10/9

かたる:いや…驚きました。想定外はSUMCOの下落です。1520円は鉄板だと考えていました。でも安値を付けた9月13日からの戻りが鈍く…一番駄目な部類だったのです。故に、ここでの下値割れも仕方がないのかもしれません。なにしろ中国との問題も激化しています。

それにしてもNYダウは良く耐えました。実質的にはSP500も、ナスダックも安いので続落なのでしょう。しかし曲がりなりにも…プラス圏への復帰は、やはり名目経済を長く続けている国です。

この9月SQからの戻りは指数が先行しています。個別株は下値圏での揉み合いです。この時期…なかなか他に広がらず、グジュグジュとするのは仕方ないのでしょう。カタルは前から11月にならないと本格的な上昇には至らないのだろうと思っていました。

この11月は9月の数字が明らかになります。加えて輸出企業の多くは為替水準を105円に設定しており、この間、ずっと円安なので、多くの企業が増額修正をします。ただ貿易摩擦が激化しているので通期の数字を引き上げる所は少ないのかもしれません。でも為替の設定を105円から110円にするのでしょう。だから普通は通期も増額です。

一方、カタルは日本がようやく動き出すとした…トヨタの動きに連動するのが、三菱UFJの株価です。本日は全体安の中で740円までありプラス圏です。SUMCOは新安値で126円安の1501円です。この違いを実感すべきです。でも同じグループの…これで3日連続、投げさせられているケネディクスは、マイナス圏の618円です。今月の期日分は僅かな損失でしたが、来月分は700円台の買いもあるのです。損失が膨らみます。トホホ…。

でもカタルは邦銀株が強いと…持ち株はないのですが、何故か、嬉しいですね。根っからの古い人間の為か、経済は実体経済と金融経済の二つのエンジンがちゃんと動かないと駄目だと考えているからでしょう。どの国も金融力が栄える国が、必ず良くなります。お金が経済を支えます。あの時に鉄板だと考え…カタルが熱を入れ買った株価が720円台です。この水準は、僅かながらも上回ります。故にかなり強い動きです。

ソニーの日足推移

株式はいつもそうですが、強いものが良くなった時も、最初に新高値に踊り出すのです。此処ではソニーの動きを、参考にすると良いのでしょう。カタルは証券マン向けに、秋以降の年末年始はソニーの沈潜具合で…店の水揚げは変わると述べました。

かたるが取り上げた古河電工もSUMCOも、ソニーには敵いません。この進化論を述べるのは、来年になってからの方が良かったのかもしれません。あらら古河電工の3500円も、今買えました。本日も3本買っています。金曜日に無理して買うべきではなかったですね。あの日の買いは、余分でした。本日からの参戦でした。まぁ良いか…。

ほぉほぉ~。今、ボードを観たらカタルが注目しているNPCもピクセラも高いのです。仕手系の株ですが…これなら東邦チタンの方が、ずっと筋は良いのです。カタルは期日分の一部を除き…他は利食いでした。故に金曜日と本日は買い直しました。通常、期日を迎え、利食いなんて、あり得ない現象です。本日は寄り値の1384円から買っていますが…何処まで買えるのか?

しかし貧乏人なので、早く株が上がらないと駄目なのです。もっと懐が深くなると、相場も面白くなります。半年か1年程度、下げ相場が続いても買い続けられる資金量が欲しいものです。そうすれば…僅かな上下にも悠然として構えてられます。その水準まで行けば、少数派の成功者の仲間の端っこに、加わることが出来るかも知れません。僅か…1週間や2週間の下げで、追証などに追い込まれる状態じゃ…まさにトホホの人生です。

