効率的市場仮説の実験

どうも古い人間は、新しいシステムについて行けないのです。昨年は、株式で損を計上したためにe-TAXを利用して、税務申告をしようとしました。先ず、マイナンバーカードが必要でその申請をしました。そうしたら、なんと…この時代なのに1か月以上も掛かるのです。ようやく通知が届き、今度は本人が区役所などに行き、カードをもらいに行きます。これで準備が完了か…と思いましたが、カードを読み取るアプリをスマフォに入れ、いざ読み込もうとしたら、これが上手く行きません。

なかなか難しい。此処で躓き…次のステップに移行出来ないのです。ICカード読み取り機を新たに買うかどうしようか。仕方がないから、後日、税務署に出向き、手続きをしようかと…今は考えています。

本日は日曜なので、普段、使うデスクトップのパソコンではなくノート型で書く予定でしたが、此方のパソコン。更新作業をしたら、今度は、ワードもエクセルも使えません。今までは使えていたのに…。関連付けが上手く出来ないのです。いじっていたらワードは認識をしましたが、エクセルが駄目です。仕方なく…今は復元作業をして、古いパソコンで原稿を書いている次第です。

知っている人にとって関連付など…何気ない作業なのでしょうが、知らない人間は、まごつきます。これじゃ…スマートコミュニティー等…と、普段、株の解説の原稿を書いているカタル君、有言実行とは言えません。

ウンドウズ95が発売された当時、カタルはパソコン教室に通ったことがありました。そうして…様々な試行錯誤を繰り返して、今に至ります。でもなんだか難しいですね。

なんで…もっと簡素化しないのでしょう。個人情報の観点から、様々なIDやらパスワードやら…。不正利用する悪質な奴らに厳正な処罰を適応し、もっと簡素化すれば良いと思います。必要以上に対策を講じる必要はないと思うのです。

個人レベルの金額なら…損失を被ったら国家が保証すればいいのです。上限を2000万程度に設定すればいいのです。そうすれば個人が騙されても、国家保証だから大丈夫。振り込め詐欺など…悪質な詐欺は、もっと刑罰を厳しくして、採算に合わないようにすれば良いのです。早くキャッシュレス社会にすれば良いのでしょう。法律で移行すればいいのです。そうすれば…現金は消えます。

E-TAXなどは利用者番号やら暗証番号やら…やたらにはハードル上げているように感じます。みんなマイナンバーがあるのだから、一つに統一すれば良いのです。保険証も運転免許も銀行のカードも、初めから…スマフォ一台に組み入れれば良いのです。今の時代なら顔認証が実用化され、一発でOKでしょうに…。どんな利害関係があるのか分かりませんが困ったことです。

さて愚痴は此処までで…終了です。最近、カタルの株式の課題は、(売買方法は昔からの課題ですが…)「効率的市場仮説」の実験です。

例えば大幅な「特別損失」を計上しても、株価が下がらずに…逆に上がるケースがあります。この場合の損失発表前の株価は、既にその材料を株価に織り込んでいたわけです。だからそれが綺麗(発表)になると…株価は上がり出し、株価トレンドは「下降波動」から「上昇波動」に移行します。

つまり株で儲けるためには…この波動転換の場所を、上手く捉えることが出来るなら、それで良い訳です。

常に、その転換期に株を買い始めれば良いのです。例えば…東芝です。大幅赤字が決まって倒産かとワイワイ騒がれましたが…やはりヘッジファンドが資金を入れたところが転換期になりました。確か…300円割れで260円前後だったと思います。カタルは280円程度で買ったのかな? 今の株価に直すと10倍ですね。でもリスクが高い割に、あまり大きな儲けになっていません。シャープの方が儲かったかな?

