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昨日の米国株は此方の要因で株価が下げたと言われています。でも本日の日本株は強いですね。カタルは、アナリストなどの「事前予想」は、非常に「いい加減」なものだと思います。

Jトラストの四季報の推移

東洋経済は長年、会社四季報を発売して優れた人が多いのでしょうが…実際に、その「移り変わり」が分かります。何しろ…四半期ごとに新しい四季報を発売して、その推移が分かるからです。例えば…本日、増額修正が発表されている「トラスト」(8508)を事例にして、その推移を追ってみましょう。

Jトラスト(8508)の増額修正

この上段のものが、新春号、順番に春号、夏号です。この業績推移は、回を追うごとに変化しています。そうして本日は、会社側から新しいアナウンスがあり「増額修正」されています。

このように、別に東洋経済の責任者がどうのこうの…と言っているのではないのです。一つの事例として、分かりやすいから参照しています。アナリストの評価は「企業業績の予測」と「株価の予測」の二つで評価されます。正しく業績を把握しているか? そうして、肝心な未来の株価予測です。まぁ株価の当たり、ハズレはあるのが…自然なので、業績の読みがどうか…ここにウェートがあるのでしょうが、それでも多くの事前予想は外れます。

例えば…こちらのニュースにしましょうか…。

カタルは半導体相場の「ハシリ」の時分に…素材メーカーの「SUMCO」(3436)を推奨したことがあります。でも…芳しくない動きでした。その時に「レーザーテック」(6920)は無理でも…せめて「エレクトロン」(8035)を掲げて置けば、良い男でした。

カタルの観測は、この4‐6月期が最悪で…年末には市場は「改善に向かう」と思っていましたが、このSUMCOのニュースを観て…そうして、昨日の貿易統計値を観るとパソコンは、相変わらず売れておらず…半導体市況は、相当…「厳しい」のでしょう。

もともと「東芝」(6502)のTOBの発表が遅れて、ゴタゴタ…が一か月ほど「ズレた」のは赤字を垂れ流す「キオクシア」の問題なのでしょう。市況が悪化しており、追加の資金が必要だからです。東芝のTOBが「成田闘争」になった…所以でもあります。

「レーザーテック」(6920) の週足推移

でも受注が「悪化した」と報道されていましたが、昨日の「レーザーテック」の株価は強かったですね。不思議です。もともと半導体、所謂、DRAMなどですが…前から不振は分かっていました。「サムソン」を観れば分かりますが、レーザーテックだけは、異様に強い…株価でした。カタルは「空売り」をしませんが、批判的だった所以です。不思議です。まったく…。

カタルはどちらかと言えば…このような「事象の繋がり」具合を観て、相場と言うか…「時代」を観察しています。そうして…その「整合性」が、何処にあるか?を考えます。必ず、世の中の現象は、「一つの方向性に集約される」と思っています。

時代の流れる方向性は、一緒なのです。脱炭素、ESGと流れるなら、「トヨタ」(7203)のような主張は分かりますが、「逆らっては」駄目ですね。だから章夫社長は、早めに引退すべきだと述べたのです。トヨタの未来都市などは、「傲慢の象徴」です。一企業がする事業ではなく…国家がするなら分かります。無駄なお金は使うべきではないでしょう。

そんな事をするなら、アップルのように、トヨタが稼いだ利益を、株主に還元して「総還元率」を100%以上に高めるべきです。

株主を軽視して…ROEも低く、一時はBSPも1倍を割れていました。世界の一流企業がPBR1倍以下なんか…おかしな話です。これが、日本と言う国です。成熟企業の指針は、「総還元率」に在ります。腐っている日本の経営者です。何が…経団連だ! 今は、凋落の道に見える「楽天」(4755)ですが…三木谷さんが、よく「経団連」を批判していたのが、よく分かります。もういい加減にすべきです。徒党を組む…「村社会」です。

そのうち、ソフトバンクの孫さんのように…出来るやつは、みんなアメリカに行き…上場する先も、NYか、ナスダックでしょう。いずれ東証など…消える事でしょう。未だに名古屋に、札幌などの…地方の取引所があるのです。おかしな話でしょう。

世界は一つ、今回、カタルは丹念に…「米国株の動向」を観察しています。まるで写真相場を観ているようです。日本人の「金魚の糞」意識が、よく分かります。だから「ボーイング」(BA)は、確り…動くから、「大阪チタン」(5726)は、「心配は不要」と述べたのです。自分を信じて…買い続ければ良いのでしょう。

カタルは、かなり…最近は「成長した」ように感じています。「自画自賛」です。別の視点で物事を観れるようになって来たと自負をしています。

本日も「BASE」(4477)を買いました。寄り付きで…。たった1000株だけですが…それでも参加は、参加です。机上論を述べる馬鹿学者とは違います。自説が正しいと主張をするなら、身銭を切って…自らが「相場を張る」のが筋でしょう。市場は自分の考えを実現させる実験場です。常に、自分の考えが間違っていたか? それとも正解か…を、市場が判断をします。

カタルは、「お船の失敗」が、残念で仕方がないのです。何故、これから業績が落ち込む時に「割安株」修正が起こるのでしょう。他に、多くの割安株があります。

今、謎を抱えている銘柄が下がっているから、「どうしても買いたくて」…でも、信用の枠がないのです。仕方がなく…儲かる大阪チタンを200株だけ売って600円で指値をしました。先ほど594円があったのです。知らなかったのです。トホホ…。買えるかどうか…。

今、原稿を読み返していますが、このK君の600円を2000株だけですが、買えました。実は、損をしないから、先日、売ったばかりなのです。確か…その買値は608円でした。それが今度は、600円です。常にカタルは持ち株を入れ替えて…市場価格に持ち株の単価を合わせようとしています。

