ちゃぶ台返しのトランプさん、また始まりました。株が高値になると…バーンとちゃぶ台をひっくり返します。お得意の戦法のようです。この為に株価は適度のガス抜きが出来て…過熱感が生じると調整をするようです。ブラジル、アルゼンチンからフランスと…おまけに中国にも言及しています。どうなのでしょう。そんなに深刻になる必要は、ないんじゃないかと思っています。
昨日のカタルは、NY市場は「ゴルディロックス相場」で、日本の場合は「金融相場」に近いと述べています。
来年かな? スマートコミュニティーを実感する相場が、金融株から起るんじゃないかな? RPAなどの活用により、世界中の銀行が人員を削減しています。あの問題行のイタリアのウニクレディト銀行が8000人の人員を削減し、500支店を閉鎖するそうです。更に80億ユーロの株主還元を予定し、自社株買いも20億ユーロを実施すると来年からの3年計画を発表しています。
たぶん金融界が一番、劇的に…この構造変化を体感しているんじゃないかと思うのです。大きな構造変化であるリストラクチャリングと言う事業の再編の場合、株価はプラス方向に動くのです。でも…大概は不安が先行します。シャープのケースも東芝もそうですが…基本的に半導体産業の衰退も同じ構造でした。早く…新しい時代対応をすれば株価は上がるのです。構造改革を渋ると…逆に低迷を続けます。
基本的に…日本の「失われた時代」と言うのは、この戦いなのでしょう。パイオニアの指名解雇の時に、メディアは終身雇用を前提にしてパイオニアを叩きました。だから時間を掛けて…あの超優良企業が消えました。でも電通事件からヤマト運輸まで基本的に時代の流れは変わらず、村論理はドンドン衰退しています。「無駄な抵抗は止せ!」なのでしょう。メディアの責任は大きいですね。
上場企業も同じです。早くにROEと言う世界基準に呼応する会社と、村論理を推し進める会社では株価に大きな差が付きます。経営者の資質がものを言うのでしょう。
カタルが日本株を「金融相場」と言っているのは訳があります。背景が存在するのです。本日の日経新聞には9面にゴールドマンサックスのメロートラさんがアクティビスト対策を述べています。
当初、この株価上昇は、裁定売り残の買戻しだけかな? …と単純に考えていましたが、どうも日本株に長期資本が流入している様な気がしています。その理由は、此方のリストです。時価総額の大きな企業順に並んでいます。ここ最近、高値を更新している企業リストです。先日、カタルはトヨタの株価を観て…何か違和感を覚えました。昨日は住友電工の事を書いています。
通常…トヨタのような加工産業と言うか…。車産業が、この時期に高値を取ることは異例です。だって景気循環から考えると、世界景気は減速しており成長スピードが増すわけではありません。車がバンバン売れるとは思えません。住友電工も同じです。それでは…何故、このような日本を代表する大型株が高値を更新するのでしょう。
おそらくグローバルファンドが、日本株の組み入れを増やしているのでしょう。それでは…何故、彼らは日本株を買っているのでしょう。
理由は…日本の変身です。長かった「失われた時代」の村論理から決別し、ROE経営に転換するのです。463兆円もある内部留保を活用でしょう。つまり30年間の苦しみの末、ようやく…辿り着いた日本の変身を買う相場がスタートするから、とっても大きなお金が、今後、数年間…日本に流れ続けるのでしょう。
このカタルの仮説が当たるかどうか…は今後の展開を見ないと駄目ですが、そう考えると、今の「市場の整合性」を説明できます。今後はこの方向性で銘柄を観察することになります。
本日はJトラストを寄り値の459円と455円で買い、三菱UFJを1000株買い、そうして一昨日のWBSを見て、ハイキングに利用する歩行補助器の活用を見て…サイバーダインも買いました。みんな少しずつです。
あとでSUMCOの指値が買えなければ…成り行きに訂正しましょう。今は1663-1672-1648-1557=2466200(9:59)ですから…まぁ、良いか。ハイ今、1655円で200株だけ買いました。
まぁ、この辺りから買い始め…1500円割れがあればラッキーです。下値はその程度でしょう。SUMCOを買う切っ掛けは、DXI指数の2番底期待です。株と言うのはJトラストも同じですが…三菱UFJもそうですよ。第一波動は売り物を被ります。底値圏で買った連中がヤレヤレと売るのです。だから前の二つの山を越えた後の押し目を、丹念に買った方が効率的で値幅効果も得やすいのでしょう。
上手に立ち回ろうと思わずに、自分は株式投資が下手なのだから…それを自覚した買い方をした方が良いのでしょう。自分は株式投資が上手いなんて…思ったら大間違いです。カタルは失敗を前提にしたブツブツ投資を勧めています。たぶん…米国株市場より、日本株はだんだん強くなる筈です。
今までは米国株は羨ましく…ずっと日本は、米国の「日本州」になれば、良いと思ってきました。資産価値を否定する馬鹿政権の為に、証券マンは悲哀の人生を味わって来たからです。どんなに努力をして…食えないのです。
年収120万円の世界は大変ですよ。カタルは株屋ですからね。1億以上の世界も体験し税務署に追徴されました。経費を経費と認定しない…不理屈な論理を村論理で強要します。だから日本の場合は、妥協するしかありません。痛み分けです。これが日本の考え方です。
でもようやく大きな構造転換が加速します。誰の目にもハッキリ見えるようになります。ITバブルから20年近い歳月が流れ…スマートコミュニティーが、ようやく一般化するのです。分かりやすい事例がキャッシュレス社会の到来です。レジの非効率も、いずれ消えます。みんな…何れ、顔認証の世界になります。電車も、銀行も、スーパーも…日本が一番、相応しいと思っています。
だから日経平均株価は10万円です。 米国株はチンタラするでしょうが、日本株は、此処から加速する。何しろ…「1300兆円の逆襲」と言う「のり代」が存在します。それだけで…凄い肥やしです。みんな見えないのかね?
真剣に日本の行く末を考えれば…未来に上がる株は分かります。
千代化のニュースで、キャメロンのガス注入が始まりました。順調です。MDRの年内の倒産は、消えたように感じています。やはり…キャメロンのインセンティブが絡んでいるのでしょう。此方のニュースはそんな事を示唆している様に感じます。
カタルはここから株数を増やし始めます。本日も275円を2000株を買っています。この株は、来年のお年玉になるかな? それとも…もう少し時間が延びるかも知れませんが、来年前半には、全ての懸念が消えて人気株になるでしょう。ついでですから…チャートを付けておきます。本日の株価は276-276-273-274=404500(10:20)です。
昨日は、村田や大和真空の下値圏で指摘していたレポートを紹介しました。村田は2000円近いから…この株価で4割かな? 大和真空も4割程度かな? 千代化は…400円で46%の上昇になります。カタルは500円目標と述べていましたが、果たして来春か…早ければ新春に笑えるかな?
毎日、カタルレポートを読むだけで、みんながお金持ちになれます。カタルは有言実行を貫き…本物を目指します。やはりJ・TECも上がって来ましたね。今度は、U君がかなりの確率で値戻しを実現するのでしょう。今日は買っていませんが、昨日は500株だけ買いました。カタルの実験は続きます。
それでは…また明日。