実は今ほどまで…原稿を2時間くらい書き…途中で止めて新しい原稿を書き始めました。公に書くのは…あまり相応しい内容とは思えないからです。カタルの頭の中には、様々なシナリオが存在します。その中で、「市場の整合性」を考えて相場観を述べています。
でもパッパラ・パーの「カタル基準」です。いつもカタルはそうですよ。リーマンショックの時もサブプライムローンなんか…なんという事はないと述べていました。その当時の過去のレポートが、たぶん…このサイトの何処かにありますから読める筈です。
あの時は「CDSの存在」が、日経新聞にも登場してないのです。全くのブラックでした。カタルが英語に堪能だったら…何処かのサイトに転がっている筈の情報でしょう。でもカタルは知らなかったのです。あの金額を後で知ったので金融危機の意味が分かります。
コロナだけで…こんなに下がる筈がないから、昨日は、その可能性として前から述べている「ドルの基軸通貨問題」を、一つの参考として掲げました。まぁ、カタルの杞憂です。何処にも、その存在を示す証拠はありません。でもカタルはキャッシュレス時代になり…トランプが一国主義を述べた時に、この懸念を最初に思い浮かべました。多くのシナリオの内の一つの幻想に過ぎません。
カタルは頭の中には、様々なパターンがあります。 このサイトの読者層は広いのです。昨日の閲覧者は7000人を超えて7057人でした。一昨日は6997人です。通常は5000人前後なのです。
一昨日、200億円を飛ばしたよちゃんから、電話があり「おい、大丈夫?」と、カタルを心配して、電話をくれました。彼らしい対応です。流石、一流のセールスです。
彼は、他人の気持ちを読むのが、上手いのです。だから200億円も飛ばせるのです。まぁ、バブル期の話ですが…それでもすごい金額です。
所詮、金なんか、目先の1万円も、10億円も、そんな大きな違いはないのです。金額のタガではなく、扱う個人の気持ちの問題なのです。このレポートも時間軸を何処に置くか…難しいですね。目先張りの人も居れば…のんびり現物投資の人も居ます。昨日はカタルがいつも言っている「力量」問題の話で、己を知れと言っています。そのお蔭で…信用の建玉は全部現引きして、ノンビリ買うタイミングを探していると言う応援のメールを頂きました。どうも…ありがとうございました。
このメールのように、時間軸は、人それぞれで違います。
100億円を持っている人は、株を買うのが大変なのです。だから時間を掛けて下値を拾うために、株が上がる時期を2年から3年を基準に見ます。でもカタルのような貧乏人は、目先のお金です。だから…計算はしてないけれど、今回の損は1000万から2000万の間でしょうが、その損失より、目先の3000円の儲けが「ありがたい」と述べました。この感覚が分かるかな?
カタルは昨日も、ロコンドやSUMCOで数千の利益をあげています。昨日の追証の損失は500万程度だったかな? トホホ…。500万円と3000円は比較になりませんが、でも人間と言うは面白いもので、その3000円が嬉しいのです。分かるかな?
時間軸や人間の気持ちの変化は、金額の大きさではないし…人により時間の概念も違うのです。
だから証券マンは、誰にでも合わせられますが…相手を見て話していれば、相手の度量が分かるから、それに対応できますが、このようなレポートは、誰を基準に書いてい良いか分からないのです。
だから…「カタル基準」のレポートになります。カタルは失われた時代でも、ほとんど…空売りをしませんでした。株が下がると思っても…買っています。実際に「空売り」を何度かやりましたが、すべて成功ですよ。たぶん…。
それでも…カタルの生活の信条を優先させ、生きている人間です。年収が120万円でサラ金に通い生活費を工面したが、それでも…痩せ我慢して「買い」しかしてないのです。とうとう営業が出来ずに…1年以上も国会図書館に通い、新聞などを読んで過ごした「空しい時間」を選択したのです。お金じゃないのです。
だからレポートが外れても、たぶん読者層はあまり減りません。何故なら、みんな何年もカタルの性格を知っており、それを前提に読んでいるからでしょう。
カタルも自分の性格を知っているから、たくさんの会員を採用すればいいのですが、多くの人に、折角、ご応募を頂いても断っています。その理由は、カタルの性格を、知ってもらう期間のためです。あとは相場に影響を与えたくないからです。
でもクリスマスショックの時には、会員数はそれでも大きく減りました。でもそれ以上の応募があり、結局、前回に会員数は予定数に届いたので、もう…あまり募集をするつもりもなかったのですが…残念ながら、このような「ガラ」が来たので、おそらく…5月頃になる「カタルへの審判」は、芳しくなく…多くの人が脱会をするでしょう。仕方がありません。自分が間違ったのは事実です。
だって…カタル自身が、今回は追証の為に、大きくやられています。このような展開を、まったく予期していませんでした。それでも…主力は駄目だと述べており、昨年末には乖離問題が発生して、米国株の暴走を畏れていました。だから主力のSUMCOも良いとは思っていますが、諦めたのです。そうして千代化に熱を入れました。
