04/23

かたる株を知らない素人の参戦がITバブルから増え、売買手法が完全に変わったイメージですね。あの時の光通信、ソフトバンク、ソニーなどは異常な値動きで…昔を知る証券マンは呆れるばかり…、時代が変わったと言う印象を持ったものです。カタルは、以前から熱心なソフトバンク応援派でした。ソフトバンクがパラソル戦略を展開して以来ですから…それまで電話回線を使ってネットを使い、切っては…繋ぎを、繰り返した日々からみると格段の違いで、一気にネット環境が改善されました。故に、ずっと以前からソフトバンクの支持派でした。でもそのカタル君もソフトバンク株が1万円を超えると、流石に呆れる展開で…とうとう空売りはしませんでしたが、何故、これほどの株価が付くのか…理由がわからずに戸惑うばかりでした。しかしその後も株価は高騰を続け…翌年2月まで、株価は棒上げ状態でした。確か…年末にはソニーが連続のストップ高をするのでしたね。

つまりネット世代は日計りが中心で、株価が動けば、内容などは関係ない訳です。その日、どう株価が動くか…それだけが、彼ら目先筋の関心です。今でもそうですね。昨日のTICK回数トップは三菱UFJですが…2位は「アクロディア」と言う会社です。上場維持さえも危ない倒産寸前の会社です。利益余剰金は5412百万円の赤字で累積損失が多く、万年赤字の会社です。総資産は12億19百万、自己資本は2億29百万しかありません。逆に有利子負債は5億38百万で売り上げは24億50百万予想です。どうして、時価総額が200億円もあるのでしょう。全く理解できません。

じゃ、007はどうなの?

確かに、赤字で売り上げは10億に満たないし…でも利益余剰金は1億93百万あり、自己資本は14億24百万円あります。それに、この会社は無借金ですね。確かに時価総額が91億円の評価は、かなりの成長を見込んでいます。逆に利益が計上できなくて、毎年1億円ずつ赤字を計上しても、15年程度は持ちますね。しかも組立ソフトの分野は、薬と同じで、営業利益率は高く、内容が大きく変わる可能性を秘めています。アクロディアだってゲームだから、当たればでかいよ。と言われるかもしれませんが…ゲームの利益評価は魔物ですね。グリーやDeNAを見れば分かります。

おそらく上場維持の為に、昨年、第三者割当と新株予約権を発行しており、これを転換させる必要性があったのでしょう。僕はゲームに詳しくないけれど…どう考えても作為的な手法に見えますね。昔、公募株をあげるので、市場で新たに株を買って欲しい…と、抱き合わせ販売をしたことを思い出します。当時の公募株は人気で、確実に儲かるものでした。そんな手口を、このオプションを見て思い出しましたね。151円が1000円以上に化けるのです。それなら、株価が高値でも、市場で買う人が居ますね。窺った見方ですが…世の中、色んなマジックがあります。やはり論理的な背景も必要ですね。

じゃ、お前の薦めるJ・TECを、論理的に説明しろ?…と問われますね。確かに時価総額623億円は、現状の売り上げが13億円に乗るかどうかですから…高い評価です。でもね。再生医療は医薬業界の常識を変える臓器製造の夢があるのですね。IPSを使った人工臓器製造はスパコンの発展もあり、一気に時間概念を変えています。これまで最低で薬の開発には10年以上かかりました。それが2年で認可される時代で、時間概念が5倍になります。クスリは丸儲けですから13億円の5倍が利益だとして65億円ですね。PERが10倍として650億円ですね。だいたい現状の市場評価は、正しい認識とも言えます。今度、売り上げが20億円予想ですから、5倍で100億円ですから株価は時価総額1000億円時代だと…カタルは認識しています。つまり、それほど政策支援は大きな材料だと言う事です。故に、カタルはJ・TECの妥当株価は2500円程度かな…と考えていますね。

もし適用範囲が修正されると…一気に市場規模が拡大します。

ジェイスという人工皮膚の適用条件は…

1、自家植皮のための恵皮面積が確保できない重篤な広範囲熱傷で、かつ、受傷面積として深達性Ⅱ度熱傷創及びⅢ度熱傷創の合計面積が体表面積の30%以上の熱傷の場合であって、創閉鎖を目的として使用した場合に、一連につき20枚を限度として算定する。

2、深達性Ⅱ度熱傷創への使用は、Ⅲ度熱傷と深達性Ⅱ度熱傷が混在し、分けて治療することが困難な場合に限る。

3、凍結保存皮膚を用いた皮膚移植術を行うことが可能であって、広範囲熱傷特定集中治療室管理料の施設基準の届出を行っている保険医療機関において実施すること。

4、ヒト自家移植組織を使用した患者については、診療報酬請求に当たって、診療報酬明細書に症状詳記を添付する。

…と、使用に当たっては大きな制約があります。カタルが昨日、ストップ高が連続する可能性も否定できないと言いましたが、10年を2年に縮める以上、充分な治験が実施されていませんから、厚生労働省も最初は、非常に保守的な対応なのでしょう。何しろお役人様です。でも…ね。そろそろジェイスも実験事例が多くなっている訳で、薬価を下げ適用範囲を拡大させる時期に来ていると判断している訳です。そうすれば、製造ロスの無駄な比率も下がります。

何しろ、再生医療はスマートコミュニティーに代表される未来技術です。最初を切り拓く開拓者は、非常に高い評価を、市場は与えるべきですね。株価を1万円にして公募増資をさせて資金提供すれば、一気に再生医療の道は、早くなります。徒歩で歩くより自転車で、自転車よりバイクで、更に車、ジェット機で…最後はロケットです。株価を上げ資金面でフォローする事が、明日の未来を拓くことに成りますね。だからある意味で、株式投資は社会貢献の面もあります。カタルが高い評価を与えるのには…それなりの理由があるのです。

