10/02

かたる:昨日は日銀短観が発表され、非製造業の好調ぶりが確認されました。基本的に内需ですね。短観はアンケート調査ですので、現状の景況感に近いものが出てきます。先行きは株安が示すように、製造業、非製造業も、いずれも悪化しています。この辺りに追加金融緩和や財政出動の期待が生まれるのでしょう。事実、日銀理事の岩田さんは、カタルが前から主張している日銀当座預金に対する付利金利のマイナス金利まで含めた対応に言及したようです。その為に、昨日は住友不動などの不動産株が堅調だったようです。大手不動産株は株価に割安感などありません。しかし中小は安く感じますね。東急不動は何度も指摘していますが、積極投資を実施しています。故に見込みが正しければ、この後の変化率は高い筈ですね。通常、2年から3年は最低かかります。大型投資になれば、もっと長い期間が必要ですね。

さて、此処で大林組の株価についてですね。この株安の最中ですが、ほとんど、影響を受けずに下げていません。この大林組、日本橋ビルかな? コレドの向かい赤木屋証券の一角を大規模開発しましたね。この土地の所有権は複雑で、バブル期からの引き継ぎなのです。カタルが上京したのが1989年です。その時から一部ですが、土地が更地で眠っていました。ヤクザ屋さんが絡んでいたという噂でした。高島屋が周辺の土地を買っており、現在は隣のブロックも開発が進んでいます。2003年から2006年の上昇の時には動いてなかったと思います。

前回、新潟で久しぶりの同級会があり参加した折、東京駅周辺を散策し、鉄鋼ビルも再開発されていました。これもバブル期に話が浮上した物件です。カタルは2006年のように、なかなか上がらない賃貸料の理由の一つが、新築の物件供給と言う事を知っていたので、その理由の現場を見た思いがしました。この念願の不稼働資産が稼働資産に、ようやく今回、変わります。新開発は非常に長い時間が掛かりますね。地所の1兆円プロジェクトは代表事例です。計画が発表されたのが8月ですが、完成はなんと2027年です。つまり12年の歳月をかけ、地所が八重洲北口周辺を再開発します。日本一の390メートルの高層ビル開発ですね。

この12年の空白期間に、大きなギャップが存在するように感じています。オリンピックを控え、建設作業員など…大変な人手不足が予想されています。日本中が団塊の世代が退職され、人手が足りません。海外のように移民を受け入れれば解消されますが…日本は表だって、積極的な受け入れはしていませんが、しかし…ビザの期間延長など通じて、実質的に移住に近い形で、海外の人を受け入れています。東京に住んでいれば分かりますね。僕の公団のマンションには、インド人家族が何世帯か暮らしているようです。おそらくIT関連でしょう。この人達のビザが延長されただけでも、かなり移民生活者は実質的に増えるのでしょう。

何が言いたいか? 緩やかですが…地価が上昇すると考えています。ロンドンを見れば分かりますね。娘が生活しており、賃貸物件の高騰が問題になっています。NYも同じ現象ですね。物事の考え方は、前提の設定が非常に重要だと考えています。カタルが上京した頃、和光証券の小川副社長は、当時、和光不動産の社長でしたが、「カタル君、残念だったね。田舎に帰りなさい」…と諭されました。彼は大井証券時代に田中蔵相に直談判して、山一と共に日銀特融を獲得した立役者で、人脈が豊富でした。あれから20年以上も、失われた時代が続きました。如何に、基本構想が大切か分かると言うものです。

多くの人が、目先のアヤを取りたがりますが…長年、金融界にいれば、そんな事で大儲けした人は、一人も居ませんね。株で大儲けできる人は、兎に角、しぶといのです。目先感覚ではないですね。みんなそうです。三菱UFJが500円を割れるのを見て…こんなバカな!と思い、お客様全員にお奨めしたことを想い出します。まだ復活しませんね。カタルの考える正常株価は、2000円前後の水準です。今から3倍ですから、15年かけ達成すれば年率7%水準の投資になりますね。銘柄など…一つで充分ですね。