ご存知の通りです。カタルは主力が駄目だと思っていますから、安川の決算に懐疑的でした。あの時点で「空売り」を選択すれば良い男です。でも批判をしながら、仕手材料株で乗り切れると思っていたのです。だから昨年は、千代化とJトラストの選択になっています。
そうして1年遅れで千代化が来たので…いい気になっていたら、この有様です。
皆さんは、呆然としているかもしれませんが冷静に分析をしましょう。そもそもカタルの好む「ハイリスク・ハイリターン」の変動率の激しい銘柄は、流動性がありません。
「流動性」とは…自分の売り買いが、株価に影響を与えずにスムーズに出来るかどうか…と言う基準です。どんな状況でも、株価が崩れずに売り買いが出来る株の事を流動性があると言います。トヨタや三菱UFJのような大型株ですね。だからこの2銘柄を今回は基準に据えたのですよ。もうこの話を話題している地点で、相場は個別株の話ではなく…全体論に移行しています。
最近、小手川君の話をあまり聞きませんが…彼ほどの資産になると、自分の売り買いで株価が動くので…お金を増やすことが難しくなります。所詮、他人の褌で相撲を取るような「値ざや稼ぎ」が出来なくなります。 本当の業績変化で、時間を掛けて万民が認め、機関投資家が買うような銘柄は、日経225に採用されるような大型株になります。
このようなガラの時は、トヨタや三菱UFJでも、大きく変動します。
ユビキタスなどは…良く値段が入っていますね。ロコンドもそうです。株価の「善し悪し」ではなく…単純な需給バランスだけなのです。だから追証の連鎖を止めないとなりません。このような実態を知っている、機関投資家はゼロですね。
残念ながら、野村や日本生命、海上などもGPIFを含め…馬鹿ばかりです。本当は、役員クラスが「自分が責任を取る」と言って…三菱UFJなら、2億株程度ですから、10%程の株数、1000万~2000万株を100万株単位で、下値に買い物を用いるのが普通です。5%基準でも良いのです。でも、このようなガラでも、そのような買い物が見られません。
素人の集まりです。役員の資質が、そもそもないのでしょう。だって…金利裁定概念が働く株ですよ。それも小さな会社でないのです。でもトヨタは崩れていません。まだ…2016年の安値は割れていませんね。でも…クリスマスショックの6045円は割れました。次は2016年の4917円です。今回は5771円までです。
逆にユビキタスも、ロコンドも、あっと言う間に…株価は半値以下です。千代化もJトラストもそうです。これが「流動性」の違いです。下がる時は流動性があるかどうか…。一般の投資家は、日経225の採用のような…しかも大きな会社を薦めます。
でもそれじゃ、小手川君のようなお金は残せません。彼は非常に優秀なのでしょう。自分を知っているから不動産投資に切り替えたのでしょう。不動産なら1000億円のビルもあります。10億、20億の小型のビルも…たくさん投資対象があります。
ここはチャンスかも知れないし…このコロナの後で、基軸通貨問題などのお化けが出て、破産を覚悟しなくてはならないかもしれません。そんな場面です。
どの点に自分の焦点を置くか…は、各人の力量問題なのです。カタルに相談をされても無駄ですよ。そもそもカタルに銘柄相談をされると言う事は、自分自身が不安なのです。だから誰かに背中を押して欲しいからでしょう。でもカタルは皆さんを知りません。一般論しか言えないし、その回答もカタル基準になります。正解ではないのです。
こんな事は常識です。でもカタルは、銘柄の却下もします。時間軸が短い銘柄の選択は却下します。そんなのは子供のあそびです。今回はワークマンの選択で成功を収め、カタルにローカル5Gを教えてくれた読者から、新たな銘柄の提案を頂きました。でも時間軸が短い為に却下したのです。目先の売り買いをしたいなら…他の若い人間のサイトを読んだ方が、優れています。カタルは「賢い投資家」を育てるボランティアの意味を、このサイトで掲げています。
ロコンドの推奨の時に「潜在成長率」の話をしています。この成長率を信じるなら1200円だった株が、半値の600円だから大チャンスです。7%定期なら、10年分の利息ですからね。つまりあの時にロコンドを買ったとしても、今買うなら10年分の時間軸を縮めることになります。7%ですが…ロコンドは41%でしたね。
ここで思い切って1万株、2万株を買うチャンスです。でもカタルは、一抹の不安を抱えています。あの業績推移が続くかどうか…自信がありません。でも現物に残した株は、今回の追証でも売っていません。あれは900円割れの買い値でした。でも今も買ってみたい自分が居ますが、あまり自信はありません。
これから会員レポートを書くにあたり、ある銘柄を調べます。可能性のある救済銘柄の話ですが…必ず、このようなガラの後で、市場人気になる銘柄が出てきます。その銘柄はきっと大きく成るでしょう。
今日は流動性の問題の話を採り上げました。もう2時間も書いて相応しくない…と思い却下した原稿の続きで、書いているので疲れました。今日は此処までですね。また明日。
これから会員向けのレポートを書きます。たぶん…日が変わると思いますから、明日にでもお読みください。