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米国の雇用統計への関心も、米国金利への関心も、株価がこれだけ戻ると…もうあまり意味をなさないような気がしています。基本的に「アップル」を観て、「凄いなぁ~流石、米国は市場原理の国だ」と思う反面、かなり無理をして、中国と競争をしているように思います。やはり…米国って「勝手な国」です。自分達の論理で世界を動かそうとしています。

同時に…この年になって、初めて「ワグネル」と言う民間の軍事組織があるのを知りました。結局、軍事力で他国を支配して資源などを搾取して…利益を上げているのでしょう。日本人の僕らは、完全に「井の中の蛙」です。なにも世間の事を知りません。お金の動きを知ろうとしても…分からないことはたくさんあります。

最近は、やはり指数の影響を強く受けるように感じています。素人が株を買う場合、参加しやすく、分かりやすいのは、日経平均に連動するETFでしょうからね。うちのかみさんは日経平均株価が上がっていると…「株はみんな上がっている」と思うようです。だから当然、亭主が持っている株も上がっていると錯覚をしています。しかし現実は下値の株はたくさんあります。

今回、思うのは…相場の流れ、つまり「潮流」を外すと、なかなか…成果が得られないという事です。世間では、株価が上昇して…「ウハウハ」の筈ですが、カタルの心は、全く「逆」です。「心が折れる」と…体調も壊しやすくなります。すっかり夏風邪をひき、咳とたんに苦しみました。でもようやく…徐々に回復し始めています。

なんでもそうですが、年を取るとやはり「抵抗力」も徐々に低下するのでしょう。2018年に家族でハワイに行ったのですが、あれから5年ですが、おばあちゃんの姿は、激変しました。すっかりやせ細って…写真って、面白いですね。やはり昔の写真と、今を比べると年を取っているのが分かります。

あの2018年の後半は、「散々」でした。思い出したくもない記憶です。

2018年当時の古河電工(5801)の値動き

「古河電工」(5801)を下がるのを承知で、少しずつ買うと言う…無謀な売買をやったものです。何故、「空売り」をできなかったのでしょう。そうして最後は、今のチタン相場の「東邦チタン」(5727)に賭けたのです。当時はチタンではなく…「MLCC」の将来に賭けて…一発博打を張りましたが、敢え無く…挫折して、トントンで幕を閉じた成績でした。確か…2018年も、今頃は資産倍増を果たしていたのです。だから…多少の無理をしても良いと思ったのです。

2018年年末当時の東宝チタン(5727)の値動き

でも今年は、たぶん…初体験かな? 今頃まで…こんなに成績が振るわない年はなかったんじゃないかな? 

近年は毎年、前半に「資産倍増」を成し遂げて、後半に失敗する繰り返しを演じていました。カタルは、こう述べています。カタルが買って「やられた株」を買って置けば、それで、ある程度は、儲かる筈だと述べています。

「エーザイ」(4523) の日足推移

その代表事例として、今年は「エーザイ」(4523)を盛んに取り上げていました。先ずは第一関門のFDAの審査結果が、もうすぐ判明します。様々な角度から…承認を受ける前提で株価は動いています。しかしこの「レカネマブ」の学説は色々あり、よく分かっていません。だから各社が、ずっと…研究開発してきたのですが、なかなか薬の登場がなかった分野です。それはそうですね。痴呆症事態…一緒に暮らしてないと、先ず他人はなかなか…分かりません。外見では、初期の段階で分かりません。

カタルなんてお祖母ちゃんの進行度合いを一緒に暮らしていても、少し記憶力が…と症状をバカにしていました。そうして…知り合いからのSOSをもらい、二人の患者と接する機会があり、実際に大きく振り回されました。でもあとで…医師から、あれは「認知症」の症状と言われ、納得した次第です。相手が人間ですから、勝手に物事を進めるわけにもいかず…やはり難しさを感じました。

だから…薬の効用を確かめると言っても、大変でしょう。

ただ自分の身内が、実際に老人ホームなどに世話になると思うのです。非常に多くの人がこの病気に掛かっており、出来ることなら…「人間らしい生活」を、晩年も送らせてあげたいと願っています。失敗を恐れて、ワイワイガヤガヤ…言う輩は大勢います。でも失敗しても良いから…前に進む方が人間の生きる姿として相応しいのでしょう。

