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不幸な事件が続いています。京都のアニメ放火事件の犯人の事実関係は詳しく分かりませんが、年齢からみて「就職氷河期」と呼ばれる時代組です。カタルが日経やNHKなどの大手メディアの論調に噛みつく理由が分かる現象の一つです。突き詰めれば…メディアが起こした犯罪でしょう。

今、我々が味わっている「流動性の罠」と呼ばれる現象も、同じマインドコントロールが…もたらした現象だと考えています。

日本人は過度に警戒心が強くなりました。これらの元になった「失われた時代」は、政治の混迷もあり政策指導部の不在が一番の理由ですが…そのなかで潜在的ですが、メディアが日本人に植え付けた教育も要因になっています。

新時代は前例がない「創造的破壊」と表現される時代になっています。だから勇気が必要です。勇気をもたらす行動の要になるのが、未来に対する「希望」です。「明日は今日より…よりステップアップ出来る」と言う希望の星がなくなると…人間は漂流することになります。それがデフレであり、失われた時代です。

ようやく…不幸なデフレの平成時代が終わり、希望溢れる令和の時代が来ました。バブル期の真逆の現象が、至る事で散見されます。通常、「イールドスプレッド」と言う利回り格差を活かす投資が、活発化しないことがおかしいのです。

この理由は金融業に対する締め付けじゃないか…とカタルは推察しています。でも今回、厳しいFRBのストレステストを全行が通過したことで、ようやく…リーマンショックの痛手から解放される時代になるのでしょう。

米国ではバンカメが4兆円もの株主還元を実施するとか…。加えて未確認ですがGSはイタリアの問題行であるウニクレディトが2020年にも配当性向が50%に高まると予測しています。わが国の「あおぞら銀行」も同じような配当性向を実施しています。先日、紹介しました。

読者の皆さんは、自分の頭で…この話を整理すると良いのです。日経新聞やNHKなどの眉唾解説を信じては駄目です。労せずして…お金を稼げる時代ですよ。

イールドスプレッドの推移

もう少し解説をしないと…素人には、理解できないかな? イールドスプレッドが此処まで開くと言う事は、基本的に鞘取りをしている人間が居ないのでしょう。此方のサイトは参考になります。この各国の利回り差は、楽観度とも言えます。

例えば…銀行から低金利でお金を借りられる機関投資家が居ると仮定します。そうですね…金利を2%で借りられるなら、あおぞら銀行の株を買えば、配当は5%ですから、3%の鞘が抜けます。

配当は一定ではありませんからリスクはありますが…それでも3%も鞘があるのです。だからメディアの馬鹿な論調がなければ…なかには多少のリスクを犯し…裁定取引を実施する機関投資家が出て来ても不思議ではありません。

この厳寒の金融環境の最悪期でも…5%の利回りの配当を実施しているのです。だから環境が良くなれば、更に利益は増え、今の株価で勝負をすれば…キャピタル利益も狙えると考えています。馬鹿な機関投資家です。

日本生命や東京海上は、いったい何をやっているのでしょう。GPIFは無能の運用者の集まりなのでしょうか? 情けない…偽物国家の日本です。

世の中は馬鹿揃いですから…僕ら賢い投資家を目指す人間にとって、チャンスは溢れています。折角、安く買える株式の投資チャンスであった昨日、カタルと一緒にJトラストを買った人は、何人いるのでしょうか? 500円以下なら何処でも大丈夫なのです。

カタルは少し早かったけれど…7月17日に488円で5000株を買い、昨日は段階的に477円で2000株、473円で2000株、470円で1000株を買い、更に465円でも買い指値を入れましたが、これは厳しかったようです。

勿論、480円でも1000株を買っています。これは別口座ですが…。本日も470円にも別口座で買い物を用いましたが、今の所は買えていません。「ブツブツ投資」の意味をしっかり理解してください。

本日の日経新聞では、11面のTSMCの記事をよく読んでおくことです。この会社が世界最先端の指標でもあります。ビットコインの相場上昇も…全ての事象が繋がっています。SUMCOの株価は最近強いですね。DXI指数の話です。

昨日は読者の方から「T君」の銘柄名を教えて欲しいメールを頂きました。証券マンなら直ぐに分かる筈です。もし自身が証券マンで、銘柄が推察できないとしたら、自分の勉強不足を実感して、もっと熱心に勉強をしないとこの世界では生き残れないでしょう。

