6/7

かたる:本日の日経新聞には「騰落レシオ」の話しが載っていました。基本的には減数の関係があるので、一概に120を超えたから…高値圏だとか言えません。自分で、過去10年以上の分を追ってみると分かります。25日前が閑散相場だと…当然のことですが、急激に騰落レシオは上昇します。今度は高い値上がり数が減る順番になるので、通常は急激に…此処から騰落レシオは下がります。しかし高止まりする場合は、相当、活況相場だと言う事です。4月後半は値上がり銘柄数が多く1500銘柄を超える日が多かったのです。その分が外れますから、今度は、通常なら…騰落レシオは、ドンドン下がります。

騰落レシオと日経平均株価の推移

米国の国債金利は下がり2.149%だそうです。これが「イエレン・コナンドラム」です。通常、金融規制克服論が流れており、景気は好調なので、財政出動や減税と言った景気刺激策は現状では必要ないと思われます。故にFRBは利上げと「テーパリング」(量的緩和からの脱出=資金の引上げ)を選択している訳です。

ところが…インフレ率は低いままで推移しており、金利が上がる筈なのに…なかなか上がりません。これがイエレン・コナンドラムと呼ばれる理由です。インフレ率が、なかなか上昇しないのです。カタルは、未だに…金融規制の影響を疑っています。だからトランプ氏には、金融規制の解除(緩和)を期待しています。

でもここで新しい解釈が生まれています。低インフレなので低金利が続き、株高を支えると言うものです。武者さんなどが、述べている説ですね。あるいは…カタルが考えているのは、スマートコミュニティーが効率化を生み、物価の上昇を抑えている…とも考えられます。この説は意外に…明確な形で現状を説明しているかもしれません。

アマゾンやグーグル株が1000ドル台に乗ったことなども…この説なら頷けます。FRBは物価が上昇しないのなら、何も、金利を上げる必要性はありません。でもテーパリングは行われますよ。故に、市場に出回るお金は減りますから、何れ、需給バランスから物価高になり、金利は上がる可能性が高いのです。つまり「イエレン・コナンドラム」は、「時間の後ずれ」に過ぎないのかも知れません。

この好環境を活かし、一気にスマート化競争が世界中で起ります。本日の日経新聞の5G戦略も、その流れです。IoTと言えば…「ユビキタス」(3858)の登場です。もともと村田製作が最初に製品化したのが「WiFiモジュール」です。任天堂が最初に採用し、ユビキタスの上場を後押ししました。それを村田が引き継いだのです。AIスピーカーの登場は、IoTを、一気に加速化させる原動力になります。故に…ここに来てユビキタスが動意づいたとも考えられます。何もQBの世界販売の加速だけが、材料ではないかもしれません。業績の向上も確約されており、人気化し易い場面が、これから到来します。

このスマートコミュニティーと言うのは、実に多彩ですね。データサイエンスの「クロスマーケティング」が、市場から格上げ認識されると…、一気に4ケタ相場に突入します。でも買いにくいですね。何しろカタルは、既に卒業宣言をしています。でもVテクも、一度、卒業宣言を出したのです。あれは5000円台に乗った時だったかな?

そうしてスケールアップしたので、再び1万乗せの場面で、手掛けましたが…今では2万円台で、株価が推移しています。クロスマーケティングも…その可能性があります。市場の認識が変わると、株価評価が、大きく変化するのです。仕掛け人は、皆…その事を狙っています。でも相場を大きく立ち上げるのは…なかなか難しいのです。認識を変えると言う事は…難しいのです。でも、この銘柄は明らかに、仕掛け人が関与しており、玉が吸い上がっている動きです。

逆にユビキタスやクラウドワークスは、仕掛け人が、現在の所は不在のようです。故に…ゆっくりとした値動きですね。仕掛け人が関与しているケネディクスは、調整が2週目に入りました。25日線にタッチしています。でも75日線との…かい離は、依然、大きいままです。

クロスマーケティングが買いにくい理由は、ほとんど調整をしてないからです。乖離が高いまま…上昇を続けています。此処で大きく持ち上げると…一気に仕手化する筈です。日経新聞がビックデータ関連を取り上げており、人気化しやすいのです。

「スイート・スポット」の流れも存在し…相場の本命路線は此方です。本日も海外投資家は、この路線で買いを入れているのでしょう。ケネディクスも出来高が落ち始め、調整の終盤化が見え始めています。もう一段のダメ押しを入れてから上がるのか…。このまま調整を終了させ、相場が再スタートするのか…。この辺りの判断は難しいのです。

500円割れもあり得ますし…ないかも知れません。なかなか追加の玉が拾えません。カタルは、本日も買っていますが…本当はもっと下値を買いたかったのです。でも早いパターンだとすれば…そろそろ、次のステップに突入するかもしれません。難しいでしょう。相場の時間を読むのは…。

銘柄の動きを見て、時代の流れを合わせて、相場の整合性を探る訳です。時代との整合性がない株は、仮に相場になったとしても…長続きがしません。仕掛け人が大成功するかどうかは…やはり時代性を、考えないと駄目ですね。こんな事を書いていたら、クロスマーケティングは927円まで来ましたね。本日は「グリー」も髙いですね。カタルは変化率の関係から、上昇が鈍いと判断して見送りました。せいぜい4ケタの株だろうと思っていたのです。まもなく…その水準になります。

お金があれば…沢山の実験を継続させることが出来ますが…、お金がないと銘柄を絞るしかありません。だから貧乏人は困ります。幅広い選択肢がある場面なのです。どれも関与してみたいのですが、自己資金は乏しく、どれに投資をしたら良いか…。今年は集中投資をテーマにしていますが…なかなか絞れません。

皆さんは、どれを選択するのか?まぁ、自分好みの株式を選択して、取り組めばいいのでしょう。それでは…また明日。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

IRNET

本サイトは、「今日の市況」(月~金)、「株式教室」(土)、「コラム」(日、祝)をほぼ毎日発信しています。

2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

過去のIRNET

広告

株式投資関連の本



連絡先

kataru at irnet.co.jp
(at をアットマークに変えて送ってください。)