この投げを耐え抜けば…、一度は戻るのだろう。しかし貧乏人は投げる術しかなく…しかも流動性のない銘柄ばかりの持ちになり、昨日の行動も間違っていた次第です。
心理的には…本日が一番きついイメージです。リーマン色の時は、サブプライムローンから始まりました。あの時は、この程度なら大丈夫…と、タカをくくっていたら、CDSと言う「お化け」が控えており、金融システムの崩壊に繋がりました。そうしてカタルは40億円を失いました。
今回は、このリーマンショックのお蔭で、ガチガチの規制下に金融システムはありますからその心配はないけれど、何か…お化けが出てくる可能性が否定できません。
今回の下げが、いきなり基軸通貨問題に発展しなければ良いのですが…、カタルが予てから、一番心配している懸念は、このリスクです。今の様相を見ると…既にコロナ問題ではないのでしょう。そう考えないと、この下げの説明がつきません。
鉄板相場の金利裁定が破られましたが、一つだけ…今回の相場で嬉しい事は、一気にスマート化が加速する事です。昨晩の下げで…ようやくアップル株が調整ラインに届き、その事が確認されたことです。とうとう250ドル割れました。
その様子をご覧ください。カタルが3つを掲げた一つです。もともとアップル株が、次のステップに移行するためには、一度ガラを経験し、壁を作る必要がありました。そうでないと…次にステップに進めないと考えてきました。
その為に、前回の会員レポートに「アップル株の200日線割れがあるかどうか」…と書いたのです。ただあの時点では…こんな形は想像していません。そのままMAGA相場に移行する可能性を考えていました。でもこれで3つの準備が整いました。
ただ再び…三菱UFJが412円の壁を破り…本日は385円の安値を付けています。しかし…25/385=6.49%ですよ。この水準でもリスクを犯し、裁定概念が働かない日本市場が悲しいです。でも流石に…昨日の日証金では、信用の買いが増えていました。つまり3%の信用の金利を払っても、逆に6.49%の配当がもらえるから…滅多に信用取引をしない投資家も、鉄板相場だと…論理的な推察で、株を買い始めているのでしょう。
だって今の株価水準は機関投資家でなくても…、信用力の低い一般の投資家でも、金利裁定の仕組みを利用できます。信用取引で1万株を買うと400万として年間で12万円の信用金利が掛かります。しかし同時に配当が25万円入ります。ここから20%の税金を払っても20-12万円で8万円の利ザヤが入ります。400万円で8万円です。つまり2%を労せずに稼げます。 10万株なら80万円です。100万株なら800万円です。だから滅多に信用取引をしない投資家で、追証の心配がない資産家なら…いくらでも株を買うことできます。つまり鉄板相場です。
そのような投資家が存在をするから…金利裁定が働くと考えています。でもその水準も、本日は破られました。でも412円でも鉄板なのです。
安値を付けた3月10日の寄り付きの三菱UFJの株価は432円です。ここが正常な投資家の目安になるのでしょう。そこ位置から…明らかに行き過ぎている株価です。でも常識が通用しないのが「パニック」です。このような時は、この動揺を止めねばなりませんが、世界の指導者は能力がないようです。
ここで注目されるのが中国株でしょう。一番にコロナを克服し、スマート化の加速に熱心な中国が、これからどう行動するか…見物です。上海総合株価に注目をしましょう。武者さんのレポートは「株式資本主義」で覇権争いをして、戦うと言う話でした。でも基軸通貨問題があるので…果たしてどうでしょう。この基軸通貨…軍事力に経済力ですが…思想問題もあります。
でも世界で一番進んでいるスマート化の国と言えば…やはり中国です。だからこの国の進化が世界をリードする可能性があります。
此処まで書いて…カタルも追証対策の為に株価ボードを見ながら、損切りを続け、どんどん損が膨らみ、もう決済が付くかどうかの水準になりました。混乱している自分が居ます。だから皆さんの多くは、カタル以上に動揺をしているのでしょう。そういう人は完全撤退をして時間を置くしかありません。証券マンの人は事故が一番、怖いのですよ。普段、常識概念が働く人が、損が嵩むと…正常でなく狂気になります。その可能性のある人には誠実な対応で此方の理屈を言わずに、相手の心理になって物事を考えましょう。理屈ではありません。もう感情なのです。だから事故にならないように配慮して下さい。
カタルは、もともと「節分天井、彼岸底」と述べています。アップル株の乖離問題が浮上し…米国株の乖離が、あまりに離れている為に、必ず調整は、必要と言う考え方でした。だから、あの3連休かな? 乖離調整の話をしています。年末からアップル株を登場させていたのは、その為です。
