かたる:昨日はお出かけで…三越劇場に家族で行ってきました。都会は色んな文化がありますから選り取り見取りです。長らく、N響の会員でクラシックを聴いていたのですが…NHKホールは渋谷ですからね。少々、カタルの住んでいる所からは遠いのです。三越劇場ならタクシーで2000円程度の距離で、電車でもドアからドアで30分程度かな?その為に、かみさんとおばあちゃんは、最近は、新派の劇などを見ているようです。先日は落語で、今回はコロッケの楽語会でした。カタルが笑っているときに…事前に指値売りを出していた株が、次々に売れ…昨日は予想通り、市場環境は強かったようです。
昨日、三菱UFJはついに826.7円を抜きましたね。これで下値ボックスを完全に離脱しました。本日の新聞にもありますが…、銀行の自己資本比率規制は行き過ぎですね。何れ、何処かで修正されても…不思議ではありませんが、何しろ米国共和党は、なかなか候補者も決められないほど、弱体化しています。このままでは次期大統領は、民主党のクリントン女史に決まりそうです。かたるは事前検査などがありますから、過度に、金融業の動きをけん制すべきではないと言う意見です。もともと金融デリバティブは面白い仕組みです。ソフトバンクの成長は、ある意味で、この応用技術の利用で資金調達が出来、成長を加速させました。立派に社会貢献しています。勿論、弊害もあります。どちらを向くか…難しい選択ですが、カタルが現役の頃は、500円を割れる銀行株なんか…存在していません。ところが今でも、みずほは200円台ですからね。まさに金融業の力が劣化する国は落日を迎えるのです。故に、まだ日本は本物とは言えません。
予てからマネーストックの伸びが鈍いと…カタルは批判していますが、それでも低い伸び率水準ですが、確実に伸びています。何故、付利金利の撤廃か? 日銀当座預金に使われないまま眠っているお金が、動いていないのですね。折角、日銀は国債買い入れなどを通じて、潤沢にお金を供給していますが、民間銀行は利用先がないとして、日銀に預けたままになっています。逆説的に言うと…この低金利も活用できない社会構造になっていると言う意味です。過剰な清貧思想などが生み出した「流動性の罠」の呪縛から、なかなか解放されない訳です。だからこそ、物価目標が大切で…インフレになると未来の貨幣価値が下がり逆に資産価格が上がりますから…銀行融資は伸び、社会活動が活発になります。この推移をみると…現状の日本経済の体温が分かります。
でも日本は老人大国ですから…インフレの加速は、途端に政権批判に繋がります。多少、食料品が上がったと言い、文句を述べる人が大勢います。しかし…毎年、10%ずつ上がっている訳ではありません。今回は長年、上げなかった水準を訂正しただけの話です。正常な経済下では、適度の値上げが継続的に起ります。カタルは、もっとこのスピードを上げろ…と述べています。アクセルを踏み込むべきだと言っているのですが…、なかなか現状は思うように変化しません。故に、ケネディクスの株価の上昇が遅れているのです。首都圏の賃料は上がっていますが…ようやく前回のボトムの水準です。
あの時は、みずほが倒産すると言われ…10万円を割れたのです。つまり現在の株価では100円ですね。そうして資本増強している最中でした。その弊害が今回の株価上昇にも影響しています。事前に外交成果をあげておれば…村論理ではなく、グローバル論理を採用して置けば…こんな苦労は、なかったのです。コメの価格と同じ論理ですね。日本の独自価格の為に、日本は世界から周回遅れを余儀なくされました。それが「失われた時代」の正体ですね。ようやく、雇用も制度もグローバルへ…。まだ反対権力団体は多く存在します。でもようやく安倍政権になり…改善しています。例えば…スマートコミュニティーの再生医療は、日本が世界の先進国です。故に世界から日本への進出が、盛んになっています。この理由は実験的な薬の認可、承認ですね。
昨年、11月に再生医療等の安全性の確保等に関する法律が制定されました。この為にJTECのジェイス(人工皮膚)やジャック(人工骨)の薬価収載が決まり、世の中に出回っています。しかし残念ながら、一般の薬とは違い、特別許可の臨床実験のようなものです。クスリだけれど…準備段階の薬のような物で、適用条件が非常に厳しく制限されています。要するに、死を前にするような患者に対し…他の方法がないから使用しても良いと言う実験の薬ですね。その為に、ようやく認可になったのに、更に問題はないのに、非常に厳しい使用条件が(規制)が存在し続けています。でもJTECは赤字で、累損を積み上げていますね。せめて黒字にする程度に、条件を緩めなければ時代の進歩がなかなか訪れません。計画では、あと3年程度ですが…。しかし人工移植が難しい日本に於いて、倫理的に問題にならない「人工臓器」の移植が可能になるかどうかは…、その生産技術進歩に掛かっています。