まぁ、Jトラにしても…千代化にチタンにしても、このラインは時間の問題で株価は上昇します。もう確定している事なのです。でもチタンの場合は737MAXの問題解決が長引いており…時間が後ずれしています。

事前に観測する場合、時間がずれることは良くある現象です。そんなに心配は要りません。ブツブツ投資を敢行すればいいのでしょう。あらら…知らなかった。千代化は高いのですね。昨日は頑張っていますからね。あのような動きをみると…目先の売り物が切れていると判断されます。Jトラも480円台に復帰しています。

さてT君の続報です。「トヨタがEV化を5年前倒し」の記事を、先日は紹介しました。あの記事は基本的にトヨタ戦略の敗北の記事です。ZEV規制が導入され、基本的にEVしか基準をクリアできません。

故に世界の自動車各社は、EV開発を加速させ、一本化するものと思われます。だからT君は体力に見合わない需要が発生し、設備投資を加速化させている為に、売り上げが大きく伸び続けるのです。もうこの事は…決定事項なのです。だから株価はもう上がり始め…ドンドン上値を追い始めます。

何故、カタルが損益分岐点図を用いで、企業の収益構造を解説しているか? 前期は売り上げが大きく伸びても赤字になったために、株価の低迷は長引きましたが、これは世界景気が減速し資源価格が大きく下落したためです。

同業の戸田工業も前期の一株利益170円から赤字転落をしています。おそらく同じ理由でしょう。しかし戸田工業の売り上げ推移は目立った変化は在りません。

大手化学会社の住友化学が、赤字の町工場の株を626円で1050万株も引き受けた背景に…何があったのか? この判断は、どのような理由で生まれたのでしょう。おそらく…戸田工業との売り上げ比較から見ても分かるように…T君の方が技術力は高く、競争に勝てる製品なのでしょう。

証券マンは、こんな感じで…推察するわけです。だって…戸田工業は278億円―327億円―343億円の売り上げ推移ですが、同時期のT君は132億―214億―326億円で…さらに現在も、来年の完成に向け、第3期の設備投資を確定させました。

T君の設備投資の増大

だから…既に株価の4桁乗せは確定しているのです。これから続々とトヨタのEV化のように他社も追随をし、製品の奪い合いが始まります。この規模でこれだけの設備投資をするのですよ。 時価総額が300億円未満の会社が52億円も設備投資をするのです。その背景があるから…投資をするわけです。

取引先のパナソニックは、テスラに電池を供給しています。でもテスラも厳しい会社ですから、単価引き下げの要求も大きいのでしょう。だから大量に作り製品コストを下げる必要性があります。

株価が安ければ…明日にでも、誰にでも分かる形で続報を入れます。ただし株価が髙ければ止めますから株価次第です。明日の午前中の株価が安ければ…ある新聞記事を紹介しましょう。

千代化もブツブツ投資を敢行すれば…倒産しない限り絶対に儲かります。まもなく8月になり不確定要素が消えますから、株価は本格的な上昇局面に移行すると思われます。たぶん現在の空売り残は、指数絡みの売り残でしょう。故に、この観測が正しければ…8月になれば消えるのでしょう。

ようやく…証券各社は信用規制を撤廃して…普通に売り買いが出来る株になります。だいたい規制をかける証券会社の姿勢が、そもそも…おかしいと思います。証券会社の上層部も「商いの心」がなくなり…馬鹿ぞろいの連中が、上に居る為でしょう。馬鹿社長は数年間、歩合セールスを経験して実践を積むべきでしょう。仕事の出来ない人間が、上に居ることがおかしいのでしょう。

カタルはムードで崩せる株価ではないと述べています。そうして昨日は僅かですが、村田などを拾い、果敢に買いに出ています。問題の本質をしっかり見極めましょう。本日のイールドスプレッドの解説をしましたが、日本株の収益は上がっているんです。

日立の日立化成売却の意味は、「利益率の選択」が加速する事を示しています。NECがリストラを敢行し…AIや5G投資に力を注ぎ、富士通のリストラもそうです。何も…偶然で利益率の改善の話が揃いませんよ。時代は、その方向性に流れていますから…時間の問題でデフレの関門の22750円をクリアします。もうこれは確定しています。

でもカタルには、その時期が明確に見えません。でも「名目時代の確立」は日増しに勢いを増しているのでしょう。それでは…また明日。



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