でも多くの読者は、カタル同様に、アチャチャ…と思っていると思います。でも株の下げを喜ぶ人種も居ます。もっと下げろ!と金持ちは、思うのでしょう。

カタルの前にいた会社の社長は、名古屋支店長時代、近藤紡の担当だったとか…。近藤紡は空売り専門だったようです。株でやられても平気な顔で「良いのだよ。他の資産が上がっているから」と悠然と構えていたとか…。彼は株式を自分の資産構成のヘッジに利用していたらしいのです。社長が大損をして謝りに行ったら、暢気に構えていたそうです。本当かどうか、伝聞なので分かりませんが…。

カタルは、いつも思うのです。人間の感情はみんな同じでしょうが…人間は自己中心的な考え方で行動します。自分が世界の中心にいて、自分を中心として世の中の仕組みが回っていると考えます。でも失恋をすれば分かりますが…世の中は、上手く行きません。むしろそれが当たり前です。だから利食いは出来る時にすればいいのです。

カタルが本日買っている銘柄は、先日、僅かな利幅で利食いした株ばかりです。東邦チタンなんか…損切りもしているのです。でも結果論で言えば、損切りは必要なく…全て利食いだったのです。その為に、慌てて1400円より上の株価位置で金曜日は買い直しました。今なら1350円で買えるのに…まさにトホホです。

こんな具合で自分の考えなんか、常に、間違っていると思った方が良いのでしょう。故に利食い出来るなら、段階的に利食いをすべきです。でもまさか1520円を割れるとは…このラインが一番弱いですね。でも…ね。小野薬もそうですが…もうあの株価から1000円近くも上の位置です。あの時は…苦しみました。打診買いをしてから…半年以上、待ったのかな?

カタルは古河電工、SUMCOの順番と述べています。古河電工の8月の安値は3440円、9月は3480円ですね。そうして本日は3490円まであります。どうなるか分かりませんが、底を打っていると思いますが…実態はどうなのでしょう。

今日は10月9日です。まぁ、1週間か、2週間程度のものでしょう。仮にそのラインで止まらなかったら…、カタルは既存のシナリオを変更せざる得ません。でもソニーは、あらら…やはり戻っていますね。今は僅か7円安です。やはり…ね。東芝は25円安ですね。此方も強いですね。やはり東邦チタンを、もう少し買っておくか…。(考え方のプロセスを敢えて披露しています。)株式投資と言うのは、こう言う連想で行動するわけです。

それでは…有言実行が信条のカタル君、後場寄りに東邦チタンを、カタルはもう1000株だけ…皆さんと一緒に買います。

昨日のWBSの落合陽一氏が登場していました。初めて知ったのですが面白い男ですね。あの生意気そうな態度も…なかなかです。彼は31歳だとそうです。カタルが上京したのが33歳かな? 似た時期です。あの頃は挫折を知らずに、カタルも強気に構えていました。でもこのような若者がこれからの日本を支えます。

彼もなかなかです。カタル同様に少子高齢化はチャンスと捉えており、ロボットの導入がスムーズに働くと述べていました。概ね、彼の主張は正しく感じました。何より前澤さん同様に…ポジティブな発想が良いですね。株式市場でネガティブな発想は頂けません。下がったと言っても…今の株価は4日連続の291円安の23479円です。まだ22750円より上に株価は位置しているのです。分かりますか? この意味が…。

三菱UFJは、流石にマイナス圏に沈んでいますが…もう日本経済は名目時代の足音が聞こえています。様々な事象が、その事を裏付けています。ようやく全国平均でも地価はプラスになり…下地は整ってきました。なにしろ、あのトヨタが動き始めています。続く舞台は、やはり…東芝かな?

まぁ各人が、それぞれ好きなものをやれば良いです。おそらくこの10月のこの下げが、最後の買い場だろう思っています。ネゲティブな発想に負けず…。粛々と行動あるのみです。頑張れ!日本株、昔は日本株だけが独歩高を続けNYダウは長い期間低迷を続けていました。カタルが、この世界に入った時分はそうでした。

そろそろ日本の経営者も目覚めて欲しいものです。その先陣が東芝じゃないか…と勝手な推測をしています。それでは…また明日。



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