でももともと…「パッパラパー」の性格です。この程度の試練は40億円を飛ばした現実を考えると、自分の金の…たかが1000万や2000万は大きな問題ではありません。大丈夫です。必ず、復活できます。
でも今は時間が必要のようです。たぶん「コロナ」だけでないのでしょう。もともとコロナの話は、一過性の話で「特別損失」のようなものです。
大概は、一度、膿を出すと…そこが底値で、株価は「材料が出尽くし」になります。でも今回のコロナ騒ぎで隠れていますが、今週に入りサウジの問題が厄介です。ここから話を発展させると、先ほど示唆した基軸通貨問題が生まれます。だからリーマンと同じで…あの時はサブプライムからCDSに発展しました。今回も可能性がないとは…言えません。
でもあの時間は…1年近くの時間がありました。今回はバフェットの言うように…やはりリーマンより、軽いのでしょう。金融システムは大丈夫です。CLOの金額ぐらいで崩れません。
だから…基軸通過問題でも、一度は、戻ると思います。それが自然の原理でしょう。その目安は、先ずは3月10日の三菱UFJの株価が基準になると思います。この考え方は鉄板です。金利裁定は、鉄板なんです。でも目先の話は分かりませんよ。だから追証にならない資産家は、絶好のチャンスです。どんどん株を買いましょう。コロナの後はスマート化のバラ色相場がやって来ます。
まぁ、こんな時は、何を考えても仕方ありませんから、自然に触れて…自分の心を癒しましょう。株の事なんか、大したことはないのです。ノンビリやりましょう。
一旦時間を置くのも良いですね。自分の気持ちは、自分だけにしか分かりません。でも明らかに異常な株価です。問題は「追証問題」だけです。
だから現物投資の人は、どんな事態になっても株価は、何れ…必ず戻りますから、心配などせず、お金を作って買うチャンスを探しましょう。でも残念ながら三菱UFJの412円は破られました。 米国債は反発し、もう緊急避難はありません。反発相場への準備が整ったのでしょう。問題はタイミングです。そのタイミングの目安のアップルが、ようやく…200日線にタッチします。今晩はタッチする事でしょう。
つまり…ようやく3つの条件が揃い、次のステップに進める段階に来たのです。詳しく書く時間もないですが、ようやくコロナの後の「バラ色相場」の準備が整いました。カタルは3つのヒントを書きました。金利裁定の三菱UFJ、資金逃避の米国債、そうして新しい時代への旅立ちを示すアップル株の3つを、週末かな? 指標銘柄として掲げました。
ようやく…この3つの条件が揃います。 本日の三菱UFJの下値が確認されれば…大丈夫ですが、本日は下値が割れて385円です。これで、また3月24日ではなく…本日から2週間後になります。つまり3月27日です。
それまで我慢をして…時間を置いて参加するのが望ましいのでしょう。あまり心配する事はありません。貧乏人と金持ちの差が、縮まっただけの話です。ここで頑張れば…チャンスがやって来る。明日の会員レポートは、その方向性を示すレポートになるかな?
でも…カタル君の馬鹿野郎は、やはり困った性格です。本日も損切りと共に、買いを入れています。この下げ相場で総投げなのですが…打診買いを同時に続けており、実験を続けています。もう神様…勘弁して下さい。この程度で終わりにして下さいね。お願いします。
皆さんもカタルを反面教師にして…無理をしないことです。落ちるナイフを拾いた気持ちはカタルだけで充分です。カタルはいつも自分を磨くために、常に実験を続けて…自分の気持ちを観察しています。
でもリーマンの時はサブプライムローンだけでなくCDSと言うお化けが登場して金融システムが崩壊しました。この下げを正当化させるシナリオは、一つだけ…WTI原油の下落は米国のエネルギー産業を崩壊させ、国家の根幹を揺さぶります。だからカタルはキャッシュレス社会の到来なので…ドルの基軸通貨問題が表面化する可能性を指摘しました。でもこの話は、カタルの杞憂で…何処にも登場していません。
だから…恐いとも言えます。でも日本株は、米国株と同じ位置ではないのです。一度、ロングチャートを開いて下さい。米国だけが、乖離問題になる程、上昇していたのです。でも我が国の株価は、もう鉄板です。PBRなども含め…配当利回りでも、日本企業の内部留保は463兆円ですよ。だからこそ…バラ色相場の足音が聞こえます。この混乱の後に…
でもこんな展開を事前に想像しているなら、カタルは1月に株を止めています。でも全くのアホで…「仕手材料株」で乗り切れると思っていたのです。あの時に理屈に合わない安川電機を空売りできるなら、今頃は、南の島でした。
それでは…また明日。ノホホンのカタルは本日も存在をします。まだ買い続けているのです。トホホ…これが本当の馬鹿です。皆さんは、無理をせずに…ノンビリやりましょう。