出来るなら利食い玉を「ほったらかし」に出来るなら…最高です。そうすれば…「川船」(9107)の嘆き(愚痴)を、読者は聞かずに済みました。ゴメンね。いつまでも…ぐっちゅ、ぐちゅと…。

「ジェイドG」(3558) の板状況(9:25)

昨日は「ジェイドG」(3558)を更に、買うために1670円で指値を1000株だけ入れたのです。でも結局、この1000株は同値で引けたのですが…株をさらに追加で買えませんでした。そうしたら、本日はこの動きです。

カタルは「新興株」に中では、一番は、このジェイドGだと思っています。「メルカリ」(4385)でも、「ソフトバンク」(9984)でも、「BASE」(4477)でもなく…「ジェイドG」が一番、最初に上場来高値の4180円を奪回するんじゃないか…と田中君の手腕を高く買っています。

何故、Jトラを諦めたか? 

それは藤澤さんの経営姿勢に、「違和感」を覚えたからです。まだ分かりませんが、「自社株買い」を発表するんじゃ、ないか…と思っていたのです。でも違いました。実はBASEも、同じことを考えていました。現金があるから、「自社株買い」を発表すべきです。ジェイドGの田中君のように…。お船の商船三井にも、同じ「違和感」を覚えました。もともと船の中では「進歩的な経営」と思っていたのに…今回は、今のところは裏切られています。

やはり「総還元率」を高めるべきでしょう。もう完全に狂った日本の経営者です。

チマチマしたお山の日本の大将で…折角の「アジア圏の躍進」を利用しない…馬鹿経営者は、市場から、早く…退場すべきです。「ROE」経営の「ディポン式」を観ると分かりますが、この数式を分解すると…経営者は、「積極姿勢で経営」をしないと…この数字は上がりません。だから米国は高いのですよ。日本は低いままです。官僚が狂っているのです。機能不全ですね。マイナンバーカードを観ても分かります。まぁ、この移行が「もたつく」のは、仕方ありません。だから…遅らせろ?

もう完全に狂った見方です。それなら…もっと予算を付けて、早めに完了させて、次に移行しろ…と言うなら分かりますよ。

ここでも…「成田闘争」です。メディアと、立憲民主党は、同じ腐った…他人批判の集団です。はやく消えれば…良いのです。早く、早く…。ようやく、日経の滝田さんのような主張がみられるようになっています。消費税が嵩上げされ、その効果で、名目成長時代の「利点」が見えてきたのでしょう。秀才の宮澤喜一が、間違って…アベノミクスを経てようやく軌道修正です。

市場には「優れた人」はたくさん居ますが…東京地検などは「叩かないこと」です。

出る杭は打たれるではなく…「ハハハ、馬鹿が面白いことをやっている」と、一段、高い視点で「優しく見守る」べきでしょう。ホリエモンなどは、面白い男でしたね。リクルートも江副さんもそうです。東京地検が「失われた時代」を創っていると言っても、過言ではありません。だから安倍さんは「地検改革」をやろうとしたのでしょう。

市場を観察すると…水面下で様々な「駆け引き」が行われているのが分かります。株式投資は面白いでしょう。カタルは市場の「見どころ」を、いつも…語っています。

皆さんは、カタルが何故、そんな銘柄を買うのか? その背景を理解して同調されるなら、相乗りをすれば良いし、否定をするなら「空売り」をすれば良いのですね。簡単でしょう。その結果を、市場は時間をおいて決めます。

Jトラストは「自社株買い」をするかどうか…が次の焦点でしょう。だって、このBSPは1007円ですよ。自分の会社がTOBに遭ったら、笑えます。「三菱UFJ」(8306)は、既にインドネシアに基点がありますが、「三井住友」(8316)や「みずほ」(8411)は、持ってないからJトラストを買収すれば…良いですね。その時に、藤澤さんは、さらに高値で「MBO」をできるかどうか…。なかなか良い会社なのですが…株主を軽視し続けると、後で「しっぺ返し」に遭います。

「BASE」(4477)の日足推移

ここは…BASEを、更に一段高させると…面白いね。何しろ天井が高い株です。次の関門は549円ですが…その関門は意外に脆く、一気に「1493円の奪回」に動く可能性があるのです。だからカタルはしつこく…追い続けました。長年、この銘柄の下降相場でも、「薄利多売買」を実践してきた意味が、もう直ぐ判明するかもしれません。意外高の素地を持っています。

でもカタルは意外に慎重で…やはり実際に利益を上げており、先行しているジェイドGの田中君を応援したいのです。まもなく打ち上げ開始の循環物色の再来です。

こんなところで…本日はお終いです。「野村証券」(8604)の株価が540円を割れていますから、大型志向の方は、野村証券を丹念に買っておきましょう。この株は「お船」を仕上げている「ブラックロック」様が1.01%を買い増して、7.13%を保持しています。8/3日に発表されています。

必ず、良いものになりますよ。これが「名目時代の成り立ちだ」…と言う意味が、何れ分かります。ジェイドGを10万も20万株も買うのは勇気が必要かもしれませんが…野村なら100万単位でも、買えますね。怖くはありません。また…明日。

でもジェイドGも買いたいです。本日はこのまま引けるなら…担保が空きますから、明日になればジェイドGの株数を、もっと…増やせるかもしれません。そうして前から述べているように、「1万株」だけは現物に変えて…1万円を超えるまで保持してみようかな? 公約ではありませんよ。何しろ貧乏人ですから…ね。早く、早く、こっちの寿命がどんどん消えて行きます。またね。



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