時代を知る大切さ…

株式投資を考える上で「時代を、どれだけ…的確に捉えているか?」…と言う事は、非常に大切です。基本的に、株価は「市場要因」と「個別株要因」により、成り立っていますが、多くの人は、この「市場要因」の意味を全く理解していません。

メディアの識者も、この認識が薄いのでしょう。それは自分で経験をしたことがないからです。「サラ金」に通ったこともないし…「税務署から追徴課税」を受けることもありません。なんでも…「実戦」に勝るものがありませんが、時代の把握は、メディアを通じたニュースを良く見て…世情を観察することです。

日本のメディアは、この辺りの認識が、全くなく…質が悪いのです。「手前みそ」の自分勝手な倫理観を押し付けます。それも…各社が一斉に、同じ報道を永遠と繰り返します。

最近は地震が頻発していますから、その話題を観ると、「一斉に報道をさせる」規制があるのでしょう。NHKなどは、くだらない放送を、何時間も…流します。現場の被害状況の最も…「激しい場面」を探しますが、あまり被害が多くなくても、「過大な表現」を用いて…不安を煽ります。これはメディアの「自己弁護」であり、たぶん「予防線」を張るわけです。

最近、カタルが気になった話題は、此方のBBCの報道です。

「イギリスでは、7月末のサウスポートでの殺傷事件で3人の女の子が殺害された後、犯人は亡命希望者だという「誤った情報」がインターネット上で広がった。」 SNSが生んだ…犯罪とも言えるようです。だからカタルは「世論を煽るやり方」をする…トランプは「大嫌い」です。あんな奴が、良く支持を得られるものです。しかも最近、「共和党」もこの方向性に流れているから、「怖いなぁ~」と思います。ドルの基軸通貨としての価値は、何れ…必ず失われます。だから大金持ちは実物資産の「金投資」も盛んです。でも僕ら貧乏人は関係ありません。

インターネットが生まれ…SNS社会になっており、誰もが、普通の感覚で…意見を述べられます。「株式の投稿」を読むと面白いですね。世の中を知らない馬鹿が、色々な視点で綴っています。そうして…情報が拡散され、その度に株価の「変動率」は高くなっています。

でも日本人は「画一化教育」の影響を受けており、「決まった正解」があると思っています。しかし現実は、ドンドン…変化します。未来図は、常に「変わっている」のです。そんな「訳の分からん」ものを「事前に予想しろ」と「無理な注文」をする人が大勢います。そうして…「結果論」だけを観て、ワイワイ…言います。

自分で実践をしてみれば…良いのです。「机上論」など…意味がないです。

メディアは「後講釈」を並べることは…得意です。例えば…本日の日経新聞の社説かな? この記事を書くなら、日銀の植田総裁が「利上げの決断」する前に、「市場との対話」を十分に伝えるべきです。自分達の報道の仕方が「間違っていた」という…反省がありません。あれだけ…「円安の物価高」を言い続けて、植田さんを「追い詰めた」のはメディアの存在です。

でも…この報道は「後講釈」では正しく、植田さんは「市場との対話」をしていません。

彼はきっと、東証…株式会社日本取引所グループCEO 山道 裕己との面識もないのでしょう。何しろ学者などは…世間をあまり知りません。しかし東証の山道さんは、野村の出身らしく…現場を知っているのでしょう。だから「PBR 改革」の通達を出したのでしょう。山道さんは、カタルと同じ1955年生まれで3月の誕生日ですから、カタルの1級…上なのでしょう。同じ「名目成長時代」を知る人間として、「不甲斐ない」…日本人の価値観に、「一石」を投じました。

カタルなら…もっと厳格に「期限」を設けて…進展を促します。上場廃止の期限を設け…東証の「ブランド価値」を高めます。今の東証の地位は、世界では低いのです。だから誰も、日本での上場を望みません。逆に日本企業が、米国での上場を画策します。大谷君の世界と同じです。まぁ植田さんも頭が良いのですから、今回の騒動で、多くを学んだことでしょう。でも「バブル崩壊」を後押しした…馬鹿な三重野元総裁より、ずっと遥かに…「マシ」なのです。

オリンピックのメダル獲得数

世界の出来事の中には「オリンピック」もあります。今の「獲得メダル数」だそうです。このランキングを観て思うのは、人口と「豊かさ」の比較です。やはりスポーツを楽しむ為には、生活に「ユトリ」がないと…出来ません。人口が多い中国が、トップを走るのは当たり前なのですが…まだ「豊かさ」の点では、今一つなのでしょう。