話しを戻しますね。つまり事前に…株価は、その特別損失を織り込んでいたことになります。このように…伝えられている悪材料が、多くの場合、事前に材料が株価に織り込まれて、株は動いています。これが効率的市場仮説です。株価は「全てを知っている」と言うものです。

フリュー(6238)の日足推移

それなら…チャートの形が素晴らしい「フリュー」(6238)は、これから…何かが生まれるのでしょうか? 何故なら…説明がつかないからです。あのクリスマスショックは、リーマンショック程ではありませんが、かなり大きな下落です。異常に長く続く景気拡大期の終了が、基本的なバックボーンになり、そこに一連のトランプ政策です。

日本電産の永守さんが「経験したことがない落ち込み」と表現したのです。そんな環境の中で…株価が、上昇してきたのですよ。それほど強いと言う事は、きっと…何か得体のしれない材料が、これから飛び出して来るのでしょうか? あの時期の株価上昇は、やはり違和感を抱くのです。

カタルは古河電工のように200日線まで近づく株価復帰を見て…そろそろ流れが変化するかもしれない…とも感じています。今までは落ち込みの大きなものを選択しても、かなり株価が戻りました。でも日証金の回転率が落ち込み始めるのを見て…そろそろこのラインでは一巡しています。それとも…株価がもう一段化して、更に日証金の回転率が上がるのか? でも一般的には流れが変化して…新しい展開を見せるのか?

それぞれ…違う株価波動に位置する銘柄を比較検討しながら、今の相場の焦点を探る作業をしています。

何も…偶然ではないのですよ。ZOZOの人気化も時代的な背景があり、相場が形成されています。でもいくら良い材料を提供しても…受け手である読者の能力が高くないと…なかなか原稿の内容が読者に伝わりません。なかなか難しいものです。

失敗したかに思えたBBタワーも、金曜日に切り返してきました。カタルは事前に会員向け原稿では先週か今週、動かなければ諦めるしかないか…と思っていた切り返しのタイミングです。

5G関連だから選択したのですが、カタルの期待するアンリツも動いていました。みんな一応は見たのです。株価が2倍以上になったアイレックスも検討したのです。カタルのパソコンの株価ボードにあるから、事前に動きが分かっています。でもSANTECの方が優れています。しかし日本のメーカーはNECぐらいのものでしょう。アンリツだって…たいしたことはありません。そのNECも資質が欠けていますからね。

なかなか素質(資質)が全部、揃うのはないのです。結局、帯と襷の関係で…妥協しながら銘柄を選択していくわけです。全部が全部、当たると言うのはありません。今は沈んでいる株も…カタルが選択した以上、良い素質を持っていますから、必ず復帰します。だからどんな時もブツブツ投資なのです。

基本的に…倒産しない限り、必ず儲かるやり方がブツブツ投資です。でも人間、1年程度なら気持ちを維持できますが…長くなるほど、気持ちの維持は難しくなります。だからバフェットは偉大です。彼の素晴らしさは考え方ではなく忍耐強い精神力です。時間を超えることは、なかなか出来ません。ソフトバンクだって…ITバブルが始まる前に、カタルはなけなしの金で1000株を買いました。でも結局、生活費に消えたのです。

ヤフーもそうでした。上場する時にお金を用意して、買いに行ったのです。でも直ぐに気配値が上がり…お金が無くて断念をしました。でも上がり続ける株を持っている事なんか出来ませんね。だからバフェットはすごいのでしょう。

話しが変わりましたが…最近、この効率的市場仮説の実験をやっています。まだノートパソコンの復元作業は終わりませんね。時間がかかるのです。それでは…本日はこの辺で…。

来週じゃないな。今週はBBタワーの切り返しやフリューの行方…5G関連の出来やZOZOの動きなど…は注目されます。しかし…メルカリは良く上がりましたね。3000円の公募を上回り…3145円ですよ。やはりあの時の1800円台の買いは正解でした。一度は、カタル君は買っているのです。でも追証の嵐に負けました。

皆さんも、このレポートを活用して下さいね。活用の仕方次第では…玉手箱なのです。それでは…また明日。



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