そりゃ、株屋ですから、売り買いで食わねばなりません。だから目先銘柄も掲げますが、基本構想は大切にしたいものです。その目先銘柄、昨日はサラ金株のオンパレードでしたね。本日もアコム、アイフルは高くなって来ましたね。この発想は最高裁の間違った判決の解消ですね。失われたギャップが埋まる現象です。人為的に生まれたギャップの解消です。だって、おかしいでしょう。過払い請求で司法書士などの輩が、テレビCMを打って経費を使うのは、どう考えても行き過ぎです。世の中には、このように「儲け」の材料が多く転がっています。

もう一つ、注目しているのが自走式自動車の開発ですね。ドイツ自動車メーカーが共同で米国の地図ソフト会社、HEREを買収するほど、必要不可欠な会社ですね。この流れはクラリオンやJVCKW、そうしてパイオニアに、相場の芽が存在しています。パイオニアの子会社、インクリメントP株式会社が地図ソフトを、ナビ各社に供給しています。クラリオンは日立系で車に強いですね。パイオニアは指名解雇事件が切っ掛けで、転落した会社です。しかし彼らの論理は間違ってなく、日本の終身雇用と言う仕組みがおかしかったのです。その関連法案もようやく成立し、時代の変化に浮上したパイオニアには、運命的な出会いを感じます。非常に興味があります。

更に大阪チタンは、この所、下げていますが、やはりボーイングの在庫が減った為、更にロシアへの制裁などが絡み、急浮上しています。折しも、今回の習近平氏の訪米で、大量300機の受注を決めたボーイング、おそらく、この増産は目先の企業業績を押し上げるでしょう。本当は東邦チタンですが、サウジとの共同開発には、時間を要します。更に、ここに来て原油価格が下落し、サウジの財政も苦しいですからね。故に、やはり大阪チタンにも相場の芽があるのでしょう。シャープも候補なのですが…まだ混とんとしています。

多くの人が気にするFRBの動向などは、既に株価に織り込まれています。この結果が、分かるのは来年以降ですね。1937年問題は、順延との評価が正しいのでしょう。イエレン女史は、倒れるほどストレスを抱え、彼女自身、悩んでいるのでしょう。株価が下がったことで批判に晒されていますが、自動車販売動向をみると高い伸びで…しかもピックアップトラックですね。日本のような軽自動車とは、利益率が違います。

世界の中央銀行による量的緩和資金の存在は、本来ならインフレ材料ですね。それにドル高が示すように…米国へ資金還流している訳です。彼女の意見が正しいのかも知れません。カタルは昨年、1937年問題は、宿題だとの位置づけをして、関心を持って関連記事を追っていました。でも水面下ではなく、今回、一般化しました。一部で噂される利上げを切っ掛けに、一気に、咎めを受けるシナリオは、お化け説などを含め、存在しないと思っています。やはり年末年始はアノマリーが働き、株価は高いのでしょう。カタルはこのシナリオのもとで行動しています。先のことなど…誰にも分からないのです。人々が不安に駆られているときに…更なる悲観論を考えても、仕方ありません。6月10日から既に4か月になりますからね。一旦は消化でしょう。

内需振興は、土光さん時代からの宿願ですね。大林に限りませんが、カタルが、たまたま空売りをして儲けたから、引き合いに出しているだけの話ですが…。内需の銘柄は、息の長い本格上昇を示すのでしょう。その意味で、先日、日経225に採用された長谷工なども注目されます。何しろデベロッパーで、生き延びた会社ですからね。みんな、失われた時代の中で、開発業者は、沈んだのです。残存者利益と言うのは、大きいですからね。この銘柄も、昔のカタル銘柄です。懐かしいですね。あの構想は、やはり生きているのです。

いよいよ本格的な上昇機会が、やって来たと思っています。参考銘柄は先ほど掲げました。掲げた銘柄以外にも強い動きを示す銘柄が多く存在します。背景が確認出来れば、強気を貫けば良いと思っております。自分の力量と相談して互いに頑張りましょうね。それでは…また明日。「強気相場は悲観の中で生まれ…懐疑の中で育つ」のです。



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