、長く沈んでいました。ようやく時間の経過で、過去の清算の終焉を迎えますね。その為にサラ金各社の復配が、視野に入って来ました。

相場と言うのは…変化率を買うのですよ。多くの人は、株式投資を誤解していますね。良い会社を買うのとは違います。変化の大きな会社を見つけ、クラウドワークスのように…その会社の成長と…赤字から黒字に変化する変化率を買うのですね。だから、どの株もそうですが、赤字から黒字になる所が、ターニングポイントになり、株価は上昇過程を歩んでいきます。あらら…先ほど在った666円の180万株ほどの売り物が切れたようですね。三菱UFJは669円台に入っています。

この辺りは…難しいですね。市場に流入するお金の量により、銘柄の選別が変わるのです。つまり市場参加者の心の行方ですね。この判断が高収入を挙げる歩合セールスと、万年、ノルマに苦しむ証券マンの違いになります。相場動向を見ながら、市場参加者の動向をチェックし、自身のシナリオに整合性があるかどうか…。常に自分自身の相場観を修正して行くわけですね。通常、多額の資金流入なら…つまり、カタルが期待している545兆円の眠れる資金が動き出す相場ですね。それなら…三菱UFJの高値揉み合いは、まもなく放れますね。離れる…どちらでしょう。まぁ、良いですね。来週か再来週には、再び加速する筈です。

邦銀株の動向は、相場全体に大きな影響を与えます。兎に角、個人投資家の持ち株は多いのです。この利食い資金が市場を席巻するようになり、全体の売買高が増えて行きます。証券株が上がる道理ですね。

香港の不動産価格は高騰しているそうですね。元安を受け、資産にお金がシフトしている為ですね。その為に日本人の駐在員は、度重なる引っ越しを強いられていると言います。1年で5割近くも高騰しているようですね。

日本にこのような現象が、いつ訪れるのか…。アベノミクスで3割ほど、不動産価格は上昇しましたが…その後は、横這いのままです。でも今回の変化により、カタルは「1300兆円の逆襲」相場も、始まると考えています。ケネディクスは、相変わらず魅力的な存在です。この潜在的な価値観が、なかなか海外投資家には評価されないようですが…時間の問題でしょう。そもそもが、海外リートと日本のリートの仕組みが違うためのようですが…。かたるは米国リートの仕組みを…詳しく知りませんからね。日本は日本独自のルールがあるのでしょう。何処で鞘抜きが始まるのか…宮島さん次第ですね。

あらら…三菱UFJの株価が、戻って来ましたね。もう直ぐプラス圏です。670円台に入りましたね。馬鹿が売ればいいのです。このように金融相場は、常に強弱感が対立し、利食いを強いられるようになっています。クラウドワークスも同じですね。通常、期待値があるうちは…相場は続くものですが…。人間は、どうしても株価の動きに心が揺れます。此処が人間の浅ましい所です。目先より時代観なのですが…。どうしても人間心理は、目先論理に傾きますからね。人間だから仕方ありません。

昨日は、辞表を胸に相場を張れと述べました。実は、杉下さんは興銀時代に先物を売っており、失敗したら辞める覚悟だったようです。カタルを和光証券に紹介してくれた興銀の常務の話です。彼は東大出の興銀常務なのに…バンカラで、仕手グループとも付き合いが在ったようです。

品川自動車の早川さんは、多額の借金があり、杉下さんの配慮で、その難を逃れたとか…。あくまでも噂ですからね。その恩義があり、和光証券の新宿支店は、早川さんの注文を受け…不動建設の相場を創ったのです。あれは阪神大震災の年でした。1995年かな? 凄かったですね。でも仕手グループと言うのは、みんな馬鹿ですね。同じやるなら可能性のある株を取り上げれば、良いと思うのですが…。加藤さんにしても…駄目株ばかり狙います。

ダヴィンチの金子さんのように、資産的に裏付けがあるなら良いのですが…なんかつまらない話になって来ましたね。昔話など…どうでも良い話です。そうだ…三菱UFJの買いを現物沈潜しろと述べた昨日のレポートで、本部長は辞表を胸に…1億、2億株と全店にノルマを掛けろと述べた話から…こんな展開になったのですね。

その三菱UFJは、プラス圏に入って来ました。どこで、この揉み合いを抜けるか…。このスピードが全体相場の流れを決めるのです。出来る証券マンは、常に顧客資金を最先端の人気株に向けます。そうしないと…手数料が稼げません。1割や2割程度の株価上昇では、顧客満足度は低く…手数料もなかなか抜けません。

今、三菱UFJを大量に顧客に沈潜して置けば…来年は4ケタの可能性が高く…一気に資産が倍増します。支店全体で50億円~100億円の預かり資産があれば、それをそっくり三菱UFJに向け…100億から200億円に倍増させることが出来ます。投信などのノルマの達成は楽になりますね。支店長は大きな論理で相場に挑むのです。本部長も同じですね。会社全体の預かり資産が倍増すれば…大変な事ですね。

法人マンは金法を回り…決算期まで…、預からせてもらえばいいのです。来年3月には800円台の可能性は高いのです。期間内なら、多少の冒険を許してくれます。でも…かなり長く清貧思想が続いたので…そんな幹部なんか、残ってないのでしょうね。みんな少し上がって売っているのでしょう。馬鹿な奴等です。まぁ良いか…。気分は…ルンルンルンなのです。それでは…また明日。



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