この中国で思う事は…こちらの報道です。ルネサスエレクの話が登場しています。中国の自動運転は、世界トップでしょう。EVでもそうです。基本的に、国家がお金をばら撒いていますから、進化のスピードが早いのです。開発とお金は比例します。この報道を読むと…「ルネサスエレク」の株価が1万円と評価しているカタルの真意が分かります。

でも「過剰生産問題」が生まれる背景は…無駄なお金を使っているのでしょう。いつも中国はそうです。不動産は代表事例ですが…太陽電池も、鉄鋼も…無駄なお金を使っています。やはり「市場原理」が正しいのでしょう。今日は「世情を探る大切さ」を、ここでは語っています。

何故なら、「時代の流れ」の認識が必要になるから、幅広いジャングルを網羅して…総合的に株価を考えなくてはなりません。カタルが「個別株」要因より「市場」要因の影響度が70%程度を占める…と述べている意味を、理解してない人が大勢いるからです。

色んな知識が自分自身に、身に付いているか?

カタルはいつも100株で良いから、「実際に」試さないと…「机上論」と「実践」では意味が「まるっきり」…違うと述べています。

日本製鉄の株価指標

植田さんの間違いは、市場の株価水準が頭の中に入ってないのです。何故、天下を代表する「日本製鉄」の株価が、どんな判断で…株価が形成されているか? 分かっているのでしょうか? 

日銀の資金循環統計より

それなら…何故、個人の現預金が1118兆円もあり…証券は461億円なのでしょう。この配分を観ただけで…今の「政策の間違い」が分かります。金融教育を、全く…してないのです。

しかし…カタルは「歩合セールス」ですから、年収が120万円から1億円越えを経験し、税務署が、どのランクを「目安」に調査するか? その所得水準も知っています。税務署も取れないところでは、調査をしません。基本的に、銀行の資金移動は200万円が基本です。この水準を超えると…税務署などに自動的に資料が流れます。しかし…年収が5000万円以下まで、手を広げません。調査の対象となるのは、5000万円以上です。

一般の方が5000万の年収を得ることは余りありませんから、その多くは相続の時です。過去10年以上に渡り…調査が出来ます。一般的には3年です。でも悪質なケースは徹底的にやられます。基本は、論理的な「正論」の尺度があるわけではなく、税務署員との「駆け引き」になります。現場の人間には、多くの「裁量権」が存在し…ルールはないようなものです。だから、話し合いの中で「妥協」するしか…ありません。

「裁判」に持ち込めますが、企業などの多額の金額の場合です。個人レベルでやっても…あまり意味はないと思います。時間の無駄でしょう。諦めるしか…ありません。

この「諦める」事は大切です。今回のガラは、ある意味で「良いチャンス」です。カタルは「3つの銘柄」を残して…他は、全て「損切り」をしました。泣く泣く…貧乏人は「実験」を続けることが、出来ないのです。もっとお金があるなら、たくさんの実験をして「進化」を早めることが出来ます。しかし貧乏人は実験も儘なりません。

仕方がないから…カタルは「ジェイドG」(3558)と「BASE」(4477)に「タイミー」(215A)に絞ったのです。今朝、メールを開くと、この「タイミー」のお礼のメールが来ていました。カタルは一旦、ほぼ…利食いを先行させました。残った「タイミー」は、利食い出来ない1850円を買った単価のものや…1400円以下で買った単価の安い価格のものだけです。

でも…ね。

タイミーの5分足推移

金曜日に初めて…「タイミー」(215A)の値動きに「変化」が生まれました。いちいち…詳しく解説しても、しょうがありませんが、やはり「大物感」が漂っています。その金曜日の値動きも含め…最近の5分足のチャートを載せます。何といっても…「a」の大陰線の駄目押しが「相場」に効いています。このような…「偶然」は、なかなか生まれませんよ。

7月26日にタイミーは市場に「産声」をあげました。初値は1850円です。カタルはこの株価で株を買っています。200株ずつ…400株を買いました。その日の引け値は1650円です。

事前告知のように…カタルは「タイミー」を高く評価しています。滅多にしたことがないIPO銘柄を手掛けています。そうして運命の31日を迎え…「利上げの嵐」に巻き込まれ…8月5日は1179円の価格まで実現しています。でもカタルは一貫して、買い続けています。そうして毎日のように、その模様を綴り…金曜日に初めて「仕掛け筋」が存在していることが、市場動向からも明らかになります。

カタルが買っている最中は、「経験則から来る思惑」ですが…金曜日の値動きを見て、カタルは確信したのです。

でも大半は、既に売ったのです。2万株程度を限度にして買ったのですが…残った株は僅かです。金曜日は1700円は売れないかな?…と思っていましたが、売れました。1600円から「段階的」に、売り上がっています。しかし大引けを観て、来週も取引を「継続させよう」と思っています。安値を売ったのですが、高値でも買い続けます。