Vテクって、カタルが久しぶりに…心が動き、高値でも買い乗せを継続した株です。これって貸借銘柄なのかな? 空売りが出来るのでしょうか? 実は、今日も売ったのですが…もう売りは、封印ですね。あとの手持ちは、しばらく様子を見ようと思っています。実はカタル君、3Qまで赤字で、いきなり100円台の利益が出るとは…とても信じられないのですね。こんな話が、実際にあるのかどうか…。もし本当に会社予想通りなら、株価は間違いなく5000円でしょう。良いですか、今日も株価は上がっていますが…下がる時も、信じられないほど…急激な下げになる株ですから、無理をしないでくださいね。値動きに魅せられて、爆買いをする人は、それなりの覚悟で臨んでください。ハイリスク・ハイリターンなのです。でもカタルらしい銘柄ですね。

昔からカタルは、こんな株が好みです。欠陥があるから面白いのです。カタルはそう考えています。故にシャープも高値圏ですが、久々に買いを入れましたね。これにはいくつかの理由があります。問題は相場のシナリオですね。全体が休むケースもあります。どちらに転ぶか…見えにくいですね。ようやく三菱UFJの需給バランスも変化してきたようです。野村もそんな時間概念でしょう。でもまだでしょうが…。リクルートを見ると分かりますね。新規上場株でも需給改善には、かなりの時間を要します。その点、ラオックスには驚きますね。カタルは、さくらリポートを見て、直ぐにラオックスと…あの時に連想した株価が100円台でした。この内容じゃ、いくら将来性があるとは言え、せいぜい300円程度…と思っていました。それに中国人に対する懸念もあります。でも市場は変わりましたね。公募は買いで、期日向かいの動きに変化するのでしょうか?

その期日向かいのケネディクスですが、依然、「デフレ脱却」銘柄の本命に違いありません。既に三菱UFJや野村までもが、上がり始め、潜在株価高のギャップは広がるばかりです。でもカタルも、もうすぐ期日です。高値を買った期日が来ますね。おそらく手替わりが、水面下で進んでいるのでしょう。でもカタルは上手に売り買いをしようと思っています。最近は下手糞の為にロスカットが続いたせいか、これまでの損失が多くあるので、安値で買った現物を売り、利益を出しています。昨日も売りましたね。今日は…指値売りまで届きませんでしたが…、同時に、下値でも買いを入れてあり、今日の505円が買えたかどうか…、今は分かりませんが、実際はどっちでも良く「クロス」のイメージです。カタル銘柄の中では、J・TECが黒字化してきましたが、他は、未だに赤字圏です。トホホ…ほんとうに…カタルは下手糞ですよ。

でもね。カタルは、いつでも、いくらでも儲けられると思っています。良い相場環境ですものね。低位で下値圏にある株は、例えば合同鉄鋼ですが、上がるのは…何時になるか分からないが、いつか必ず上がりますね。定期預金をしたつもりで、1年か2年、待つつもりなら、先ずは打診買いを入れて動きを見ればいいのですね。何も、株の高値を追う必要もサラサラありません。この環境なら、毎日、IRNETを読んでくれていれば、時々、必ずヒットを出します。一応、証券マンだったから、読者の好みの銘柄を全て掲げていますね。年金ならリクルートにオリックス、三菱UFJに野村など…、個人向けならケネディクスなどのカタル銘柄などですね。

丹念に読んでいれば…Vテクのような銘柄も、時々、当たりますよ。待たない…すぐ上がる株も中にはありますね。証券マン時代なら、いろんな銘柄を見ていたけれど…所詮、カタルの資金量は限られてい居り、銘柄開発は…そんなに商売ではありませんからね。ケネディクスだけでも充分です。3年程度、待てば…その内、大台を二つも三つも変えています。4ケタ以下は、何時でも買い場。そんな時代感覚です。J・TECは、かなり上昇波動が鮮明になり始めていますが、007は、まだですね。多くの人は株価が高くなると買いますが、素質のある株は限られており、下値を買って寝かしておくことです。

誰も株価の先は分かりません。故にいつでも現引きできるようにして臨み、一度に売り買いをしないことです。上手に買う事も売ることも出来ませんね。分散すれば、それだけリスクが減るのは道理です。株なんて、上がっても良いし、下がっても良いのです。どちらに転んでも…良いようにポジションを組むことですね。そうして自分自身の力量を、先ずは知ることです。よく株での儲けは自分の判断で、失敗は他人のせいにする輩がいます。他人を批判するより、自己分析を良くすべきでしょう。カタルも良く反省を繰り返しています。でも本文で書いてあるようにカタルは公明正大です。619円を抜いたので、あの時は売りではなく、買い乗せをしてカタルの今年の成果は、今一ですね。でも反省はしていますが、今でも、あの判断は正しいと思っています。何れ証明されるでしょう。

何しろ、カタル君、2008年に薦めた800円割れの三菱UFJの推奨も正しかったと思っている口なのです。500円割れは、天世の買い場…とセールスをしていたのです。時間のズレは、かなり大きいですね。オリックスもそうですよ。あの時、外人がバカバカ売り、1万円を割れたら、買いだろうと思っていたのです。それなのに…、なんと2000円を割れるのですよ。今まで持っていれば10倍ですね。小手川君は非常に良いセンスをしていますね。彼に、この時間概念が理解できるようになれば、バフェットを超えることが出来るかもしれません。期待しています。日本にも本物の投資家が育って欲しいと願っています。それでは、また明日。



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