カタルなんか…何度、転職しようと思ったか…。

このIRNETは、転職のためにわざわざ会社まで立ち上げたのです。当時は既に40歳を超えており転職は不可能でした。その為に銀行融資を受ける為、様々な準備をしました。ですが担保があっても、工程を説明する準備をして…実際に上場企業30社を回り、好意的なアンケートを貰っても、銀行は融資をしてくれないのです。

人には言えない苦労を、散々してきて…おそらく、多くの証券マンは、同じ苦労を「大なり小なり」している筈です。だから「闇バイトに応募する」若者の気持ちもある程度は分かります。自分が経験もしたことがないのに…勝手な観測で、ワイワイ…言うのが、世間です。メディアの人間なんか…好きではないですね。あの手の人種は嫌いです。

今、エーザイを9868円で100株買いました。実は先ほど9880円で100株売って18万円ほどの利益を計上して、同時に期日が近いJトラストを1000株売ったのです。これでまたJトラストを下値で買えることになります。今度は勝手なもので…株価が「下がらないかなぁ~。」と気持ちが変化をします。今日は無理でも、また下がる日も来るでしょう。しかし…「川船」(9107)も強いですね。通常、上がるタイミングではない筈ですが…

「川船」(9107) の日足推移

やはりステージが変わった「可能性」があります。川船しか見ていませんが、これまでは3400円台は常に「売り場」だったのです。そうして3000円前後が買い場でした。この往来相場だったのです。ずっと…株価を丁寧に観察してないと分からない変化です。今、3600円の売り物が12万株弱あります。あれ…誰かが、全部…その売り物を買いました。おかしいなぁ~、確かにタイミング的には、上昇波動ですが、全面高の場面でも仕掛けが入るなんて…

アレレ…カタルの持ち株で、一番、損失が大きかった「大阪チタン」(5726)が3000円台に復帰しました。

「大阪チタン」(5726) の日足推移

先ほど、述べた様に…カタルが負けている株を買えば…大概は儲かります。簡単ですね。どんどん…値戻ししていますね。本日は日経平均株価も高く475円高の33664円です。これを記念して…それではカタル銘柄で負けているBASEを5000株と思いましたが、枠の心配もありますから2000株に減らして…265円で、買ってみます。ハイ、お買い上げです。大阪チタンも買っても良いのですが…何しろ手持ちが多く…どうしようかな? 少し考えてみます。

あっちもこっちも…「総花的」になって来ました。

危ない兆候です。アップルが新高値を更新して、死角がないような強気相場になって来ました。そうして全体の株も上がり…注目している「日本製鉄」(5401)は、それほどでもないのですね。やはり「金利裁定」は絶対だと思っています。川船も気づきませんでしたが、配当利回りは5%越えなのですね。 船相場の激減ぶりを思うと、ここからどんどん業績数字が悪化する筈ですが…現実の利回りは5%を超えています。

このまま「行け行け、ドンドン」が続くようには見えないのですが…否定も出来ません。まぁカタルは、ノンビリやろうと思っています。慌てても仕方ありません。別にお金が逃げる訳ではありません。分からなときは、あまりバタバタせずに…ノンビリやれば、その内、風向きも変わるのでしょう。

やはり気になるのは乖離問題です。何しろ…乖離が大きく開いているのに、ガンガン…株価が上がり続ける相場は、久しく…経験していません。バブル期の頃で…その頃は、まだ今ほどの事前知識がないのです。頭が良ければ…記憶力も当然よく、覚えている筈ですが…何しろ何度、聞いても…直ぐに「忘れる馬鹿」です。

まぁ本日は、相場を解説する必要もなく、全面高の展開です。下がっている銘柄を探すのを苦労する程です。危なさも…同時に感じ「警戒感」も同時に抱く相場です。

日経平均株価の週足推移

やはりカタルには現状は「b」のような場面に見えます。一旦、株価が上がっても、直ぐに下がり調整を迎えるのが普通でしょう。仮に最も強いケースは「a」のような場面を形成して休みながら…「売り物を吸収する」パターンです。

果たして…今後はaか、bか…この「c」の場面は、この後、どんな変化をもたらすのでしょう。まぁどっちにしても…今後1、2週間は大きく下がる要素は少ないと思っています。分からんことを考えても仕方なく…ノンビリやりましょう。そんな所で本日はこの辺で…また明日。



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