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株式投資は難しい。特に証券マンをやっていると、それぞれの顧客の個性があります。カタルは、どちらかと言えば…リオンのような株価の「値動き」の会社は好きではありません。

どうしてか? チビチビ値上がりする株は手数料の対象になりません。激しく上下に変動しながら上昇する人気株は、証券マンの格好の手数料稼ぎの銘柄になります。だからカタルは、先輩から「国際優良株をやりなさい」と、良く指摘されました。でも、あまり好きではないのです。

ソニーもそうです。確かに良く上がりました。NECでも、富士通でも…故に、昨年夏の村田なども、直ぐに利食いをして、それ以降は手掛けていません。でもSUMCOや古河電工、それに安川電機などは、比較的、好きな部類の株です。同じ日経225でも…仕手色が強いからです。

SUMCOの日足推移

そのSUMCO…なかなか市場の支持を得られずに、一気に2000円台に駆け上がるかと思えば…駄目でしたね。このラインには需給面で壁があり、どんなに良くても需給バランスの問題があります。しかしDXI指数は、順調に値上がりを続けており…昨日は21803でした。

でも本日は米中貿易協議にファーウェイへの制裁が継続され、一時的なマイナスになっています。このようなケースはこれからも良く出てきますから、しっかり覚えておくと良いですね。どの株にも応用できる形です。

壁がある時は、値動きが重いから、一度、「フルイ」を入れます。少し下げて、新規の需要を呼び込み…既存の利食いも誘います。

買いたくても高値圏だと…買えない投資家の為に、一度、買うチャンスを与えます。でもドンドン下げる訳ではありませんよ。仕手株の常套手段です。あの日が1870円ですから、この辺りより下なら…買ってみたいですね。9日のVWAPが1843円ですから、下値はその辺りまで…でしょう。目先投資の話をしています。

でも困ったなぁ~。会員にレポートに書く前に株価が上がって…本日、カタルは利食いを先行させています。先ほど…1050円も売れました。アチャ、チャ…なかなか上手く行きません。折角、カタルらしい銘柄推奨になるかと思ったのですが…少し落ち着いて欲しいものです。決算が発表され、それが「切っ掛け」になったようです。

今回のゴーン逮捕は、やはり国際批判を浴びているようです。人質手法だとか…人権団体から批判されていました。グローバルな社会だから、東京地検も進化しなくてはなりません。例えば…このような見方もあります。

この判断と本日の日経新聞、先ほど、目を通しました。スクランブルにPBR1倍割れの比率の多さが…指摘されています。だからTOBが連発するような社会構造にしないとなりません。

会社の財産を私物化する経営者が、如何に多い事か…。ROEを否定する日経新聞自身が変わらないと駄目です。ROEのマイナス面ばかりを強調する記事を掲載しているようでは、いつまでも…東京は国際金融都市になれません。

この所、500ドルに乗せたテスラ株の経営者のイーロン・マスクを採り上げています。彼は自分自身に、達成不可能に近い目標を掲げ、厳しく自分自身を、自ら追い込んで…その目標に向かい邁進しています。空売り筋から、法螺吹きだ…そんな目標は達成できない…と批判を浴び続けています。でも一時的に株価は大きく売られましたが、こうしてまた復活します。

日本の経営者は、本当に…彼の「爪の垢」でも煎じて飲まねばなりません。高い目標を掲げるどころか、安定配当だ…と馬鹿な村論理を口にします。毎年、10%程度の伸び率を自分が達成できないなら、その地位から退くべきです。そもそも目標意欲が低すぎます。

株主は3%程度の配当では、満足しません。リスクを取って…投資をするのです。だから20%程度のリターンがないようでは投資の対象になりませんよ。ROE15%が標準で、20%~30%を目指すべきです。

要らない資本は、自社株買いや設備投資に使うべきでしょう。そうして社員の賃金を、毎年5%程度…引き上げるべきです。そうすれば…いい人材が集まります。クズばかりいても、どうしようもありません。

カタルの現役時代は、いつも会議の後で支店長に呼ばれ、支店の目標の未消化部分を相談されました。毎回、毎回、自分の目標が達成できないクズは、他人に迷惑を掛けます。毎回ですよ。カタルは常に他人のノルマもやり続けてきました。確かにボーナスは他人より良かったけれど…たかが知れています。

だから社員を辞めて、歩合の世界に飛び込みました。東京に来て、やはり一流域は違います。詐欺師、顔負けのセールスが居ます。よちゃんは、その口でしょう。あの話術は…誰でも騙されます。だから…200億円も飛ばす人間が居るのです。