「ジェイドG」(3558)と同じです。ジェイドGも1700円まで買い続けましたが、木曜日の後場から強く…カタルは売り続けています。所詮は、「演出」の為に、3万株程買いましたから、その玉を1710円を中心に微益で売りました。

「ジェイドG」(3558) の5分足推移

そうして金曜日は「窓埋め」を実現させるために、売りたくもない株を更に売りました。でも金曜日の相場は強く…株価は落ちるはずでしたが、その「売り物」は続きません。仕方がないから…今度、カタルは1740円まで「断続的」に、少しずつ株を買い直しました。1735円は少しだけ「売り物」がありました。数回、買った記憶があります。そうしたら、今度は「市場人気」になって、株が高くなってきました。

でも、あまり「高くしたくなかった」ので…逆に大引け間際は「値抑え」の為に株を売っています。1745円まで、何回か…に分けて株を売り、大引けの1745円にしようと思っていましたが、駄目で…実際は1746円で売れたのです。

この現場報告は、市場に「株価を聞く」ために…実際に「売り買い」をしています。「黒子」の存在です。何処かで「限度」が来ますが、僅かな演出で、株価が決まるのです。カタルは無理をしての「演出」はしていません。ただ相場に株価を聞いているだけです。

この感覚は「タイミー」でも同じです。本当は株価をカタルがコントロールできるなら、単独でも「ジェイドG」の株価を、「妥当な株価水準」の3000円程度まで…買います。簡単なんですよ。自分で、出てくる売り物を、全部、買えば良いのです。僅かな金額で、株価をコントロールできます。たぶん100万株程度を、実際に買えば…その株価をコントロールできるでしょう。

実際に「ブラックロック」も「バンガード」も同じことをやっています。これを株価操作と呼ぶ奴がいるかもしれませんが、それは実態を、全く知らない馬鹿です。「住友化学」(4005)の最近の株価上昇はブラックロックが関与しています。お船の株価水準が変わったのも…「彼ら」の影響です。此方の報道を見ましょう。

運用額は両社合わせて…3000兆円です。だから…絶対的な尺度である株価収益率(PER)や純資産価値を測る(PBR)などの指標水準を世界比較するのです。お金は、世界共通に流れます。近年は、ようやく「村論理」が崩れ始めて来て…正当な株主報酬を求める指標である「ROE経営」が盛んになって来ました。基本は此処です。「総還元性向」なのです。

何故、ジェイドGの田中君が素晴らしいか? 

彼は自分の会社の「株価はおかしい」と主張しており…実際に「自社株買い」のおかわりを実践しています。更に…過去、上場してから、ずっと…平均値で27.3%の成長を実現させています。

ZOZOの株価指標

それにも拘わらず、「色眼鏡」をかけて…間違った判断を横行させている「村社会」人間が大勢います。論理的に観れば…PER 30倍程度の評価が妥当なのでしょう。実際にZOZOの株価評価は此方です。PERは29倍から27倍です。

ジェイドGの株価指標

それなら…何故、市場基準はジェイドGの場合だけ、18倍から8倍なのでしょう。おかしいですね。その理由は、ちゃんと…あるのです。「利益率の違い」です。基本的に、競争力のある企業は「利益率が高い」のです。市場原理のなかでは「厳格なルール」の中で…お金が流れます。

田中君は、規模の拡大で、この数字は改善すると述べていますから、「マガシーク」が加わり…多少でも「利益率」が上がる筈です。だから2025年から2026年になると、その成果が「目に見えて」…分かりますから、株価は「正当な評価」に変わり、株価はPERが20倍から30倍に変化します。その過程で、株価が大きく上がるのです。

イチイチ…細かく解説すると大変です。

ただ今は「市場要因」が不安定ですから…こんな「オモチャ」のような企業の株価位置はコロコロ…変わります。それを前提で、株式投資をしようと述べています。仮に1251円を割れても…また、「株を買えば」良いのです。こんな…美味しい話は余りありません。

「タイミー」は1850円を抜けてから、本当の相場になります。こんなものではないでしょう。だって彼らが買っている株数を思えば…その玉を外すためには「遠大な目標株価」になります。

「常識」で物事を考えましょう。2年で10倍になった企業ですよ。時代が、この企業を求めてないと…こんな数字を達成できません。だから「BBCのサイト」を先ほど紹介しました。

明日は「別の観方」も紹介しましょう。世の中は広いのです。「自分だけの尺度」で、考えないで…株価なんか、どう転ぼうが、関係ないのです。要するに、自分自身が、しっかりした「見通し」を持って…相場に臨んでいるかどうか…。

この投資姿勢が問われます。また明日。



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