既に実験段階では、多くの臓器製造が可能になっています。問題は、どうやって大量生産するかです。その内、人工透析もなくなるでしょう。人工腎臓をIPS細胞から作り、移植すればいいのです。この細胞培養技術の蓄積を、世界の中で一番早く確立させる必要性があります。JTECは、日本で最初に、その専門工場を作ったので、稼働率を上げる為に規制を撤廃し、適用条件を早急に緩和すべきですね。そうすると…世界中からバイオベンチャーが、日本に集積し一大産業の創設に繋がります。こうやってスマートコミュニティーは、進化して行くのです。いつまでも…売れない様な製品を作らずに、世界へ人工臓器を輸出すればいいのです。肝心なことは…この培養技術を磨く事なのです。JTEC(7774)の株価は、現在、安値水準にあります。必ず…株価は数千円になります。場合によれば…大きく1万円を超えるでしょう。投資とは…このような赤字の段階に、未来を見据え、株を買う事を言います。
良いですか…、仮に夢だけで株価が1万円台を維持できれば…JTECはその株価を利用して増資をして、そのお金が雇用を生み、更に「時代の進化」を早めます。お金はこうやってこそ、生きるわけです。カタルの読者が100株ずつ、現物で買って、最低10年程度はどんなに株が騰がっても…持ち続けて欲しいものです。これが時代に参加する事ですね。自分なりに、よく調べて…納得したら、先ずは10万円の投資をして下さい。何も、寝かせるお金なので…100万も必要ありません。どんなに株が騰がっても…売らない株主になって欲しいのです。だから100株で充分です。10万円が、その内、100万になり1000万になるかも知れませんね。夢がありますね。
希望が生まれる社会構造を作ってこそ、本当の政治です。活力のある社会構造を作って欲しいものです。カタル銘柄のJTECやユビキタス、更にクラウドワークスは、次世代の夢を買う銘柄ですね。別に株価が高くなったら、買う必要性はありません。例えば、JTECを200株買って、100株は、株価が2倍になったら売ればいいのです。そうすれば、残した100株はタダの株です。持ち続けることが出来ますね。株価が安い時に、是非、実践して下さい。良い会社です。
今日はカタルも、先ほど、また買いました。たった500株程度ですが…。まだ下値が在るかも知れませんからね。これは短期投資で…上がれば、売る玉です。下がればまた買います。どっちでも良いのですね。今は、どの株もそうですが、春の信用期日が来ています。だから信用買い残があり、負けている株は慌てて買う事はありませんね。ケネディクスなどはその口です。今日は…ケネディクスも買いました。昨日は売りました。基本的に現状の持ち株数は、維持するつもりです。どっちでも良いのです。上がっても下がっても儲かるような売り買いをすれば…それでいいのです。基本的に、どの株もそうですが、株価が動くのが一番ですね。目先をする人は、「かんぽ生命」なども対象になるでしょう。
だからと言って…、別に目先の鞘取りを推奨している訳じゃないですよ。本来の投資とは…JTECのような株を、安くなったら拾い、長く持ち続けることです。本当は利食いせずに、買い増し続けるのが一番ですね。大儲けできます。兎に角、持ち株数を増やすのです。ただ政策が…問題になります。この程度のぬるま湯で、果たして1000兆円を超える借金を返済できるのかどうか…。カタルはやはりスピードを上げるべきだと言う論者ですね。でもカタルが政策を実行している訳ではありませんからね。あくまでコバンザメです。故に環境に合わせなくてはなりません。カメレオンですね。カタルのこれまでの失敗は…政策の失敗が原因です。まともな…政治家が育ってほしいものです。小泉君の農政は注目されます。農業はある意味で成長産業ですね。
さて…与太話はこの程度にしましょう。相場は既に26週線乖離がプラ転しており、楽観の中で成熟する段階に入っています。頑張って儲けて下さいね。それでは…また明日。