野村証券の社長の夕食会に、4人かな? 選ばれたそうですが、子会社の国際証券で選ばれたのは彼だけです。まぁ学歴から社長にはなれませんが、常務は間違いなかったのでしょう。でも彼は顧客の利益を優先し、社風に逆らい…会社を辞めます。会社から、その銘柄への関与を止めるように…求められたからです。

これが村論理です。だからPBR1倍割れでも…平然とノホホン経営を続けていられるのです。通常ならTOBの対象でしょう。馬鹿経営者は、早く市場から去るべきでしょ。市場原理はフェアな競争の場です。やはり地検の力を利用する村社会は情けない。

あれ? 今、アコムの株価を観たら…久しぶりに500円台です。アイフルにオリコ…アイフルもそうなんですね。銀行の関与から、株価が低迷を続けていましたが、市場の整合性は、Jトラストの4桁復帰を支持しているのでしょう。何しろ、抜けています。

今日の千代化は、高いですね。何故かな? たぶん…MDRの心配が、後退したためでしょう。

でも良く決算数字を見ている人は、株高が間違いないのが、分かります。1Qの5999百万円は一株利益で20円以上になります。2Q現在では合計で7948百万円でした。一株利益では30円の変動になります。まぁ、何れ…始まるでしょう。

千代化とJトラストは、延長戦に追い込まれた銘柄です。今年の春は間違いなく千代化の株価は500円を目指すと思っています。Jトラストは、年内4桁でしょう。なんだか…今年は面白くなりそうです。

やはり…下げてきました。ちょっと、待っていてください。ハイ、今は990円から10円刻みで…下値に買いを入れました。高値なので買う株数を減らします。

基本的にカタルは、一つの銘柄を継続してやり続けます。この銘柄はお気に入りになりそうなので、何れ、皆さんにも千代化やJトラスト同様に公開しますから、その時まで楽しみにしていてください。

先ずは、今週末に会員レポートで述べて、暫くしてからの発表になります。かなり上値が高い筈です。カタルは、2年間の失敗で反省をしています。やはり弱気相場なのだから、「空売り」を含めるべきだったのでしょう。無理をして下がるのを前提にして、買うべきではなかったのです。結果論として…2018年は古河電工が一番の損失組でした。

でもこの株、カタルは好きなのです。ITバブル当時…300円から3000円台に突き抜けました。大きな会社ですから、ワイヤハーネスを中心に色んな分野があります。でも小林さんへの評価は、間違っていたとは思えません。最近、子会社の古河電池も動意づいています。この株は万年低位株の位置づけでしたが、経営者が変わり変貌しました。

やはり株価を決めるのは、経営者の力なのでしょう。業績や材料などより…経営者の人物像が問題になります。その点、今回のRの田中君、気に入っています。批判したマクアケ…のお蔭で、エルテスも今回のRも発見できました。何が影響するか分からないものです。

実は買いたいと思っている株の中で、サイバーダイン(7779)にも興味を覚えています。そろそろ…時代が、追い風になるように思えるのです。まだ買っていません。あの時にやったきりですが…。

毎日、読んでもらえば…必ず、参考になると思います。真似をする必要もないし…カタル批判も歓迎します。なかなか下がりませんね。SUMCOの株価の話です。

一時、分不相応に5000株を保持していましたが、今はRを買ったこともあり、2000株に減っています。でもまた買い直したいと思っています。上手に組み合わせれば…素人に負けない成績を残せるでしょう。今、990円が500株だけ、お買い上げです。次は980円です。期待しています。少し休んでも良いですね。なにしろ序盤です。

基本的に…カタルは株価位置が高い株は、好みません。だから千代化やJトラストのように時間がかかります。O君などは良い事例ですね。目先は駄目でした。何れ4桁候補なのですが…その条件が満たされません。

東邦チタンなども…環境が応援していませんからね。なかなか全てが好転して、条件を満たすケースは稀です。だから世の中は、自分の都合のように動きません。自分が中心になって…世の中が回っていると思ったら大間違いです。株式投資は「市場の整合性」を見て、常に「市場の体温」を感じないとなりません。

市場の体温の話は、初登場かな? 今日はスペースがないから…解説は次回になります。株なんか…銘柄などは、なんでも構いません。要するに、自分自身の心と向き合う姿勢が大切なのでしょう。

自分の都合通りに、株価が動く道理がありませんから、株価の動きに自分が合わせないとなりません。だからブツブツ投資(ドル平均法の応用)を、カタルは推奨をしています。無理をせずに、のんびり構えましょう。それでは…また明日。



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