本日のように…色んな書き口が存在すると、どれを材料に取り上げるか迷います。先ずは日経朝刊の「リフレ政策」…この人事は当たり前です。あっさり22750円を割れ、尚且つ、三菱UFJは800円を維持できませんでした。ケネディクスの株価も4ケタに乗っていません。日経一面に「芝パーク」の話が載っています。この価値を分かる人は、その意味を直ぐに理解します。ケネディクスの相場が注目されます。
一方、昨日の日経夕刊には「インフレ復活」向き合う市場が載っています。金利上昇は自然な流れです。むしろ、長期金利が上がらない方が…異常なのです。木曜日の夕刊には、コーポレート・ガバナンス(企業統治)の話が載っており、スチュワードシップコード関連の話題です。村論理の打破ですね。M&Aを加速させる法令整備が求められます。
どれも重要なので…解説したのですが、本日はヒントだけに留めます。日本は、本物が育っていませんから…眉唾情報に踊らされます。国民もロボット教育ですから、考えることを忘れています。GHQの勝利です。
円高で、株が下がる…なんていう論法を誰が考えたのでしょう。確かに輸出企業は打撃を受けるかもしれません。しかし、やり方次第では、幾らでも利益を上げられるのでしょう。プラザ合意の時、日本は間違った選択をしました。あの時に中国に布石を打っておけば…NECも富士通も経営者に恵まれませんね。半導体なんか見ると…良く分かります。日本人と言うのは、戦略がないのでしょうか?
今回、医薬業界で新薬承認を早める制度が設けられ、世界中から研究機関が集まり始めましたが…育てることが出来ていません。約束を破り、途中でオプジーボの薬価改定を行った厚生労働省の馬鹿さ加減が分かります。仮想通貨、一つとってもそうです。株式の信用取引をして、追証になった苦しい気持ちを、何度も味わえば…政策の価値が分かります。
「失われた時代」の失った時間価値を、よく考えるべきでしょう。そうすれば…日経新聞一面の「緩和の出口を封じた首相」などと言う見出しを打ちません。日銀だけの責任ではなく、金融庁や財務省の問題も大きいのです。カタルは依然、「ガラガラポン」の最終的な路線を未だに捨てきってないのです。円の大暴落ですね。急激な物価上昇で、資源の無い日本は食えなくなる路線です。時間がないのに…暢気な解説が続きます。
おかしいと思いませんか? 何故、日本企業の買収が起らないのでしょう。日産自動車、シャープ程度のもので…いずれも凋落企業で、日本で手を挙げる人が居ませんでした。革新機構なんか…民間ではありません。
何故、グーグルやアップルは大規模なアジア拠点を日本に設けないのでしょう。アップルの横浜の案件など…お飾りです。
最近、ようやく食品など…日本を脱出して、アジア圏に販路を求め開拓を始めています。インドネシア、タイ、ベトナムなど…円高を利用して、どんどんと国境を超えた経済圏を拡大させればいいのです。TPP11など…もっと動きを加速させて、実績を作らねばなりません。
今回100円を割れるなら、プラザ合意以来のチャンスになります。リーマンショック後は長い失われた時代の為に、企業に体力がなく、アタフタしており…上手く利用できませんでしたが、もし次に100円割れになるなら、3回目の正直です。
実はカタルは「Jトラスト」に注目していましたが、今回は引っ掛かりました。地方銀行もチャンスだと思うのですが…金融庁が問題なのかもしれません。
日経新聞は、間違った報道姿勢をせず…正しい論者の意見を掲載すべきでしょう。トヨタの雇用を守るための300万台体制維持など…カタルには間違った考え方に見えます。むしろ…車を作るより、車を使ったアイテム作りにトヨタは脱皮すべきでしょう。
スマートコミュニティーづくりに躍進できるアイテムですね。
厚生労働省も、通産省も…生産者側ではなく、消費者側に立った視点が必要です。やることはたくさんあります。規格を統一して、日本だけではなくTPP11の共通規格を作れば…アジア圏の覇権を握れるかもしれません。物流システムなど、様々な需要なアイテムが必要です。
読者の皆さんは、このように…、一見すると株に関係ない事象を、普段から考えてみることです。そうすると…銘柄の選択肢が、絞られます。スター株になるものは、必ず、「時代背景」が存在します。逆説的に言えば…時代が、次のスター株を決めるのです。だから時代の流れを探る新聞の読み方をしないとなりません。
いい加減ですよ。メディアは…。スポンサーの対し、好意的なニュースばかり並べます。仮想通貨など…その一例です。あれだけTVのCMを流せるのですから大儲けなのですね。きっと政治家にも…相当な資金が流れているのでしょう。CMの流れを一つ見ても…時代の方向性を感じることが出来ます。大概、CMをバンバン流す時は…ピークです。
今回の調整波動は…たぶん峠を越えたのでしょう。一番、怖いシナリオは、ドルの信認問題です。これはトランプ政権誕生の時にも、危惧した話です。でもカタルは、今回のレパトリ減税など、法人減税により、米国での投資活動が活発化しますから、この投資が空振りした時に、ドルの信認問題が出てくると思っています。今は…まだ崩せませんね。故にGDP比率108%などの数字を、頭に入れて置かないと駄目ですよ。130%が危機ラインと言う数字です。米国の財政問題の話をしています。
やはりこれまで述べている様に…カタルは年末年始の株式市場の様相を見て…「燃え尽き症候群」を懸念していましたが、市場経済は健全です。VIXからのアルゴリズムの叩きはブラックマンディ―を連想させましたが、その後の動きを、チャートで示しておきますね。カタルは、この路線を視野に入れていたので…先日、調べたのです。
ブラックマンディ―の時は、その時が安値で…その後下値を固めて、株価は上昇していますね。たぶん…この仮説が一番、正しいと思っています。今回の下げは、「燃え尽き症候群」を阻止する…良い「ガス抜き」程度の現象だったのでしょう。このチャートは、週足で右軸が株価で、左は出来高です。
でも公共事業投資でメキシコとの壁を設けるそうですが…これで生産性が改善するとか、治安が良くなるとか…の生産性が得られるのかどうか…。道路や通信網などのインフラ整備にお金を使うなら分かります。5G時代が到来し、衛星で通信網の整備が出来ます。
バブル期は借金で、土地の値上がり利益を期待して買ったために崩壊しました。単なる無駄金でした。
今は収益還元法価格で、地価など…貸しビルの価値が決まっています。もしインフレ率5%程度が常態化すれば…日本の債務問題など、あっという間に解決できます。テーパリングが正しい政策だなんて思っているのは、苦労せずに、食っている官僚上がりの馬鹿学者だけです。
3%程度の賃上げを渋る経営者は、それ以上の収益を上げることができない奴で…市場からは、経営者失格の烙印です。はやく買収対象になれば良いのです。経営者が変わると…ガラッと業績が変わっている会社がたくさんあります。
本日は、これから有料読者向け原稿を書きますが…夕食は出かけますから…酒が入るので書けず…、夕方にアップできなければ…アップは明日の午後からになります。有料会員の方はご了承ください。ゴメンね。それでは…みなさん、また明日。