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かたる:あれ? 日経新聞の当座預金の解説を読むと…カタルの解釈と違うようですね。どちらが正しいのでしょう。日経は、意図的に当座預金残高の210兆円に付けている付利金利0.1%分は、変わらないように書かれていますが、カタルはいつでも適用範囲が広がると…考えています。当面は資金移動の弊害が大きいから、0.1%の付利金利を適用するが…次の政策手段では、暫時、引き下げもあり得ると…カタルは解釈していました。更に、これからの量的緩和分を当座預金に預けると…その多くはマイナス金利の適用になると思っていましたが、日経新聞の解説では、ゼロ金利扱いでしたね。どちらが正しいのかな?

日銀は、このような混乱が市場にあることを踏まえ、適切な説明責任が生じますね。丁寧な説明が必要だろうと思います。そうして当座預金の区分残高を、適時、発表すべきですね。基本の政策はマネーストックを伸ばす事にある訳で…、これまでは量的緩和の大半がマネタリーベースと言うインターバンク市場に眠っていたので…、その眠れる獅子を起こす為の政策だと…考えています。これは…効きますよ。間違いなく日本経済は、「流動性の罠」から抜け出ると思います。問題は…スピードです。しかし仮に早くても…実社会に影響が出るのは、通常は「半年後」程度、先の話です。政策実行で…直ぐに効果は出ません。つまり参議院選挙に照準を合わせた政策なのでしょう。

どちらにしても…この進展スピードが、こらから問題になる訳です。故に、昨日の解説したように、為替動向や、リート市場の動向が注目されます。昨日も不動産関連株はマイナス圏でしたが、陽線が多かったようです。三菱地所は2.90%、三井不動は1.17%、住友不動は0.33%と言うぐらいですね。225銘柄の内、52銘柄しか…陽線はありませんでした。他は全滅でしたね。

何故、このような混乱が、起っているのでしょう。基本は、オバマ大統領の清貧思想にありますが…NY市場も戸惑っている様に感じています。色んな時間推移が流れており、意見が対立している為ですね。でもNY市場のチャートを見ると…悪くないですね。直ぐに上昇を開始するとは…言い切れませんが、峠を越え、悪くても揉み合いか、良ければ…目先は、上昇局面に見えます。つまり産油国などのソブリンファンドの売りも峠を越え、新しい展開に入ってきたように感じています。

事実、日本市場も、結構、買いでも儲かるようになってきました。先日、買ったアコムはいったん利食いをしましたが、503円買いの623円売りを実行しました。JTECもそうですね。結構、2割程度なら…利食い出来る銘柄が出ています。問題は市場心理を悪くしている邦銀株の下落です。ただ出来高推移をみると…買いたい欲望が、ドンドン膨らんでいます。先日193円台で、みずほを打診買いしましたが…もっと下がれば、目先も面白いですね。何しろ…配当利回りが良いのです。まもなく3月期末を迎えます。

今日は朝一番で…宅急便屋さんが来てチョコを運んできました。知り合いが作ってくれたチョコで…非常に美味しいのです。彼女は代官山の「イル.プル-・シェル・ラ・セーヌ」で、昔、お勉強をして、ケーキ屋さんをやっていました。でも材料費が高く、商品価格も高額なのですね。でも…とっても美味しいのです。たぶん1個300~500円くらいかな? チョコ好きなカタル君は楽しみです。最近は色んなチョコがあるようで…なかなか入手が困難なものもあるとか…。カカオ豆に拘っていると言いますね。これで持ち株が上がれば…バン・バンザイですが…果たして、どうなのでしょう。

昨日買い増ししたシャープが買値を上回って来ましたね。141円を付けました。ロイター通信の報道によれば…なんでもシンガポールに拠点を置く投資ファンド「エフィッシモ・キャピタル・マネジメント」が1月27日付けで、情報開示の充実を要請したと報じられています。既に4%のシャープ株を保有しているそうです。カタルと同じ行動を選択したのでしょう。ホンハイが経営権を握るなら、株価1000円も夢ではありませんからね。革新機構なら間違いなく、バラバラに分解されます。このように…3月末に掛け、これから揉めますね。選択肢は既存の株主にある訳です。銀行団でも経営者でも、ましては官僚筋の革新機構にある訳ではありません。面白くなってきましたね。ただし…博打ですからね。気を付けてくださいね。資金切れショートで…時間切れもあり得ます。

もともと市場原理とは何か?…と言う問ですね。政策も市場が決めるわけです。米国を見ていると、分かると思います。グロス時間からサマーズ、ダリオ時間と…色んな時間推移がありますからね。どれを選択するかで、我々の未来が変わるのです。日本は馬鹿な選択をし続けてきたために…世界が順調に伸びている時に、失われた時間を過ごしたわけです。村論理の為ですね。小泉進次郎が、敢えて農林中央金庫の存在に噛み付いたと言います。彼の論理は当たり前です。おかしいのは…このような村論理が、至る所に残っていることですね。箸の上げ下ろしまで指導されている訳です。

マイナス金利適応もそうですね。誰かが先陣を切って、勇気を持って、当座預金を崩して外貨預金やリートにお金を振り向けねばなりません。とくに融資先がない地銀です。これを出来る人が、ファストリやソフトバンクのように…これから活躍できる世界に進める人ですね。その他大勢は、みんなの動向を見て…自分の行動を決める付和雷同の赤信号組です。喩え、赤信号でも…みんなで渡れば怖くないと言う村論理意識です。故に「失われた時代」になり、「流動性に罠」から、なかなか抜け出せないのです。何故、金利の無い預金をするのでしょう。みずほ株を買えば…3%に回るのです。みずほに預金を預けるより、ずっと、良い筈です。このような単純なイールドスプレッドと言う概念の裁定取引が、一体、いつになったら起るのでしょう。

シャープ問題は、同じ土壌にある一つの試金石ですね。読者が、先ず倒産しても良いから、1000株だけ現物で買う事です。それが…新しい世界の行動だろうと信じています。そうして株主として、シャープに対し、シンガポールの投資ファンドと同じように…IRに、抗議のメールを送りましょうね。株主代表訴訟も辞さない…と強硬姿勢を貫けばいいのです。市場原理とは、こういう事を言います。

ようやく、マイナスだった銀行株が、プラス転換してきましたね。カタルは、いくつかの選択肢を、事前に述べています。今日は高橋カーテンウォールに大量の買いが集まっているようですね。でもストップ高と言っても…まだ755円ですからね。最後は、やはり業績がものを言います。今日も、いろんな銘柄を買いました。実は本当に上昇を開始すると考えています。ようやく…霧が晴れつつあるかな?って…思っています。

でもオフショア市場では、再び「元の売り」仕掛けが始まっていると言いますね。カタルは、ソロス達は、市場の支持は得られないと思っていますが…果たしてどうなのでしょう。みんな市場が決めることなのです。今回のマイナス金利適用は、目先、評判が悪いようですが…カタルは「焦点を突いた政策」の実行だと思っています。

これで、眠っていた資金が動くと…本当に考えています。日銀を馬鹿にしては駄目ですね。なんだって、どんな事だって出来るから、日銀は昔からラストリゾートと呼ばれています。何故、政策に逆らう行動をとるのか、不思議ですね。馬鹿が、銀行を売るのです。絶対に買い場でしょう。それでは…また明日。



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